11/05/26 20:04:59.94 eyYw6u020
>>158の続き
そのまま這うようにその場を離れると、起き上がり全力で走り出した。
この時、俺は背後を振り向き何かを見た、それは間違いない。
そしてそれに今まで感じた事の無いような恐怖心を感じたのも間違いが無い
のだが、今思い返してもなぜか何を見たのかが思い出せない、これを読んでいる
人はおかしいと思うのだろうが、そうとしか言いようが無い。
「何か恐ろしいものを見た」という記憶しかなかった。
たぶん1km以上は走ったんじゃないかと思う。
ポケットに入れていた携帯が突然鳴った、どうやら携帯の繋がるところまで
下りてきていたようだ。
電話に出るとそれはAだった。
電話越しにCの声もする。
Aが
「おい、大丈夫か?今どこにいる?」
と、かなり心配しているようだ。
俺はとりあえず無事な事と広い道にでている事を伝えると
「Bはどうなった?無事なのか?」
と聞いた。
続く