11/06/24 07:02:01.05 ArVt6ytk0
>>598
茨城・精米業一家9人殺人事件
-経緯-
昭和29年10月11日午前5時頃、茨城県鹿島郡徳宿村(現・鉾田町)の農業兼精米業の大沼豊房さん(当時42歳)方から出火。住宅や納屋などが全焼し焼け跡から主人の豊房さん、妻のとめさん、長男の豊中さんら一家9人が焼死体で発見された。
警察は、失火原因が掴めない事や焼死体に不審な点があるとして9人の死体を司法解剖へ回した。
解剖の結果、全員の遺体に青酸反応が認められ、毒殺後に放火したことが判明した。更に、犯行現場である大沼方の井戸から小型の薬瓶と注射器が発見された。この結果、茨城県警は「一家9人殺人事件」として捜査本部を設置。捜査を開始した。
捜査班は近所の聞き込み調査で、事件前日の10日、保健所の者だと名乗る白衣の男が大沼家の調査をしていたことが判明。この男は、大沼家の財産・資産、家族構成を聞きまわっていた。
また、大沼家の自転車が乗り捨ててあった場所から、犯人の物と思われる名前入りのワイシャツを発見。
さらに大沼家から盗んだと思われるオーバコートを友人に売っていた男がいることを突き止めた。