10/10/28 14:30:30 exF/GR180
そもそもキリスト教だって昔は「物質欲」は「根源悪」であると教えていた。
仏教もイスラム教も、強欲は罪であると教えている。
それが1776年(アメリカの独立宣言が署名された年)のアダム・スミスの「国富論」によって、
物質欲も社会の幸福に寄与する肯定的側面を持つ事を指摘した。
自由競争も市場という「神の見えざる手」を通して、社会に有益な結果をもたらすことを指摘した。
これが市場経済原理主義の開拓時のアメリカに熱狂的に支持されて、現在のアメリカの基本理念となった。
だが元々は世界の三大宗教が全て物質欲は悪と教えていたことを忘れてはならない。
人間は、際限のない自己幸福の追求、物質欲の追求が、どういう結果を招くか
本能的に知ってたんだよ。