10/10/19 18:43:00 lCrsZtd60
>>355
第5の天使がラッパを吹くと一つの星が天から地上に落ちて来るのが見えた。
この星が底なしの淵の穴を開くと、大きなカマドから出るような煙が穴から立ち上がり
太陽も空も穴からの煙のために暗くなった。
そして、煙の中から、イナゴの群れが地上に出てきた。
このイナゴには、地に住むさそりが持っているような力が与えられた。
イナゴは、地や草やどんな青物も、またどんな木もそこなってはならないが、
額に神の刻印を押されていない人には害を与えてもよい、と言い渡された。
殺してはいけないが、5ヶ月の間、苦しめることは許されたのである。
イナゴが与える苦痛は、さそりが人を刺したときの苦痛のようであった。
この人々は、その期間、死にたいと思っても死ぬことができず、切に死を望んでも、死の方が逃げていく。