11/02/14 22:10:58 pHLYdesn0
>>465
うまく書けなかったけど、持ってきたよ。
うちは女系という話をしてくれた、明治生まれの祖母の聞かせてくれた話。
ただ、女は裏の歴史。おもての歴史は男の人のものだから、表では言わないこと、
女系にもいくつかあって少しずつ違うということを聞いてるので先に断っておくね。
※十三歳くらいの女の子に語るお話なので、そういう口調で読んでね。
『むかしむかし、七つの家があい争ってとどまるところを知らず
どうしようもなくなってしまったことがあって、そのとき
争いのそとにあって家の数に数えない八つめのうちに
七つの家の血をすべてひいている姫みこがいて
その子を王として立てたらどうかってことになったんだって。
それじゃあって言って、その娘が行っておさめたんだけど、
やっぱり男の人が女の下には付きたくないって言い出す人たちが出てしまって、
また争い始めてしまったんだって。
それで今度は、その子の弟だか甥っ子だか、同じように全ての血を引いてる
男の子のみこがあったので、その子を王様に立てることでやっと争いが収まったんだって。
このとき、「これからは争いあうことなく、みんなまるくおさまるようにするために
どうしたらいいか、ひとところで話し合って決めていこう」っていうことになって
男の人たちがみんなで話し合ったんだって。
そしたら、七つの家の人をご先祖として、みんなの血を引いた
この血筋の皇子だけが後を継げるってことに決めるならば、
他の男の人たちはもう争わないと約束したんだって。