10/12/11 23:05:05 /qylbIod0
>>176
殺生を避けるというよりも自然という考え方かな。
肉食動物は穢れていて草食動物は穢れていないと考えるのは変だと思うんです。
それぞれの性(サガ)があるだけだと思うんです。
自然(しぜん)という言葉が人間と分けて考えられるように
なったのは西洋の考え方が入ってきた文明開化以降です。
それまでは自然(じねん)と言って天地人、つまり人も含めた森羅万象の事でした。
ワタシたちはそもそも自然と一つだったのです。
そして登山家が山で死ぬ時山を恨んだりしません。
登山家の植村直己さんが山で亡くなった時も家族は大好きな山で死んだのだから
本人も本望だったでしょうと語っていました。
自然現象で死んだ時に自然を恨む人は中々いないと思います。
古代の人が動物に食い殺されたとして、その動物を恨みはしないと思うのです。
そういう事を考えた時に食べられる為に殺された動物が恨みを持つとは思えないのです。
当然感謝の気持ちは忘れてはいけないのですが。