10/09/12 23:03:31 YTu2P+Ov0
ICPOを通じた情報によると豊永さんだけでなく他の二人もバラバラ死体。
見つかったのは一九八二年と一九八五年で、いずれも豊永さんがアルバイトをつとめた
臨床薬理試験会社がある西独・フライブルグ市内で発見された。
被害者については若い外国人女性としており、国籍、氏名など詳細は明らかにされていないが、
日本人ではないらしい。二人とも豊永さんと同様、同試験会社で治験者をつとめたあと、殺
害されたことまではわかったが、殺害の動機や犯人像は絞りきれていないとしている。
フライブルグ警察当局は、今回の豊永さんのバラバラ死体は隣国デンマークのコペンハーゲンで
見つかったものの、同じピル治験者であり、殺害方法も酷似している点を重視。
同一犯による犯行である疑いが極めて濃いとしており
1)同試験会社に関係する変質者らの犯行
2)同試験会社の治験をめぐるトラブルに引き込まれたことに伴う謀殺--の両面から捜査を進めている。
すでにウィスバーデンの西独ICPOが、日本の警察庁やデンマーク警察当局などに、
ヨーロッパを舞台とした広域連続殺人事件の疑いで捜査協力要請の手配を出している。
これまでの調べによると、豊永さんは昨年五月二十日、成田空港を出発。
西独に本社のある臨床薬理試験受託会社「******」のピル臨床試験を受けるため、
他の日本人女性四人とともにフライブルグ市のホテルに昨年九月中旬まで滞在。
一日約一万円の報酬を受け取った後、同月十七日、イタリアに出国。
ローマ、ベネチアなどを見物した後、オランダ、スウェーデンなどを旅行。
同年十月四日、日本の家族に「コペンハーゲンから南ヨーロッパを回る」
と手紙を出した後、消息を絶っていた。
日本側で治験者を募った代理店は東京***区にある「******」社だった。