10/10/14 02:44:50 EIADgkMtO
その後、何だ何だと半ギレしながら騒ぐ支配人を俺が宥め、寝れないから一緒に寝てくれという言葉を
マネージャーが全力で拒否り、なら俺はお前の家に泊まると支配人はマネージャーと出て行った。
結論を言うと、うちのフロントロビーには何かが居る。
俺が聞いた。マネージャーが聞いた。二人が同時に聞いた。
俺はそういうものが居れば解る性質だ。
だが、その声の主の姿は見えない。気配も無い。
けど、居る。
声だけの存在というのは、一体どんなものなんだろうかと時折考える。
今日はまだ、女の声は聞こえない。
聞こえて来たのは男の声。
泥酔したお客様だった。