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空からボルト？ 工場に落下 - 中国新聞
廿日市市木材港北の工場で４日午前、長さ約20センチ、重さ約４８０グラムのボルトがスレート製の屋根を突き破り、
工場内に落下していたことが５日、分かった。けが人はなかった。
ボルトが落下したのは機械製造販売の佐伯機工の工場。
同社などによると、４日午前10時40分ごろ、工場で「ドーン」という音を聞き駆け付けた従業員が
２階の作業室の天井に拳大の穴が開いているのを発見した。
床にボルト１個が転がっていた。従業員は直後に上空を通過するヘリの音を聞いたという。
だが、国土交通省広島空港事務所と広島西飛行場によると、
４日午前に廿日市市と広島市の周辺を飛行した民間の小型機やヘリ計６機に部品落下の痕跡はなかった。
廿日市署は、同社からボルトの提供を受けて分析した結果、「航空部品の可能性は低い」とみている。
一方で「周囲に高い建物はなく、故意に投げ込まれたとは考えにくい」として、
上空からの落下物の可能性も含めて調べている。
現場は製材所などが並ぶ工業団地。佐伯機工の佐伯敬男社長(63)は
「従業員が無事でよかったが、原因が分からないので怖い」と話した。
【写真説明】
＜上＞スレート製の屋根を突き破って落下したボルト ＜下＞天井に開いた穴を示す佐伯社長
>> URLﾘﾝｸ(www.chugoku-np.co.jp)
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