10/10/29 09:26:16 qHrkqXRB0
小説だとほほえましく描かれてて、息子はじめ周囲の人たちも好意的なんだけど、
リアルにいたら気持ち悪いよねそんな夫婦。
ただ、お春にしてみれば年の差に目をつむれば玉の輿なんで……
妾でなく妻にしてもらったという点で御の字なのかも。
530:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/29 09:48:46 EULzn/ap0
しかもお春はチビのじじいよりはるかに大女で決して美人ではないという設定
531:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/29 11:10:01 UG9mGJPq0
池波先生の女性の趣味は、作品中からダダ漏れてるからなw
・太ももや二の腕はむっちり
・若いに越したことはないけど、処女くさい潔癖さはどっちかというと嫌い
・顔の美醜は余り問わない
・丸顔が好き
・アラフィフくらいの大年増もバッチコイ(男が若い設定でもジジイ設定でも)
てな感じ。
話の筋は面白いから夢中になって読むけど、
物語から一歩退いて設定だけ見ると「おっさん向けドリーム小説」だよなあとしみじみする。
532:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/29 11:27:20 BidZFTPB0
さぁおまいら、こっちに来るんだ
【剣客】池波正太郎を語ろうか4【鬼平】
スレリンク(books板)
剣客・・・最初は主役(の一人)を張っていた息子の大治郎が、だんだん影が薄くなり、最終巻ではほとんど
活躍しなくなってしまったのが後味悪かったなぁ。と、むりやりスレの主旨に沿わせてみる
533:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/29 14:20:50 FJdHrXqK0
肉感的な美女?が好きなのかな。
534:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/29 17:45:47 RxW3/D4Y0
美ではないかもしれん…
535:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/29 20:29:02 HCj8E34Y0
>>529
何で読んだか忘れたけど、その年の差夫婦の設定は
作者の知人に実際ものすごく若い嫁さんもらって並んで散歩しているご隠居さんがいて
それをモデルにした、みたいな後書きかインタビューがあったような気がする。
もし記憶違いならスマソ。
536:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/29 20:55:15 khX23yupO
割と最近(たぶん平成になってから)も、7~80代の人間国宝の男性が
3~40代の女性と結婚(再婚?)したってニュースを聞いた気がする
旦那は富も名誉もあるだろうし、たしか嫁も美人だった気がするから
そういうカップルもありえるんだろうね
537:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/29 20:57:40 BidZFTPB0
>>535
モデルになった人はなんどかエッセイにも登場してますよ
歳の離れた嫁さんとか、芋酒の話とか
残念ながら空襲で行方不明になってそれっきり音信不通だそうですが・・・
538:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/29 21:26:53 naiLLt310
>>537
なんかそのエピソードが一番後味悪い気も
539:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/29 22:09:31 UncUB2qi0
剣客商売だか漫画になってなかったっけ
「最近お春の機嫌が悪いのは抱かないからだろう」みたいな注釈があって
爺さんとして嬉しいかよ・・ヲエぇってなった思い出。
540:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/29 22:21:22 2Fc8N/2IO
少年二人が車で倒れてた事件って何スカ
事件?後味悪そう?
541:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 00:12:40 7xLbzz/sO
>>539
後味じゃなく気味が悪いなw
542:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 02:33:10 nKPJpSol0
,.-――‐ 、
/ ,.-―┴- 、
/ | /: : l、: : : ;l: : : : :\
/ :! ./: : :、: :!_\;/ _V\ : |`
〈 ___V: : : :|∧|-‐ '''ー|∨
` ̄丁 |: |:l :| _ _ V|
ヽ|: NV:! '´ ̄ ,´ ̄` ||
/: :{_|: :| '''' r==┐'''' ||
. |:::::|::|::::ト. 、__,ノ ノ|
. |:::::|::|::::|:::`|'' ─--‐f´|:::|
. |:::/|::::| ̄\ / ̄| ̄\
イカ娘がこのスレに興味を示したようです。
543:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 08:02:37 ++k0h9xB0
>>542
もうちょっとAA磨いてから濃い、
渡鬼にしか見えん
544:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 15:36:26 nKPJpSol0
>>543
. ‐≠  ̄ ̄ \
/ / ヽ.
/ /,. ----- 、 :i \ こまけぇこたぁいいじゃなイカ!!
/) / /: ! : : : : l: : \ | \
///).:/斗|: : /十ト: : :\.l ヽ
. /,.=゙''"/:../ ,r=ミV ,r=ミ、ヽ: |:lマニ≠r‐"
/ i f ,.r='"-‐'つんィ} んィ}V};ハ|: V
/ / _,.-‐'~}:i 弋:り 弋:り/: /}: : i
/ ,i ,二ニ⊃,{ _'_ /: /ノ : : \
. / ノ il゙フ://\ ∨ } |: :|:_:_:_\: : \
,イ「ト、 ,!,!|/ ./: : / > `二´ '´|: :| |l `\ 、 :\
.. / iトヾヽ_/ィ" .f : / { |l |l\ |i :| ||. \`: :\
545:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 15:54:42 nKPJpSol0
あーバイト疲れた。セクロスしたいお
今、のど自慢番組観てて思い出した話。たいしたインパクトも無いからどうでもいいかもしれんが
読者から投稿された笑える体験談を寄せ集めた本に載ってた話
投稿者の女性はお腹が膨らんで腫れて、妊娠かと思って病院へ行くんだけど、医者からは「悪性の腫瘍」みたいに言われる
それから投稿者は数ヶ月くらい通院してレントゲンを撮らされたり強い薬を投与されたりするんだけど、投稿者の体調は良くなるどころか何故か悪化していった
我慢できなくなった投稿者が他の病院で診察を受けると、まあ予想どおり投稿者のお腹の腫れは腫瘍じゃなくて妊娠で、お腹の子はレントゲンや強い薬の影響で既に死んでいた
誤診していた医師にそのことを告げると、医師はしどろもどろで言い訳した
その後、投稿者が再度医師に文句を言おうと病院を訪れたら、看護婦から「あの先生は他の病院に移動しました」って告げられる
最後は投稿者さんが「逃げてんじゃねー!」みたいに怒鳴ってる姿がコメディータッチの絵で描かれてた
他の投稿がどれも笑える話だったのに、これだけが全く笑えなかった
本当は重い話なのに「逃げてんじゃねー!」って漫画チックに怒鳴ってるのが不自然で場違いな気がした
546:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 16:23:54 dikW+HXE0
>>545
ありえん
547:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 16:38:23 xyfEm3l6O
>>545
恐ろしすぎる
548:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 20:15:02 WRdtasVuO
完全なネタだな。
違和感ある程腹が膨れる月数なら、もう胎児はポコポコ動いてるし、生理無い時点で普通に気付くだろ。
もしそんなのが載ってたんなら、それを「笑える」「実話」として採用した編集部のセンスが後味悪い。
549:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 20:47:54 LrKaudZW0
編集者がネタ足りなくて創作したんじゃ?
550:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 20:54:30 uSvKFagl0
それ以前に、単純に尿検査で妊娠がわかるんですが…
妊娠かと思って婦人科にいったなら、まず尿検査しますがな。
診察の前に尿とれと紙コップ渡されますぜ。
551:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 21:22:47 WRdtasVuO
確かにW
そういや、検査キットも薬局で売ってるよなぁ。
普通そういうので、確かめてから病院いくんじゃね?
552:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 21:49:35 FgsyZt0l0
それとはパターンが違うだろうけど、「世界まる見え」的な海外の面白ネタ紹介番組で
「破水するまで自分が妊娠してることに気付かなかった」って女性の話が
なんかモヤモヤする後味だったのを思い出した。
もともと太り気味で、生理も不順な体質だったため、
おなかが膨れても生理がこなくてもたいして気にせず十月十日過ごしてしまい、
ある日突然破水して、わけがわからないまま救急車で病院運ばれて
そこで初めて妊娠発覚→すぐに分娩→無事出産
最期にはその本人て女性がでてきて「あの時はビックリしたけど、今ではこの子はわたしの宝」
みたいな、まぁ出産エピでよくある感じのコメントして、にこやかに終わってたけど。
ただ、再現ドラマとか解説とかに、一度も赤ん坊の父親が登場しないんだよね。
保護者が未婚のシングルマザー、父親が誰だかわからないってだけでもペナルティだろうに、
全く出産の為の準備(物理的にも精神的にも)をしてなかった母親の元に生まれた赤ん坊が
ちゃんとその先育てられていくんだろうか?とものすごく心配になった。
553:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 22:02:38 qmpxvK5A0
生理不順+ダラな生活で妊娠に気づかないってやつは一定数いるんだと思う。
つか、知り合いにいたwwもう縁切ったけど。
554:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 22:19:20 uSvKFagl0
私も叔母がソレだったらしい
惣菜屋(揚げ物とか)に勤めていて、40過ぎてたので
生理こなくててっきり閉経したのか、まぁ、そりゃ年だもんなと思っていて
気分悪いのも揚げ物ばっかりしてるし更年期って奴かな?程度に思ってたら
ある日職場で酷い腹痛が起きて救急車で運ばれて妊娠発覚→そのまま出産
無事、五体満足な女の子が生まれた
20代で結婚したものの子供に恵まれないまま20年
旦那も突然のことで驚くやら嬉しいやら恥ずかしいやらで大変だったらしい
555:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 22:52:57 pu8wBzsWO
>>553
あんた、イカ娘に嫉妬している年増だろw
556:映画 縞模様のパジャマの少年
10/10/30 23:10:55 x08Mu7eb0
1944年、8歳の快活な少年・ブルーノは大都会・ベルリンから遠く離れた山間の村に越した。
ブルーノはナチス将校である立派な父と、優しい母、美しく明るい12歳の姉と4人暮らしであった。
父は人柄能力申し分のない人物(役者はハリポタのリューピン先生)であり、今度の引っ越しはナチスでも上級職に抜擢された栄転であった。
引っ越し先は寂しい村で、近所に同年代の子供はおらず遊興施設は愚か学校すらなかった。
家を訪れる者と言えば父が目をかけている部下が数人と縞模様のシャツを着た小間使いの老人だけだった。
家に来る部下の中でもコトラー中尉は特に父に信頼を寄せられており、家族同然の付き合いをしていた。
ハンサムで優しいコトラーに姉はあこがれているようだった。しかしコトラーは例の縞模様のシャツを着た小間使いだけには無下に当たっていた。
ある日怪我をしたブルーノは老人に手当してもらう。意外にもてきぱきと手当する老人。
お医者さんみたいだとブルーノは褒めると老人は「私は昔医者だった」と話した。
ブルーノはそれなのに今は小間使いをしているなんて藪医者だったんだとからかった。
老人は泪ぐんでしまう。
557:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/30 23:16:13 LothKQxR0
泣けた
せつねえな
558:映画 縞模様のパジャマの少年
10/10/30 23:17:12 x08Mu7eb0
家に帰ってきた家族にその話をすると、父親は「あいつは嘘つきのユダヤ人だ。軽々しく手当なんかさせるな」とブルーノを叱った。
母親は父親を非難の目で見る。混乱したブルーノは自室に逃げ込んだ。
ある日、普段は施錠されている中庭のドアが開いていた。暇を持て余していたブルーノはドアを開けて山道を散策する。
森を越え、小川を渡ると巨大なフェンスに囲われた大きな農場を見つけた。
フェンスに沿って歩いている同い年程の少年を見つけたブルーノは声をかける。
「ボク、ブルーノって言うんだ。君はこの農場の子?」
少年は頭を丸刈りにし、縞模様のパジャマを着ていた。胸には番号を刺繍したワッペンをつけている。
「ボクはシュムール。遊んでるんじゃないんだ。でもやることがないから話し相手は出来るよ」
こうしてシュムールとブルーノは柵越しに喋るようになった。
559:映画 縞模様のパジャマの少年
10/10/30 23:24:02 x08Mu7eb0
父が手配した家庭教師は熱心な愛国主義者で授業のテキストに「わが闘争」を使っていた。
コトラーに影響された姉はヒトラーの啓蒙本を貪り読み、将来はナチスに入りたいと言い出す。
しかしブルーノにはヒトラーの本は余りに難しく興味を持てなかった。
姉は反ユダヤ主義になり父とユダヤ人の追放について熱心に語り合うようになる。
母はそれを内心嫌がっていた。
ある日ブルーノはシュムールに聞いた。「君はパパを誇りに思ってる?君のパパは何してる人?」
「ボクのパパは時計職人だったよ。今は大工をしてるけど」
「大人になったのに好きなことが出来ないの?僕のパパは軍人さんだよ」
「ボク軍人嫌いだ。僕たちの洋服をとっちゃったんだ」
「ボクのパパはそんな事しないよ。ねえ、農場から出ておいでよ。ここじゃつまんない」
「出れないんだ。鉄条網があるから」
「家畜が逃げない為でしょ?入口からおいでよ」
「人間を逃さない為だよ。僕はユダヤ人なんだ」
ショックを受けるブルーノ。
しかしながらブルーノとシュムールの交流は続いた。
560:映画 縞模様のパジャマの少年
10/10/30 23:30:57 x08Mu7eb0
農場の煙突から流れる煙を見てコトラーは母親に嘯いた。
「奴等は焼かれても臭いですね」
母親は衝撃を受けた。
母親が何もしらなかったことに狼狽するコトラー。
その日の夜、母親は夫を責めた。
「あなた、こんな酷いことをしていたの?よく強制収容所の目と鼻の先に子供たちを連れてきたわね?最低よ!
あなた軍人じゃないただの人殺しよ!」
妻に事実を隠していた父親は驚いた。「誰から聞いた?」
「コトラー中尉よ。あのヒトラーシンパがぺらぺらしゃべったわ!」
それ以降父と母は喧嘩が絶えなくなった。
父は国の為だと言い、母はどんな理由があっても人殺しは許されないと叫ぶ。
姉は人類の敵であるユダヤ人を駆除するのはドイツの益にかなうことだと父を庇った。
ブルーノにはどちらが正しいかわからなかった。
561:映画 縞模様のパジャマの少年
10/10/30 23:41:23 x08Mu7eb0
ベルリンから父の両親が遊びに来ることになった。
優しい祖父母に逢えると喜ぶブルーノと姉。
しかしヒトラー嫌いの祖母はナチスの息子には会えないと断ってきた。
家族の落胆の中、祖父だけが遊びにきた。
父は祖父と一家を交えての晩さん会にコトラーを出席させた。コトラーと食事が出来ると姉は喜ぶ。
食事会は途中まで和やかだった。
いきなり、父が口火を切るまでは。
「コトラー、君の父上は今何をしているのかな?」
「私の父ですか?今スイスにいます」
「スイス?この戦局の真っただ中にか?君の父上は大学で文学を教えていたね?何で教鞭を放り出して
スイスになんか行ったのかね?」
祖父もこのお国の大事に中立国に逃げ出すなんて卑怯者だと責め出す。
おろおろする母と姉。真っ赤になって黙り込むコトラー。
雰囲気が最悪になった時元医師の小間使いが給仕にやって来た。
不穏な空気を察し、ビクビクしながら給仕していた小間使いは誤って中尉のワインをこぼしてしまう。
「このユダヤ野郎め!」
廊下に連れ出し老人を滅茶苦茶に殴り始めるコトラー。
姉は泣きだし、母は父にコトラーを止めにいくよう頼むが父は平然と言い放った。
「ユダヤ人なんぞの為に私に部下に頭を下げろと言うのか」
余りの展開に唖然とした祖父とブルーノは動くことが出来なかった。
その日を境に元医師は姿を見せなくなる。
562:映画 縞模様のパジャマの少年
10/10/30 23:51:27 x08Mu7eb0
数か月後、少年の家で誕生日が開かれ、料理の手伝いに例の農場から何人もの縞模様のパジャマを着た労働者が集められた。
その中にはシュムールもいた。
グラスを磨いているシュムールに少年はお菓子をあげる。
「嬉しいよ、シュムール。君遊びに来たの?」
「違うよ。手伝いに来たんだ」
「そうなんだ。メイドのジェシカ(少年の家で働いているユダヤ人のメイド。父からは嫌われていたが母の厚意で雇われていた)も
僕くらいの年齢で子守してたって言ってたよ。羨ましいな。自分でお小遣いが稼げて」
「そうでもないよ。でも君の家綺麗だね。一回君の家に行きたかったから嬉しいな。」
そこへコトラーが現れた。
「ユダヤの豚の癖にこの家のおぼっちゃまと口を利くな!この菓子はどうした。盗んだのか?」
「盗んだんじゃありません。ブルーノがくれたんです。友達なんです」
コトラーはブルーノのクビをつかんだ。
「そうなのか!このユダヤ人と友達なのか?」
そうだと答えようとしたがコトラーのあまりの権幕に舌が上手く回らない。
半泣きになったブルーノは「違うよ。こんな子知らない。お菓子は勝手に食べてたんだ」と答えてしまう。
563:映画 縞模様のパジャマの少年
10/10/31 00:00:21 x08Mu7eb0
激怒したコトラーはシュムールを連れ去る。
ブルーノは部屋に閉じこもり自己嫌悪から号泣する。
翌日から毎日ブルーノはお菓子や玩具を持って農場のフェンスまで行きシュムールを待った。
しかし何日たってもシュムールはいなかった。
2週間たった頃ようやくシュムールが柵の前にいた。シュムールの顔にはひどく殴られた後があった。
ブルーノは泣きながらシュムールに許しを乞うた。
シュムールはブルーノを許した。
二人はブルーノが家から持ってきたシュークリームとエクレアを分け合って食べた。
何故かコトラーは家にめっきり来なくなった。あれだけコトラーに夢中になっていた姉はあの一件以来、コトラーに対する思いはなくなったらしく平然としていた。
それから数日たったある日、家に帰るとコトラーがいた。
ブルーノはコトラーから逃げようとしたがコトラーは黙ってブルーノの頭を撫で、「元気でな」と去った。
父にコトラーはどうなったのかと聞くとあいつは最前線に行かせたと返された。
コトラーの父親は反ナチの運動をしており、ドイツを追われスイスに亡命していたのだった。
コトラーへの憧れはなくなったとはいえ姉はショックを受け、母は父を責めた。
「そんな理由でよくもコトラーを殺せるわね!あなたの母親だってヒトラーを嫌っているじゃない!」
そこに電話のベルが鳴った。祖母が空襲で焼け死んだという知らせだった。
564:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 00:13:33 PsqloDr90
支援
565:映画 縞模様のパジャマの少年
10/10/31 00:13:36 hxrHZvvm0
祖母の葬儀に出席する為、一家は久々にベルリンに戻った。
ナチス嫌いの祖母の御棺に父はヒトラーからの贈り物である百合の花束をいれた。
母は夫の心無い行動にむせび泣いた。
村に戻るとブルーノはシュムールにチェスを教えた。
「君のおじいちゃんとおばあちゃん、まだ生きてる」
「もう死んじゃったよ。ここに来る途中で病気になってすぐに病院に運んだんだけどそのまま・・・あ、ホーンを右に動かして」
「そうなんだ。お葬式どうだった?」
「出せなかったよ」
数日後父は自分の上司を家に招待し、試写室で何かの映像を見せていた。
面白い映画でも見ているのかとブルーノは覗き込んだ。
ユダヤ人収容所は清潔で娯楽がたくさんあり、カフェや映画館もプールもあるという内容だった。
ユダヤ人収容所?シュムールもユダヤ人だった。ということはあの農場はユダヤ人収容所だったのか。
でもあんなに楽しい場所なら何故シュムールは柵の前にいつもいるのだろうか?
他に同年代の友達がいないからだろうか?カフェや映画館に行くにはシュムールがまだ小さいからだろうか?
釈然としない思いが胸に残るブルーノだった。
566:映画 縞模様のパジャマの少年
10/10/31 00:22:10 hxrHZvvm0
翌日ブルーノはシュムールに聞いた。
「君たちが住んでいる場所は良いところなんだろ?」
「良いところなのかな・・・わからないよ。でもお爺ちゃんとお婆ちゃんは死んじゃったし
ママはいないしパパはここに来てから喧嘩ばかりするようになっちゃった。寂しいよ。
僕には友達は君しかいないんだ。僕から離れないでね。ブルーノ」
「僕も君しか友達がいないよ。離れないよ。シュムール」
シュムールとブルーノは鉄条網越しに握手した。
翌日、姉とブルーノは父親に呼ばれた。
「お母さんがもうこの家で暮らせないというんだ。私はナチスで重要な使命があるからここに残る。お前たちもお母さんと一緒にお爺ちゃんの家へいきなさい」
姉は喜んだ。既に姉はナチスを信奉してはいなかった。
しかしブルーノは困った。このままではシュムールを裏切ることになってしまう。
「ボクここに残るよ。ジェシカもいるからママがいなくても平気だもん。勉強もここでする」
「ダメだ。お爺ちゃんの家に行きなさい」
幼いブルーノに選択の余地はなかった。
ブルーノはありったけのお菓子を持って想い足取りでシュムールの元に向かう。
567:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 00:23:33 nF9i/iQ70
支援
568:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 00:29:19 MID0wxZ30
泣けた
せつねえな
569:映画 縞模様のパジャマの少年
10/10/31 00:31:05 hxrHZvvm0
「ねえシュムール。ごめん。ぼくんち引っ越すんだ。もう君に逢えない」
「そんな・・・いつ戻ってくるの?」
「わからない。もう戻ってこない。でもパパはここにいるから年に何回かなら会えると思う」
「そうなんだ・・・。僕のパパいなくなっちゃんだ」
「えっ?」
「今朝違う仕事に行ったっきり帰ってこなくなったんだ。どこかで倒れて誰にも気づいてもらえないのかも知れない」
「大変だ!警官にしらせなきゃ」
「ここには警官なんていないよ」
うつむいたブルーノはふっと足元の土が柔らかいことに気付く。
ブルーノは棒でその土を掘った。土はとても軽くブルーノ力で簡単に掘り進められた。
「シュムール、見て。ここの土柔らかいよ」
「本当だ。ここからなら出られるね」
「シュムール、農場から出て遊ぼうよ。小川に行って魚釣りしよう」
「僕一人じゃ出られないよ。パパも一緒じゃないと」
「う~んと、じゃ僕がこの穴に入るよ。一緒に君のパパ探そう」
「そんな悪いよ・・・」
「良いよ友達じゃない」
「ありがとブルーノ。じゃあ僕君がこの中に入っても怪しまれないように君の分のパジャマと帽子用意しとくよ」
「そんなのあるの?」
「うんたくさん余ってるんだ。子供用のもあるよ」
「じゃあ僕明日サンドイッチ持っていくよ」
ブルーノは意気揚々と家に帰った。
570:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 00:32:07 PsqloDr90
>>555
アンカミス、そして、543は学生だし、イカ娘も嫌いではないが、場違いなファンが嫌いなだけ、空気嫁
571:映画 縞模様のパジャマの少年
10/10/31 00:40:58 hxrHZvvm0
翌日ブルーノはパンに野菜とハムジャムを挟んだお手製サンドイッチを作り家を出た。
姉と母、ジェシカは引っ越しに荷造りに忙しくブルーノに気が付かない。
ブルーノは鼻歌を歌いながら農園に着いた。
夜中のうちにシュムールが穴を大きくしてくれた御蔭でブルーノは簡単に柵の内側に入れた。
洋服を穴の前で脱ぎ捨て、シュムールが用意した帽子とパジャマに着替える。
二人は農場の奥に進んだ。
中は汚い掘立小屋がいくつも並んでいて監視の犬が吠え立てていた。
小屋の前のベンツに座っている人たちは皆不潔で暗い顔をしている。
父が見せていた映像とはずいぶん違っていた。
ブルーノはシュムールに提案した・
「カフェに行かない?ココアでも飲んで作戦立てようよ」
「カフェ?そんなのないよ。あ、パパが寝泊まりしてる小屋だ。あそこにもう戻ってるかも知れない」
その小屋は恐ろしく天井の高い不潔な小屋でずらりと並ぶ三段ベッドの上に老人と病人ばかりが押し込められていた。
ブルーノとシュムールが小屋に入った途端、父と同じ軍服を着た数人の男たちがやって来て
小屋にいる人間全員外に出て行進しろと言い出した。
ブルーノとシュムールはこの小屋に住んでいないし行進する気はなかったが小屋の中にいた数百人がいっせいに出口に向かったので巻き込まれてしまった。
572:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 00:45:36 MID0wxZ30
長編乙ッス
573:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 00:53:33 yXqzH//f0
田舎にあるユダヤ人ん収容所の話。
ドイツ人の息子とユダヤ人の息子が出会います。
二人は友人となりますが、ドイツ少年は父親が
その収容所のお偉いさんだとは知りません。
ある日、ユダヤ少年に不幸な出来事が起こります。
二人は収容所に忍び込みました。
二人は殺されました。
574:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 00:54:51 MID0wxZ30
短編乙ッス
575:映画 縞模様のパジャマの少年
10/10/31 01:00:37 hxrHZvvm0
数百人の集団はブルーノとシュムールを巻き込んだままずんずん行進を進めた。
列から出ようにも人でもみくちゃな上に列の前後を軍服姿の男たちと犬が固めておりとても出れそうにない。
二人はただ身を寄せ合って歩くしかなかった。
集団は農場の奥にある鉄づくりの建物に入れられた。
同じ縞模様の服を着た若く健康そうな男たちが猫撫で声で「ただのシャワー室だ、心配いらないよ
俺たちが先に浴びたからね、温かくて最高だったよ」と笑いかけてきた。
同じユダヤ人の言葉に安心するシュムール。ブルーノもすっかり警戒心をとき喜んで建物に入った。
周囲の病人や老人も彼らの言葉をすっかり信用して中にぞろぞろと入った。
しかし全員が入るとシャワー室だと言っていたユダヤ人たちは建物から出ていく。そのことに気付いた者は誰もいなかった。
予告もなしに照明が消え、建物は暗闇に包まれる。
シュムールとブルーノは手をつないだ。「停電かな?」「そうだよ。早くシャワー浴びたいな」
その瞬間、ノズルから毒ガスが散布された。
その頃ブルーノの家は大騒ぎになっていた。メイドのジェシカが開けっ放しになっている裏口を発見し
裏口から山道を走る母と姉。
ジェシカの報告で、息子が行方不明になったことを知った父は部下と犬を引き連れて捜索に向かう。
息子の匂いを辿った警察犬は何故か家の方角ではなく自分が所長を務める収容所の中を走っていく。
「何故だ?まさかここにいるのか!」
母と姉は必死でブルーノの名を呼びながら山道を歩く。
「まさか川に・・・いえ、野犬に・・・」最悪の想像に頭を占領される母はふと目をあげて呆然とする。
ユダヤ人収容所の柵の前の息子の洋服が脱ぎ捨てられていたのだ。
「あなた!ブルーノが・・・」母と姉は収容所の正門に駈け出した。
その頃父は部下たちの怒号と悲鳴、犬の吠え声の中に立ち尽くしていた。
ついさっきユダヤ人の殺処分を終えたガス室の前で息子の痕跡が途絶えていたのだ・・・。
576:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 01:10:16 PPDpXWns0
終わりかな?
一応支援
577:映画 縞模様のパジャマの少年
10/10/31 01:12:20 hxrHZvvm0
終わりです。
578:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 01:21:34 QCKg18rE0
>・1回で投稿しきれない長文は、投稿前にメモ帳でぜんぶの文章を書き終えてから、連続投稿してください。
>>573
乙。
579:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 01:41:27 PPDpXWns0
>>556
友達がこの映画を見に行ってるんだが、
前の席のカップルが子ども可愛いとか最初キャッキャウフフしてて、
ラストで呆然と黙り込んでたのが爽快だったと言ってた
そういう意味では後味良い映画
580:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 01:55:21 iNywpNo80
つーか、ナチのガス室って南京大虐殺並の捏造だよなぁ。
それを検証しようとする事すら許されないと。
そういう現実の方がよっぽど後味悪い。
581:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 02:04:04 t01vYstGO
>>577
なんつーか、・・・ねぇ?
ナチスがどーだろーとユダヤがどーだろーと知ったこっちゃないけど・・・
582:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 02:14:22 J8L8kbh30
フィクションでしょこれ
583:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 04:16:28 05q6iHJ90
ナチスつえば随分昔NHKドキュメントで観た人もいるけど。
収容所から処刑場への道すがら激励のために演奏する音楽隊というのがあったそうで
それはユダヤ人から選ばれたんだそうだ。
音楽隊は絶対殺されないという特権があって、
選ばれた人の中には全く楽器をひけないはずの身内を登録したがる人が沢山いたとか。
何の曲を演奏したかというと、それこそ明るい曲を演奏しろと命令されて、題名や楽曲は明かされなかったけど
元音楽隊の女性が
「私たちが演奏すると収容所の扉が開き人々が現れた。これから処刑される人々の列が現れた。
『どうしてこんな明るい行進曲をこんな場所で・・・』と咽ぶ女性がいたり
『お前はユダヤ人だ。なのに俺は殺される。お前は楽器が吹けるだけで助かるんだ』と罵ったり」
収容所に収監されていた人と、音楽隊にいた人とでインタビューしてたけど、
音楽隊の人たちは「しかたなかった。本当にしかたなかった。赦してほしい」と泣きながら言っていたが
収監所の人は「音楽隊の連中は裏切り者だ。子供に伝えてうらむ」としか言っていなかった。
584:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 05:48:43 KwgKKvOCO
乙っしたー
585:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 10:00:15 G8Bl1EyxP
自分を殺したドイツ軍より生き残る同胞を恨む心理よ
キリスト殺したユダヤ人
でもキリストもユダヤ人
近親憎悪恐ろしい
586:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 10:44:06 FhwPNkmR0
ッそ
587:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 13:17:34 ybt3pV0t0
>>579
そのカップルはそんな事すぐに忘れて、二人で楽しい夜を
過ごしたんじゃね?
それに引き換え、友達は「カップルが嫌な思いしてメシウマざまあ」とか
空しい感想を抱いて、空しい家に帰って、空しい夜を過ごしたんだろうw
笑える。
588:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 14:33:36 HbAX2dfJ0
その結末見てもへらへら笑ってるカップルより
胸痛めて静かになるカップルの方がいいと思うがな
メシウマとか言ってるそいつの方が悲しい最低な男だよ
589:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 15:16:57 HObxrbsA0
>>588
いや、比べる対象がおかしくない?
さすがに「その結末見てもへらへら笑ってるカップル」なんてのは
よっぽどの知能薄弱者ぐらいしかいないのでは。
映画館内で一瞬呆然と黙り込んで、外へ出たらすぐ忘れてまたキャッキャウフフ、
ぐらいなら普通だけど。
590:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 16:27:53 hxrHZvvm0
流れぶったぎりで悪いが出所した犯罪者が自分の犯罪ネタにした本出して印税で儲けるって胸糞悪いな。
日本じゃまずないがアメリカやヨーロッパでは結構あるらしい・・。
「乙女の祈り」のモデルになったアン・ペリーなんざ友達と一緒にそいつの母親殺しておきながら
5年で釈放されて刑務所で書き溜めた小説発表してベストセラーだったっけ?
一緒に殺した友達の方は隠遁生活送っているにも関わらず人気ミステリー作家として
堂々と本出版出来るその根性がわからん。とても反省しているように見えん。
10歳で人殺したメアリー・ベルものうのうと結婚して本出版してたんだよな。
出す方も出す方だが出版させる方も出版させる方だ。白人は感覚が違うのかな?
「シリアル・ママ」はよく出来た風刺映画だった。
591:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 17:18:22 mJlwmlzO0
誰だったかな、アメリカの有名な連続殺人犯で手記を書いて発表して大儲けしたやつがいて
その州では法律で犯罪者が印税で儲けられないようにしたっていう話は聞いたことがある。
具体的にどうするのかは知らないけど。
多分印税収入は犯罪者個人ではなくて公共施設なんかに使われるとかなのかも。
日本でも佐川一政の「霧の中」はベストセラーになったよね。
被害者本人ではないけど酒鬼薔薇聖斗の親も「少年A」この子を生んで」の印税を
被害者遺族の賠償には充てずに全部懐に入れちゃったとか。
592:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 17:20:25 HObxrbsA0
出所後じゃないが、日本では死刑囚の永山則夫が
獄中出版で手記や小説を書いて文学賞も受賞してる。
(印税は遺族に支払ったりしたようだけど。)
逮捕当初は読み書き覚束無い状態から、独学で物書きを始めたのだとか。
日本文藝家協会への入会が賛否両論でもめて、
結局は否決されたが、それに抗議した作家らが脱退したりしている。
593:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/31 17:54:51 hxrHZvvm0
>>592
う~ん、印税を遺族に支払うんならまぁ許せるけど・・・。
獄中出版なら本人は良い想いできないわけだし。
アン・ペリーの場合は友人ともども無期懲役食らっておきながら二人が二度と接触しない、って条件付きで
5年で釈放されたっていうのもあって余計不条理。日本ですら無期懲役食らった場合、未成年でも7年は刑務所にいなくちゃいけないのに、たった7年。
連続射殺魔のアイリーン・ウォーノスの場合は同居していたレズビアンの恋人が大儲けしたはず。
裁判でアイリーンが「パメラが私に食事や服をねだるようになって金に困った。強盗殺人は彼女に貢ぐ為でもあった」と主張した時に
パメラは「そんなことはしてない!私は被害者だ!こんな殺人鬼に金を貰ったことはない!」(後で相当高額なプレゼントを受け取っていたことが発覚)と
アイリーンを切って捨てた。まぁパメラに責任を負わせるのは酷だけどね・・・。
でもその後「無関係!被害者!」なはずのパメラがしっかり金受け取ってマスコミにアイリーンの情報売ってた。
何だかなぁ・・・と思ったな。
594:自治スレでローカルルール他を議論中
10/11/01 01:07:10 v6G7Rw8l0
まぁそういう類の奴はある一定の数いるんじゃない?
多いか少ないかの差はあるだろうけどさ。
コンクリ事件の犯人のゲス共も、飲み屋で事件をネタに酒飲んでたり、妻子持ちになってたりで訳が分からんよ。
天罰だの呪いだの神だの仏だの、そんなものは存在せんね。
チリ人妻アニータもふてぶてしくドヤ顔で女優デビューしたりしてるし、
チリ人も当時アニータを「金持ちアジア爺から金を奪った英雄」みたいな感じでカッコイイみたいに持ち上げてたらしい。
チリ人は日本人に似て真面目で誠実で仕事熱心とか言って、落盤事故の時に持ち上げてた文化人がいたけど、
バッカじゃねーーのという感想しかなかった。
595:自治スレでローカルルール他を議論中
10/11/01 10:34:02 4qVMxBxU0
>>594
アニータって今破産寸前じゃなかったっけ?
しかしアニータ例の横領事件の後も同じチリ人の女騙して売春宿に売り飛ばしたりしてるのに
取り調べを受けた警察署でもVIP待遇だったとかでチリが嫌いになったわ。
596:自治スレでローカルルール他を議論中
10/11/01 11:30:12 4I1OJSi0O
チリ人w
597:本当にあった怖い名無し
10/11/01 19:12:26 2bA1TkFeO
アニータみたいなババアに貢ぐ男の気が知れん。俺はイカちゃんみたいな、可愛い娘がイイな(//▽//)
598:本当にあった怖い名無し
10/11/01 20:01:39 PbCoqzS90
そういや「ボストン絞殺魔」ことアルバート・デサルヴォには冤罪説があるんだけど
彼が自白したのは「犯人」として手記を書いてその印税を家族に遺すためだったのではないかと言われている。
結局デサルヴォは服役中に何者かに殺害されてしまい手記は書かれず終いだったけど。
599:本当にあった怖い名無し
10/11/01 20:33:23 2iqYpcld0
>>597
へぇ、お前は軟体動物に貢ぐことができるのか、すげぇな
600:本当にあった怖い名無し
10/11/01 21:24:21 tVEqameKO
わかるよ
自分もイカタコよく食べる
601:本当にあった怖い名無し
10/11/01 21:35:41 2bA1TkFeO
またまたwキミ達も本当は好きなんだろう?
あと4時間半で逢えると思うと、胸がドキドキする(≧▽≦)
602:本当にあった怖い名無し
10/11/01 21:42:41 naUBvmL10
>>601
かわいい人だね。注目したいから、コテでもつけたらどう?
603:本当にあった怖い名無し
10/11/01 21:44:05 B1gdvzNdO
夜釣りか。気を付けないと引き込まれるぞ
604:本当にあった怖い名無し
10/11/01 21:51:15 QEKmWLJrO
正直コーラのアテに
いかくんはウマイ…と思う
605:本当にあった怖い名無し
10/11/01 21:54:59 2iqYpcld0
>>601
どこで夜釣りするにしても、気を付けなさいな
606:本当にあった怖い名無し
10/11/01 22:10:33 5Shvb2420
イカ釣り船っすか
607:本当にあった怖い名無し
10/11/01 22:37:03 H5TXagNN0
>>601
いるよね。手前が世界の中心だと思ってるやつw
イカ釣り船出すのも金がかかるんだよ。
608:本当にあった怖い名無し
10/11/01 23:18:41 aYQ46UF2O
>>598
服役中に何者かに…って、犯人が刑務官以外に考えられなくない?
外国の刑務所は、誰でも出入り自由なの?
609:本当にあった怖い名無し
10/11/01 23:29:37 PbCoqzS90
>>608
「刑務所仲間に殺された」ってことになってるけど今に至るまで犯人は不明なのよ。
犯人が捕まらなくて焦ってた警察側と裏取引して犯人役を引き受けたのでは?って説もあるそうだから
それが事実なら刑務官を脅したり買収したりしてやらせたってこともあるかもね。
610:609
10/11/01 23:38:11 PbCoqzS90
あ、なんか分かりにくい文章になってしまった。
(デサルヴォが)犯人が捕まらなくて焦ってた警察側と裏取引して犯人役を引き受けたのでは?って説もあるそうだから
それが事実なら刑務官を脅したり買収したりして(口封じのためにデサルヴォ殺害を)やらせたってこともあるかもね。
611:本当にあった怖い名無し
10/11/02 00:39:22 7M1XEKyM0
時代劇小説で(何の話だったか曖昧だが、複数の作者の作品で見たことあるエピだから
おそらく史実か少なくとも巷では実際に行われていると信じられていた元ネタの資料があるんだと思う)、
囚人が結託して同じ牢内の服役囚を抹殺していく場面があって、描写がすごく怖かった。
江戸市中にいろんな人々が集まって無頼・無宿の類も増え、収監が追い付かなくなってくると
牢屋内はすし詰めで居住環境が悪化し、一定以上人数が増えたら
牢名主が消す奴(自分に反抗的な態度の奴とか賄賂が少ない奴とか)を密かに決めて手下に指示し、
夜中の眠っているうちに皆で手脚を押さえて顔に濡らした雑巾をかぶせ、窒息死させる。
牢内は衛生環境も悪くて病死者も多いし、役人も囚人の獄死には関心が薄く、適当に「急死」で片付けられる。
牢屋がパンク寸前の状態なので、むしろそういう囚人の間引きの実態をうすうす知りつつ黙認している感じ。
――という背景設定だった。
あと、もう少しドラマ性のある展開では、単なる人数調整の間引きでなく
口封じのために外部の人間が牢名主とつなぎを取って(髪結い夫や小物の差入れ係などが仲介を務める)、
用済みになった末端の実行犯を葬る、といった筋書きのものや。
皆が寝静まった深夜の闇の中、示し合わせた人影がむくりと起き上がり、寝ているところを取り囲ってきて
何が起こったかも分からないうちにいきなり濡れ雑巾をかぶせて押さえ付け、
そこに至って初めて苦しさで目を覚ましもがくが、声も出せず手脚も押さえられ、やがてふっつりと静かになる。
ホラーっつーか、サスペンスってーか、じりひりと迫り来る牢仲間の描写がえげつない怖さだった。
612:本当にあった怖い名無し
10/11/02 00:42:05 7M1XEKyM0
×じりひりと
○じりじりと
613:本当にあった怖い名無し
10/11/02 01:15:23 rB8XTmEV0
江戸時代で獄死と言えば、ドラマ版のズッコケ三人組「ズッコケ時間漂流記」が嫌な終わり方だったな
世話になった平賀源内が捕まって、三人組が残していった歴史の教科書の自身の項目の「獄死」という部分を眺めた後、
それを破いて三人組に教えてもらった紙飛行機にして牢屋の中で飛ばして「歴史か・・・」と一言呟く。
原作の内容は殆ど覚えていないがこんなシーンは無かった筈なんだよな。
以前からエレキテルの実験等で怪しまれてた上に、過失とはいえ源内が人を殺害して捕まったのだから、後々ろくな目にはあわない事は推測できたが、生々しすぎる。
614:本当にあった怖い名無し
10/11/02 01:39:52 3UvE4+9Y0
>>613読んで懐かしくなった。
ずっこけ好きだったわ。
そしてググって驚いた。
「ズッコケ中年三人組」って何だ!
これは…どうなんだ?
615:本当にあった怖い名無し
10/11/02 04:30:06 7o9Ev1C+0
>>614
ズッゴケたちのその後だよ。確か八百屋の息子はそのまま八百屋継ぐけど不況で経営はガタガタ。
眼鏡はサラリーマンになるもくたびれた感じに、デブは忘れた。
中年になって、あの頃はよかったなーって話。
616:本当にあった怖い名無し
10/11/02 05:13:02 CkhCQ9guO
写実オバQ的だな
フィクションでくらい夢見させてくれよって感じだ
617:本当にあった怖い名無し
10/11/02 07:49:09 l6O62gUa0
シリーズ完結後のスピンオフ的な作品だからね
別にいいんじゃないの
618:本当にあった怖い名無し
10/11/02 08:06:51 3c9oYvbzO
昔の読者がうっかり手に取って絶望
619:本当にあった怖い名無し
10/11/02 14:11:04 Q5yPLZd30
>>617
一作ならまあいいかもしれん。
しかし中年シリーズ続いてるんだぜ?
一巻ごとに一才年とって40代~50代をやる予定なんだぜ?
子供の頃に好きだったファンにはきっついだろう。
620:本当にあった怖い名無し
10/11/02 15:56:59 fxa03Qin0
>>619
わりと、明るい調子で書いてるから そうでもないよ。
現実は、問題ありでも ひょうひょうと流している感じです。
その後のおばQよりは、まし。
それにしても、図々しいKYなおばQ、、、
大人になったしょうちゃん。寂しかったな。
621:本当にあった怖い名無し
10/11/02 17:44:05 8e4WCLt00
ズッコケ三人組は、むしろ子供時代の話がけっこう後味悪かったの
多かったような気がする。
なんか3人組のうちの一人の母親が酒乱だったとか…。よく憶えてないけど。
622:本当にあった怖い名無し
10/11/02 18:15:35 0YuixitQ0
児童文学といえば、地獄道霊界通信。
「きつい嫁に仕える、すごく良くできた旦那さん」で通っていた男が、
妻と不倫相手の間にできた子供
(生後数カ月ぐらい? 男は気付いてないふりをしていたけど、
本当のところは自分の子供じゃないと知ってたっぽい)
を野犬にかみ殺されて、妻が茫然としているところに
「まあいいや、どうせ僕の子供じゃないんだし」って言って笑う話とか、
妻はともかくその「因果」の巻き添え食ったらしい子供がかわいそうで
仕方がなかった。
他も結構救いがない話が多かった気がする。
作者が「(ポプラ社版は)挿絵がイメージに合わない」
云々文句付けて色々騒いでいたことを最近知ってますます後味が悪い。
623:本当にあった怖い名無し
10/11/02 19:49:12 QGZ5BRyU0
>>613
そういえばパタリロ!で平賀源内を扱ったのも少々後味悪かったな。
タイムマシンを発明したパタリロと昔の日本に憧れた青年が江戸時代へ。
計算ミスで不時着したタイムマシンは誤って、若き日の源内に接触し殺してしまう。
「こうなったからには仕方ない、きみが源内になるんだ」と、青年を源内に仕立て上げるパタリロ。
そのまま未来へ帰っていくが、思い直して数十年後の江戸へ引き返す。
史実どおり獄中にいる青年と、さきほど轢き殺した本物の源内の死体を入れ替え
「これで源内は獄中死という歴史は変わらない。まあきみは少々老けてしまったが」
二人は未来へ戻りハッピーエンドなのだが、源内自身はその後生きるはずだった余命を奪われているわけで
彼にとっては災難でしかないだろうと突っ込みたくなるお話。
624:本当にあった怖い名無し
10/11/02 19:55:31 HjfY9ea9P
パタリロはプラズマ一家の話が後味悪い
何もあそこまでどろどろの修羅場にしなくてもと思うが
収拾つかなくなって無かった事にしてしまったのが
今まで読んできた時間はなんだったんだ
625:↑
10/11/02 21:00:17 AhgU/Qvh0
2 名前:自治スレでローカルルール他を議論中[sage] 投稿日:2010/10/11(月) 12:54:41 ID:mB5S+hpx0 [2/5]
ネタの書き込みの悪い例
626:本当にあった怖い名無し
10/11/02 22:34:58 7M1XEKyM0
>>623
青年が獄中にいたということは、本来の源内同様
人間不信に陥って、何の罪もない大工2人を
自分の勘違いから勝手に激怒して惨殺したのか?
627:本当にあった怖い名無し
10/11/02 22:36:32 HcO9l3r/0
<<624
プラズマ一家は途中までしか知らないんだよね。
一体、どうなったの?
628:本当にあった怖い名無し
10/11/02 22:38:33 HcO9l3r/0
>>627です。
ごめんなさい、>>624へのレスでした。
629:本当にあった怖い名無し
10/11/02 23:25:16 rB8XTmEV0
>>626
いや、エレキテルの公開実験してて音か何かに驚いた老人がショックでポックリ逝っただけ
630:本当にあった怖い名無し
10/11/03 00:00:06 7M1XEKyM0
>>629
じゃ、若き源内が轢き殺された代わりに
大工2人は源内に殺されずに済んだって事で、
差し引きでは人助けになってるかも?
631:本当にあった怖い名無し
10/11/03 00:06:46 4pGl1kFS0
話がかみ合ってねーんだよ。
よくアンカ先確認してからレスしろよ。
632:本当にあった怖い名無し
10/11/03 00:36:18 1FQoN7vOO
作者名タイトル失念したが、少女漫画雑誌の読み切りでも平賀源内見かけたな
うろ覚えだから知ってる人いたら訂正お願いいたします
主人公の少女が江戸時代にタイムスリップ、平賀源内に出会う
初めは源内を変わり者だと思っていた主人公だが、少女漫画的な展開でなんやかんやいい雰囲気に
しかし、源内の開発途中のエレキテルで、自分の時代に帰れそうだと気づいた主人公
(初めのタイムスリップの原因が雷だったのを思い出す)
そして二人は別れることになり、ラストは
「平賀源内は好きな女の子に会うためにエレキテルを開発したのでした」
のテロップと共に希望ある表情の平賀源内で終わり
この話自体は普通の少女漫画で、結ばれなかったが一応ハッピーエンド
だけど、史実では苦労の末最後まで周りに認められず獄中死した平賀源内
スイーツなイケメンに変えられてたことと、
その後の悲惨な結末なんかを思うと後味悪い
作者もなぜ平賀源内をモチーフにしたのかわからない
死んだ人だからってここまで妄想、金儲けに使って許されるのか
タイトルもgenmai☆なんとか、的なふざけたタイトルだった
633:本当にあった怖い名無し
10/11/03 00:37:59 vCu84pno0
玄米??
634:本当にあった怖い名無し
10/11/03 00:38:22 4pGl1kFS0
玄米wwww
635:本当にあった怖い名無し
10/11/03 01:01:49 KxypQIKH0
健康に良さそうですね
636:本当にあった怖い名無し
10/11/03 02:24:50 9j1QdpNb0
>>632
根底からしてありえないよね
源内は男色だったんだから
637:632
10/11/03 02:26:15 1FQoN7vOO
うわw
なんか後味よくなったすまんww
638:本当にあった怖い名無し
10/11/03 02:41:35 y9ijDC0mO
わらたwなんかかわいい
639:本当にあった怖い名無し
10/11/03 07:48:06 ikH7kHWS0
>>631
私(>>630)に言ってるの?
べつに、本物の源内は殺人罪で投獄されているけど
(しかも酒に酔う→懐に入れていた設計図面がない→「俺の図面を盗んだな!」
→実際には懐でなく帯の間に挟んでいた、という一方的な勘違いでの濡れ衣が殺害動機)、
源内に成り代わった青年は、見物の老人のショック死とか
単にお上から発明品にイチャモンつけられる形で捕まったんなら、
本来源内に殺される運命だった大工の命は助かってるんだね、ってことで
かみ合ってると思うが。
それとも、もともとパタリロの世界での源内は
史実とは違う理由で投獄されてたの?
640:本当にあった怖い名無し
10/11/03 08:27:23 QHpZc7tW0
>>591
遅れレスだけど勝手に、「少年A」この子を生んで」の印税が一家の生活に
使われたという風評を信じている591が後味悪い。
(被害者に送金されているそう。目の前の箱でくぐってみてよ。)
641:本当にあった怖い名無し
10/11/03 08:46:51 NrQHUfeT0
>>625
624じゃないけどまとめてみた。ものすごく長いし、わかりづらいかも。
とにかくプララという少女ロボットに不幸の波状攻撃が訪れる話。
パタリロが作ったロボット「プラズマX」には、同じくパタリロの手によって
作られたロボットの家族がいた。
妻であるアフロ18、息子のαランダム、娘のプララと、ロボットの4人家族として仲良く暮らしていたが、
少女型のロボットであるプララは反抗期を迎え、事あるごとに母親に口答えをしていた。
そんなある日、アフロ18は金属を溶かす未知のカビに侵され、倒れてしまう。
パタリロはロボット工学の師であるブラント博士に助けを求めるも手の施しようが無く、
最後の手段として知能回路から記憶を取り出そうとしたが、それも間に合わなかった。
家族の目の前でアフロはあっけなく機能を停止してしまう。
母親に反抗ばかりしていたプララはその事を悔い、母親を亡くした悲しみから抜け出せずにいた。
ブラント博士は彼らの様子を見て、プララには新しい母親が必要だと言い出す。
良ければ自分がそのロボットを作る、という博士の申し出にパタリロは賛同し、プララの為にと
プラズマ一家は新しい母親を迎えることになった。
始めは抵抗していたプララも皆の気持ちを知り、新しい母親を受け入れる。
しかしブラント博士の作った新しい母親ロボットは妙に出来が悪く、周囲としっくりいかない。
実はブラント博士はパタリロと敵対する組織に脅され、マリネラ国が内部から混乱するように
わざとアフロを助けず、代わりとして出来の悪いロボットを送り込んだのだった。
642:本当にあった怖い名無し
10/11/03 08:47:31 NrQHUfeT0
以前の母親の部屋を片付けてしまおうとした新しい母に強く反抗し、プララは家出をする。
とりあえずこの国を離れようと外国へ向かう船に乗ると、タイミング悪くその船が
テロリストにジャックされてしまう。
あわや爆弾が破裂しようというとき、たまたま乗り合わせたブラント博士を押しのけて
プララは爆弾を抱え、海へ飛び込んだ。犠牲になろうとしたのだが、運悪く船には
もうひとつの爆弾が仕掛けてあり、同じタイミングで爆発してしまった。
その時の映像は世界に発信され、マリネラでは新しい母ロボットがそれを見ていた。
「プララがブラント博士を押しのけて…あの子は博士の仇」
自分の創造主を殺されたと思い込んだ母親ロボットはプララへの復讐を誓う。
意識不明で打ち上げられたプララは親切な油田王の老人に救われる。
パタリロの居るマリネラへ連絡を取ろうとしたその時、老人の油田が火災に見舞われ
あっと言う間に無一文になり、老人は体を病んで、プララは病気の老人を抱えて放浪することになる。
しばらくの間は工事現場などで働き老人の薬代を稼ぐが、自分のエネルギーも残り少なく限界に
達していた。
その時たまたまその国を訪れていたバンコランとマライヒがプララに気づき、
老人とプララは無事保護され、マリネラへ戻ることができた。
しかし数々のショックでプララはすべての記憶を失っていた。
643:本当にあった怖い名無し
10/11/03 08:48:20 NrQHUfeT0
心因性のものだろうと診断され、しばらくは家族水入らずでと、マリネラ宮殿から遠く離れた
屋敷でロボット一家は生活することになる。
プラズマやランダムの前では良い妻、良い母を装う新しい母は、プララにだけ
辛く当たった。ろくに食事も与えず無茶な仕事を言いつけ、プララの体はボロボロになっていく。
兄ロボットのランダムが屋敷の掃除をするプララを見咎めた。
「きみはそんな事しなくていい、今は記憶を治すことに専念するんだ」
プララの手はボロボロに荒れている。
「ああ、こんなにひどいあかぎれが…ちょっと待て、なんでロボットの手があかぎれになるんだ」
「濃硫酸を使っているから…」「お母さんがそうしろと言ったのか?!」
ランダムはプララの手にキスをして労った。ランダムが兄であるという記憶を失っている
プララは、優しいランダムに恋してしまう。
一方、事の次第を確かめるべく母親を問い詰めに行ったランダムはそこで、ブラント博士の
死がプララのせいであると母親から聞かされる。
半信半疑ながらも混乱したランダムは、今はプララの傍にはいられないとパタリロに頼み、
海外の寄宿学校へ旅立つ。唯一の味方であるランダムに去られたプララは呆然とする。
カトリックの寄宿学校へ入学したランダムは体の装置を一部取り外し、人間を装う。
生活する分には問題ないが、加速しようとすると視界を失うから気をつけろとパタリロに
言い聞かされ、人間のふりをして生活する。
しかしちょっとした事でリンチまがいの目に遭い、ロボット故に無傷のランダムは皆から怪しまれ、
「あいつは悪魔だ」と弾劾される。
校長に理由を話そうとするも、校長はパタリロと敵対する組織の人間であり、
生徒たちを扇動してランダムを火あぶりにかけようとする。逃れるためにやむなく
加速装置を使い、視界を失ってランダムは校長を殺してしまう。
「敵対組織の人間だ、気にするな」とパタリロに言われ、さらにブラント博士が実は
生きていた事を知らされて、ランダムはようやくプララの元へ戻る気になった。
そして心因性と思われていたプララの記憶喪失も回路の一部の故障であり、
修理可能であることがわかる。
644:本当にあった怖い名無し
10/11/03 08:52:55 e4Sn+sclO
連投規制くらった
645:本当にあった怖い名無し
10/11/03 08:53:02 NrQHUfeT0
プララの元へ戻ったランダムは、虐げられ立つこともできない程弱ったプララを目の当りにする。
ランダムから記憶を戻すことができると聞いたプララは、それを拒否する。
「だって記憶が元に戻れば、今の記憶は失われるんでしょう?あたし今の気持ちを忘れたくない、
ランダムが好きなんだもの!」
なんとか彼女の気持ちをランダムから離すため、パタリロは一計を案じる。
ランダムの目には特殊なフィルターが入っている。それを外してバンコランに会えば、
ロボットとは言え美少年のランダムはバンコランにひと目で恋するだろう。そんなランダムに
プララが失望し、記憶を戻してくれと言うはずだと、パタリロは処置を施した。
それはまんまと嵌り、ランダムはバンコランに見も世もあらぬほどに恋をする。
怪我をしたバンコランに駆け寄り「あなたがいなければ僕も生きてはいられない!」と
泣いてすがるランダムに、プララは失恋を自覚し、「こんな辛い記憶は持っていたくない」と
記憶を戻す手術を受ける。
敵対組織に脅されあえて欠陥品の母親ロボットを送り込んだブラント博士は改心し、
アフロが死ぬときにせめても、と知能回路から取り出したアフロの「優しさ」を
新しい母親ロボットに移植した。
プララは記憶喪失だったときの辛い記憶を忘れ、母親ロボットもまるで生まれ変わったかのように
優しくなり、プラズマ一家は平穏無事な生活を取り戻したのだった。
ただ一人ランダムだけは、バンコランへの恋心に身を焦がし続けることになる。
その後ランダムがバンコランのマンションへ押しかけてひと騒動ありますが
プララ編とは別の話になるので割愛。
敵対組織との決着はついてないし、記憶が戻って一件落着!という体にはなっているが
じゃあプララは何のためにあんな辛い思いをしたのかとやりきれない思いになる。
ファンの間でもこのエピソードは不評。
646:本当にあった怖い名無し
10/11/03 09:04:03 zlG0robfO
今から俺自殺。
647:本当にあった怖い名無し
10/11/03 09:10:20 /LA9r+lf0
>>645
乙です。分かりやすかったよ。昔読んだの思い出してすげー懐かしい
当為子供で気にしなかったけど確かに後味悪いな
648:本当にあった怖い名無し
10/11/03 11:30:49 WCmf/vG7O
>>613
ズッコケ三人組懐かしいw
三人のプロフィールはもちろん、架空の県・都市とはいえ
細かに設定が決められているから妙にリアルなんだよな
個人的に後味悪かったのは山賊修行中
三人組が近所の大学生のお兄さんが免許とったという事で
ドライブに連れていってもらうんだが山奥でエンストしてその山を支配する山賊に囚われてしまう
隔絶された世界で生きる山賊たちは人柄も良く、なかなか楽しい生活なのだが
「土蜘蛛様」なる生き神様を崇める彼らは情報を外に出さないために
里から脱走したものは一族全員、例え幼児でも死刑にしてきた過去がある
んで三人組は色んなピンチを乗り越えて何とか脱走、現社会に戻れるんだが
大学生のお兄さんは里で恋人ができて生活に馴染んでいたこともあり
自らの意志でその山賊の里に残るんだな
当然警察が捜索するんだがその痕跡は見当たらず、唯一その存在を知る
地元の村は何と全員が行方知れずに
山賊たちは今までとおりの生活を、三人は元の世界に、お兄さんも
本当に自分に合った暮らしを出来るという意味ではハッピーエンドだけど
大学に入学したて、前途洋洋な一人息子を失ったお兄さんの両親は可哀相だった
その後も三人組に会うたびに「本当にうちの息子がどこに行ったか分からないの?」
と尋ね続け、やがて引っ越し…
他にも生徒会長選挙の話は地味にきついエピソード多かった気がする
文武両道、人気者の有力候補者が陰で特訓を建前に弱いものいじめしてたり
三人組のクラスメートが立候補するんだけど眼鏡の妹が勝手に
「○○さんに投票したら10円」とやってたせいでクラスメートは失脚させられるとか
649:本当にあった怖い名無し
10/11/03 11:34:08 a6Lr0SR50
>>646
生きろ
650:本当にあった怖い名無し
10/11/03 13:58:30 HtvTYT3C0
>>648
忍者の話だったかな
山ん中でハカセとモーちゃんが全裸にされる場面の挿絵で抜いたことあるわ
651:本当にあった怖い名無し
10/11/03 15:47:43 IzaxLRdz0
>>641-645
乙!
ロボットの手があかぎれやバンコランの眼力で笑ってしまったw
なつかしいなー。
パタリロって今考えるとすごいね。
アニメやってたよね?
夕方から全国放送でホモセックス流すって
かつてのテレビ局は意欲的だったなあ。
652:本当にあった怖い名無し
10/11/03 17:46:14 RmMpJrTNP
>>641-645
凄い。よくあの複雑怪奇な内容まとめた。GJ。
あれだけの展開してどう解決するんだろうと思ったら
無かった事になってランダムがおかしくなっただけだという。
んで、父親のプラズマが全然なんもしてないんだよな。
プラズマ一家なのに。
アフロが死んだのもプララが苦しんだのも一体なんだったんだと思った。
653:本当にあった怖い名無し
10/11/03 18:35:45 pljYmuXWO
パタリロが生まれて初めて本気で泣いた話をしてやれ。
あれには俺も本気で号泣した。
654:本当にあった怖い名無し
10/11/03 18:38:37 SvNAY5lS0
./¨>、
〃∩厶/wwゝ ネタを投下し過ぎて最近はネタ切れ気味でゲソ
⊂⌒ノリ ゚ ヮ゚ル→
`ヽ_っ⌒/⌒c↓
⌒ ⌒
655:本当にあった怖い名無し
10/11/03 19:03:13 NrQHUfeT0
>>653
ガイシュツだったはずだけど、fly me to the moon
マリネラ王国の航空宇宙局で働く少年ロビーは「神の手を持つ男」と呼ばれていた。
触れただけで他人の病気や怪我を治す特殊能力を持っていたからだ。
パタリロはそれで一儲けしようと考え付く。
全世界へ宣伝を打つと、ロビーへの依頼は連日行列を成す盛況ぶりだった。
ある日その行列にバンコラン少佐が加わっていた。
彼の依頼は、世界的に有名な聖人の病気の治療。彼の尽力でとある戦争が
休戦状態になっており、もしも彼に何かがあれば再び戦火が起こって
大勢の人死にが出ることは間違いない。聖人は死の床にあった。
ロビーは体調が優れず、立ち上がることも覚束ない状態だったが
謝礼に目のくらんだパタリロはロビーに軽く検査を受けさせ、聖人の元へと
連れて行った。
ロビーはいつか宇宙へ行くことが夢だと語った。アームストロング船長のように
自分もいつか月へ飛び立ちたいと、航空宇宙局に就職したのだった。
聖人の治療を前に、パタリロへ一報が飛び込んでくる。ロビーの検査結果が出たのだ。
彼の能力は人を癒すわけではなかった。自分の生命力を他人に分け与えている
だけだったのだ。度重なる治療で、彼の体はすっかりボロボロになっているというのだ。
これ以上の治療は彼の命に関わる、すぐに入院させろと医者は言い募る。
656:本当にあった怖い名無し
10/11/03 19:05:32 NrQHUfeT0
ロビーを連れてマリネラへ戻ろうとするパタリロにバンコランが厳しい声をかけた。
「戦争が続けば、大勢の人間の命が奪われるんだぞ」
苦渋の後、パタリロは無理やり笑顔を作って少年のもとへ行く。
「ロビー、最後の仕事だ。これが終わったらロケットに乗せてやるぞ。
ロケットにはおまえの名前を付けてやろう。月行きロビー一世号だ」
パタリロに感謝し、礼を言いながらロビーは聖人の治療へ向かう。
聖人の両手を握りながら力をこめて、「全力でやれと…殿下のご命令」
彼の体はそのまま沈みこみ、入れ替わるようにして聖人は起き上がった。
ロビーの死体を聖人は訝しげに見つめた。
立ち去るパタリロに、バンコランは声をかけようとする。
「触るな!」厳しい声でバンコランの手を跳ね除けたパタリロは、
その日産まれて初めて、本気で涙を流した。
「夢があるんです。宇宙飛行士になる勉強をして、いつか宇宙へ飛び出してみたいんです。
アポロ11号のアームストロング船長みたいに、月へ…」
心の中にロビーの弾む声がこだましていた。
657:本当にあった怖い名無し
10/11/03 21:13:35 gVByBKo+0
パタリロはちょいちょい泣ける話を挟むから油断ならない
658:本当にあった怖い名無し
10/11/04 00:50:20 Wyr62DXlO
うちのカーチャンはマライヒを女の子だと思っていた。
659:本当にあった怖い名無し
10/11/04 00:55:31 77GL/nFNP
うちの父ちゃんもそうだよ
660:本当にあった怖い名無し
10/11/04 01:02:06 15Xnb0zL0
だって子供生んだしな…
661:本当にあった怖い名無し
10/11/04 01:14:11 /SgrmvkEO
さぁ、お手を拝借
662:本当にあった怖い名無し
10/11/04 01:31:41 vgRufQzw0
パパンがパン
663:本当にあった怖い名無し
10/11/04 01:34:16 1cVslgglP
だ~れが殺した~
664:本当にあった怖い名無し
10/11/04 01:46:58 ON0YeB1CO
クックパッド事件
665:本当にあった怖い名無し
10/11/04 02:32:28 GLSwVFvk0
かなえキッチン゚・*:.。. .。.:*・゜
666:本当にあった怖い名無し
10/11/04 03:36:43 WY3+MHOnO
イカ娘に嫉妬してるここの羊水腐ったババア共に生きる価値あるの?
667:本当にあった怖い名無し
10/11/04 12:54:39 7ACq8gkV0
手塚治虫の短編より。
主人公(手塚の自画像)は、久しぶりに旧友の科学者夫婦の元へ遊びに行く。
旧友は暖かく迎えてくれるが、彼の妻の姿が見えない。
聞くと彼女は療養中で、とても部屋から出てこれる状態ではないという。
せめて挨拶だけでも…と部屋に行こうとする手塚を、旧友は姿を見せるのを嫌がってるから…と止める。
旧友の家には、室内飼いされてるロバがいた。
えらく利口なロバで、手塚に挨拶するかのように会釈をするし、旧友の手伝いまでするのだ。
手塚は夫婦が芸を仕込ませたと思い、感心する。
そしてその夜。客室で寝ていた手塚だが、誰かが廊下を歩く音で目が覚めた。
部屋を出てみると、半裸の女が包丁を持って歩いていた。その女は、療養中だという旧友の妻だったのだ。
病気とは、きっと精神疾患のことだったのだ…手塚はゾッとし、旧友に同情した。
しかし何をしているのか?しばらく見ていると、ある部屋に入っていった。
そこはロバの飼育室。妻は怯えるロバに包丁を振りかざす。間一髪のところで、手塚は妻を取り押さえるが
妻はこんなロバなんか殺してやる!とわめくばかり。
精神病の発作かな…とうんざりしながら妻をなだめる手塚。そんな手塚に、妻は助けを求める。
どういうことだと聞くと、妻は言う。
自分は精神病でもなんでもない。夫は獣姦癖があり、セクースの時も毎回自分を動物扱いしていたこと。
ロバを飼いだしたはいいが、夫の愛情はこのロバに完全に移り、あろうことかこのロバを犯している。
それを戒めた自分を精神病扱いし、部屋からほとんど出してくれないのだと。
だから、私と一緒に逃げて、と。
手塚は頷くが、えらいことに関わってしまったと1人で逃げる準備をしていた。
668:本当にあった怖い名無し
10/11/04 13:01:34 7ACq8gkV0
続き
逃げようとしていると、旧友の実験室だという地下室への扉が開いていた。
絶対入るなと言われていたけど、少し見るだけなら…と好奇心で実験室に入る手塚。
室内には巨大な装置が稼動していた。これは何だろうと思っていると、ロバと旧友に見つかる。
旧友は手塚を殺そうとするが、まるでロバが制するかのように手塚の前に立ちはだかり
「こいつがやめろと言ってるから…」と、旧友は手塚に手をかけるのを辞める。手塚は憤慨。
一体どういうことなのだ、おかしすぎる!このロバは?奥さんは?この装置は何なんだ!と問い詰める。
旧友はぽつりぽつりと話し出す。
この装置は転送装置で、片側に入れたものを別のところに再生させるというものだった。
ロバは元々実験動物だった。助手の妻とともにロバで実験していたところ、誤って妻とロバを一緒に転送してしまう。
ロバと妻は無事に転送されたが、何とロバと妻の意識が入れ替わってしまっていた。
このロバは実は妻であり、妻には獣の心しかないということ。
旧友の告白に衝撃を受けていると、実験室にいつの間にか妻の姿が。夫の話を聞いていた妻は叫ぶ。
あなたは大うそつきだ!自分の変態癖を隠すためにそんなことを言っているのだ!
逆上した妻は、実験室に鍵をかけ、家にあった爆破装置?を稼動させる。
手塚と旧友は天窓から逃げ出すが、ロバがどうしても出られない。
旧友はロバを助けるため、手塚を逃がせて家の中に戻っていった。そして、家は大爆発。
助かった手塚は、旧友とロバの死体が見つかったこと、そして妻は重症ながらも一命を取り留めたことを知る。
妻は本当に人間なのか。旧友の話が本当だったのか、妻の言うことが事実なのか。
それともどちらも嘘だったのか…結局何が本当か分からないままEND
669:本当にあった怖い名無し
10/11/04 13:37:37 q+TE8Kpl0
変態癖に思わず吹いた。
670:本当にあった怖い名無し
10/11/04 17:03:36 n3zHE4Gd0
手塚治虫はときどき常人には思いつかないような変態チックな話を描くよなw
本人も相当の変態に違いないww
671:本当にあった怖い名無し
10/11/04 17:23:29 okaSMqGt0
バーで酔っ払ってホステスにアトムやウランの
エロい絵を描いてあげたりしてたというしな。
>>668
面白かった、おつ。
672:本当にあった怖い名無し
10/11/04 18:27:39 77GL/nFNP
変態村って映画思い出した
673:本当にあった怖い名無し
10/11/04 20:01:49 wqD3bnBX0
手塚の漫画で、好きなものと一体化してしまう少女の話が後味悪かった希ガスる
主人公が出会った少女には、自分が好意を抱いた対象を自分の身体に取り込んで同化してしまう特殊な体質で、子供の頃から花や猫を体内に取り込んでいて、それを見た主人公は驚く(そこはホラーチックに書かれている)
最終的に少女は主人公に惚れるんだけど、主人公を取り込んでしまうことを懸念した少女は「私、海が好きなの」って言って海の中に入っていって、帰ってこなくなる
674:本当にあった怖い名無し
10/11/04 20:56:20 TY2t0arH0
>>673
それ、知ってる。
少女が好きな人形に同化する絵があって、それが空気嫁に見えて仕方なかったww
675:本当にあった怖い名無し
10/11/05 00:17:40 mBm/KpaoO
KYなんでしょうが、空気嫁って、なんなのか全くわかりません。
真面目に、誰か教えてください(ToT)
676:本当にあった怖い名無し
10/11/05 00:27:50 PQA6pxIJO
>>675
> KYなんでしょうが、空気嫁って、なんなのか全くわかりません。
> 真面目に、誰か教えてください(ToT)
677:本当にあった怖い名無し
10/11/05 00:29:21 PQA6pxIJO
間違えて送信しちゃった
>>675
空気嫁=ダッチワイフ
678:本当にあった怖い名無し
10/11/05 00:47:15 ZtnoyDDm0
>>675
空気嫁=南極2号
679:本当にあった怖い名無し
10/11/05 01:01:42 jGtYWPv00
手塚の「ザ・クレーター」より。短編集だが後味悪い話の宝庫だったと思う。
舞台は近未来の日本。第3次大戦が勃発し、日本も若者が軍に徴集されていた。
主人公も、そんな若者の一人だった。
彼は人一倍チキンだったが、特攻隊に入れられ、いよいよ突撃することになる。
仲間達が爆撃され墜落していき、とうとう主人公の飛行機も爆撃に遭い墜落。
主人公の乗った飛行機が、敵の基地を爆破したことを知った軍の幹部達
主人公の行方を確認する前に
「首を弾丸が貫通しながらも、敵の基地めがけて突撃し名誉の戦死を遂げた英雄」
と尾ひれをつけまくって、主人公を戦神に仕立て上げる。彼らは何よりも日本軍の名誉が欲しかったのだ。
彼の持ち上げられようは半端なく、日本一の英雄として小学校の教科書にも主人公の死に様が掲載され
主人公の母親も、外出すれば周りから声をかけられるという有様だった。
しかし悪運の強い主人公、実は生きていた。
墜落寸前に飛行機から脱出、命からがら無人島に辿りつき、元日本兵の横井さんさながらサバイバルしながら生きてた。
木でカヌーを作り、漂流しながら軍の本部に姿を現した主人公を見て、幹部達は激怒する。
彼の英雄伝の偽造が発覚するのを恐れ、あの頃と同様の戦死を遂げろと命令する。
せっかく生きて帰ったのに!と刃向かう主人公に向かい、幹部が銃を向け、首元を撃たれる。
手当てもされないまま飛行機に乗せられ、今すぐ敵の基地へ向かえと命令をくだされる。
発進したはいいが、傷が深すぎてで日本軍司令塔上空で息絶える主人公。
操作主のいなくなった飛行機は、そのまま日本軍司令塔に突っ込んでEND
これはやるせなかった…。
680:本当にあった怖い名無し
10/11/05 01:48:38 hnjVZUO2O
逆賊じゃんwあのとき死んどきゃよかったな
681:本当にあった怖い名無し
10/11/05 06:38:03 LQw420h8O
>>679
手塚作品はブラックジャックといい後味悪い話多いね
その話はお母さんがかわいそうだった
682:本当にあった怖い名無し
10/11/05 13:43:20 kgJsQNOo0
____ __
/ u \ /´ ヽ 。o O ( たのむッ!イカになっててくれぇぇー!)
/ \ /\ l′ l
/ し (>) (<)\ | |
| ∪ (__人__) J | ヽ /
\ u `⌒´ / r`┬r'
ノ \ (_) ̄ヽ
/´ ヽ( ̄ ̄`〈
| l (´ ̄` )
____ __
/ u \ /´ ヽ チラッ
/ \ ─\ l′ l
/ し (>) (●)\ | |
| ∪ (__人__) J | ヽ /
\ u `⌒´ / r`┬r'
ノ \ (_) ̄ヽ
/´ ヽ( ̄ ̄`〈
| l (´ ̄` )
,.-――‐ 、 __
/ ,.-―┴- 、 /´ ヽ ゲソーッ
/ | /: : l、: : : ;l: : : : :\.. l′ l
. / :! ./: : :、: :!_\;/ _V\ : |` | |
〈 ___V: : : :|∧| __`|∨ ヽ /
` ̄丁 |: |:l :| __ 〃⌒V| `┬r'
ヽ|: NV:!〃⌒__ //}| ( ̄ ̄`ヽ
/: :{_|: :|//f´ ヽ} 八 ( ̄ ̄`〈
_/: :/:/ : ト .丶___,ノイ\_:\. (´ ̄` )
683:本当にあった怖い名無し
10/11/05 13:48:41 AnzqQxwv0
アンチを増やすためのアンチによる工作なんだろうか
684:本当にあった怖い名無し
10/11/05 13:56:33 ieJqiCkWP
荒らし
685:本当にあった怖い名無し
10/11/05 15:01:30 kgJsQNOo0
◯ _____
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// |\_____/ ´ ̄` 、 /
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// │ ./ , . : ´: : : : : : : : :` : . 、 \ (
// │ / /: : : : : : : : : : : : : : : : : :\. \ )
// │ / ./ : : : : ,:|--八 : : : : 八--|、: : ヽ \ /
// │ く / : : : /:∧/ \/ Vハ:\: : : :, 冫 ./
// / \| : : : : : /,x≠ミ、 |: : : : : i/ /
// / |/\: : :〃 んハ _ | : :,:イヽ:| ./
// / {ヽ从 弋:り , ´ ̄`ヾイ }:! │
// / .!ヽ|:. ____ |: |.ノ:| ./
// /. .| : |: i:、 { } ,|: |: : :, /
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686:本当にあった怖い名無し
10/11/05 15:17:35 eY4KJtJm0
アンチ頑張りすぎ
687:本当にあった怖い名無し
10/11/05 15:30:13 fxrveT8Y0
ずっと続いてるし、これは荒らしだよな?
規制板行けば規制してくれんだろうか。
688:本当にあった怖い名無し
10/11/05 15:45:53 kgJsQNOo0
昔読んだ短編を何となく思い出したからうろ覚えで書く
人を食う「怪物」が存在する中世風(?)の世界が舞台
物語を他人に語って利益を得る職業(道化みたいな)の男がいた(年齢不明)
男は下層階級の出身であり、ボロボロでみずぼらしい格好をしていたが、何故かその日は上流階級の人間が暮らす町をさ迷っていた
その日は一年で最も気温が下がる日で、そんな日は必ず怪物が徘徊して人を襲う
男は飢えと寒さと怪物への恐怖に耐えながら宿を与えてくれる家を探し歩き、やがて町で一番大きな屋敷にたどり着く
男は屋敷の門を叩き、「どうか一晩泊めて下さい。馬小屋でもかまいません」と哀れげに頼んだ。対応に出てきた召し使いの女は「今夜は人を泊められない」と拒否したが、男があまりにも哀れそうな声を出すので仕方なく門の中へ招き入れた
男は薪小屋へ案内され、召し使いは「明日になれば朝食を持ってくる」と言った。空腹だった男は失望したが、叩き出されるよりはマシだと思って文句は言わなかった
召し使いは男を泊める条件として「何があっても薪小屋の外を見ない。薪小屋から出ない」という約束をさせた。召し使いは何かに怯えているようだった
疲労からすぐに寝入った男だったが、飢えと寒さによって夜中に目を覚ましてしまう。すると、薪小屋の外から肉の焼けるいい匂いが漂ってきた
男が恐る恐る薪小屋の外を覗こうと扉を開くと、肉や木の実や酒やパンやバターといった様々な食べ物の匂いが入り込んで来て、男の口の中に大量の唾が溢れた
小屋の外の中庭の中央で積み重ねられた薪が燃えており、その側に大きなテーブルが置かれ、テーブルには様々なご馳走が大量に並んでいた
つづく
689:本当にあった怖い名無し
10/11/05 15:46:39 kgJsQNOo0
つづき
男は召し使いとの約束を思い出しながらも、「あれだけ大量にあるなら、一口づつ食べてもばれはしない」と考えた
男は小屋から抜け出してテーブルの上の肉にかぶり付いた。その肉は男がこれまで食べたことが無いような素晴らしい味で、男は「一口だけ」という考えを忘れて次々とご馳走を食べていった
やがて男は満腹になり、「もういつ死んでも悔いは無い」と思ったが、すぐに我に返って怯え、急いで小屋へ戻ろうとした
しかし、男の背後から誰かが声をかけてきた。男は大急ぎで向き直って土下座し、何度も謝罪した
男に声をかけたのは、黒い布を身に纏った色白の若者(性別・年齢不明)だった。若者は男に「許す」と言った
そして若者は「空腹の貴方より、今の満腹の貴方の方が美味しそうだ」と言った
男はこの若者が人食いの怪物なのだと悟り、必死に命乞いをした。怪物は「私だって空腹なんだ。こんな寒い夜はどうしても人を食べずにはいられない」と言った
男は空腹な怪物に少し同情したが、命乞いを続けた
男は言った「俺を食えば、俺しか知らない物語が誰にも知られることなく消えてしまう」
怪物は言った「じゃあ、君の知っている物語を私が聞いて、その後で君が消えれば問題は無いじゃないか」
その後、二人は言い合い、最終的に「男は知っている物語を全て語り続け、怪物は物語で空腹を紛らわせる。男が夜明けまで時間を引き延ばすことが出来れば、日光が苦手な怪物はそのまま家に帰る」という約束をした
男は必死に物語を語り続け、怪物は熱心に聞き入った。怪物は理不尽な話に怒り、馬鹿話に笑い、悲しい話に涙ぐみ、冒険談に喝采を送った
しかし、男が知っている物語も底を尽いてしまう。怪物は「早く話さないと、私は貴方を食べてしまうのを我慢できない」と言った
男が必死に記憶を探ると、まだ一つだけ物語が残っていることに気が付いた
つづく
690:本当にあった怖い名無し
10/11/05 15:47:19 kgJsQNOo0
つづき
男が最後に語ったのは、一人の孤児の物語だった
奴隷や家畜のように扱われる一人の孤児が、疫病と飢饉を生き延び、施設から逃げ出し、語り部に憧れて語り部になるが、やがて追われ身になっってしまうという物語だった
孤児の物語の終盤、追われ身の孤児は怪物に出くわし、自分の命を守るために怪物に物語を語って聞かせるが、やがてその物語も尽きてしまい、最後に自分の身の上話をする
そして男は物語の最後にこう言った「『俺が語れる物語はここまでだ。さあ、俺を食ってくれ』」
怪物はもう本当に男の物語が尽きたのだと知ると、「貴方を食べたくない。もっと物語を聴かせて聞かせてくれ」と言い、苦しみだした
怪物は屋敷の方を向くと「父上、見ているのでしょう。なぜこの男を助けないのですか?」と言った
怪物の姿は変貌し、人の姿から恐ろしい化け物の姿に変貌していたが、最後の理性で空腹に抗っていた
苦しむ怪物を哀れに想った男は、「もういい、俺の話をあんなに真剣に聴いてくれたのはお前だけだ。腹が減った時はお互い様だ」と言い、目を閉じた
翌朝、屋敷の中庭には人間の骨が散らばっていた
怪物の実の父である屋敷の主は、その骨を丁重に葬るように召し使いに命じた
そして、怪物が男の物語を聴いていた時だけは理性を保っていたことを思い出し、もしかしたら怪物は物語さえ聞いていれば人を食わなくてもいいのかもしれないと考えた
その後、屋敷の主は「一番面白い話をした奴に賞金を払う」という祭りを一年に一度開き、怪物は闇に紛れて語り部達の語る物語を聴き、夜明け前に物語が途切れれば語り部達を食べてしまった
終わり
691:本当にあった怖い名無し
10/11/05 15:50:48 Gg6rWGDo0
荒らし認定され、規制されそうになるとあわてて投下するID:kgJsQNOo0かわいいなw
692:本当にあった怖い名無し
10/11/05 15:56:08 kgJsQNOo0
>>691
は?国語力無いから何十分も前から削ったりしながら書いてたんだけど?じゃあお前3レス分をそんなに早く書けるの?
俺がAA投下した後に話投下するのは毎度のことじゃん
693:本当にあった怖い名無し
10/11/05 16:14:03 hnjVZUO2O
>>692
別に>>691は>>692を悪くいってるわけじゃないと思うけど
イカ娘好きの人>>692だよね?はいつも話を投下してくれてるから、
ロムからしたら貴重だし話も普通に面白いのが多いと思うし
ただ後味悪くないからイカ娘のAAでレス使うのはやめたらどうですか
694:本当にあった怖い名無し
10/11/05 17:41:54 dfxBtANvO
>>688
つまらん
コイツは構うから居座るんだよ
イカなんとかも、レス貰う為の自己主張
お前らがスルーしてれば、そのうち消えるよ
695:本当にあった怖い名無し
10/11/05 17:48:39 6vhERZaQ0
別にAA貼ってたって気になんねーよ。
黙ってスルーすりゃいいじゃねーか。
いちいち反応する奴の方がうざい。
荒しだなんだって反応する奴の方がスレ荒らしてるって事に気付けよ。
696:本当にあった怖い名無し
10/11/05 18:00:15 AnzqQxwv0
元から貼らなければ反応する人も出ないので一件落着
697:本当にあった怖い名無し
10/11/05 18:29:53 DCWSWS/6O
>>694
おっ イカ娘の可愛さに嫉妬する婆さんかな?
語尾にゲソやイカ?を付けると、可愛く見られるぞw
698:本当にあった怖い名無し
10/11/05 18:35:39 Oo77aEOv0
>>688-690
最後の段落がなかったら、なんかイイ話ダナーだったのに、ちゃんと後味悪くなってるのがw
699:本当にあった怖い名無し
10/11/05 20:19:58 aZvTai780
なんか前に読んだ短編。
市役所に勤める主人公はごみ屋敷の処理に駆り出されることになった。
現場に着くとひどい悪臭がし、老人たちが張り切って手伝いに来ていた。
主人公の回想を交えながら話は進む。
小学生の時に父が死んだ。
暴動が起こり、祖母の家に行った母を心配して迎えに行き、家を出たところで襲われて食われてしまった。
主人公は父に香水を振り掛けられ、絶対家から出てはいけないと言われており、
窓から父が食われるのを見ていた。
父が親切にしていた中華料理屋の主人や近所の人が列を作って父を食べていた。
ある時死者が生き返った。
蘇生者と呼ばれる彼らは灰色の皮膚をして普通の食事をせず、生きた人間の匂いを嗅ぐことができる。
生きた人間の肉が一番のごちそうなのだが、しかし理性があるので普段はそんなことしませんよ、という風に生活している。
最初は蘇生者は少数でまわりからさけられていた。。
近所の中華料理屋の夫婦は蘇生者になった途端に客が来なくなったが、主人公の父だけは外食というとそこに通い続けた。
普段は優しい父が主人公がゾンビの作った料理は食べたくないと言ったときだけは主人公に手を挙げた。
蘇生者になった近所のおじいさんは子供好きだったのに子供からさけられるようになった。
そんな優しいおじいさんも暴動の時にこっそりと人肉を食べていた。
主人公の担任は蘇生者になったが死んだ時に顔を食べられていた。
顔が半分ないまま仕事を続けたが、まわりからの抗議にあい学校をやめていった。
700:本当にあった怖い名無し
10/11/05 20:21:01 aZvTai780
主人公は太っていてのろまだったので学校ではいじめられていた。
しかしある席替えの時に美人で勝気な少女が主人公を自分の隣に座らせた。
実は少女は肉嫌いで給食で肉が出ると主人公によこし、代わりに少女の好きなおかずをさらっていった。
運動会でクラスの足をひっぱる主人公が休もうとするとそれを怒ったりもした。
しかし少女は転校してしまう。
主人公は卒業文集をつくる係となり、転校していった少女からも原稿をもらい、それを届けにいった。
やがて蘇生者が人間を襲う暴動が起き、父は死に、母は蘇生者となった。
暴動のこともあり蘇生者は隔離施設で生活することになった。
主人公は祖母と暮らしだすが、蘇生動物の肉で作った加工食品が通常の肉と偽装されて社会に出回ったせいで
蘇生者が激増、主人公と祖母も蘇生者となり施設にいく。
そして蘇生者はどんどん増え、とうとう蘇生者の方が多くなる。
隔離施設は解散して蘇生者は社会に戻った。
生の人間はどんどん減り、蘇生者は養殖の人間を食べて暮らしていた。
701:本当にあった怖い名無し
10/11/05 20:22:16 aZvTai780
ごみ屋敷の処分がはじまり、老人たちはここに生きた人間がいるに違いないと言い出す。
養殖とは違う生の人間の匂いがする、それをごみの匂いで隠しているんだと。
それは本当で、そこには蘇生者ではない女性が1人おり、みんなで捕獲し縛り上げた。
野良なんだから食べましょう、それくらいいいじゃないですかと詰め寄られ、事なかれ主義の主人公はダメとは言えなくなる。
外側はゴミだらけだが、部屋の中はきれいだった。
そこで主人公は小学生の少女の写真を見る。
それは自分の初恋のあの勝気な少女の写真だった。
近くに自分の届けた卒業文集も落ちていた。
その時の作文のテーマは20年後の自分。
主人公はその作文の中で大事な人を守れる人間になりたいと書いていた。
縛り上げた女のところに行くとやはり彼女はあの少女だった。
彼女は肉を食べなかったので感染せずに生きていた。
普通に暮らしていたら匂いでばれてしまうので家をごみ屋敷にしていたがとうとう見つかってしまったと話す。
蘇生者になった自分の手は冷たく外見も小学生のままだったが、生きた人間の彼女は年齢をとっており暖かかった。
もういい、もう1人で生きていくのに疲れたという彼女に君を決して食べさせることはしない!と主人公は誓う。
ごみ屋敷の処分という話の時には手伝いにもこなかった近所の人間も
生きた人間を食べられるらしいという話を聞いてぞくぞくと集まってきた。
大鍋いっぱいのいい匂いのする料理が運ばれてくる。
やっぱり生の人間は養殖とは違うという会話が聞こえる中で主人公も料理を食べはじめる。
言い訳をするようだが主人公は本気で彼女を助けるつもりだったのだ。
しかしあの匂いに逆らえるわけなかった。
彼女は美味かった。
702:本当にあった怖い名無し
10/11/05 22:13:31 Sjy8/vvz0
時系列バラバラすぎだろ
703:本当にあった怖い名無し
10/11/05 22:38:00 fqBzWfv4O
流れは掴めた。
タイトル希望
704:本当にあった怖い名無し
10/11/05 23:15:56 IyqLKtQO0
最後いきなり料理が出てきたり、話の構成の流れというか、本筋以外のところでなんか後味悪いねw
主人公は小学生の姿で役所に勤めていてもおかしくない世界ということなんだよね?
705:本当にあった怖い名無し
10/11/05 23:22:07 gLSazqs10
>>690
面白かった
普通に良い話な気がする
>>701
なんか設定めちゃくちゃだな
すげえ薄っぺらい
706:本当にあった怖い名無し
10/11/06 01:12:43 EOfUrW000
多分元ネタは普通のホラー短編なんだろうけど
説明が下手すぎて逆に面白くなってるというか
ラストワロタwww
707:本当にあった怖い名無し
10/11/06 02:11:55 1+ymEjVC0
あえての省略なのはわかるんだが、もう少し何とかならんかったか
708:本当にあった怖い名無し
10/11/06 03:42:22 +vGYHXWG0
>690
昔読んだ絵本思い出した。
ものがたりがすきな王様がいて、王様が満足するまで
ずっとものがたりをしつづけることができたら褒美は望みのまま
というお触れを出す。
あちこちから語り部たちがやってくるけれど王様はどんなに
たくさんの物語をきいても満足することはなく、最後には皆
語る物語もなくなって殺されてしまう。
709:本当にあった怖い名無し
10/11/06 03:45:13 +vGYHXWG0
王様の元を訪れる語り部たちもいなくなったころ
ある日一人の頭のいいおとこがやってきて、王様に
物語をはじめる
「ある山のてっぺんにおおきなおおきなきがあってそこには
空の星よりもたくさんのどんぐりがなっておりました。
そのどんぐりのひとつがおちて、こつんころころ
もうひとつおちてこつんころころ(ry」
でずっところころ言い続け、結局は根負けした王様が男に王位を譲って
ハッピーエンド、だけれどもなんか幼心に納得いかないものを
感じたもんです。
710:本当にあった怖い名無し
10/11/06 10:05:43 zkaUoLGfP
落語でそんな話があったな。
話好きの大商人が話し相手を探していて
聞き飽きるまで話を聞かせた人を跡継ぎにする、と言い出した。
大勢の話し上手な人が来たが、おじいちゃんは全然飽きない。
そこへやってきたのが主人公。
深い深い山奥に大きな湖があってそのほとりに大きな木がたくさんの実をつけていました。
その木の実が風が吹くたびポチャーンポチャーンと落っこちる。
ポチャーンポチャーン…
おいおい、いつになったら終わるんだい?
そう言われてもあんまり大きな木だから一週間経っても実は尽きない。
ポチャーンポチャーン…
参った参った、私の負けだ。
こうして主人公はとんちで見事跡継ぎになりましたとさ。
怒らないじいちゃんの度量広いなと思った。
711:本当にあった怖い名無し
10/11/06 10:57:08 f5kAAgWi0
元祖は千一夜あたりかねえ
712:本当にあった怖い名無し
10/11/06 12:31:45 IoGCVFAP0
>>711
あれは入れ子状態に普通に壮大な物語が展開してる。
713:本当にあった怖い名無し
10/11/06 13:34:22 HnMhisZz0
>>712
その所為で千夜一夜を読んでると中断してた話がどんな話だったかが分からなくなるw
714:本当にあった怖い名無し
10/11/06 13:38:19 wf9XHkgn0
>>688それ知ってる。
最後の孤児の話が終わった時に、魔物が「この孤児の物語を終わらせるのが自分だ」と悟った時の絶望感が何となく後味悪かった気がする。
たしか魔物は幼い頃から地下牢に監禁されていて、一年に一度どうしても人を食わないといけない日だけ外出を許されてて、魔物にとって語り部は初めて真剣に話をしてくれた相手だった。
追われ身だった語り部自身も熱心に話を聴いてくれたのが魔物が初めてで、後半では自分の身より魔物に同情していた。
作品全体としては、祭に参加した語り部が交代で物語を語っていく連作短編みたいな話で、その孤児の語り部が食われる話もその語りの一つ。
たしか、その話をした語り部自身が実はその魔物だったてオチだった(主人公は初めから魔物の正体に気がついていた)。
主人公は人間の語り部で、語っていくうちに魔物が世間の人間達に受け入れられる方法を示す。
最後には主人公が「魔物の姫、私はあなたを救えたでしょうか?」って聞いて、魔物の女は「貴方は私だけでなく、世界中の全ての魔物を救ってくれました」って言って終わる話だった気がする
715:本当にあった怖い名無し
10/11/06 15:08:20 PyQG+AGA0
>>701
ネタが古いけど、最後のまくし立てるような展開が
しかしあの匂いに逆らえるわけなかった。
彼女は美味かった。 スイーツ(笑)
に見えてきた。
716:本当にあった怖い名無し
10/11/06 15:09:10 dmZm/U9+0
千夜一夜ってどんな終わり方なんだっけ
途中までしか知らないからずっと後味の悪い話だという印象しかない
最後はすっきりするの?
うろ覚え途中までのあらすじ
とある王様には妃がいたが、妃は王様が留守の間に20人の男奴隷と20人の女奴隷とこっそり乱交する超絶ビッチだった。
真実を知った王様は嘆き悲しみ、そして怒りのあまりに妃と奴隷たちを殺害した。
それから王様は処女を娶っては共に一夜をすごし、翌日になるとその相手を殺害するという鬼畜外道になってしまった。
若い娘たちが次々と王様の妃となっては殺害されていき、女性の激減が国に影響を与えるほどになった。
そんな王様の行動をいさめるべく、とある賢い女性が王様の妃になると立候補した。
女性は夜伽の中で物語りをした。
盛り上がるところで話を打ち止めするため、王様は話の続きを聞きたいあまりに、その女性だけは殺せないようになった。
そうやってずっと話し続けていれば女性は殺されることなく、また、新たな犠牲者が生まれないよう歯止めをかける事ができた。
国を守るという正義の思いから夜伽をはじめた女性だったが、やがて王様の鬼畜さの底にある、
愛する者に裏切られた悲しみにふれ王様に愛情を抱いて行くようになってしまう。
毎夜にわたる夜伽のうちに女性は子を身ごもるようにもなった。
しかし王様の心は初めに殺した最初の妃へとまだ残っており、
女性に対しては話の続きを聞かせてくれる存在だとしての思いしかなく、
段々と女性は苦しみを抱えていくようになる。
みたいなのだったけど最後どうなるんだろう
717:本当にあった怖い名無し
10/11/06 15:12:32 WQbO0FpY0
>>716
それでも千夜一夜話続けた結果、王は自分の行いを恥じ、反省し、その女性を真摯に
愛し、王の暴虐は納まった。
どっとはらい。
718:本当にあった怖い名無し
10/11/06 15:22:49 JFPZDywA0
確か姉妹でお相手してたんだよね。
両方と結婚したんだっけ。
千夜どころかもっともっとお話もあるんだよね。
一夫多妻万歳だね。
719:本当にあった怖い名無し
10/11/06 15:40:34 zkaUoLGfP
>>714
後味悪くない話なのに肝心な場所が削られていていたのね
>>716
こっちもうろ覚えだが、語り部のシェヘラザード姫(大臣の娘)が最後の話を終えて口を閉じた後
すでに姫を愛していた王は殺すかどうかで非常に葛藤する。
すると物陰にいたドゥンヤザード(シェヘラザード姫の妹)が小さな子供達を連れて出てくる。
この子達は姉さんと王様の子供です→ナ、ナンダッテー!!
→そういえば体調を崩してドゥンヤザードに語らせていた期間が→はい、その時に生んでました→ナ、ナンダッテー!!
→可愛い子供、可愛い嫁、可愛い嫁の妹→もちろん浮気なんかする時間は無かった→真実の愛
→王様改心してみんな家族になりました。大団円☆
だったと思う
720:本当にあった怖い名無し
10/11/06 15:41:56 f5kAAgWi0
日景丈吉 「猫の泉」
日本人の主人公はヨーロッパの山中にある小さな村を訪れる。風景や猫の写真を撮るのが目的だったが、
村人達は主人公を迎えて「異邦人だ、異邦人だ」と騒ぐ。それほどまでに、この村に外界から人がやってくるのは
希なことだった。
村長は主人公に、彼がこの村にやってきた三十人目の異邦人であること、またこの村では、異邦人の十人目ごとに
占いをしてもらう風習があると告げる。占いの能力などない、と主人公は戸惑うが、村長が示したのは村の大きな
時計台であった。なんでも、異邦人だけが、時計台の言葉を聞き分けられるのだという。時計が話すのは夜中だけ。
半信半疑のまま、主人公は時計台で一夜を過ごす。当然言葉など聞こえるはずもない、聞こえてくるのは大きな
歯車達が産み出すため息のような「ガッタン ゴットン」といった音ばかり。
ところが、それを聞いているうちに、その音が
「去れ 若者よ 洪水 大時計」
といった単語に聞こえるような気がしてきた。だが主人公はそんなことあり得ないと思い、また険しい山中の村で
洪水などあるはずもないと思い、そのことは誰にも言わなかった。
占いの結果が出ないということで、次の夜も主人公はまた時計台に泊まらされる。夜、満月に照らされた村から
沢山の猫たちが時計台にやってきて主人公と戯れ始めた。猫たちと遊びながら、主人公は愚痴まじりに呟く。
「時計台が話すなんてあり得ないよね。洪水 大時計 なんて聞こえてくるなんて・・・」
そして主人公はそのまま時計台で寝てしまった。
翌朝
目を覚ました主人公が見たのは、時計台と、猫と、誰もいなくなった村の風景だけであった。
直裁的な描写は何もないが、夜中に時計の予言通り洪水がおき、時計台にいた主人公と猫だけが助かったと
ほのめかせる終わり方になっている。
主人公が最初の夜に素直に時計の言葉を告げていたら、村人は助かったのにと思うと、なんとも後味が悪い。
721:本当にあった怖い名無し
10/11/06 15:51:22 BPT2GFWj0
そこまでの洪水起こって気づかない主人公はすごいな。
722:本当にあった怖い名無し
10/11/06 15:55:49 01xzgmUb0
>>719
遺族のことを思うと全然大団円じゃねえw
723:本当にあった怖い名無し
10/11/06 16:02:19 f5kAAgWi0
>>722
まあ、そこはおおらかなアラビアのお話ですからw
新潮文庫版の千一夜しか読んでないけど、性の描写も遠慮なく出てくるし、ホモやらレズやら少年愛やら
もうやりたい放題wという印象が強いよw
あれが本来のイスラム世界なんだなあと。そう思うと、昨今の、テロやらなんやらでやたらと過激かつ
好戦的な面ばかり目立ってしまったイスラム教ってのは不幸になってるなあって思う。
724:本当にあった怖い名無し
10/11/06 16:20:55 JFPZDywA0
やりたい放題、確かに。
ストッキングを脱がせるのがめんどくさくてストッキングをはいた上から突き破って事をなし得た。
的な表現があったのを覚えている。
725:本当にあった怖い名無し
10/11/06 16:26:23 +VqEuTKV0
>>724
粗めストッキングからチンポがところてんのように・・・
726:本当にあった怖い名無し
10/11/06 16:30:33 olbmogDz0
>>720
猫たちは身の危険を感じて安全な場所に集まってただけってことか。
727:本当にあった怖い名無し
10/11/06 16:40:00 ZzcU05MSO
>>725
想像して身が震えた
728:本当にあった怖い名無し
10/11/06 16:47:55 dmZm/U9+0
千夜一夜ハッピーエンドだったのか よかったよかった
しかも子供は一人みごもるどころかいっぱいいたのか
王様が殺しちゃった分もわらわら女の子つくって国力とりもどそうという展開か
729:本当にあった怖い名無し
10/11/06 17:37:35 B4WdvGFVO
俺は男だが、チ〇ポって表現が凄く嫌い。
肉棒、もしくは陰茎など、品のある語を使う様にしている。
730:本当にあった怖い名無し
10/11/06 17:51:54 gbEsM+u80
>>693
>別に>>691は>>692を悪くいってるわけじゃないと思うけど
別に私は>>691を悪く思ってるんじゃないよ。そう思わせたなら謝る
正直な話をすると、俺はあんたみたいに丁寧な敬語で話すのが苦手だから、元々は他人に威圧感を与えないように「は?」みたいな言葉を「ブヒ?」に変えたり語尾を付けて書いてたんだが、そしたら色々言われたから、
むしろ悪乗りして続けてるってのが現状。まあイカのAAは可愛いと思うし私自身イカになりたいという気持ちはありますがね(笑)
あと私は「後味悪いというより面白い」とか言われても嬉しくない。「後味悪い」が嬉しい
まあ>>693を読んで、そこまで他人が迷惑してるなら辞めようかと一度は思ったけど、>>694みたいな馬鹿をみるとやっぱり続けようという気になるのが俺の意固地なところザウルス
731:本当にあった怖い名無し
10/11/06 17:52:38 gbEsM+u80
/ / ■ ■
V ∠ ■ ■ ■
ヽ / ■ ■ ■
■ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>、
■ \/\|\|\/|/|/ /\ ■■
■ /| |\ ___ /|∠ | ■■
■■∟|  ̄八 ハ  ̄ ∠.|■■
■_≧________ / 丶、
/ ∟ |/V、V V V V\ |  ̄ ̄> これからは
┌ / V |ヽvtゥ 、 イセノ/ \| ∠〆 ティラノ剣山で行くドン!
/ | / /∠ヽ  ̄ |  ̄ ノ |へ∠/ \
| ⊥/  ̄V \ 丶 / | ∠ / ̄\
| ● | ¬ 《 //\ ̄ ̄/ / / ̄ \
|_ 」┌イ └ヽV イ;;;;;; ̄了ニ/ ○/ / ヽ
ノく \\∠)::::::::\ヽ\ / | |
| 丶 )δ从::::::: \V | |____
丶 /∨/ | |幵/丶|ヽ 丿 ))
ヽヘ_ / / |/| vv V ゝ イ ||
/ \| |  ̄\⊥ ノ丶 / \ / | //
ヽ ´ヽ/  ̄ ̄\ \ ヽ | ヽ | //
/ヽ/ヽ ̄ ̄ ̄\ \ \⊥ / / //
|ヽ /丶 ̄ ̄\ \丶 ヽ \ // //
||| || ● | | | | ヽ / //
732:本当にあった怖い名無し
10/11/06 17:57:09 gbEsM+u80
/ <: : : : : : : : : : : : /: :〈キ : : : : : : : : : : : :>、ヽ
/ < : : : : : : : : : : /: : : :ゝ: : : : : : : : : : : : ∩ | :l
___. | ,>: : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : レ':.| :|
. ____ \ | / /: : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :│:!
. \ \ l / /: : : : : : : : : : :_三三三_: : : : : : : : : : : : :| :|
\,イ/r=<三ニ=―ォ冖¨ ハ / ヽ.  ̄天=-<: : : : : :L_
─、__// / /ヘ、ヾ /__≧壬==ムム一 ヽ/ ヽ ,ィヘ. ̄ア=-ミ>
―‐''´ /ゝ ゝ.f { < ヽ ヽ / _____‐-、 三==レ_ ∨ /
ミV三三V三三{ l ┌┤ .N f ヾ廴灰ハ `{ 刀ホ―ゥ `∧ /
Z{三三彡三彡ヘ、 〈 Ⅵヽl. ゞ:::::少′ {チ::ソ / /ミ∨_ イカ娘より俺の方が可愛いザウルス
¨_≧三三}三三三ゝ、`-、 Ⅴ.  ̄ ̄ ̄ ̄ 「 ̄ ̄ f三ノ三三VミX
ミト三三三!>‐''"´__/ヽff_,イ l | | l l 丶、 .^=ヘ三三ク三ミ}
三ミト‐''"´ _,. ‐'"´ / r'{ト'' | | l / jミx  ̄´
''"´_,. ‐'"´ ./ 人 リ \ ,.イ三リ三ミx
` 、 Y { ∨ ヽ r'三三三/ ィ^==イ三三ノ三ミX
` -、 \. { ヽ._{ l ヽ __, ,イ、ト、 `=ヘ三三ケzz、
」>、\. ヘ { l. \ ,iミ._ゞ三}rzzx `¨¨{三三〉
‐'" { ヽヽ \. ヘ l. l \ /、 \少三三ミ{三ミvzzx`‐='
. ヘ. ヽ \ \ ヘ l l ` ̄ ̄丁  ̄´ \. \`==メ三タ三三ミf三
ヽ ヽ ヽ. ヽヘ. l l / ,′ \. `-、_ `´ `==ノ{三
. ヽ \ ヽ ヾ. l. l / 〈 ,.-'"´,.‐'"´
733:本当にあった怖い名無し
10/11/06 18:00:46 gbEsM+u80
>>699乙
何か思い出してきた
734:本当にあった怖い名無し
10/11/06 20:06:02 IoGCVFAP0
>>729
肉棒は生々しくてえげつないポルノ用語だし
陰茎は無機的な学術用語だし
全然品がねえww
そこは摩羅とか如意棒あたりで。
せめて竿や一物くらいの方がまだマシw
735:本当にあった怖い名無し
10/11/06 20:08:34 zkaUoLGfP
なんにせよ全年齢板で話してる時点で品が無い
736:本当にあった怖い名無し
10/11/06 20:18:42 0Q7zzeig0
え?
>>729は「そっちの方がエロいだろww」ってツッコミ街だろ。
737:本当にあった怖い名無し
10/11/06 20:21:53 gbEsM+u80
>>699で思い出した
短編小説「塵の王」全部書こうとすると少し長いから、色々省いて書く
主人公(もう一人いるけど、そっちも書くと長いから省く)の祖母は徹底して「ゴミを出さない」「ゴミを粗末に扱わない」という主義者で、主人公の母が捨てようとしたゴミをわざわざ確認し、「使える物がある」「まだ食べられる」と怒って頻繁に母を怒鳴りつけていた
祖母は大きな指輪を嵌めたゴツゴツとした手で幼い主人公の頭を撫で、「ゴミを粗末にしてはいけない。ゴミを粗末に扱えば、『塵の王』が迎に来る」と言って主人公を脅かした
主人公が「塵の王に連れて行かれるとどうなるの?」と聞くと、祖母は意味深に微笑むだけだった
ある時、母はこっそり公園まで生ゴミを捨てに行くが、後を付けていた祖母に見付かってしまう
怒った祖母は母を折檻し、嫌がる母に無理矢理生ゴミを食べさせてしまう。それ以来、母はおかしくなってしまった
その後、母は祖母をメッタ刺しにして殺し、死体をゴミ袋に入れて捨てた。母は病院送りになった
塵の王への恐怖心を植え付けられていた主人公は、環境問題やリサイクルに関して学ぶ進路を選び、卒業すると大手ホテルのゴミ処理係として働き出した
毎日毎日、ホテルの客室やレストランから出る大量のゴミを、ホテルの地下のゴミ捨て場まで運ぶ仕事だった
同じゴミ処理係の先輩によると、イメージを大切にしている大手の企業ほどゴミを隠したがるので、ゴミ処理は重要な仕事であるらしかった
ゴミ捨て場のゴミを運び出すのは業者の仕事であったが、主人公はこれまでその業者の姿を見た事が無く、ゴミ捨て場が地下に有るということにも疑問を感じていた
つづく
738:本当にあった怖い名無し
10/11/06 20:23:20 gbEsM+u80
つづき
主人公がその疑問を先輩に投げかけると、先輩は「塵の王が処分している。お前が知るにはまだ早い」と言った
主人公は、「塵の王」という言葉が先輩の口から出てきたことに驚いた
主人公はゴミに関わる仕事に嫌気がさし、毎日鬱屈とし、ゴミを憎むようになっていた
ある日、地下のゴミ捨て場に運ぶ途中の生ゴミを床にばら撒いてしまい、主人公は癇癪を起こして散らばった生ゴミを何度も踏み付けて潰してしまう
すると、誰もいないはずのゴミ捨て場の方から話し声が聞こえた
「ゴミは増えるばかり・・・」「二人では足りません・・・」「新しく一人・・・」
しばらくすると、ゴミ捨て場から先輩が出てきた
主人公が「誰かと話していたのですか?」と聞くと、先輩はやはり「お前が知るにはまだ早い」と言った
そして主人公が踏み潰したゴミを目にすると、主人公を睨みつけて「ゴミを粗末に扱うな」と警告して立ち去った
主人公は床に散ったゴミを片付け始めるが、その間ずっと誰かの視線を感じた
主人公はゴミ捨て場にゴミを運び入れ、本来ならゴミを捨てた後は部屋を出て扉を閉めて鍵をかける手筈になっていたが、その日は溜まった疲れからぼーっとしてしまい、天上の照明をしばらくと眺めていた
しばらくすると、「カリカリカリカリカリカリ」という何かを引っ掻くような音が聞こえてきた
そして、ゴミ捨て場の壁にある窓が開き、中から二匹の化け物が出てくる。化け物は下腹だけは大きく腫れ上がり、そこ以外はガリガリに痩せ細っており、目玉がギョロギョロと大きかった
主人公は恐怖で動けなくなる
つづく
739:本当にあった怖い名無し
10/11/06 20:24:05 gbEsM+u80
つづき
化け物はゴミの山に飛び込み、ゴミをむさぼり始めた。化け物は、燃えるゴミ、生ゴミ、プラスチックやビニールといった燃えないゴミまで食べた
化け物の腹はどんどん膨れていき、風船の様に腫れあがって中が透けて見え始めていた
やがて片方の化け物の腹が破裂し、中からゴミや化け物の内臓が飛び出たが、化け物はそれでもゴミを食い続けた
それを見た主人公は嘔吐してしまう
やがて化け物はゴミを食い尽くし、30㎝程の長い舌で床を綺麗に舐め始めた。化け物の腹の中のゴミは驚異的な速さで消化されていった
そして、主人公と化け物の目が合い、化け物は犬のように四足で主人公に走り寄って来た
「食われる」と主人公は思ったが、化け物は主人公の足元に飛び散った吐瀉物を手で掬って飲み、床を綺麗に舐め上げると、小窓の中へと戻って行った
その直後に誰かが主人公の肩に手を置き、「とうとう見てしまったか」と言った
振り向くとそこには先輩が立っていた。先輩は言った
「あの化け物は『餓鬼』だよ。ゴミしか食べられないんだ。元は人間だったけど、ゴミの王が餓鬼として蘇らせたんだ」(実は餓鬼の片方はもう一人の主役)
そして先輩は餓鬼がゴミを食べてくれることによる利益を長々と語りだした
餓鬼がゴミを食べるおかげで費用も軽減され、環境保護にもなる。今や世界中の多くの企業や政府が密かに塵の王と契約し、餓鬼を派遣してもらっている、と先輩は言った
そして先輩は言った「今日は塵の王が来て下さっている。餓鬼が二匹ではゴミの処理が追い付かなくてな、新しく一匹派遣してもらう話をしていたんだ。塵の王はお前を気に入っているらしい、挨拶しろ」
現れた塵の王の姿は暗くてよく見えなかったが、右手はゴツゴツしており、大きな指輪が嵌められていた
終わり
ゴミは汚らしく、祖母は狂人として、物凄く濃く描写されていた