10/12/09 11:09:36 QdipynC10
一時は多民族国家であるかのように言われ、それ故沖縄とアイヌ民族は日本人とは別の
人種であるかのような宣伝(民族分断工作)が為されてきたけど、
DNA研究の結果、本州に住む日本人、それは東北から九州に至るまで、そしてアイヌ、
沖縄も含めて1万年以上前の縄文人の直系子孫で有ることが判明した。
少なくとも世界中のどの人種民族よりも、遺伝的に近しい関係であることが分かっている。
朝鮮半島を経由して、あるいは嘗て朝鮮半島に住んでいた人が日本にやってきて定住した
ケースもあったろうが、現在の朝鮮半島に住む朝鮮族と日本人は何の遺伝的関係もない。
逆に現在の朝鮮人が朝鮮半島の中世文化として誇る高句麗や百済、新羅の担い手は
何れも歴史から消滅し、かつ現在の朝鮮人とは全く関係のない古代人たちである。
朝鮮半島から持ち込まれたというトンデモ説を未だに主張するのは論外として
東南アジアにあった古代稲作文明圏から、あるいは長江文明から伝搬したと思われていた
稲作についても、現代の日本に根付いている日本固有種とされるジャポニカ米が
1万5千年前の縄文遺跡から日本人の直系祖先である縄文人の骨と共に発見されている。
これは東南アジアにあった古代稲作文明の遺跡よりも古く、その遺跡から発見された稲の
子孫でないことも判明している。
つまり日本人は1万数千年以上前から日本列島に住み、大規模集落を形成し、既に稲作を
行っていたということになる。
既に太古に日本文化圏というものが成立していたがために、大陸や南方から数千人規模の
移民がやってきたとしても、古代ヤマト文明に吸収され、彼らの持ち込んだ技術や文化は
日本文化に融合されて行ったと言える。日本人が異文化の接収と、それを日本の文化に
融合させることに長けているのは長きに渡る日本人の特性によるものだろう。