11/05/03 11:28:32.71 1AoJldva0
【中国】広州輸出入交易会「原材料が中国産だと売れない」、食の安全問題が輸出業者を直撃―広東省[05/03]
1 :なつあかねφ ★:2011/05/03(火) 11:14:41.90 ID:???
2011年5月1日、中国広東省広州市で、第109回中国輸出入商品交易会(広州交易会)の第三期
が開幕した。今期は食品、医薬・保健、アパレルの各ブースで商品の展示が行われる。2日付
で南方日報が伝えた。
広州交易会は世界各国からバイヤーが買い付けにやって来る中国最大の国際見本市。各メーカー
とも自社製品の売り込みに精を出す中、どうにも影が薄いのが食品ブースだ。中国では今年も
早々に、消費期限切れのマントウ(蒸しパン)を着色した「染色マントウ」事件、違法薬物の
「痩肉精(塩酸クレンブテロール)」が食肉に混入していた事件、ブタ肉を牛肉に見せかける
ための複合食品添加物「牛肉膏」事件など食の安全を脅かす事件が続発しており、食品の輸出
業者にとっては頭が痛いところ。
広東展翠食品股[イ分]有限公司の陳樹喜(チェン・シューシー)社長は「商売がどんどんやり
づらくなる」とぼやく。同社はミルクキャンディも扱っているが、「メラミンに汚染された粉
ミルクの事件以降、海外のバイヤーは厳しい表情で『原料乳はどこのものか?』と聞いてくる」。
こうした懸念を払しょくしようと、同社では原料乳をすべてニュージーランド産にした。「も
ともと薄利多売のためコスト増は厳しいが、こうしないと信用してもらえない」という。
「毒入りの米、リサイクル食用油(地溝油)、染色マントウなどは無名の小規模業者によるも
のだが、名の通った上場企業が絡んだ事件は影響が大きい」と語るのは、中国最大の食品会社・
中糧集団品質管理部の呉朋(ウー・ポン)氏。同社では農場から食卓に至るまで徹底した安全
管理を行っているという。(翻訳・編集/NN)
レコードチャイナ 2011/05/03
URLリンク(www.recordchina.co.jp)