ち… 皿が止まらない…  at OCCULT
  ち… 皿が止まらない…   - 暇つぶし2ch164:本当にあった怖い名無し
10/12/01 16:43:35 Mj9Khx6Y0
「夫婦げんかで破壊したモノ」より

 ある日「鍋をするからおいで」と言われ、皆で先輩のお宅にお邪魔した。
何故か夫婦喧嘩をしていて、別の先輩がドアを開けたら、皿や炊飯器が空中を舞っていた。
しかも、投げられた炊飯器で窓ガラスが割れた。
っという訳で、夫婦喧嘩で破壊したモノはありませんか?

・うちはレコードプレイヤーとレコード2枚。
100均の皿はもう何枚も割った。夫婦喧嘩したことによるイライラのせい。

・大きい鏡。血が出てケロイドになっちゃった。

・石油ストーブ。火がついたまま投げつけられた。
もちろんストーブは大破。もちろんもちろん離婚しました。

・壁、リモコン、皿かなあ…。音がしないとスッキリしないんだよね。

・俺は料理してる時に反撃されて、自分の腹に出刃包丁がぶすりだったよ。
あれ、刺した瞬間は痛くないけど血が広がる感覚がある。
んで、意識が朦朧として嫁が喚いていた。



165:本当にあった怖い名無し
10/12/02 10:04:07 qMsBbr8c0
「ひょうごの椀貸し伝説をめぐる」より抜粋

…揖保川上流には2か所の椀貸し伝説が残っている。
宍粟市(しそうし)一の宮町の「白滝さん」と、同山崎町の「鬼面様」である。
 白滝さんは倉床川上流の「浜廻橋」近くの小さな滝のこと。
そのそばには小さいお堂がある。白滝不動尊堂である。
このお不動様にお願いすると、とても立派な御皿を貸して頂けたと言う。
昔は御講や冠婚葬祭などで、大皿に煮物を盛り合わせて饗応するのが当然だった。
だが、貧しい家には立派な大皿はない。
大皿をどうして工面すればよいだろう、と思い悩んだ者が、ここの白滝不動尊に祈り、悩みを打ち明けた。
すると、その夜の夢に白滝不動尊より「思い悩むな、皿は貸そうほどに」とお告げがあった。
半信半疑で次の朝、白滝さんに詣でると、お堂の前には立派な大皿があった。
そのものは伏し拝んで大皿を抱いて家にもどり、無事講中の法要を終えたと言う。
大皿は洗い清めて御堂に返すと、いつのまにか無くなったという。
この奇跡は噂を呼んで、方々の者が大皿を借りに来た。
ところが、不心得者が皿を割ってしまい、返さなかったためにもう二度と皿は貸して頂けなくなったそうな。


166:本当にあった怖い名無し
10/12/02 12:05:57 QEHAM8vk0
「皿貸し姫」

昔、あるお寺では沢山の御参りが遠くからも有り、器が足りなくなることがたびたびあった。
その寺の賄いをしているお坊さんは、大勢の御参りがあるというので、
足りなくなる器をどうしたら良いか悩んでいた。
寺の裏の泉で器を洗いながら、つい口にしていたと言う。
「ああ、器が足りない、どうしたら良いのだろう」
そして、いつものようにお勤めを終えて眠ると、不思議な夢を見た。
「日頃誠実に仏の道に精進したるそなたの悩み、水を通して聞きましたよ。
足りない器の数を紙に書き、泉に沈めなさい。器を貸してあげましょう」
まさかと思いながらも、お坊さんは紙に器の数を書いて沈めた。
すると翌日、人数分のお椀や皿などの器がきちんと整えられて泉の側に置いてあった。
「ああ、有りがたい」
お坊さんはその不思議な器を丁重に扱い、使い終えると綺麗に洗っては返していた。
何度となくこのように貸し借りがなされていたが、その話を聞いた他の寺からも、借りにくるようになった。
そしてある日、他の寺の坊主が借りた皿のうち一枚を誤って割ったまま、数不足のを返してしまった。
すると、一番最初に器を借りたお坊さんの夢に
「私は皿貸しの姫ですが、こたび、不調法にも皿を損ない、それを謝りもせぬという仕打ちに遭いました。
自らの過ちを詫びもしない人間には、もう器を貸すのは止めようと思います」
と、悲しげな様子で断られたという。
この皿貸し姫は、仏法に帰依された竜神の姫君であったそうな。


167:本当にあった怖い名無し
10/12/02 15:47:15 32YXlF6P0
「殺され女神」 ハイヌヴェレ神話より

インドネシア・セラム島・ヴェマーレ族の神話

 その頃、世界はまだ、青いバナナから生まれた女神にして太母なるムルア・サテネに支配されていた。
セラム島西部のヌヌサク山は、人類発祥の地であり、そこから9家族が発した。
其の9家族は、タメネ・シワ(九つの祭の踊りの広場)に移住した。
その一族の独りにアメタ(闇)という男がいた。
アメタはある日、犬を連れて狩りに出た。
犬は猪を池へ追い込んだ。
溺死した猪を吊りあげると、牙に見たことのない不思議な木の実がついていた。
その夜の夢に「それを土に埋めよ」とお告げがあった。
夢に従って埋めると、三日で成長し、ココヤシの木になった。

168:本当にあった怖い名無し
10/12/02 15:56:00 32YXlF6P0
更に三日後、花が咲いた。
アメタは酒を作ろうと思い立ち、木に登って花を切ろうとした。
だが、誤って自分の指を傷つけ、血が花に滴った。
アメタは花を切るのをあきらめた。
その三日後、花の汁と血が混じり合い、人間の顔のようなものが出来上がりかけていた。
更に三日後、胴体が出来ていた。
また更に三日後、小さな少女が完成していた。
その夜、再び夢のお告げがあった。
すなわち、「ヘビ模様の布で少女を包み、家に連れ帰って育てよ」と。


169:本当にあった怖い名無し
10/12/02 16:00:38 32YXlF6P0
アメタはお告げに従い、少女を連れ帰った。
アメタはこの少女に「ハイヌ・ヴェレ」と名付けた。
(ココヤシの枝)という意味である。
ハイヌ・ヴェレはすくすくと育ち、三日後には美しい年頃の娘となった。
しかも、ハイヌ・ヴェレの排出する便は、中国の陶磁器や銅鑼などみな高価な品々であり、父であるアメタは大金持ちとなった。

170:本当にあった怖い名無し
10/12/02 16:06:48 32YXlF6P0
 その頃、タメネ・シワで九夜ぶっ続けで行う「マロ祭」が開かれた。
マロ祭には、九家族全てが参加する習わしである。
彼らは九重の螺旋を描いて踊る。
螺旋の中央には女たちが座り、踊り手に清涼なシリ―の葉とぺテルの実を渡す慣例である。
そして、今回のマロ祭では、その役をハイヌ・ヴェレが任された。

171:本当にあった怖い名無し
10/12/02 16:12:46 32YXlF6P0
最初の晩は何事も無く終わった。
けれど、二日目の晩、ハイヌ・ヴェレは人々にシリ―の葉ではなく珊瑚を渡した。
誰もがこの綺麗な宝物を喜んで受け取った。
三日目の晩には中国の磁器の皿が。
四日目の晩にはもっと大きな時期の皿が。
五日目には大きな山刀が。
六日目には銅製の素晴らしいシリ―入れが。
七日目には金の耳環が。
八日目には美しい銅鑼が皆に分配された。

172:本当にあった怖い名無し
10/12/02 16:19:15 32YXlF6P0
こうして夜毎に宝物は高価な物になって行き、人々はだんだん気味悪く思い始めた。
そして相談した結果、彼女を殺してしまう事に決めた。
彼らは無限の宝物を持っているハイヌ・ヴェレを不気味に思い、また激しく嫉妬したのである。

九日目、最後の晩ハイヌ・ヴェレは同じように螺旋の中央に立っていた。
が、男たちはそのすぐそばに深い穴を掘っていた。


173:本当にあった怖い名無し
10/12/02 16:25:11 32YXlF6P0
踊り手の作る九重の螺旋の一番内側は、必ずレシオラ家の者が踊ることになっている。
レシオラ家の者たちはゆっくり踊りながら、だんだんハイヌ・ヴェレを穴に追い詰め、とうとう中へ突き落した。
少女の悲鳴は、マロの踊りの高い歌声にかき消された。
少女の上には土が浴びせかけられ、踊り手たちは踊りながら土を踏み固めた。
明け方、マロの祭は終わり、人々は家に戻った。


174:本当にあった怖い名無し
10/12/02 16:33:17 32YXlF6P0
朝になっても娘が帰らなかったので、アメタは異変を悟った。
彼は九つの灌木の棒の占いで、娘がタメネ・シワ広場で殺された事を突き止めた。
例のココヤシから九条の葉肋を取って広場へ行った。
葉肋を一本ずつ広場の外側から地面に挿していった。
中央を挿した時、引き抜いたそれにはハイヌ・ヴェレの血と髪の毛がこびりついていた。
アメタは娘の死体を掘り出し、それを細かく刻んであちこちに埋めた。
すると、そこから様々な種類の芋が生え、人々の主食となった。

175:本当にあった怖い名無し
10/12/02 16:42:00 32YXlF6P0
けれども、アメタはハイヌ・ヴェレの両腕だけは埋めずに、女神ムルア・サテネの所に持って行った。
アメタはハイヌ・ヴェレを殺した者を激しく呪った。
女神の怒りは凄まじかった。
女神はタメネ・シワ広場に九つの螺旋の大門を作り、自分は中央の大木の上に座り、手にハイヌ・ヴェレの両腕を持った。
「お前たちはハイヌ・ヴェレを殺したので、わたしはもう、ここに住みたくない。
私は今日、お前たちから離れる。
お前たちが人間のままで居たければ、この門をくぐって私の方へ来るがいい。
来ない者は人間以外の者になるだろう」


176:本当にあった怖い名無し
10/12/02 16:48:57 32YXlF6P0
それを聞いて人々は皆螺旋の門をくぐろうとした。
だが、誰もが通れたわけではない。
ある者は動物に、またある者は精霊に変わった。
通れた者は女神の座る大木の左右を通ったが、女神は皆をハイヌ・ヴェレの片腕で打ちすえた。
木の左側を通った者はパタリマと呼ばれる島東部の住民となった。
木の右側を通った者はパタシワと呼ばれる島西部の住民となった。
この神話を伝えるヴェマーレ族はパタシワである。


177:本当にあった怖い名無し
10/12/02 16:54:40 32YXlF6P0
女神は最後に言った。
「お別れだ。もはやお前たちは地上で私の姿を見る事は無い。
お前たちが私に会えるのは、死んだ時。
それも、辛い旅路を辿らねばならない」
 こうして女神は人間の前から姿を消し、サラフアという霊山に住んでいる。
この山に行くには八人の二トゥ精霊の住む、八つの険しい山を越えなければならないのだと言う。

参考文献 「神話の話」大林太良著 学術文庫より

178:本当にあった怖い名無し
10/12/02 20:25:32 Mt8fUC400
「頭蓋骨のスープ皿」

エドワード・ゲイン
1906年8月27日生まれ
ウィスコンシン州 プレインフィールド

ゲインはパラノイア的な信仰心を持った母親によって、
性=悪という偏った教育を受けた。
長じて広い農場に独り暮らしをする、物静かで穏やかな彼は、
近所の人にベビーシッターを良く頼まれていた。
1957年、11月、保安官が彼の家を訪れるまでは。


179:本当にあった怖い名無し
10/12/02 20:33:26 Mt8fUC400
訂正・保安官補。

保安官補は、雑貨屋の女性が行方不明になった件で、最後の客だったゲインの家を訪れたのだ。
母屋にゲインがいなかったため、保安官は薪小屋を覗いた。
そこで彼は、内臓を抜かれ、血抜きされている女性の首なし死体を発見する。
改めて母屋に戻り、ダイニングルームでは皿に盛られた心臓、被害者の頭部、
内臓等を次々発見する。
緊急配備を敷かれ、外食に出ていたゲインは即座に逮捕された。
犯行は認めたが、心神喪失状態だったと供述した。


180:本当にあった怖い名無し
10/12/02 20:34:38 uQbtU+XP0
「ほあんかんほ」
逆から読んでも「ほあんかんほ」

181:本当にあった怖い名無し
10/12/02 20:44:35 Mt8fUC400
家宅捜索でゲイン宅に踏み込んだ警察官らは我と我が目を疑った。
家の中は死体で溢れていた。
頭蓋骨で作ったスープ皿。
人骨のスプーン。
被害者の皮膚をはいで作った乳房付きチョッキ。
ベスト、カバン、ポーチ。
糸で吊り下げられた唇。
画鋲で留められた顔の皮膚。
塩漬けにされた臓器。
ゲインは墓場から死体を盗み、死姦を繰り返していた。
また、自作の乳房の付いたチョッキを着て、
自分は女性なのだという妄想にひたる楽しみも持っていた。
1957年から、ウォーパン州立精神施設に生涯収容された。
1984年、7月26日、癌により死亡。

この実在した犯罪者は、映画「羊たちの沈黙」の殺人者、
バッファロービルのモデルである。

182:本当にあった怖い名無し
10/12/02 20:47:52 Mt8fUC400
>>180
異議あり。
「ほあんかんほ」「保安官補」
逆から読んだら、「ほんかんあほ」「本官アホ」だろ?

183:本当にあった怖い名無し
10/12/02 21:14:54 uQbtU+XP0
>>182
ローマ字で書いて逆から読んでみろ。

184:本当にあった怖い名無し
10/12/02 21:27:07 Mt8fUC400
ho a n ka n a ho
なるほど、高度な回文だ。負けた…。




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