11/07/29 13:11:27.78 9l18TL9A0
十数年前、少年サッカーチームの夏合宿で静岡県磐田の古い旅館に泊まったとき、小僧らにせがまれて
大きな広間で怪談めいた話をした。
その広間には犬養毅の揮毫があったので、50年以上も前の5・15事件のあらましと、「話せばわかる」の
犬養の死に際の様子をウロ覚えのままオドロオドロしく話し、「書にはその人の魂が宿る、というよね。
みんなの中にも、この部屋に入ってすぐに何か重い、息苦しい感じがした人もいると思う」と前置きして、
戦争に狂奔する軍部の若手を抑えられず、非業の死をとげた大政治家の無念の思いがうめき声となって
いまこうしている間にも、ほら・・・遠くから声が・・・聞こえるような気がしないか?、みたいな感じで。(笑)
でも小僧さんたち、けっこうしんと静まり返って聞いてくれたよ。