10/10/07 19:05:17 FQOQ7M0MO
『煮解賭(にげと)』
明朝末期、中國北東部の男達の間で、素麗建(すれたて)なる遊びが流行していた。
先端に話題旗をくくりつけた棒を地面に立て、合図と共に棒に駆け寄りに旗を奪
い合うという、己の機敏さを誇示する遊びであった。
やがてこの遊びにも飽きた者達が、毒草を煮込んだ煮汁を飲み、その解毒剤を旗
代わりにして奪い合うという競技に発展させた。
これのせいで命を落とす者が続出したが、競走に勝利したものは現人神として賞
賛され、朝廷に仕える者を輩出するほどであった。
この、解毒剤を賭けた戦いは「煮解賭」と呼ばれ、時代を左右する勝負の場でも
最も信頼できる、決定権獲得試合として行われてきた。
己の速さを誇示できることの少なくなった現代社会においては、電子掲示板などで
「2ゲットォォ!」と、機会を変えて、現代人が機敏さを争っているのかもしれない。
(民明書房刊 「DNAに刻まれた勝負心 現代人の奇行のルーツを探る」より)
3:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/07 23:30:45 fEMDNYoE0
斧や鉈で
人間をぶっ殺しても
いいじゃない
だってジェイソンだもの
4:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/07 23:32:43 aIExF0os0
,
/
/
/
 ̄``ヽ、 /
``‐、 i
`ヽィ'⌒ヽ.,_
ト_,__,..>'``ーァ‐''´了 カメム4 タヒ阻止!
ノ:;,.,r-‐'´ ̄_r'´ /i
ー、r‐ァ‐'-‐'´__,..、‐_,.、-‐イ/ !
そ‐、二_、-‐'´ .! ト、
>、 ヽ、 | i. i_
,.r'/!ヽ `ヽ、 ! 〉.トミ
iィ´ /、ヽ、 ヽ、 j-< ! i!
!i /∧ ヽ`ー'´!`‐' `ヽ.ノ. !i
_.」> !.i ヽ、 ./ 〈ヽヽ.ー.i! !i
r'´ i.! `ヽィ.く ヽヾ、`ノ !i
!i `‐-、.,_/. tゝ
!i
i !
〉!
t/
5:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/08 00:12:10 pzPT5DIu0
あなたの広い背中はわたしの指定席
わたし以外のだれも近寄っちゃ駄目なの
だれかが奪おうとしても 絶 対 わ た さ な い か ら
6:ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q
10/10/08 23:09:27 X7QFrPGU0
【6】
深淵の奥深くの恐怖の象徴
口を大きく開けた小さな先端
万物の途方もない永遠の先に行き着く
人知の及ばぬ千の方の先
小さく小さく闇に帰す
【7】
灰色に暗い底の監獄
光が収縮して最果ての闇へ
人の想いの感覚は茫然の間しか留まれず
忘却へと戻される
【8】
ジワジワと熱がこみあげる
自惚れや過信を打ち砕くが
時には生かす糧となる
偽りの光
【9】
心奥に隠れた導く存在
正しき者は忘れ去られ
他の者に依存する
敏感で繊細で
幽閉されたもう一人の自分
7:自治スレでローカルルール他を議論中
10/10/09 03:08:41 56zHIFfB0
>>6
なんだお前。厨二病か?
8:ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q
10/10/09 16:23:35 R1vc0Shw0
【10】
収縮し溢れるエネルギー
在るのはその中の黒臭
表情を変えず在り続ける土と風
偉人と評されるも地獄へ行く
【11】
光ありて輝く形の中の形
排出凝縮散在
心を魅了し争いを起こす
汚れた魂が群がってくる
【12】
散りばめた無数の目
触れる事は難しく心に呼びかける
唯一可能なのは視ること
そして存在を認めた
【13】
宇宙を貫くエレベーター
周りを螺旋が取り巻いて
次なる階層へと誘う
生であることは許されず
【14】
創造することできず
光を背にして人が立つ
それは仮の姿かもしれない
人の心に残っている
9:ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q
10/10/09 16:26:08 R1vc0Shw0
【15】
暗くて絶望が沈む泥
無表情の毒を隠す生物
不気味に現れ消えていく
獰猛な性質の秘めている
【16】
その動きは恐れるも癒しも一体
手を伸ばしては滑り落ちる
空気を吐き出し帰っていく
昔の人は神の力を想った
【17】
全ては心に関連する
全ては心に干渉する
人の数だけ解が飛ぶ
成れの果てに分かること
【18】
白い五体満足の紙が舞う
竜巻みたいにぐるぐると
上へ上へと上昇する
その先
再び下か更なる上か
【19】
それは現か幻想か
暗くては見えぬ何も見えぬ
壊れていては狂っている
幻想抱いても触れる事叶わず
10:ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q
10/10/09 16:27:48 R1vc0Shw0
【20】
足から水が全身に巡る
体中が気持ちよくなって
風の精霊と共に心地よい
こうして生きている事こそ全て
【21】
巨大で膨大で永久の流れの中の瞬刻
短く儚く凝縮された1ページ
思い出や人としての自覚を詰めた束の間
それを通り過ぎれば永劫に続く朧の世界
全てを忘れ無に委ね不定形となる
一切の縁を断ち切り
現世も現在も此処も縁の届かない闇
時も言葉も体も思考も
記憶も未来も信じるものも
光も忘却も縁もなく
決められぬままに在り続け
感じるままに漂うだけ