10/09/08 01:58:53 mKDNofeO0
子供の頃読んだ仏教説話の絵本で。
「あの子はどうしてしゃべらないんだい?」「ああ、おしなんだよ」
という村人の会話があって、小さな注釈で、「おし=しゃべれない人」みたいな解説があったんだ。
その時、「ああ、耳が聞こえない人をつんぼとか。目が見えない人を目くらと呼ぶから、口が聞けない人をおしと言うんだな」と。
その言葉から感じたのは、それは「状態」を表す言葉という事で。
背の高い人を「のっぽ」と呼ぶのと同じ感覚で捉えて。そこに「障害者」といったニュアンスは全く感じなかった。
目が見えなくても、普通に生活してる人はいるし。口が聞けなくてもそれは同様で。
不便はあっても、普通の暮らしは出来るんだ‥と。
その「おしの子供」が普通に社会の中で暮らしてる姿見て、そう学んだんだけど‥
それらの言葉が差別用語として使っちゃいけないとされ。
変わりに「○○の不自由な人」という呼び方を強制されるようになった時、酷く馬鹿にした言葉に聞こえて哀しかった。
‥長文ごめん