10/10/30 20:27:28 rvfPdtxC0
片足でバランスを支えきれずに、そのまま地面へとまた倒れる。
「ひるむ……!と、思うのか……これしきの……これしきの事でよォォォオオオ
あたしはよォ……この都市を……何事もなく…一人で脱出するぜ。
557:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 20:39:14 rvfPdtxC0
それじゃあな……」
ゆっくりと近づくカシマに、メリーは哀願した。
私のそばに近寄らないでええーーーーーーーーーッ!」
「自分を知れ…そんなオイシイ話が……あると思うのか? おまえの様な人間に。」
冷たくカシマは言い放った。
558:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 20:47:22 rvfPdtxC0
「なんてひどい野…」
「亜空間にはばら撒けないけど、消してやるよ。この世からな、
アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ――」
カシマの手が触れる度に、メリーの身体が消え去っていく。
559:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 20:50:16 rvfPdtxC0
両腕をつかい、次々と引き千切っているのだ。
細切れになっていくメリー。
すでに、悲鳴を上げる事さえ出来なかった。
「アリーヴェデルチ! 《さよならだ!》」
560:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 20:53:36 rvfPdtxC0
カシマが腕を動かすのを止めると、そこにはもう誰もいなかった。
血だまりの中にひとつ、携帯電話があるだけだった。
深呼吸をしカシマは呟いく。
561:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 20:58:31 rvfPdtxC0
「てめーの敗因は…たったひとつだぜ…メリー…
たったひとつの単純な答えだ…『カシマのマは悪魔の魔』」
カシマは目を瞑った。
562:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 21:08:24 rvfPdtxC0
死んだ友人の為の黙祷なのか、それとも緊張の糸が解けて疲れたのか
それはわからなかったが、カシマはそのまま、ずっと立ちつくしていた。
563:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 21:25:51 rvfPdtxC0
通学途中のテケテケに、一人の女性が声をかけてきた。
女性の割には大きく190以上はある。
自分とは違う長身に、テケテケは少し圧倒された。
564:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 23:16:01 XL/qQ7m70
これでまた1.2レス空くまで投稿できなくなるのか