11/01/15 23:44:34 DystzvDa0
もうかれこれ、35年位前の話ですが(歳が判りますね!恥ずい!)
当時、生意気中学生だった頃、理科の先生から夏休みの宿題課題として
タイムトラベルが可能か不可か中学生らしい視点でレポートを書いて来い、判らん者や興味が全くない者は行ってみたい時代でもええ!とのお達しが...
秀才達は当然の様にアインシュタインの相対性理論がどうとか、光の速度がどうとか言い始めるのを聞きながら、
行ってみたい時代でもてきとーに書いておくかと思い下校の途につきました。途中でジュニア向けの四次元の世界を扱ったウサンクサイ本を買い、
それに書いてあった時間超越体験法を試してみることにした。
その方法とは自分自身が確実に明日という未来に存在しているなら、現在である今、
過去の自分自身にたいしてテレパシーを送信すれば過去の自分に届き未来の記憶になるという不可解なもので、まあ寝ながら
でも試せるのなら楽勝という軽い気持ちでやってみた。条件がいくつかあり、毎日、同じ時刻、同じ場所でとの事だった。
手始めに、不謹慎だが、ニュースで報じていた殺人事件の被害者女性の顔を繰り返し眠りに落ちる瞬間、意識して過去の自分に
テレパシーを送ってみようと思い、被害者女性の顔を改めて見て騒然となった。なぜなら、一ヶ月位前から時々夢の中に出てく
る女性だったのだ! しかも鮮明に!
へー成功してたんだと、いい気になってその日は被害者女性の顔を思いっきり頭の中で思い浮かべ、過去の自分へ送信してみた
(つもり)。寝ながらする実験にも飽き、止めた頃、自分の周りで不可解な出来事が相次いだ。目の前で巻き寿司が消えたり、家族全員、自分が外出中にもかかわらず自分を見たと言い出し、近所の人が自宅の上空
にUFOみたいな光が時々飛んでると怯えた表情で言いに来たりと...
もー怖くなって実験を一切止めました。暫くすると不可解現象もなくなり、ほっとした。もちろん理科の課題の内容は行ってみ
たい時代自分の20年後と書いた。