10/11/20 13:56:35 PlumDgAQ0
目からウロコがっ
寝る前の楽しみは、これから寝るってことと
一杯のシナモンふりかけココア。うまー
寝坊しても大丈夫なように明日の準備もして
明日の予定を考えながらのひととき
休み前ならサイコー
814:本当にあった怖い名無し
10/11/20 21:51:12 VqPR/47B0
予定もねーくせにww
815:本当にあった怖い名無し
10/11/20 21:58:14 bcJD6PMk0
>>814のレスのほうが負け犬臭く見えるな
816:つ
10/11/20 22:31:05 uuPuNAPu0
813だけど、明日の予定を考えるってのは
仕事内容、昼飯、晩飯なに食うかな…とかね。しょぼっ
休み前は違うけど
オカスレは通勤時と寝る前にチェック
817:本当にあった怖い名無し
10/11/21 07:39:21 m/2Uqh6P0
>>815
禿同。卑屈すぎ。
818:本当にあった怖い名無し
10/11/21 11:29:13 jHLTMg3Z0
一年中夏休みの人なんだろ
察してやれよ
819:本当にあった怖い名無し
10/11/21 22:38:33 jEVRLSmQ0
>>604
携帯バカにされてキレるか(笑)
すげーオモロイド
820:本当にあった怖い名無し
10/11/23 00:18:37 ZjqRWK3O0
俺君は?便乗者さんは?もー書いてくんないのか
821:本当にあった怖い名無し
10/11/23 21:51:12 kuqOOdkM0
>>815-818
過剰反応ワロス
822:本当にあった怖い名無し
10/11/23 22:17:22 D3a0d/3w0
これはネタ?マジ?
823:本当にあった怖い名無し
10/11/23 23:50:09 EqGx+Dsh0
んで、忍はどーなった?
824:1/4 便乗者 ◆iWdAqLU3ds
10/11/25 18:25:59 VRYjfjyZ0
『この街』
私が以前住んでいた田舎は中途半端な田舎でしたが、町は豊かで人々も仲が良く、私も近所のお婆さんと仲良くさせてもらってました。
これはそのお婆さんが、ある人から聞いた話です。
その人は30代後半あたりの男で、私が生まれるよりもずっと前にこの町に引っ越して来たそうです。
お婆さんと男は世間話をしたりといった近所付き合いをする仲になりましたが、
ある日、彼は自分が引っ越してくる前の地元で起きた“ある出来事”をお婆さんに話しました。
男がまだ地元に住んでいた頃、彼には妻がいました。しかし妻は赤ん坊(娘)を産む際に命を落としてしまったそうです。
妻の葬儀の後、お坊さんが男にこっそり話掛けてきたかと思うと、
「奥さん亡くなった直後に言うのも何だが、ちょっと言っておかなければならないことがある」
と前置きし、とんでもないことを話し始めました。
「貴方の奥さんが亡くなったのはその娘さんのせいだ。娘さんは、言いにくいが、非常にまずいものをもって産まれて来た。
何のせいかはわからんが、言うなれば貴方の娘さんは地獄をそのまま人間にしたようなものだ。
娘さんが悪いわけでもない、貴方や奥さんが悪いわけでもない、ただ原因もわからないが、端から娘さんは厄そのものとしてこの世に存在している。
きっと娘さん自身、今後の人生で友情にも愛にも恵まれず、死後成仏することもない。それだけでなく、彼女の親族……つまり貴方や、貴方の親族でもあるが、
普通の人よりは長生きできんし、その子孫までにもそれは残るよ。そして貴方も彼らも死後成仏できんだろう」
男は息を呑んでお坊さんの話を聞きました。そしてお坊さんは最後に男に対して深く頭を下げて言ったそうです。
「こんな時にこんな話をして本当に申し訳ない。ただ知っておいてほしかった。覚悟をしておいてほしかった。
何せ娘さんが産まれたことで貴方たち一族が背負うことになったこの災い、私にはもう、どうすることも出来ないので」
825:2/4 便乗者 ◆iWdAqLU3ds
10/11/25 18:28:35 VRYjfjyZ0
それから年月が経ち、娘が3歳になった頃。男は娘を小さな託児所に預け、時には土日も仕事へ向かうような忙しい日々を送っていました。
娘は、言葉も教えていた割に口数が少なく、表情も乏しく、託児所でも一人ぼっちで、話しかけられても無反応な子になっていたそうです。
男はそんな娘の様子を見る度に、あの日お坊さんに言われたことを思い出していました。
そして彼自身、霊感と呼ばれるものなど持ち合わせていないにも関わらず、娘そのものに言い知れぬ違和感というか、妙な空気を常に感じ取っていました。
それは後で考えると「負」、つまり「マイナス」という言葉がしっくりきたそう。
そんなある日のこと、男の住むその町をある出来事が襲いました。
映画化もされた、有名な大水害です。
それは男が託児所に娘を預けたまま職場にいる時に起きました。
男はもともと危機意識の薄い性格であり、さらに当時その町の人々の間では水害と土地との関係等の知識が一般的でなく、
多くの人が事を甘く見ていました。男もこれぐらいの暴風雨なら大丈夫だろうと、託児所を信用し切っていたそうです。
男がそもそも自分自身が職場から出られない状況であると気付いたのは、職場の建物が停電し、同僚が外の様子を見ようと玄関まで向かってからでした。
同僚に呼ばれて皆で玄関へ向かうと、玄関がまるで浴槽のように水を波打たせていたそうです。
雨戸で塞がれた窓から外の様子など知ることもなく、暴風雨がここまで町を水没させていることに皆気付いていなかったのです。
しかしそれでも、この水没がまだマシな方だったなんて、彼らは知る由もありませんでした。
男が後に知る、自分の家や託児所のある南西地区の状況は、こんな生易しい水没などではなかったのです。
渦巻きのような巨大な天気とともに暴風雨が過ぎ去り、汚い湖だけが残された町の中。
男はその湖に足止めされ職場に束縛されている中でも、状況の知れない南西地区での災害程度もここと同じぐらいの状況だろうと高をくくっており、
停電状態で情報も入らなかったこともあって、その時すでに数千もの命が失われいていることなど夢にも思っていなかったのです。
826:3/4 便乗者 ◆iWdAqLU3ds
10/11/25 18:31:23 VRYjfjyZ0
ようやく帰途についた男が事の重大さを知った時、すでに全てが遅く、ただ目の前には悪夢が広がっていました。
託児所の建物が無い。家が無い。知っている人の多くも亡くなり、何より娘は、行方不明になっていました。
後悔だなんて言葉では物足りない程の感情が押し寄せていると、男の名前を呼びながら知り合いが話しかけてきたそうです。
「おい、お前の娘が何処にいるかわかったぞ!」
知り合いは泥まみれの崩れた町の中を先導し、男をどんどんと引っ張って歩きました。
男は無我夢中でそれに着いて歩き、知り合いが「こっちだ」「こっちだ」と右へ左へと曲がるのに従って行きます。
そしてかなりの距離を歩き、来たこともないような地区へと辿り着きました。
こちらの方は大した被害を受けておらず、水没の痕跡すら見当たらなかったそうです。2人は役場のような建物に辿り着きました。
ここも託児所をやっている、とのこと。
建物に入った男は、職員らしきおばさんに「娘がここにいると聞いて来た」と告げました。
「あ~はいはい。今座敷の方で一人で遊んでます。すみませんねぇ、私たちもバタバタしてて、あの子に構ってやれずに……」
「いえいえ、元々一人で遊ぶのが好きな奴でして、預かって下さっているだけで十分ありがたいです」
「そうですか、なら良かった。あ、こちらの部屋です」
おばさんが部屋の扉を開けると、広い座敷が広がっていました。畳の上には散らかったおもちゃ。
その中心に娘は、
いない……?
困惑するおばさん。外に出たらわかるはずだから、外には出ていない、はず、だけど……と、おばさんは大慌てで建物内を探しに行きました。
男はわけもわからず、とりあえず娘がいたというおもちゃの散らかった場所へ近づくと、おもちゃに囲まれて、何とも言えないものがありました。
なんと呼べばいいか分からないもの。今までの人生で知らないもの。
強いて言えば、「花瓶」「壺」「水差し」「器」……そういった系統のものに見えたそうです。材質も色もそれらとは違った印象はあったそうですが……。
827:4/4 便乗者 ◆iWdAqLU3ds
10/11/25 18:34:20 VRYjfjyZ0
ただその時、男はその物体を見ながら無性に悲しくなり、気付かぬ間に涙がボロボロと零れていました。そして同時に背後から、いや部屋全体から、
男か女か覚えてないが、とにかく声が聞こえたそう。
「すぐにわかったね。それがお前の娘だよ。お前の娘の、成仏魂だよ。泣かないで、良い方向に考えなさい。
娘は成仏したんだ、するはずなかったのにしたんだよ。この好機を逃し、もし別の形で死んでいれば、成仏していなかった。
そういった意味では、お前の娘はこの上ない絶好の機会に恵まれたと言える、おめでとうと言ってあげなさい」
「……おめでとう」
その瞬間、今度はわらべ歌か童謡のような唄が部屋に響き渡ったそうです。
大勢の小さな子どもたちの声で、聞いたことが無い、知らない童謡。ただ歌詞の中に、娘の名前が数回出て来たのを覚えているらしいです。
そしてその唄が終わり、ふと気付くと、さっきまでおもちゃに囲まれてそこにあった物体がいつの間にか無くなっていました。
職員のおばさんが戻って来て、慌てふためきながら何かを言ってましたが、男は「もういいんです」と言って、おばさんの言葉を遮りました。
その瞬間、男はふと気付きます。
「連れの者がいたはずですが知りませんか?」
おばさんは気味悪そうに男の顔を見ながら、そんな人は知らないと言います。
ここまで案内してくれた人。娘が何処にいるかわかった、と、ここまで男を連れて来てくれた知り合い。
ふと男は、その人に関する記憶が曖昧なことに気付きます。その知り合いが誰だったかを思い出せないことに気付くのです。
あの人が誰だったか名前がわからないのではなく、誰が案内してくれたのかが記憶の中で定まらない。顔も、髪型も、背丈も服装も、思い出せないのです。
あれは誰だ? どうして知り合いだと思った? もしかして初めから誰もいなかったのではないか。
来たこともないこの場所へと男が来ることが出来たというなら、案内があったことは確かだと言うのに……。
以上で私がお婆さんから聞いた話は終わりです。
ただ私がお婆さんからこの話を聞いたのは偶然で、昔お婆さんが男からこの話を聞いたのもきっと偶然で、
私が後に引っ越すことになるのも、その引っ越し先も偶然でしょう。
これは男の地元……私が今暮らしている『この街』であった出来事です。
828:本当にあった怖い名無し
10/11/25 20:31:01 4l6zCU3dO
どっかで読んだことのある話だな
829:本当にあった怖い名無し
10/11/25 22:39:39 /910kBVA0
便乗者さん、おひさ&おつです!
途中どうなることかと思ったけど、
残酷なバッドエンディングでなくてよかった
830:本当にあった怖い名無し
10/11/26 19:51:48 INQ2vij40
メリーが来た次の日、俺は学校を休んだ。
サボったわけじゃない。体力的に無理だったからだ。
昨日の夜はメリーが家に来て、近くのコンビニで夕飯買ってあげたりしたら十二時を回っていたり、
そのあと寝ようとしてメリー用に布団を出してあげたら俺に抱きついて「一緒の布団がいい…」って言ってきて、
そのあと一緒に寝るのはいいとして執拗に俺に抱きついてきて結局ものすごい勢いで俺の心臓が脈を打って、
結局一睡もできなかった。しかもかなり寿命が縮まった気がする。
831:本当にあった怖い名無し
10/11/27 03:20:26 AyzsHdnY0
便乗者さん乙~
日本には昔から悪い物は水に流すっていう風習があるけど、
大水害並みに大きな水流だったからこそ、その子の厄も全部持ってってくれたのかもね。
バッドエンドではないけど切ない話だなぁ。
832:本当にあった怖い名無し
10/11/27 11:26:10 HUbjyJfGO
便乗者さん乙!
久々にスレ覗いて良かった!
833:本当にあった怖い名無し
10/11/27 21:40:15 zQkweVge0
「陸久、大丈夫?」
昨日すやすや眠っていたメリーが俺の顔を見て言った。
「ごめん…今日は休む…」
「うん…昨日はごめんね?」
「大丈夫…気にしてないから」
そういうなり俺はベッドに突っ伏した。
ああ、布団が気持ちいい…。
五分も経たずに俺は眠った。
834:本当にあった怖い名無し
10/11/27 21:42:55 zQkweVge0
「ふぁぁぁあ…ゲッ!?」
起きたらもう五時を回っていた。
(早く夕飯の支度とかしなきゃ…)
ガバっと起き上がってベッドに両手を置く。
……やわらかい感触があった。
835:本当にあった怖い名無し
10/11/27 21:57:49 zQkweVge0
(…まさか…)
恐る恐る手を置いたところを見る。
そこにはやはりメリーが寝ていた。ネグリジェで。
しかも俺の手はメリーの胸の上に、ちょうどわしづかみしているような形で置いてあった。
「ん~…あ、陸久起きたんだ。おはよ~」
などとのんきに言うメリー。俺の額からは汗がダラダラ流れてくる。
836:本当にあった怖い名無し
10/11/27 23:54:52 zQkweVge0
「うわあ!?」
バッとメリーの胸から手を取る。
俺の顔がまた熱い。
「ん?どうしたの?陸久、顔赤いよ?」
「どうしたって…胸、触られたんだよ?」
「うん。それがどうしたの~?」
「その…恥ずかしいとか、ないの?」
837:本当にあった怖い名無し
10/11/28 00:29:01 N4OnGP5T0
「ないよ~?」
どうやら気にしてないらしい。元人形だったからか?
「いや、気にしてないならいいんだ。それよりお腹すいてない?」
「うん。朝から食べてないからすごいお腹すいた」
やっぱり。
838:本当にあった怖い名無し
10/11/28 00:35:17 N4OnGP5T0
「なんか食べたいもの、ある?」
メリーは「んー」と言いながら少し考えた後、
「陸久の手料理が食べたい」
と言った。
「……は?」
「だから陸久が作ったものなら何でもいいよ?」
839:本当にあった怖い名無し
10/11/28 00:48:48 N4OnGP5T0
(俺何も作れないんだけど…)
などとは言わない。言ってはいけない。言ったら男が廃る。
「簡単なものでいいの?」
「うん、いいよ」
840:本当にあった怖い名無し
10/11/28 00:52:19 N4OnGP5T0
早速俺はカセットコンロを取り出して料理を始めた。
材料はさっきコンビニで買ってきたベーコンと卵とバター(総額およそ千円)。
「メリー、たくさん食べたい?」
「ん~、少なめでいいよ」
(じゃメリーは卵三つで俺四つかな…)
841:本当にあった怖い名無し
10/11/28 00:58:45 N4OnGP5T0
取り出したボウルに卵を三つ割って溶く。
卵を溶き終わった後はベーコンを四列ほど切ってフライパンに放り込む。
ジュゥゥといい音を立てながらベーコンが焼けていく。
その中にバターを放り込んで一気に揚げる。
842:本当にあった怖い名無し
10/11/28 00:59:03 N4OnGP5T0
ベーコンがカリカリに焼けたところでさっき解いた卵を一気にフライパンに流し込む。
卵の焼けるいい香りが部屋を満たす。
俺のそばからメリーがひょこっと顔を出してフライパンを覗く。
843:本当にあった怖い名無し
10/11/28 19:32:46 +sQ056CJP
ついこないだ同じの書いたとこじゃん
もうちょっと考えてよ
844:本当にあった怖い名無し
10/11/28 23:25:51 NbHK5E9dO
卵食い過ぎw
メリーはピザだったんだ
845:本当にあった怖い名無し
10/11/28 23:53:51 uNgilDMQ0
また洒落怖本スレにここの糞厨房ラノベシリーズを投下しようとしてるカスがいるようだが止めろよ
お前らはこの隔離スレから出てくんじゃねえ
猿は油断するとすぐにルールを破るから困る
黙ってここで俺キャラ無双と腐女子ホモホモ妄想SS垂れ流してろ
846:本当にあった怖い名無し
10/11/29 00:00:31 I15o6/Pd0
ほもほも(^^ω)
847:本当にあった怖い名無し
10/11/29 01:23:52 nIDziysbO
ここもシリーズものとは名ばかりのコピペ改変スレに成り下がったか
848:本当にあった怖い名無し
10/11/29 02:03:06 aKsGmuVw0
洒落怖スレも粘着しか残ってないし
849:本当にあった怖い名無し
10/11/29 20:41:35 08+abRSTO
俺君待ち(´エ`)
850:本当にあった怖い名無し
10/11/29 22:17:44 qa29I1vv0
いっそスレタイに「創作」って入れた方がスッキリするんじゃない?
最初から誰も本当の話としてなんて読んでないし
創作SSとして認識してるでしょ
なら最初からそう断りを入れた方が敷居が下がろうってもんだ
別に洒落怖のテンプレを引き継ぐ義理なんてないし
区別化にもなる
あ、「敷居が下がる」なんて書くと条件反射で反対する子がいるかな?
「投稿しやすくなる」と言い換えよう
作品のレベルなんて最初から最底辺縁の下の力持ちだから「質の低下」なんて心配する必要も無い
851:本当にあった怖い名無し
10/11/29 22:19:13 nIDziysbO
つまり次からはメリーさんスレだということか
852:本当にあった怖い名無し
10/11/29 22:53:50 H1LBYOug0
それだと完全に板違いでしょ。
実話とも創作ともとれる、あいまいな立ち位置だからこそ作られるものを期待してるのではないか。だからオカルト板。
少なくとも俺はスッキリしたいんじゃなくて、そのあいまいさを楽しんでるのよ。
まあ、明確な区別化も悪くはないし、どうしても書きたいなら「創作」の隣に「実話」とも入れたら良いんじゃない?
853:本当にあった怖い名無し
10/11/30 02:39:58 5m1IV11l0
実際過去には実話だったり、実話を脚色したり整理してる人もいたかもしれないし、
少なくとも正面切って創作だと言ってる人の方が少なくないか?
そもそもが怪談には曖昧さがつきものだし、
そう言うところが好きでもあるので創作って謳うのは何か違う気がする。
まあ創作怪談のスレがあってもいいとは思うけど、
ここをそれに充てるのは乱暴かな。
実話ベースやあくまで実話の体で書きたい人が困るだろうし。
てか、創作って銘打ったら却って敷居上がってるよね。
実話でもないのに散々練ってこれかいとでも言わせたいのかな。
玉石混淆殆ど石のスレで。
自分は好きだけどね、こういうの。
854:赤緑 ◆kJAS6iN932
10/11/30 13:50:34 Rt0BHmV10
[計画の進行(後)]
1/11
―誰かに呼ばれたような気がして、私は目を覚ます。
えっと、ここは…宿直室?
…あぁ、そうだ。私はここに来て、誰かに―
首の後ろが、少し痛い。
人間て、あんな風に気を失うものなのね…
私はそんな事を思いながら、すぐには起き上がらず、横になった状態で辺りを確認する。
…と、すぐ横に真奈美ちゃんが倒れているのに気付く。
私「真奈美ちゃん…」
ゆっくりと上体を起こし、彼女の様子を見る。
…息はしている。それも規則正しく。
顔色が悪いことも無く、外傷も無さそう。これは―
声「寝ているだけだぜ」
部屋の入口の方から、聞き覚えのある声が聞こえる。
…最低。
私「どういうつもり?…藤木」
私は首の後ろを押さえながらゆっくりと立ち上がり、声がした方を見る。
そこには、ニヤけた顔の藤木が立っていた。
855:赤緑 ◆kJAS6iN932
10/11/30 13:52:28 Rt0BHmV10
2/11
私「真奈美ちゃんに何をしたの?汐崎さんはどこ?」
私はできるだけの虚勢を張り、藤木を問い詰める。
ここで気後れしてはいけない。
どうやらこれは…最悪の状況のようだ。
藤木「お嬢さんには、グッスリと寝てもらっているだけさ。きっと、引っ叩いても明日の朝までは起きないだろうなぁ…」
私「…」
明日の朝、と言われて時間が気になった私は、部屋の時計を見る。
…19時過ぎ。気を失っていたのは30分くらいか。
私「…汐崎さんは?」
なぜ真奈美ちゃんにそんな事をしたのか。なぜ彼女がここに居るのか。
それはきっと…嫌だけど、想像が付く。
それより分からないのは、汐崎さんの行方だ。
藤木「さぁねぇ、どこに行ったのかねぇ~?」
首を左右に振りながら、おどける様に藤木が答える。
その様子には、何か…不快さを通り越した、異常を感じる。
856:赤緑 ◆kJAS6iN932
10/11/30 13:55:26 Rt0BHmV10
3/11
私「…知らないのね。なら、良いわ」
…もちろん、良くない。
でも今ここでコイツ相手に、僅かでも弱いところは見せたくない。
私「それで、あなたはここで何をしているの?」
情けないことに、少しだけ足が震えてしまう。
なぜなら、この男からいつも以上に危険なものを感じるからだ。
私はそれを隠すように声を張り、藤木に質問をする。
藤木「何って…何だと思います?」
そう言いながら、土足のまま藤木が部屋に上がってくる。
…その手には、霧吹きのようなものが握られている。
私「聞いているのは私よ。…答えなさい」
近寄ってくる藤木に対して、逃げ出したい気持ちを抑えながら、私は言う。
私のすぐ足元には、真奈美ちゃんが倒れている。
彼女を見捨てて、一人だけ逃げるわけにはいかない…。
藤木「本当は、これですぐに眠らせても良かったんですけどねぇ…」
私の目の前まで来た藤木は、そう言いながら手に持っている霧吹きを軽く振る。
言い分からして、中身はどうやら…睡眠剤のようだ。
もしそうなら、今ここで使わせちゃいけない。絶対に…。
857:赤緑 ◆kJAS6iN932
10/11/30 13:58:12 Rt0BHmV10
4/11
藤木「ちょっと伝言がありましてね。副会長からの」
副会長…ね。
何を言われるのか、何となく想像は付く。どうせ―
藤木「もっと素直な女に生まれ変われ、ってさ」
…そんなことだろうと思った。
本当の私を知っている訳でもないくせに…。
藤木「というわけでぇ、これでお休みになって―」
私「…藤木、それで良いの?」
霧吹きをこちらに向けた藤木に対し、私はその目をジッと見つめながら言う。
こんなこと、コイツにはしたくないけど…。
私「あなたは良いの?私を…殺してしまいたいの?」
藤木「ん…?」
私「私が嫌い?」
藤木「…」
藤木は私の目を見つめながら、その手を下ろす。
こんなことは、イヤ。
汐崎さん以外に、こんなことしたくない。
…でも、今は真奈美ちゃんが居る。
自分だけならまだしも、私は彼女を守らないといけない―
858:赤緑 ◆kJAS6iN932
10/11/30 14:00:08 Rt0BHmV10
5/11
私「好意を持ってくれているって、思っていたのに」
藤木「…」
私「こんなこと、するなんて…」
藤木「ま…」
私は誘惑するように、藤木の目をジッと見つめる。
彼を上手く取り込んで、この場を逃れる。今は、それしかない。
―しかし、そこに誤算があった。
藤木「ま…魔女…」
私「…?」
藤木「魔女…だ…!」
不意に藤木の目から光が失われ、そこに闇が生まれる。
その目をジッと見ていた私は、逆に取り込まれそうになり、慌てて視線を逸らす―
―が、そのせいで、彼が再び手を上げ、私に霧吹きを吹きかけたことに気付くのが遅れてしまった。
甘く痺れるような香りが鼻と口から体内に広がり、意識が混濁する。
私は立っていられなくなり、その場によろよろと崩れ落ちる。
859:赤緑 ◆kJAS6iN932
10/11/30 14:06:46 Rt0BHmV10
6/11
藤木「魔女!魔女だ!誘惑された!取って喰われるぞ!」
倒れた私のすぐ傍で、藤木が叫んでいる。
何てこと―
藤木「火炙りだ!魔女は…火炙りだ!」
…壊れている。
藤木は既に、壊されている…!
藤木「眠らせて火炙りです!生きたままぁ、火炙りですよぉ!」
意識を失いつつある私の鼻と口に、今度は布が押し付けられる。
先ほどより強烈な…甘さなど欠片も無い、吸い込めば身体が痺れるだけの、危険な香りを感じる。
吸い込んじゃいけない―
徐々に消えゆく意識の中、ただそれだけを思い…私は息を止める。
どのくらいの間そうしていられるか分からないけど、それが私にできる、精一杯の抵抗だった。
…しかし意識は薄れ…やがて私は、そのまま意識を失った…。
860:赤緑 ◆kJAS6iN932
10/11/30 14:08:42 Rt0BHmV10
7/11
―
神尾美加を乗せた車は、山道を登っていった。
ここからは一本道で、この先には、夏目川の別荘がある。
俺は奴の車が十分離れた後、道の脇に車を止め、そこで降りる。
ここからは、徒歩だ。
この辺りの道は、既に調べてある。
ここを歩いて登って―
―突然、道の前後から車が現れ、こちらに迫ってくる。
そして、車を降りたばかりの俺の目の前で急ブレーキ。俺は前後を挟まれる。
こちらも咄嗟に山道に逃げ込もうとするが、そこから数人のスーツを着た人間が現れ…
更に振り返った先、俺の車の逆側からも、数人が現れる。
ほんの僅かな間の出来事だった。
俺は、完全に行動を読まれていた。
車を止める場所すら読まれ、こちらが車を降りるタイミングを狙われた。
こんな簡単に、か…。
ただの老人を相手にしているつもりはなかったが、俺が甘かったか?
畜生…!
861:赤緑 ◆kJAS6iN932
10/11/30 14:10:24 Rt0BHmV10
8/11
「―分かった。よくやった」
別荘に着き、車を降りたところで部下から連絡が入り、桐谷隆二を捕らえたことを知る。
私「では引き続き…分かっているな?」
私は命令を確認し、携帯を切る。
簡単なものだ…。
もはや、何の障害も無い。
共に車を降り、辺りの様子を窺っている神尾美加を見ながら、そんな事を思う。
私「すみません、仕事のことで…。さぁ、ここです。行きましょう」
神尾「あ、はい」
私は神尾を伴い、別荘に入る。
…終わったな。
この別荘は、よくあるログハウス的なものではなく、純和風の一軒家に近い造りになっている。
私がここで隠居生活を送るために、建てたものだ。
その何よりの特徴として…この中では、携帯の電波を遮断している。
後々は不便になるので解除するつもりだが、今はそうしている。
862:赤緑 ◆kJAS6iN932
10/11/30 14:13:46 Rt0BHmV10
9/11
神尾美加をここに連れてくるにあたって、私が最も気にしていたことは、例の”耳”の事だった。
しかし、ここ数日神尾をマークしていたが、それらしい人物との接触は見られなかった。
霊感持ちの子―鮎川古乃羽という名前だった―とは、よく一緒に居たようだが、報告では彼女は耳の人物ではない、とのことだった。
こちらを探っていたのだから、当然接触はあるだろうと思っていたが…結局、そんな素振りは無いまま、今日を迎えた。
勿論、知らない間に会っていた可能性はある。普通に考えて、電話で連絡を取っていた可能性は、十分にあるだろう。
…しかし、それなら良いのだ。
電話という媒体を通してのみ、という話なら、何の問題も無い。
中に入ってしまえば、神尾は完全に孤立する。
しかも、部下にはここに来る道を見張らせている。
往来会の人間であろうと、誰一人、決して通さないようにと言って…。
863:赤緑 ◆kJAS6iN932
10/11/30 14:16:39 Rt0BHmV10
10/11
―
20時を少し過ぎた頃…
冷たい床に胡坐をかき、真奈美と高城沙織の事を考えていると、突然扉が開かれる。
私はアッと思い立ち上がるが、扉はすぐ閉じられてしまう。
1人の男を、私の目の前に放り込んでから…。
私「…大丈夫ですか?」
私は再び座り込み、放り込まれた男に声を掛ける。
すると―
私「…桐谷隆二?」
写真でしか見たことのなかった顔が、そこにあった。
桐谷「イタタ…。えぇ、そうです…はじめまして」
桐谷は腰を押さえながら私の目の前に座り、挨拶をしてくる。
桐谷「汐崎祐一さんですね。いやぁ、こんなとこで会うとは…生前は兄がお世話になりました」
ペコリと頭を下げる桐谷。
それに対し私は…どう対応して良いか、迷ってしまう。
864:赤緑 ◆kJAS6iN932
10/11/30 14:21:03 Rt0BHmV10
11/11
私は桐谷隆二に対して、恨み言を言ってやりたい気持ちがあった。
真奈美を巻き込んだことについて、殴り倒してやりたい気持ちがあった。
しかし、最近の1人での時間を利用して、冷静にこの一連の事件について考えてみた私は、1つの事を確信した。
―桐谷隆二には、確固とした目的がある。
兄の事件を解決する…それ以外の、何かが。
それは手段を選んでいられないような、切迫したものに違いない。
そしてそれは、往来会にとって、不利益になることだ。
私はそれについて、彼と話をしてみたいと思っていた。
私は早速、彼に自分の考えをぶつけてみる。
…すると、彼は答えを返してくれた。
高城沙織と、何と真奈美にも話したという話を、私に教えてくれた。
それにより、私はようやく…ここにきてようやく、往来会の秘密を知った。
…と同時に、この状況がいかに絶望的であるかを、改めて思い知ったのだった…。
865:本当にあった怖い名無し
10/11/30 14:40:46 h9zVdpXu0
赤緑△
866:本当にあった怖い名無し
10/11/30 17:22:41 6/i5fz8Q0
このスレの話を「もしかしたら実話かも」なんて思う奴いないと思う
いたらよっぽどの池沼か小学生だ
洒落怖本スレがギリギリのラインだ
別に創作だってオカルトはオカルトだ
867:本当にあった怖い名無し
10/11/30 17:26:56 llD12R+4O
>>854
まるでモバゲー小説だな
868:本当にあった怖い名無し
10/11/30 19:45:30 p5eCP7w2P
>>866
俺もそう思う。
まあ怖い話って全部創作なんだけど、
ちょっとバカな人に実話かもって思わせられるのはそれなりにすごいことなんだろなあ
869:本当にあった怖い名無し
10/11/30 19:46:44 6bs4NHKA0
>>866
書かれている話の中の、1%くらいは事実が混ざってるんじゃないかな(混ざってて欲しいな)くらいの気持ちで読んでるよw
でも、最初から創作って書かれたら読む気が失せるから、明記する必要はないし、しなくて良いと思う。
要は、実話だろうが創作だろうが、恐かろうが恐くなかろうが、楽しめればいいんだよ。
洒落怖本スレだって最近のはなぁ……。
870:本当にあった怖い名無し
10/11/30 19:55:00 b8Ti6V530
実話ベースである程度の脚色をした・・・とは思わんのか
871:本当にあった怖い名無し
10/11/30 20:17:20 p5eCP7w2P
そりゃあまあ、例えば登場人物5人のうちの一人ぐらいは、
モデルの言動が似てる人が居るのかもしれんかもねとは思うけどさ。
それってまあ日本っていう実在する国が舞台になってるっていうのと変わらんし。
872:本当にあった怖い名無し
10/11/30 22:26:03 zOmeiYXB0
こんな雰囲気じゃ新規投稿は望めないな
>>1の掲示板になら煽りも少ないだろうから今迷ってるやつはそこにでも投稿してくれー
873:本当にあった怖い名無し
10/11/30 22:35:05 e88JNan80
赤緑凸
874:本当にあった怖い名無し
10/12/01 15:53:58 cteMzf+V0
>>870
実話があるのにラノベ風に脚色するんですか
無理やり過ぎる・・・・
875:本当にあった怖い名無し
10/12/01 17:31:47 OBfOzfnK0
読み物として昇華した結果・・・とは思わんのか
876:本当にあった怖い名無し
10/12/01 18:50:07 7MuJJ3YO0
>>875
昇華してラノベ・・・
877:本当にあった怖い名無し
10/12/01 20:29:09 FK5hytGMO
現実を昇華させると不出来な創作になるのか
878:本当にあった怖い名無し
10/12/01 20:33:07 fljFAjUT0
お前ら黙って読めないのかよ
879:本当にあった怖い名無し
10/12/01 21:03:35 PDHb39U90
お行儀が悪いですぅ
880:本当にあった怖い名無し
10/12/01 21:33:30 7MuJJ3YO0
翠星石に言われちゃ反省するしかない
すまんかった
881:本当にあった怖い名無し
10/12/02 02:09:30 gX1Lm8KXO
タラちゃんかも知れん
882:本当にあった怖い名無し
10/12/02 03:49:32 tbcm8zaa0
>>879-881 私としたことがこんなので……
883:本当にあった怖い名無し
10/12/02 16:37:59 vXItw5E60
-──-
. / ____  ̄`
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《 / / : : : : : : : : : :\ \ } 》
. 》/ / / :/ : : : : : : : : : \ ∨《
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l∨ : : l :/: : :// / :八 : : : l: l : :|
| :| : : :|/ :/ //:/ :/ ヽ: : | ハ: :|
| :| : : :|≧x、/イ//,.ィ≦ハ ノ : l: :|
} :|八 :代uzノ 弋uzノ仏イノ: :|
. ′:} 仆⊂⊃ ⊂⊃イ 八 : :| お行儀が悪いですぅ
. /: : / 八 > ~~~ .イ}{ : : : |
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. / : : : : { 》《_》《_》《 〈 / 、: :丶
/: : : : : : } 《_/八_》 }: : : :\
/: : : : : : :/ ∨{><}{ {: : : : : : :\
/ : : : : : : /人,___人}><}人__人\ : : : : : :ヽ
《 : : : : : : // { ̄/∨`¨¨¨´∨\ ̄} \\ : : : : : \
《 : : : : :/ 《( } {_人 人_} { )》 \ : : : : :》
》: : :/ 》) 人人_)) ((_人ノ (《 \: : :《
《 :/ 《( \ / )》 \ 》
`\\ ≫x、 \__/ ,x≪ //
884:本当にあった怖い名無し
10/12/02 20:17:00 0lqJx+aT0
最古参、赤緑最新作へのレス
865 本当にあった怖い名無し sage New! 2010/11/30(火) 14:40:46 ID:h9zVdpXu0
赤緑△
867 本当にあった怖い名無し sage New! 2010/11/30(火) 17:26:56 ID:llD12R+4O
>>854
まるでモバゲー小説だな
873 本当にあった怖い名無し sage New! 2010/11/30(火) 22:35:05 ID:e88JNan80
赤緑凸
ついに「乙」さえ言われなくなったなwwwww
もうやめちまえww
885:本当にあった怖い名無し
10/12/02 20:22:49 0lqJx+aT0
>>870
え?という事はお前は実話と思ってたのか?
886:本当にあった怖い名無し
10/12/02 20:36:16 MtjdSDbj0
じ、実は、、、
887:本当にあった怖い名無し
10/12/02 20:45:26 vXItw5E60
作者が100%脚色なしの実話って断言してくれればいいんだよ
そうだ、作者一人一人お白州に引き出して
「その方たち、この話が全て事実である事、相違ないな」
「だから何度もそう言ってるでしょうお代官様~、そんな町名無しの言う事を真に受けちゃいけやせん」
「待って下さい!そいつらの書いてる話は全部嘘話です!証拠なら遊び人の金さんが」
「おいおいおい、言いがかりはよしてくれよ!じゃあその金さんとやらを呼んでもらおうか!」
「そうだそうだ!金公出せ金公!!」
「やかましゃあ悪党ども!」
と公正な裁きを下そう。方針は「疑わしきは抹殺」な方向で
888:本当にあった怖い名無し
10/12/02 21:20:46 q/ccrPRZ0
実話だの作り話だのを言い出したらキリがないだろうが
自分の中で「これは実話だ」と思えば実話になるし「創作だ」と思ったならそれは創作。
一々主張すんな
889:本当にあった怖い名無し
10/12/02 22:07:55 4Pcdf+0BO
パクリじゃない話であれば創作だろうと何だろうと構わない
890:本当にあった怖い名無し
10/12/02 22:26:22 jMQYZnwH0
蒙昧ながら新作楽しみにしているのです
891:本当にあった怖い名無し
10/12/03 05:35:05 tabIvpIl0
俺が面白いと思えたら何でもいいんだよ
パクリだろうが創作だろうが
はよ次
892:本当にあった怖い名無し
10/12/03 09:34:58 yDIC479x0
ラノベ作家に影響されてる文体は萎える
例えばああこいつ奈須や京極夏彦辺りに影響受けてるなーとか解って失笑が止まらない
そして・・・や――を多用して受けを狙うのは勘弁してくれ
一応オカ板なんだし笑いを取りたいならお笑い系の板でね
なんとかカッコイイ文章にしたいのは解るけど全部どっかで読み覚えのある文体
いつ元ネタ作家のキャラが出てくるか別の意味でドキドキするもん
893:本当にあった怖い名無し
10/12/03 11:59:18 /zaQiQX90
>>887
一目見てメリーコピペかと思ってNG入れるとこだったわ。
894:本当にあった怖い名無し
10/12/03 19:34:24 NI9Wi3FZ0
>>892
お前昔の小説とか読めないだろ
今の常識からすると驚くほど誰それの影響ってのを隠しもしない作品が多い
895:本当にあった怖い名無し
10/12/03 19:41:47 tNdBbZ4r0
>>894
――そうだったのか。
「・・・・すまん」
俺は戦闘の構えを解いた
896:本当にあった怖い名無し
10/12/03 20:15:58 5R/lTsnO0
ラノベ文体が嫌いならそれらしい表現が出てくる作品を読まなきゃいいだけの話
そういうのが好きな奴も中には居るだろ
投下待機
897:本当にあった怖い名無し
10/12/03 20:38:28 It7K5pPZ0
>>887
ウニも忍もウニをパクった奴も実話だと断言してるじゃんw
創作丸出しなのに意地でも実話です、と言うから馬鹿にされてるんだよ
>>888
なんだよ主張するなって?ここはお前の掲示板か?何様だよ
898:本当にあった怖い名無し
10/12/03 21:00:12 /zaQiQX90
ウニも創作なんだからいいだろ別に
それなりに楽しめればいいんだよ
899:本当にあった怖い名無し
10/12/03 22:28:49 X+HmrXcfO
>>894
それでも昔の小説は読めるものが多かった
今は文体だけならいざ知らず、ストーリーと設定ももろパクリしておきながら
「自分が体験した実話です(キリッ」
が多すぎる
900:本当にあった怖い名無し
10/12/04 04:04:22 Xhbrdd7W0
そんじゃあストーリーと設定モロパクりしてる実例を軽く20ほど頼むわ
901:本当にあった怖い名無し
10/12/04 05:04:35 RlX0x+Ki0
よそでやれ
902:本当にあった怖い名無し
10/12/04 11:08:23 GJE4XyBu0
楽しければいいと思う。
>>899のストーリーと設定ももろパクリしておきながら
「自分が体験した実話です(キリッ」
ってのは、怖い話の投稿サイト読んでるとよくあるね。
>>900の言っている実例もってこいというと持ってこれないけど、
怖い話の投稿サイト読んでればあるよ。
少し話しがずれるが、俺は、
「自分が体験した実話」
でも、終わりが中途半端というか、
結末がちゃんと書かれていないものはバッタだと思ってるよ。
例えば、
そこには、ぐちゃぐちゃの顔の女がいた。
とかで終わってるもの。いて、見つけたから、どうしたんだって話。
人間の心理として、実際に体験した話だったら、本当に最後まで書くだろ。
特別な事情でもない限り。
903:本当にあった怖い名無し
10/12/04 13:44:14 RVu55vFO0
「これは本当にあった話です」
とか前置きがあると逆にああ100%作り話なんだと思う
そして登場人物がAさんBさんだと更に鉄板になる
結末が上にあるように衝撃的シーンで止まってると更に「小学生の作った話か・・」
と頭を掻く
904:本当にあった怖い名無し
10/12/04 17:38:44 GJE4XyBu0
>>903
わかるわ。
けど、結構多いんだよね。そういうの。
905:本当にあった怖い名無し
10/12/04 18:44:59 XARkwsVR0
実話だろうが創作だろうが読めればいいんだよ
書いてくれる人が居なくなったら、このスレ終わりだぞ
906:本当にあった怖い名無し
10/12/04 19:26:02 V0Vll4AZ0
もう疲れたのかな
907:本当にあった怖い名無し
10/12/04 20:57:43 x96J+sOTP
実話だとおもって読んでる池沼いるの?
って話なので、べつに創作だからダメだって話は誰もしてないとおも
908:本当にあった怖い名無し
10/12/04 22:17:13 RVu55vFO0
元々洒落怖スレで師匠の劣悪な模倣作品が乱立した末に隔離されたスレだから
本人たちが満足して活動を止めれば別にスレの存続に拘る必要も無い
スレの発生自体はしかみたいな理由でだったんだし
スレが消えていけない理由なんて何ひとつないんだよ
そして逆もしかり
消えたくなければ必死に盛り上げなさい投下しなさい
祟り目ってのは常に弱り目に付け込んでくるもんだ
909:本当にあった怖い名無し
10/12/05 16:40:40 sNqT2l140
URLリンク(sukima.vip2ch.com)
910:本当にあった怖い名無し
10/12/05 18:03:02 y43BvYEM0
>>907
では、実話ならダメですか?
あなたのような言い分だと、ここに投稿された作品はすべて創作でなければならないということになりませんか?
オカルトな実話を認められないのなら、他板に行かれた方がよろしいと思われますよ
逆に創作嫌いの方もいらっしゃるようですが、このスレのオカルトものを扱う性質上創作臭くなるのは仕方ありませんし、
そもそも、まったく新しい自分の文体を作り出すのはプロでも難しいことです。
似たような文体が並んでいることこそ、現実らしいと思いませんか?
911:本当にあった怖い名無し
10/12/05 18:33:27 /Exjazcu0
なるほど、これがオカルトか
912:本当にあった怖い名無し
10/12/05 20:17:10 ioEOESiJO
だからといって師匠シリーズを模倣した駄文垂れ流されても困るけどな
叩かれたくないならチラ裏にだけ書いて投下しなけりゃいい
913:本当にあった怖い名無し
10/12/05 20:38:31 Z5y0R9vS0
そういうこと言うから・・・
914:本当にあった怖い名無し
10/12/05 21:20:52 Uh1RAt3b0
>現実らしいと思いませんか?
何が何でも現実と言い張るつもりで・・・・
しかもラノベ風味の似たような文が並んでるから現実的?
意味不明を通り越してカオスさえ感じるオカ板らしいレスですね
915:本当にあった怖い名無し
10/12/05 22:24:24 SgeHBxRP0
オカ板らしいなら何の問題も無いな
916:本当にあった怖い名無し
10/12/06 00:10:58 QSUzO++D0
いや待てここは新ジャンル
「新現実ラノベ派」
の発足を宣言してみよう
中2でラノベでどうしようもなく怪しい日本語だけど現実だったら現実ですっって文学の新境地
文章界のキュビズムとしてアイツも絶賛!
917:本当にあった怖い名無し
10/12/06 02:52:58 2Hay8pJ10
面白ければもう何でも良いよ……。
918:本当にあった怖い名無し
10/12/06 08:34:42 mJd8s4nvO
その一言に尽きるね
919:本当にあった怖い名無し
10/12/06 09:42:45 kHcGIPQF0
実話と思えば実話
創作と思えば創作
他人がとやかく言うのは無粋
920:本当にあった怖い名無し
10/12/06 10:32:16 KqtajGxL0
古本でも漁ってろ
921:本当にあった怖い名無し
10/12/06 23:12:18 c5fH6Qk+0
はい
922:本当にあった怖い名無し
10/12/06 23:16:18 DBPVXhnS0
酒飲みトップくんのシリーズ第一弾
酒美味い、やばいくらい美味い
酒の味は解らないというか酔えればなんだっていい
舌じゃなくて霊魂が酒を美味いと感じる
日本酒を一升も飲むと様々な霊魂が見える
小さい霊魂が俺に手を振っている
しかし俺はその邪霊を叩き潰した
そしたら奴らは報復として俺をアル中とかいう病気にした
923:本当にあった怖い名無し
10/12/06 23:23:53 DBPVXhnS0
ていうかシリーズ物というか女性人気を考えるとちょっとワル入ってる?みたいな?
そんな感じがモテるつまりそのチョイワルスペースに俺のアル中属性がパイルダーオンして
腐女子のドドメ色のムラサキインブ、もとい紫式部(漫画加瀬あつしのカメレオンをパクりました)を濡れ濡れ確定
そこにちょっとEPの隅に男二人褌一丁ヤニ吸い腕組み互いにガンくれ
ノンケの美少年を風呂に「来いよ!来いよ!」と引き込み現れ出でたるは全裸にオイル塗れの筋肉坊主
オッスオッスと男の友情熱い血潮に精液散らし801穴こそ我が故郷
そろそろ幽霊出さないと、しかし出るのは男の熱い迸り
924:本当にあった怖い名無し
10/12/06 23:38:27 DBPVXhnS0
男の王将、月夜に照らし眺めれば、これは風流マラ見酒
キャラ同士のカップリングに花が咲き、尻にも咲きたるアナルローズ
殴り合いだぜ掘り合いだ、手を組みマラ組み、鋼鉄粉砕(マラリオン・ハンマー!)
チョイマラ親父ネコかタチかを一晩熱弁
下痢便アナルにクソミソセックス
今宵もオカルト曼珠沙華
925:本当にあった怖い名無し
10/12/06 23:46:56 DBPVXhnS0
ていうかシリーズスレ用にわざわざ某SSスレで中堅の下くらいにいる俺がですよ
ありがたく構想を練ってやったんですが気が付けばやっぱり怪異をスーパーヒーローが
エレガントに解決というハナクソ以下の展開になってるんですね
ワタクシこと高貴な高貴な文芸紳士でさえそうなんですから
ここの小学生レベルの(ロリコンなので小学生女児は大好きです、私とセックスしませんか)
作家(核爆)の皆さんでは厨2秒展開になるのは無理からぬ事ですね
結論として投下してる人に4年生くらいの可愛い女子小学生いませんか?
926:本当にあった怖い名無し
10/12/07 01:25:34 it3LYLTf0
変なのきた
927:本当にあった怖い名無し
10/12/07 02:39:01 ajz3Vwww0
>>926 荒らしはスルー
928:本当にあった怖い名無し
10/12/07 02:42:45 Z78uEuVn0
これこそオカルトな実話だ
929:本当にあった怖い名無し
10/12/07 15:36:01 mbdYm9l80
しかもここのラノベSSより100巧みな文章なので2重の意味で吹いてしまう
なんだよ真ん中あたりのホモっぽい文の無駄なリズム感はw
930:本当にあった怖い名無し
10/12/07 23:56:27 I7lUqxeg0
才能の無駄遣いww
内容はともかく、読み物という点ではウニに迫る勢いだww
931:本当にあった怖い名無し
10/12/08 04:19:34 JGun49oU0
>>922-925
俺はお前が大好きだ
まあスレ違いだけどもな
932:本当にあった怖い名無し
10/12/08 06:20:33 CIEIJMwz0
斬新なシリーズモノトップくん
リアルオカルト?
933:本当にあった怖い名無し
10/12/08 20:48:57 PBVqqb6B0
ま、まさかこの調子で、スレ15は終わってしまうのか?
「俺」君に、便乗者さん、かも~~~ん
934:では
10/12/09 20:40:52 7TY0o5pb0
来週
935:本当にあった怖い名無し
10/12/09 22:18:55 KnFtmnvI0
ここって新規シリーズの投稿も歓迎してる?
どうもそんな風には見えないが
936:本当にあった怖い名無し
10/12/09 22:32:51 rQ/6stJk0
一部が粘着して追い出そうとするけど気にしなくてよろし。
937:本当にあった怖い名無し
10/12/09 23:03:05 xrBWwruF0
小学生レベルのラノベ枠は埋まってるから新規投稿するならそれ以外の分野でお願いしたい
938:本当にあった怖い名無し
10/12/10 00:12:20 m+K1BcJ00
・――、・・・を多用
・会話文が異様に多い
・会話文の最初に人物名が付く
・空白を多用
大昔のラノベの特徴
該当者がいるなw
939:本当にあった怖い名無し
10/12/10 00:42:32 9yBHLGMA0
>>938
それラノベって言うよりTRPGリプレイじゃ?
どっちにしろ大昔の遺物だが。
940:本当にあった怖い名無し
10/12/10 05:14:32 YpU0acUGO
回りくどい描写もNGな
941:本当にあった怖い名無し
10/12/10 18:43:04 fx+r31Nm0
ゲームしてたら寝ちゃってて、ガ ッ ってでかい物音でハッと起きたのね
時計見たら深夜3時近く
いつもは明け方まで寝ないでゲームしてんだけど、その日は夕飯に
バーガーキングをしこたま食べたせいか、うつらうつらしちゃってた
アパートは六畳と三畳位の台所に風呂
洗濯機はベランダに置いてある
しばらくぼやっとしてたら、また ガ ッ て音がした
風呂場から聞こえたような気がするけど、俺の座ってる位置から見えない
なんか立つのも億劫で、頭もまだぼやっとするし、動かないでじっとしてた
風呂は入ってないから、消し忘れもないし
めんどいなあと思いつつ、パソの画面見たらゲームじゃなくて
動画が流れてた
あれ?こんなの見てたっけ?
ヘッドホンからは音は
こんなんだよね>まわりくどい
942:本当にあった怖い名無し
10/12/11 03:57:50 fkcHRwU40
なんという投稿し難い流れ
943:本当にあった怖い名無し
10/12/11 11:58:55 U2jYMZIR0
そーか?
944:本当にあった怖い名無し
10/12/11 13:31:03 hChiS7JD0
「もう950近いから今投下してもレスがあまり貰えない」
とかみみっちい事考えてんだろどうせ?
そんなレス乞食な考えが50親父の頭髪くらい透けてんだヨ
とっとと作品を投下しようぜ、紳士の皆さんが15スレ目のトリとして
隠し芸大会のハナ肇みたいに盛大に歓迎してやんからよ
一番うまいカsu・・歌手は最後に出てくるもんだろ?
945:本当にあった怖い名無し
10/12/11 14:46:09 vwxjcPTM0
うるせー
946:本当にあった怖い名無し
10/12/11 19:55:32 DQFdH9KM0
てか、投下した後、みんなの感想読んでないっぽいけど?
947:本当にあった怖い名無し
10/12/11 20:02:51 AXBK2BPY0
褐色の恋人
948:本当にあった怖い名無し
10/12/11 20:33:27 fkcHRwU40
リアルで霊感持ちの知人が居るんだけど文章力無くて書けないもどかしさ
949:本当にあった怖い名無し
10/12/12 04:03:14 ZR1dOoZI0
大人しくスレチな俺の話を聞け
俺の借りてるアパートは新しく六畳×2・台所・脱衣所・風呂・便所と
十分なスペックでありえないほど安い。秒差で勝ち取った物件だ。
火事で人が台所で死んだいわく付きだがな
そこで白昼夢、そう白昼夢を見たかもしれん
俺は台所に立っている。臭い、吐きそうな臭い
ふと見ると大きな鍋に小動物らしき物がぐつぐつ煮られていた
臭い、何だこれは!とにかく火を消して換気扇回して窓全開にして、しかし体が動かない
狼狽しながらまた鍋を見てしまう、オエッ
グロい、キモい、それにここ俺の台所じゃねえぞ
出たい、何で体が動かないんだ!必死でもがいていると男が入ってきた
950:本当にあった怖い名無し
10/12/12 04:55:37 ZR1dOoZI0
そいつは一瞬目を剥いて驚いたが俺だって死ぬほどびびったさ
おまえ何やってんだよ!火止めろよ!くそっ聞いてねえ
鍋をかき回し始めた、吐きそうだ。アホか狂ってんのか
もうたまらん死ね死ね、おまえ死ね、即座に死ねよ
そう思っていると今度はテーブルに上りはじめた
テーブルに何か書いてある、漢文か?最初のほうだけだが
あとは死ぬ死ぬとズラリと書いてあるがしかしそんなのどうでもよかった
天井裏からロープがぶら下がってる。首吊り、典型的な首吊りだ
何か変だな、首吊る高さじゃない気がする
男は懸垂するように天井に腕を引っ掛けやはり吊った
うごっぐっかっがが・・気味悪い声をあげて少し痙攣してどうやら果てたらしい
現実離れしていてボンヤリしている
951:本当にあった怖い名無し
10/12/12 05:15:20 ZR1dOoZI0
テーブルすれすれだった。つま先立ちすれば届いたんじゃないか?
現に今足がテーブルに届いてる
パシャッと音がした、鍋からだった。確かに鍋からテンの様な動物が飛び出した
あちこちバタついて窓から出て行った。生きてたのか
振り向いたら既に俺の台所だった
俺はいつから正常じゃ無くなったんだろう
952:本当にあった怖い名無し
10/12/12 06:24:56 z5ZhnG4E0
見事なまでのスレチ
953:本当にあった怖い名無し
10/12/12 12:21:18 vJlGkgUp0
>>922
954:本当にあった怖い名無し
10/12/12 12:23:01 vJlGkgUp0
>>922
第2弾マダー?
955:本当にあった怖い名無し
10/12/12 13:45:54 7Bxh4Pin0
誰か次スレ頼む
俺は駄目だった
956:本当にあった怖い名無し
10/12/12 21:26:43 MxCY7Qmk0
お前が駄目なら
俺たち雑魚じゃたとえ100人乗っても大丈夫!やっぱりイナバだ!
957:本当にあった怖い名無し
10/12/12 21:46:34 6rStywKJ0
立てたよ
【霊感持ちの】シリーズ物総合スレ16【友人・知人】
スレリンク(occult板)
958:本当にあった怖い名無し
10/12/13 21:56:25 dPIaL0gd0
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