10/11/13 03:16:20 h+4nhiWW0
これ自分の話なんだけどさ
小学生の頃、よくやってたことがあるんだ。
自分ちの庭って結構雑草多くてさ、いろんな虫とか湧くんだよね。
夏なんかになるとカナヘビがちょろちょろ這いまわってんの。
俺さ、そいつらを見かけては捕まえてたんだ。
んでもって、いろいろとキチガイじみたことしてた。
たとえば、沸騰した湯の中で泳がせたり、冷蔵庫に水漬にして放置したり。
特にお気に入りだったのが、解剖ごっこだった。
木の板に前足と後ろ足をピンで固定して、カッターとはさみでじょきじょき
腹を切ってた。うろこを切る感覚がなんか新鮮だったなあ。
カナヘビの腸はやっぱり長かった。心臓や肺が一番良く動いていたよ。血はあんまり出なかった。
その後どうするかっていうと、電球にセロハンテープで張り付けてた。
電気をつけると徐々に熱くなって内臓がどんどん焼けていくんだ。カナヘビの奴首振って悶えてた。
しばらくしてぴくりとも動かなくなったそいつをみたら、こんがりレアって感じの焼き上がり具合だった。
そんなことしてもまだ息あるやつがほとんどでさ、かわいそうだから首をひと思いにちぎってやって、それから蟻の餌にしてた。
中でも思い出深かったのは、あるカナヘビのお腹を鋏で切り開いてる時の出来事。
痛みが耐えきれないのか、そいつ自分の前足にかみついてた。
まるで人間みたいな行動をするもんだから面白がってた記憶がある。
…今日部屋片付けてたら、血まみれのピン穴だらけになった木の板がひょっこり出てきたんで
思い出しながら書いてみた。
正直、今でもやってみたいとは思わない。むしろ昔の自分が怖い。