10/09/19 08:59:34 lh0to3TE0
中三の秋、巫女という設定だった私。
地区の人が集まる集会所が私の神社だった。
集会所には鍵がかかっている為、その裏に
コケシを置いて「おんころころせんだりまとうぎそわか」
と繰り返し唱えてた。少し風が強いと
「チッ。厄介なのが来るわね」と無理矢理
連れてきた飼い猫に話しかけ「あれを用意してちょうだい!」
と事前に用意していた札(筆ペンで電光石火と書かれた物)
を集会所のガラス全部に貼った。「返り討ちにしてあげるわ!」
「山の神よ!地の精霊よ!清めたまえ!」
と一人で格闘しているところを区長さんの息子(同級生)
に見られ、後で区長さんに「集会所を
遊び場にしたら駄目だよ。今は受験勉強しなさいね」
とやんわりと言われ、行きづらくなり巫女ごっこは
終わった。無事第一志望受かったのは、区長さんのおかげです