11/07/02 21:53:10.43 InDngvdq0
今はもう聞こえないそうです。
しかし、そも声の女がどこかに居るのではないか、来るのではないかと不安になり、
家からも、部屋からも出られないそうです。
窓のカーテンを開けたら、窓の外に居るような気がして、カーテンも開けられないそうです。
私はBに聞いてみました。
あの時、曇りガラスに張り付いていた女のことを覚えているかどうかを。
しかしBはもう覚えていないと言っていました。
そして物凄くおびえたような声で、その女の顔がどんな顔か聞いてきます。
短い髪で、前髪を真ん中から分けた女。
その特徴を教えると、Bは大声をだして、大暴れしだしました。
もうそこに私とAは居られません。
急いで出て行き階段を下りようとしたを見ると、Bのお父さんが不安そうな顔でこちらを見ていました。