10/10/26 19:49:33 G4DDdAYg0
「私の携帯は、私自身も知らないけど亜空間に通じているの。クチサケはそこに放り込まれちゃった」
少女はそう言いながらもう片方の脚を掴むと、同じ様に液晶に押し付け、消し去る。
「思い上がりは消さなければいけない。私以上に知名度がある都市伝説の輩なんて――だから消した」
474:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/26 19:51:19 G4DDdAYg0
一歩、また一歩と、少女はカシマと人面犬の元へゆっくりと歩を進めていく。
「一人一人、確実に確実に、このメリーさんの携帯亜空間にばら撒いてやる」
475:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/26 19:53:38 G4DDdAYg0
「私メリーさん。いま貴方の後ろにいるの」
しかし、男は振り向こうという素振りを見せない。
「ふっ、残像だ」
男の背中が霧の様にかき消える。迂闊だった。まさか補足に失敗するなんて。
「けど、俺のバックを一瞬でもとるなんてやるじゃないか」
476:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/26 19:55:40 G4DDdAYg0
今度は後ろから声がする。これではまるでさっきと立場が逆。ぎりと思わず唇を噛んだ。
「そう。でも……」
私はメリーさん!! 例えこの男が私の死であっても最後まで諦めない。
「はっ」
「なかなかの速さだ。なかなかいいメリーさんだな」
477:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/26 19:57:54 iuBlTKPCP
登場人物の発言内容とか容姿、服装、行動、その他諸々に全くリアリティが感じられないってのは
オカルト読み物として致命的だとオモ
478:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/26 20:14:30 G4DDdAYg0
男は軽口を叩きながらも私の動きを捉えていた様だった。
「性懲りもなくまたバックかい?」
「くっ」
男の腕がぐいと伸びた様に感じる。私の腕と胸倉を掴み、ひょいと身体を反転させて投げ飛ばす。―背負い投げだ。
「げほげほ」
479:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/26 20:49:54 z3tQPik2O
>>477
素人の創作だもの、少し位は大目に見てあげて…
480:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/26 21:48:25 G4DDdAYg0
「失礼。まぁ、ストーカーもどきはやめろよ。次、悪さしたら―」
「祓う気……?」
男はぽりぽりと頭をかきながらぼやく。
「俺だって好きでやってる訳じゃないさ。なんていうかその家柄ってゆーか」
「そう流石ね。寺生まれのT……」
481:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/26 22:09:01 G4DDdAYg0
バイクにまたがり、去って行く大きな背中。私はその背中に手をあてそっと寄り添いたい―。
なんて、そんな願望が私の中でいっぱいになってゆくのを感じた。
482:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/26 22:20:18 7Jrpp/wp0
>>472
難しくて意味が分からなかった・・・
何事もないといいけど