【イエス】神秘の宝石騎士団 ⅩⅤⅢ【キリスト】at OCCULT
【イエス】神秘の宝石騎士団 ⅩⅤⅢ【キリスト】 - 暇つぶし2ch192:糖質ですが ◆/dRpTBnZTC3y
10/10/26 15:52:16 RnjpQcUV0
サロメさん。ヨーロッパの主権論について書いてみました。読んでみてください。
「主権~言葉を選ばなければ危険な用語」
主権というものは「緊急事態に機能する」ものだとされ、状況が行き詰った時に
それを打開する最高の力を意味する。そのため、その最高の力は周囲が認める
ものであって、自分から名乗ったりなどしない。
しかし、議論の沿革は実に興味深い。
フランスではブルボン王家が地域の併合を繰り返しており、広い地域を一円支配
する国家を作っていた(国家の王朝的形成)。
しかし、これはヨーロッパではフランスだけだったと言っていい。
ドイツに目を転じると、ドイツのいう名前はせいぜい文化的な単位の呼び名でしか
なく、政治的にはドイツという国家は1870年代以降までは存在しなかった。
プロイセン王国とかバイエルン王国、ハンザ同盟都市のハンブルクやブレーメン
という都市国家などがあった。バイエルン王国の国王はプロイセン王国よりも
家格の高い王がいて、ワーグナーのパトロンとして知られたルートヴィヒ2世
などもそうだ。
そんなドイツをまとめるには、国家の三要素の国民・国土・主権の「主権」の部分
を「国権」としなければならなかった。ルートヴィヒ2世はひとまずビスマルクの計略
にのってドイツ帝国を作ることに同意したものの、自分たちも主権を捨てたくはなかった。
それならば、バイエルン王国の主権はいったいどうなるのか。
これが有名な「固有権説」なのか「伝来説」なのかという議論なのだ。
バイエルンの攻撃からドイツを守るために、「自治体」と「国家」の違いをなくしてしまおう
という「固有権説」はしかし、ドイツを中世に逆戻りさせるおそれがあった。
そのため、日本でも長らく「伝来説」が通説とされた。
主権論はドイツの連邦国家論を視野に入れなければ理解できないものなのだ。


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