10/09/04 18:17:50 mfhbx5qW0
約一名、スレ発端からずーーーーっと粘着してる人がいるよね。
誰とは言わないけど。何かこのスレに恨みでもあるの?
見るのが苦痛なら、無理して見ることないのに。
251:本当にあった怖い名無し
10/09/04 20:27:48 BN0z1FwE0
そりゃ、妬ましい相手がどーしてるか? 気になって必ず見に来るよなwww
252:本当にあった怖い名無し
10/09/04 20:33:34 xgTYhuMm0
1
253:本当にあった怖い名無し
10/09/04 21:12:24 wnOL1iAk0
>>249
あいたたた
自演だと決めつけてかかるバカとは話にならんわ
俺の書き込みは今のIDのみだよ
普段過疎ってるこのスレに、突然単発IDで同じようなレスしてるお前こそ自演じゃないの?w
254:本当にあった怖い名無し
10/09/04 22:13:44 ihB7Vyw40
>>253
いや、自演関係無いし
お前が>>235だって事を言ってるだけだろ
俺もそう見えるわけだが
なんでそこで自演が出てくるんだw
255:列 ◆oJUBn2VTGE
10/09/04 23:07:32 e+ha2oiV0
師匠から聞いた話だ。
大学に入ったばかりの頃、学科のコースの先輩たち主催による新人歓迎会があった。
駅の近くの繁華街で、一次会はしゃぶしゃぶ食べ放題の店。二次会はコースのOBがやっているドイツパブで、僕は黒ビールをしたたかに飲まされた。三次会はどこに行ったか覚えていない。
ふらふらになり、まだ次に行こうと盛り上がっている仲間たちからなんとか逃げおおせた頃には夜の十二時近くになっていただろうか。
同じようにふらふらと歩いているスーツ姿の男性とそれにしなだれかかるような女性、路上で肩を組んで歌っている大学生と思しき一団、電信柱の根元にしゃがみ込む若者と背中をさする数人の仲間……
そんなごくありふれた繁華街の光景を横目に僕は駅の方角に向って、液体のように形状の定まらない足を叱咤しながら歩いていた。
前掛け姿の店員が看板を片付けている中華料理屋の前にさしかかった時だった。
自分が進んでいる道と垂直に交差する道が視界の前方にあり、その十字路の上を奇妙なものが歩いているのが見えた。
それは街路灯に照らされているわけでもないのに、ほんのりと光を纏っている。人間のようにも見えるが、妙にのっぺりしていて顔があるあたりは眼鼻の区別が定かではない。そういうものが何体も前方の道を右から左へ通り抜けて行く。
この世のものではないということはすぐに直感した。
元々他人より霊感が強く、幽霊の類にはよく遭遇するのであるが、こうして街なかで群をなしているのを見るのは珍しかった。
ゆっくりと十字路に近づいていくと、その歩いてる連中が行列をなして同じ方向へ進んでいるのが分かった。
その数は十や二十ではきかない。無数の人影がぼんやりと繁華街の夜陰に浮かびながら、そろそろと歩いている。
寒気のする光景だった。
「霊道」という言葉が思い浮かんだ。
蟻が仲間のフェロモンをたどって同じ道を列をなして通るように、なにかに導かれて彷徨う霊たちが通る道だ。
こんな繁華街の真っ只中に……
恐る恐る十字路に出て、行列の向かう方向を窺う。
どこまでもずっと続いているような気がしたが、道の向こうに列の先頭らしきものが見えた。
256:本当にあった怖い名無し
10/09/04 23:12:24 rRMdoEU50
>>253 まあ決めつけてかかったのは、じゃあ、悪かった。しかし言いたいことは変わらん。それだけ。とりあえずちょっとタイム。
257:列 ◆oJUBn2VTGE
10/09/04 23:14:11 e+ha2oiV0
その瞬間だった。列の中からこちらに手を伸ばしてくるやつがいた。
間一髪でその手をかい潜り、距離を取る。
思いもかけない攻撃に、焦って足を挫きかけた。心臓がバクバクしている。
異様に長い白い手が波打つように揺れながら列の中に戻っていく。
周囲の人々は誰もその光景を見ている様子がない。行列を横切ろうとする人はおらず、十字路にさしかかった人も、何気ない歩調で左右に折れていく。
元々そちらに向かう人なのか、それとも無意識に霊道を横切らないように迂回しているのか……
そんな中、彼らの存在が「見えて」いる僕に反応したのだろう。
それでも列から離れてこちらを追いすがってくる様子はない。列に添って進むことは抗いがたい何かを秘めているのか。
体勢を立て直し、道の中心を通る彼らからなるべく離れたままで、その進む方向へ足早に歩を進める。
ぼんやりと光る彼らに横から目をやると、その着ている服がうっすらと見えたり、無表情な横顔や、砕けて開いたままの顎から垂れる血糊、左の肩が落ち込んで鎖骨が覗いている姿などが垣間見えた。
はっきり姿が見えるものや、闇に消え入りそうなものもいて、そんな「見え方」はバラバラで一貫性はなかったがどれも一様に歩を乱さず歩いて行く。
僕は小走りに駆け、ふたブロックほど先でその先頭に追い付いた。
その時に見た光景をなんと表現すればいいのか。
その光景は僕の生涯の中で忘れることのできない輝きを持って、様々な瞬間に幾度となく蘇ることになるのだ。
明かりの落ちた薬局の看板の前で思わず立ち止まり、その横顔に見とれていた。
霊道の一番先端を行くのは女性だった。
白いジャージの上下を着て、ポケットに両手を突っ込み、少し猫背で、睨み上げるように前を見据えて歩いている。
その相貌は怒気を孕んだように白く、眼は……
眼は、そこに映るすべてのものを憎悪し、唾棄し、苛み、そしてそれでいて全く興味を喪失しているような、そんな色をしていた。
苛立ちを撒き散らし、自分を不機嫌にさせたすべてを呪いながら彼女は歩いている。
その後にぼんやりと光る死者の行列が音もなく続く。
僕は息を止めて見つめている。
258:列 ラスト ◆oJUBn2VTGE
10/09/04 23:19:27 e+ha2oiV0
葬列にも似た荘厳な行進は、夜半を過ぎて狂騒の冷めかけた繁華街の夜の底を行く。
この世のものならぬものたちを従え、そしてそのことに気づいているのかどうかも分からない表情で、振り返りもせずただ前方を睨み据えて彼女は歩き続ける。いったい彼女の何が、まるで誘蛾灯のように彼らを惹きつけるのだろう。
僕はその幻想的な光景に一歩足を踏み出し、通り過ぎようとする彼女に声をかけようとした。
「あの……」
挙げかけた右手が虚空を掻く。彼女は足を止めようともせず、そしてこちらを一瞥もせずに、ただ短く口を開いた。
「後ろに並べ」
そして次の瞬間、彼女は今自分が言葉を発したことさえ忘れたように表情を変えず歩き去ろうとする。
すべてがスローモーションのように映る。
今自分話しかけたものがこの世のものなのか、そうでないのか、まったく関係がない。そんな声だった。そうした区別もなく、ただどちらにも等しく価値がないと他愛もなく信じているような。
僕はその声に従いそうになる。
深層意識のどこかで、彼女につき従う葬列に混ざり、意識を喪失し、個性を埋没させてただひたすら盲目的について行きたいと、そう思っている。
だが、現実の僕は目の前を通り過ぎていく寒々とした列を呆けたような顔で見送っている。
その時僕は、彼女の横顔に涙が流れていくのを見た。
いや、それは涙ではなかった。左目の下、頬の上あたりに仄かに光る粒子が溢れている。それが風に流れる水滴のようにぽろぽろとこぼれては地面に落ちる前に消えていく。その粒子の跡を追って無数の死者たちが光の帯となって進む。静かな川のようだった。
僕はそれに目を奪われる。その情景に自分の感情を表現するすべを持たない自分がひどくもどかしかった。
気が付くと行列は去り、やがて再び繁華街のざわめきが戻ってきた。さっきまでの異様な空気はもうどこにもない。
何ごともなかったかのように酒気を帯びた人々が道を横断していく。
遠くで客の呼び込みをしている嗄れた声が聞こえる。終わりかけた夜の残滓がアスファルトの表面をゆっくりと流れている。我に返った僕は、棒立ちのまま左目の下に指をやる。
もう一度どこかであの人に会うだろう。
そんな予感がした。
259:たぶん ◆oJUBn2VTGE
10/09/04 23:23:46 e+ha2oiV0
また来週
あと、
× 今自分話しかけたものがこの世のものなのか、そうでないのか、まったく関係がない。
○ 今自分に話しかけたものが ―後略
260:本当にあった怖い名無し
10/09/04 23:28:19 hu8Jxn5j0
ウニ乙
初めてリアルタイムで遭遇した
261:本当にあった怖い名無し
10/09/04 23:28:47 xgTYhuMm0
くだんね
262:本当にあった怖い名無し
10/09/04 23:36:56 rRMdoEU50
面白かった…。
お疲れ様です、途中邪魔してしまってすまなかったです…。
263:本当にあった怖い名無し
10/09/05 01:18:50 DR4ip64v0
ウニ乙
来週楽しみにしてます
264:本当にあった怖い名無し
10/09/05 01:50:06 N3TRUfRf0
加奈子さんなの!?
265:本当にあった怖い名無し
10/09/05 01:56:09 EUq3/lgo0
ウニを見て今日が土曜であると知る
デスマ進行中の歌丸です
なんか伏線来た感じですね~
衣服を脱がずにはおられませんな
266:本当にあった怖い名無し
10/09/05 11:04:35 f28kRnz70
>>254
お前頭悪いのか?
>お前が>>235だって事を言ってるだけだろ
ID見れば同一人物かどうか一目瞭然だろ
ID違うのに同一人物と言ってるから自演だと決め付けるな、と言ってるのが理解出来ないのか?
どうしようもない馬鹿だな
自分で「お前が>>235だって事を言ってるだけだろ 」「俺もそう見えるわけだが 」
って言ってるのに自演関係ない、とかどうしようもない馬鹿だな
それじゃあ聞くが自演決め付け以外の何の意味で上のレスしたのか答えてみろよ
逃げるなよ
267:本当にあった怖い名無し
10/09/05 11:45:31 wD0d8dK00
>>1より
・sage進行、荒らし煽りはスルーでお願いします。
・このスレでは作品への批判は荒らしと認定していますので、批判はご遠慮ください
・「荒らしに反応する奴も荒らし」というネットのルールを忘れずに。
反応するとその人を荒らしと 認 定 いたします
268:本当にあった怖い名無し
10/09/05 11:47:53 6PeuEYd50
ウニ乙!!!!!
加奈子さんが好きな俺にとって今年は本当に嬉しい年だ
269:本当にあった怖い名無し
10/09/05 11:54:32 sz3Iqiswi
ウニさん乙です。
加奈子さんなのかなあ。
270:本当にあった怖い名無し
10/09/05 12:08:16 niW/zRzy0
正直、ウニと赤緑じゃ役者が違うでしょ。もちろんウニの方が上。
赤緑さんはまだまだ語彙力といい表現力といい経験不足なんでない?高校生?
271:本当にあった怖い名無し
10/09/05 12:44:25 CTKwNXA50
自演乙です
272:本当にあった怖い名無し
10/09/05 13:24:46 F8lXzL4bO
進歩ねーな
読んでて痛々しいよ
273:本当にあった怖い名無し
10/09/05 13:37:44 JKaD+1ykO
通報されかけたもんなあ
274:本当にあった怖い名無し
10/09/05 13:42:01 f28kRnz70
>>267
散々毒づいておきながら、都合が悪くなって初めてテンプレ持ち出して逃亡とかw
275:本当にあった怖い名無し
10/09/05 13:42:47 f28kRnz70
>>272
あれ?また自演扱いしてるの?進歩ねーな
276:本当にあった怖い名無し
10/09/05 14:05:24 fwlsaQnC0
ウニ氏乙です!
来週のために明日からまた仕事がんばれます!!
277:本当にあった怖い名無し
10/09/05 15:01:51 4OJvldsx0
ウニが師匠シリーズスレでやってくれればこんな糞スレ開かなくてもいいのにな。
>>237
赤緑なんて見てないしどうでもいいんだけど、一人称の立場が頻繁に変るのが好きなの?
アニメやゲーム、漫画は視覚で理解できるから勘違いしちゃうのだろうけど、文章では一番やっちゃいけないタブーだよ。
そんな基礎中の基礎ともいえる、一般人でも知ってる常識を知らない奴を褒め称えて何がしたいの?何か貰えるの?
見てないって意見が多い中でNG入れろとか見なくて良いとかどんだけ押し付けがましいんだよ。
新作うpしました→url で十分だろ。好きな奴は自分から見に行くんだし、見たくない奴はスクロールする必要もないじゃん。
今後赤緑の話はスルーするけど、荒れてるのは赤緑とそのザッピング自演にも責任ある事を自覚してくれよ。
278:本当にあった怖い名無し
10/09/05 15:39:04 f28kRnz70
一人称がコロコロ変わるのかw
自演ばかりやってるから作品にも影響してんじゃねーのw
279:本当にあった怖い名無し
10/09/05 15:47:53 2vSxpFyz0
スルー、一択
280:本当にあった怖い名無し
10/09/05 16:03:17 vgH6D81J0
もう面倒くさくなってきた、何コイツ
281:本当にあった怖い名無し
10/09/05 16:31:48 DwGaAx4V0
暇なんだろ。好きでもないもんにこうも粘着するとか、暇以外の何がある
282:本当にあった怖い名無し
10/09/05 17:11:20 IA2mGxmQ0
>>277
荒らしなんて見てないしどうでもいいんだけど、自演で立場が頻繁に変るのが好きなの?
アニメやゲーム、漫画は視覚で理解できるから勘違いしちゃうのだろうけど、2ちゃんでは一番やっちゃいけないタブーだよ。
そんな基礎中の基礎ともいえる、一般人でも知ってる常識を知らない奴が煽って何がしたいの?何か貰えるの?
お前氏ねって意見が多い中で偉そうなこと言ってどんだけ押し付けがましいんだよ。
批評書いて見ました→ブログのurl で十分だろ。好きな奴は自分から見に行くんだし、見たくない奴はスクロールする必要もないじゃん。
そんなやつ居ないと思うけど。
今後お前の話はスルーするけど、荒れてるのはお前とその自演にも責任ある事を自覚してくれよ。
283:本当にあった怖い名無し
10/09/05 18:20:37 CTKwNXA50
自覚なし
284:本当にあった怖い名無し
10/09/05 20:26:41 eNv7InwgP
一番妬ましい相手をageるふりして他を貶る発言をするのは一石二鳥だね
285:本当にあった怖い名無し
10/09/05 20:40:17 wD0d8dK00
なんでこんなに必死なの?
286:本当にあった怖い名無し
10/09/05 21:58:15 f28kRnz70
>>254
おーい、早く>>266の質問に答えろよ
逃げるなと言っただろ
287:本当にあった怖い名無し
10/09/05 22:00:35 vgH6D81J0
逃げたんじゃなくて相手にされてないんだろ、気づけよw
288:本当にあった怖い名無し
10/09/06 00:20:09 gQk7bCEX0
ID真っ赤になったら負け
289:本当にあった怖い名無し
10/09/06 00:49:10 PJe8yaMIO
>>287
同意!
ワロスww プw
290:本当にあった怖い名無し
10/09/06 00:53:35 He4GRHhk0
どのレスを削除依頼すればいいの?
291:本当にあった怖い名無し
10/09/06 02:51:21 htb/RtOVO
解除キター!
リアルタイムでウニさんの投稿読めて嬉しい!
ウニさんに質問があるんだけど そういうのは受け付けてはもらえないよなぁ…
でも本当嬉しい 勝手にもう更新されないと思ってたから オカ板での夏の思い出になったよ
292:本当にあった怖い名無し
10/09/06 07:24:58 Q2zFH+O1O
こんなをが夏の思い出って…
おまえ試験管とかビニールハウスの中で生活してるの?
293:本当にあった怖い名無し
10/09/06 07:28:47 ldY6ivly0
放置すると可哀想だからレスしてやるよ
>オカ板での
~~~~~~~~~~~
294:本当にあった怖い名無し
10/09/06 07:51:53 lUnUcWO+0
>>291がお前に何かしたのかよ
295:本当にあった怖い名無し
10/09/06 08:48:08 htb/RtOVO
>>292 “オカ板での”って日本語が 読めなかったのか?
296:本当にあった怖い名無し
10/09/06 10:15:43 Q6gSOVaz0
>>287
相手にするつもりないなら最初からスルーしとけよ
散々相手にしておきながら都合が悪くなったら「相手にして無いだけ」とか恥ずかしくないの?
いいから早く>>266の質問に答えろよ。
297:本当にあった怖い名無し
10/09/06 12:08:31 NAHz52av0
お化けより・・・気持ち悪いです・・・
298:本当にあった怖い名無し
10/09/06 12:51:26 jkq1XF2j0
IDってな、やりようによっていくらでも変えられるんだよ。
もちろん、たかが自演のためにそこまでやっていたらマジモンの基地外だけどな。
もしそうなら診療内科への通院をおすすめするわ。
299:本当にあった怖い名無し
10/09/06 13:25:04 Q2zFH+O1O
混戦してますねー
もはや誰がダレに対して書き込んでるのか分からなくなってま~す
300:本当にあった怖い名無し
10/09/06 13:53:42 lg5YI6VnO
どうでもよすぎる。
くだらないことに執着してる時点で負けよ。
楽しいことに時間使えばいいのに。
そんなことよりウニちゃんのおかげで週末のわくわくが増えた。本、自費出版でもしたら買いに行くのになー。
今週も待ってるね♪
301:本当にあった怖い名無し
10/09/06 13:54:20 aH8iLF850
やっぱり一番怖いのは生身の人間だよね
302:本当にあった怖い名無し
10/09/06 13:58:02 d9uStxZO0
>>296
ん、あんた>>266の人かな。じゃあ勘違いさせてすまんが俺は>>287だが、あんたが今までやりあってた相手じゃないよ
本当にもう相手にされてないんじゃない?
303:本当にあった怖い名無し
10/09/06 14:27:30 htb/RtOVO
師匠シリーズがもし書籍化したら嬉しいなーって思うけど こうやってウニさんが投稿してくれた噺をワクワクしながら読むのが好きだ
本じゃなくネットで読むから余計リアルというか 身近に感じられるなぁ 俺個人的にはなんだけどね
304:本当にあった怖い名無し
10/09/06 14:47:43 Q6gSOVaz0
>>298
は?>>266の質問の意味がわかってないんなら黙っておけよ
305:本当にあった怖い名無し
10/09/06 15:15:32 Q6gSOVaz0
>>300
お前にはどうでもよくてもこっちは自演扱いされてるんだからこのまま終わるわけにはいかないよ
文句言うなら、最初に自演だと断言してたバカに言ってくれ
あと>>266にな
306:本当にあった怖い名無し
10/09/06 15:56:59 Q2zFH+O1O
小さいやつらだな
荒らしなら少しは赤緑やメリーを見習えよう
307:本当にあった怖い名無し
10/09/06 15:57:02 Gz6nYjlI0
放置した上で削除依頼、これ最強
構うと依頼通らないんで放置必須
でも、自演で一人芝居し出したらどうなるんだろう(ゴクリ・・・
308:本当にあった怖い名無し
10/09/06 17:44:01 gQk7bCEX0
まぁ、たまにキチガイが湧くのもオカ板らしくて面白いw
309:本当にあった怖い名無し
10/09/06 18:00:15 htb/RtOVO
もはやそういう類いの怪異なのかもなw
310:本当にあった怖い名無し
10/09/06 18:04:11 lg5YI6VnO
>>305
えー?文句なんかいってないよー。超どうでもよすぎてあんたもその相手も別に一緒なの。
てゆうか
絶対謝罪なんて言いに来ないと思うよ。そんなのにいちいち噛み付いてないであんたも賢くなったら?
はぁせっかくウニちゃんの新作が順調にうぷされてるのに板空気悪すぎ。
311:本当にあった怖い名無し
10/09/06 18:07:00 d9uStxZO0
>>305
お前いま、自分からつっかかっておいて怒られたら逆切れしてる状態なんだけど自覚ある?
あるならもう黙ってろ。ないならもう更生できねぇよ、黙ってろ。
312:本当にあった怖い名無し
10/09/06 20:07:22 fkZkaw1TO
や~い怒られてやんの~
313:本当にあった怖い名無し
10/09/06 20:51:21 Q2zFH+O1O
なんか言い返したれ
314:本当にあった怖い名無し
10/09/06 21:55:56 HJUKa+ph0
週末が楽しみだね♪
315:本当にあった怖い名無し
10/09/06 22:38:01 Q6gSOVaz0
>>310
誰が謝罪しろと言ってるんだ?読解力ないなら書き込むなよ
316:本当にあった怖い名無し
10/09/06 22:45:31 Q6gSOVaz0
>>311
>お前いま、自分からつっかかっておいて怒られたら逆切れしてる状態なんだけど自覚ある?
自分からつっかかって?何度言わすんだ?自演自演だと喚いてるバカが始めたことだろ
状況全く把握してないようだな
なんだよ逆ギレって?
バカだから何回も言って聞かせないと理解出来ないのか?
じゃあ何回でも言ってやるよ
自演だと決めつけたレスが発端なんだよ。突っかかってきたのはそいつだ
勝手に自演だと決めつけておいて、それに反論したらお前らのようなバカが絡んできたんだろ
お前こそその自覚ないのかよ?
317:本当にあった怖い名無し
10/09/06 22:49:27 Q6gSOVaz0
>>307
削除依頼?
どういう理由で削除依頼出すつもりだ?
自演だと煽っただけで噛み付いてきました,削除してくださいってか?
中傷されたのは俺だ。やたら基地外とか言ってる奴もいるし
318:本当にあった怖い名無し
10/09/06 22:54:19 PaI1d2gt0
早く成仏しろよ
319:本当にあった怖い名無し
10/09/06 23:28:17 3gcDz/ZnP
ひでーなこりゃw
眺めてた外野だが、言わせてもらう
作品が流れるからもう止めろ、お前ら全員荒らしと全く変わらん
320:本当にあった怖い名無し
10/09/06 23:51:22 d9uStxZO0
>>316
「自分のことを棚にあげて」って言葉しってる? もうそれ以上言うことないな、呆れた
>>319
申し訳ないっす…、客観的に見て俺も子供みたいだなと改めて思ったから御暇するわ、汚してすまねぇ
321:本当にあった怖い名無し
10/09/07 00:05:47 5RijQLR2O
>>305
あんたも鈍いねー。あんたたちの粘着書き込みが邪魔なの。
作品以外興味ないの。此処にくだらないことを書くな。ねちねち野郎キンモイ。
あーいえばこうゆう。器ちっちゃー。相手に謝罪も訂正も求めないのならば尚更書き込む必要なしでFA。
てゆうかやたら人に噛み付いてこないで。
うん。阿呆らしいからもうウニちゃんきたとき以外書き込まない。ばいばい♪
322:本当にあった怖い名無し
10/09/07 00:08:03 5RijQLR2O
あっ、ごめんなさい。
>>315 だった。 ではでは♪
323:本当にあった怖い名無し
10/09/07 06:30:51 LdChTgccO
うぜえ。
でもうにたんラブ♪
324:本当にあった怖い名無し
10/09/07 11:30:55 3BMAvlWS0
なんか沸いててうざいなぁ
こんなんじゃ投下する気無くなる
325:本当にあった怖い名無し
10/09/07 13:37:02 VSn47BhN0
>>324
多分こいつら黙る気ないから、投下しなくてもいいよ
326:本当にあった怖い名無し
10/09/07 14:31:57 eD9hbKjIO
ウニが投下すると雰囲気悪くなるんだよな
誰かウニ専用スレたててやれよ
327:本当にあった怖い名無し
10/09/07 15:52:26 4lzliFZ30
師匠シリーズ専用スレってのならあるよ、ウニが何故そっちに投下しないのかは知らんが
まぁ別にこっちでも良いんじゃない? 最近はウニの投下で荒れるようなこともなくなってきたし
今回こうして雰囲気悪くなったのはウニが投下したからじゃないよ、ウニ投下前から悪かったのが投下後も続いているだけ
328:本当にあった怖い名無し
10/09/07 18:09:51 ClbmGplm0
メリーを隔離しろよ
329:本当にあった怖い名無し
10/09/07 19:41:53 7l92W7Ps0
>>321
ふー。これほどのバカとは思わなかった
>相手に謝罪も訂正も求めないのならば尚更書き込む必要なしでFA。
謝罪も訂正も求めてない。質問の答を待ってるんだって何回レスしたかなあ?
なんでそれに気づかない?わざとやってるのか?
ただ煽って楽しんでるのか?
さんざん見当違いのレスと誹謗中傷ばかり繰り返してるが、お前人として終わってるよ
バカは書き込むなよ、と心底思ったわ
ちなみに質問は>>266だ
早く答えろよ。お前が発端なんだからよ
330:本当にあった怖い名無し
10/09/07 19:51:58 bQ8l0TSY0
飲み屋の店内で突然喧嘩始めて、店全体の雰囲気を悪くする奴
っているよね
店の外でやってほしいよね
331:本当にあった怖い名無し
10/09/07 20:13:50 eD9hbKjIO
ぷっ、表にも出れないくせに…
332:本当にあった怖い名無し
10/09/07 20:35:40 Ss8qEkoHO
赤緑は大好きだ。みんな好きじゃなくても別にいいけど好きな人まで批判するなよ。みんな嫌いなわけじゃないだろ
ウニ専用じゃないんだからメリーも赤緑も別にいいだろ
333:本当にあった怖い名無し
10/09/07 20:50:57 0VozNO1rO
基地外だらけ
334:本当にあった怖い名無し
10/09/07 21:26:50 oLZMTgOPO
なんか久しぶりに来たら面白い状況になっててテュバキュワロウシスww
335:本当にあった怖い名無し
10/09/07 21:40:11 eD9hbKjIO
おまえも参加しろよ
約束事はひとつだけ
発言はスレ上げて。
この地道かな努力なくして祭りはありえないから
336:本当にあった怖い名無し
10/09/07 21:59:56 6E2fyvMz0
>>332
おい、メリーはダメだろw
337:本当にあった怖い名無し
10/09/07 22:03:40 Pmrd5BekO
>>332
赤緑には頑張って欲しいわ。何だかんだ言ってもコンスタントに投下してくれるし。
あと忍の人の続報とお疲れ枯野も待ってる。
338:本当にあった怖い名無し
10/09/07 23:13:08 DwYDBMDy0
おれもメリーさん好き。
339:本当にあった怖い名無し
10/09/07 23:23:18 eD9hbKjIO
なんでsageるん?
340:本当にあった怖い名無し
10/09/07 23:44:53 dee3LRbsO
>>339
>>つ1
341:本当にあった怖い名無し
10/09/07 23:56:16 3wIyCqJk0
>>332
ここに投下されてたメリーは既出の話を荒らし目的で連投してただけだから、やっぱ駄目だろ
まぁここ数日おとなしくなってくれたようで何よりだが
それ以外のならシリーズ物としてスレに沿ってるから確かにいいだろうね
342:本当にあった怖い名無し
10/09/08 00:27:00 6mlqJ4MI0
俺は赤緑大嫌いだからURL誘導だけにして欲しいっていつも思うもん。
そりゃもうテンプレにURLを入れてもいいと思うくらいだのぜ。
343:本当にあった怖い名無し
10/09/08 02:03:50 T6wwjask0
>>342
そんなにキライならNG登録しろよ
344:本当にあった怖い名無し
10/09/08 08:08:10 yuGxZR/OO
>>343
同意!
読みたくないヤツは読まなきゃいいじゃん。
私は赤緑応援してるよ♪
345:本当にあった怖い名無し
10/09/08 08:22:08 6mlqJ4MI0
押し付けがましいな
そんなに好き好き大好きならブログ行って応援コメでも書いてやれよw
346:本当にあった怖い名無し
10/09/08 08:32:53 HoWPG2dRO
おとなしくしてろよウニー
347:本当にあった怖い名無し
10/09/08 08:33:03 lMd+0vQH0
ワシも赤緑好き
大体シリーズ物のスレなんだからさ
黙ってみてろよな
348:本当にあった怖い名無し
10/09/08 11:18:08 fbCQiesjO
赤緑さんへ
blogのほうにコメントしたのは消されたようなので、こちらに書き込みします。
赤緑さんがご自身の作品だとblogに載せている『嘘つき』は私が投下した話です。
blogから下げて下さい。
349:本当にあった怖い名無し
10/09/08 11:32:42 HoWPG2dRO
証拠がなくてはね
そんなんウニや師匠だってわからんね
350:本当にあった怖い名無し
10/09/08 11:50:31 k2YNC/lB0
ハハ、ワロス
自分が誰で、『嘘つき』を何時書いて、何処に投下したのか、
それを言わなきゃ始まらんだろw
赤緑憎しの怪文書にしか見えませんよwww
351:本当にあった怖い名無し
10/09/08 11:51:38 h4mIeY87O
放置しときゃいいのに皆さん必死ですね。
ザッピングシステムは磐石ですか。
352:本当にあった怖い名無し
10/09/08 12:02:01 6mlqJ4MI0
今赤緑氏はルータの電源入れなおす作業で大変なんですね。
353:本当にあった怖い名無し
10/09/08 12:24:20 6F88N1sZO
赤緑のblogってどこ?
354:本当にあった怖い名無し
10/09/08 12:34:38 Wzz+He4e0
今更だが
>>253の指摘ってさ、実はあながち間違ってはいないんだよな
オバケが出てきたらオカルトってんじゃ、さすがに短絡的過ぎる
正直なところ、オレも赤緑氏の作品はブログか同人創作板の方が相応しいと思ってるしね
でもそのケンカ腰じゃ完全にアウト
荒らし認定されて然るべきその態度は反省すべきだと思うよ
355:本当にあった怖い名無し
10/09/08 13:02:14 HoWPG2dRO
もはや誰がダレにレスしてるんだか…
お前らステキ
356:本当にあった怖い名無し
10/09/08 15:03:56 I/nSB8zLP
ウニ信者或いはウニ本人のふりをして赤緑を叩いて荒らして両方にダメージを与えたいのは理解した
…杜撰だけど
357:本当にあった怖い名無し
10/09/08 15:24:15 gf/egO4R0
自分が気に入らないからって消えろとかってのはないんじゃないか?
358:本当にあった怖い名無し
10/09/08 16:38:33 3uANnZpq0
>>356
なんだそれ、どこをどう取ってそうなったのかわからんw 杜撰だなw
359:ウニ
10/09/08 16:51:19 HoWPG2dRO
いや…たぶんそれはオレのことでは?
もっと緻密にやれと叱咤激励かと。
360:本当にあった怖い名無し
10/09/08 18:49:38 wd9u2XjF0
遅まきながらウニ氏乙!!
3本連続で読めて最高だああー
来週も楽しみにしてる!どんな短い話、小さい話でもいいから投下してくれるのずっと待ってる!
361:本当にあった怖い名無し
10/09/08 19:25:15 DQWdbCnD0
>>330
喧嘩はじめたのは自演決めつけ厨だけどな
取り巻きが必死に責任転嫁してるしタチ悪いよな
362:ウニさま
10/09/08 19:25:30 HoWPG2dRO
オマエら価値の解らぬバカばかりだからな~、どうしようかな
363:本当にあった怖い名無し
10/09/08 19:46:39 DQWdbCnD0
>>341
俺は赤緑すごい嫌いで投下してほしくなくて、投下するたびに批判してるんだけど
俺からしたら赤緑は荒らしなのか?
荒らしってのはそういうのじゃないだろ
スレに沿ってるからおk、って言うのが間違ってる。甘やかすだけ
364:本当にあった怖い名無し
10/09/08 19:50:06 DQWdbCnD0
>>356
今度はウニ信者のせいにしちゃってるよ・・・・
365:本当にあった怖い名無し
10/09/08 19:51:45 DQWdbCnD0
>>360
いや、もうウニはウニ専用スレに投下して欲しい
投下するたびこんな流れになるのは目に見えてる
あそこは平和だろう
366:本当にあった怖い名無し
10/09/08 19:55:33 3uANnZpq0
おう・・・、そうか。
367:本当にあった怖い名無し
10/09/08 20:12:26 HoWPG2dRO
唐突だけど
「呪いの肉面」っていう話があるんだけどさ
それと似た話の都市伝説で「アンジェラの呪いの鼻メガネ」って話を誰か知らないかい?
368:本当にあった怖い名無し
10/09/08 20:53:20 3uANnZpq0
アンジェラ・アキしか思い浮かばなかった
369:本当にあった怖い名無し
10/09/08 21:03:30 zUU7eSr2O
嫌いだから批判するとか得意げに語る本日の自演君でした
370:本当にあった怖い名無し
10/09/08 21:10:05 SwBYwDoH0
自分の好みじゃないから「ここから出ていけ、投下するな」とか言いながら、
「好きな人もいるのだからNG登録すればいいじゃない」って言われると「押し付けがましい」って…。
無理強いしてるのはどっちよ。
頑なにNG登録しないみたいだし、ただ叩きたいだけ…?
371:本当にあった怖い名無し
10/09/08 21:31:44 5VPiDDVs0
基地外だから仕方ない
372:本当にあった怖い名無し
10/09/08 21:52:03 3uANnZpq0
それに実際ウニが専用スレに投下するようになって
赤緑がブログ?サイト?に書くようになったら、ここどうなるよ
373:本当にあった怖い名無し
10/09/08 21:55:51 HoWPG2dRO
実は半年程前に「アンジェラ、俺も男だっ」ていうタイトルのホラー小説シリーズを作ってさ、このスレに投下しようと思っていたんだ。
今晩夜中にでも投下しようと思っていたその日の電車の中で僕は
偶然に、全く偶然にアンジェラよりも一回りもデカい鼻のオバサンに出会ってしまった
僕の前に座っていた彼女の鼻を見ながら
鼻のデカい男はアソコもデカいとか、では女は?
そんな事をつい考えている自分
そして鼻が目的の駅で降りる頃には何故か僕はここに投下する気などとうに失せていた。
374:本当にあった怖い名無し
10/09/08 22:11:24 3uANnZpq0
そうか。
とりあえず俺はアンジェラ・アキしか出てこなかったからそう書き込んだ。
そしてそのあと何気なくYahoo!のトップページを開いたらアンジェラ・アキがいたんだ。
375:本当にあった怖い名無し
10/09/08 22:22:46 DQWdbCnD0
また自演決めつけ厨が見当違いなレスしてるw
376:本当にあった怖い名無し
10/09/08 22:24:39 DQWdbCnD0
>>373
もうその文章力で、投下しないでよかったな、と言わざるをえない
タイトルがまず酷いw
377:本当にあった怖い名無し
10/09/08 22:27:29 DQWdbCnD0
>>372
え?投稿者がいなくなったら落とせばいいだけの話じゃん
今まで腐るほどスレが消えて無くなった。
どうなるもこうなるもねえよ
ただでさえ投稿が少ないのにここまで続いてることがおかしいのに
378:本当にあった怖い名無し
10/09/08 22:31:03 DQWdbCnD0
>>349-350
その赤緑も洒落怖の話のいくつかを自分が投稿したものだって主張してるんだが
そのへんはお前らどう思ってるんだよ
ブーメラン戻ってきてますよ
379:うに
10/09/08 23:12:13 HoWPG2dRO
おまえら…
泣いて踊りな!
380:本当にあった怖い名無し
10/09/08 23:55:39 4sVJTG7h0
面倒くさいの清みついたなー
381:本当にあった怖い名無し
10/09/09 00:00:11 GWwIKF7E0
>>380
あ、それ元(part1)からなんですよ
スルーが一番
382:本当にあった怖い名無し
10/09/09 00:15:43 bwPtp3JW0
眺めて見てる奴らが一番賢いかもなぁ
383:本当にあった怖い名無し
10/09/09 03:17:54 8ywXIhPhO
>>363
じゃあNG登録にすればいいじゃん。オ・マ・エはww
それともいちいち批判して場の空気を悪くし、
別に赤緑に嫌感情をもっていない輩・他人にまで
少なからず不快感を与えるのが趣味なの?
悪趣味!ばか!ちんかす!素人童貞!死ね!
384:本当にあった怖い名無し
10/09/09 07:38:22 D3gmuoZU0
理屈じゃなくて
「このスレとお前ら(作者読者)を許さない」だから
ただのイチャモン
385:本当にあった怖い名無し
10/09/09 11:24:56 UkPUiRzqO
もう暴れるのはやめるんだ、ウニくん!
386:本当にあった怖い名無し
10/09/09 14:14:26 rTZ8lmCM0
>>384
一体彼(彼女?)に何があったんだ・・・
初代スレ辺り辿ればわかってりするんだろうか。
387:本当にあった怖い名無し
10/09/09 17:13:41 ZkwOKyyF0
tes
388:本当にあった怖い名無し
10/09/09 19:30:47 ldRCT/620
>>349-350
え?赤緑も洒落怖に投下したってタイトル込で告白してたがあれは良いのか?
もちろん証明なんてしてないはずだが・・
389:本当にあった怖い名無し
10/09/09 19:45:49 UkPUiRzqO
つまり
2ちゃんの韓国的家族主義にはウンザリだと
そう言いたいのですね
ウニ大人
390:本当にあった怖い名無し
10/09/09 20:03:35 GR/f/tZv0
>>386
ここはオカ板だぞ、何か憑いてるからに決まってんだろ?言わせんな恥ずかしい。
391:本当にあった怖い名無し
10/09/09 20:09:27 UkPUiRzqO
かのじょったんだ
392:本当にあった怖い名無し
10/09/10 13:56:08 7hES27RRO
ウニさん専用スレが落ちたようなので、誰か立ててプリーズ
393:本当にあった怖い名無し
10/09/10 14:28:40 HX/bA3+YO
師匠シリーズを語るスレがほぼ専用スレなんだからそれ使えよ。
ここは赤緑専用スレなんだから糞レスすんな^^;
394:本当にあった怖い名無し
10/09/10 14:48:47 +m99btt30
>>392
落ちてなくないか?
395:本当にあった怖い名無し
10/09/10 19:57:47 DGKpcLTv0
348 本当にあった怖い名無し sage 2010/09/08(水) 11:18:08 ID:fbCQiesjO
赤緑さんへ
blogのほうにコメントしたのは消されたようなので、こちらに書き込みします。
赤緑さんがご自身の作品だとblogに載せている『嘘つき』は私が投下した話です。
blogから下げて下さい。
349 本当にあった怖い名無し 2010/09/08(水) 11:32:42 ID:HoWPG2dRO
証拠がなくてはね
そんなんウニや師匠だってわからんね
350 本当にあった怖い名無し sage 2010/09/08(水) 11:50:31 ID:k2YNC/lB0
ハハ、ワロス
自分が誰で、『嘘つき』を何時書いて、何処に投下したのか、
それを言わなきゃ始まらんだろw
赤緑憎しの怪文書にしか見えませんよwww
396:本当にあった怖い名無し
10/09/10 19:59:22 DGKpcLTv0
378 本当にあった怖い名無し sage 2010/09/08(水) 22:31:03 ID:DQWdbCnD0
>>349-350
その赤緑も洒落怖の話のいくつかを自分が投稿したものだって主張してるんだが
そのへんはお前らどう思ってるんだよ
ブーメラン戻ってきてますよ
388 本当にあった怖い名無し sage 2010/09/09(木) 19:30:47 ID:ldRCT/620
>>349-350
え?赤緑も洒落怖に投下したってタイトル込で告白してたがあれは良いのか?
もちろん証明なんてしてないはずだが・・
397:本当にあった怖い名無し
10/09/10 20:25:33 7hES27RRO
オレもこのスレにはいくつも投下してるし、盗作だって何度もされたが
ここはそういう所なんじゃないのか?
それを考えるならウニは投下する場をもっと考えるべきでは?
398:本当にあった怖い名無し
10/09/10 20:41:44 o7vkoTqq0
>>397
最高に笑えたw
399:本当にあった怖い名無し
10/09/10 20:46:25 7hES27RRO
オモチャが笑っちゃダメだなー
笑わせないと
400:本当にあった怖い名無し
10/09/10 20:50:47 o7vkoTqq0
____
クズ共が / \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\
/ ⌒(__人__)⌒ \
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
ノ \
/´ >>398 ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
___
/ \
/ノ \ u. \ !?
/ (●) (●) \
| (__人__) u. | クスクス>
\ u.` ⌒´ /
ノ \
/´ >>398 ヽ
____
<クスクス / \!??
/ u ノ \
/ u (●) \
| (__人__)|
>>398
401:本当にあった怖い名無し
10/09/10 20:54:50 HX/bA3+YO
>>398
か、かっこいいですぅ><
402:本当にあった怖い名無し
10/09/10 21:31:11 gibJebUQ0
>>398
403:本当にあった怖い名無し
10/09/10 21:43:31 o7vkoTqq0
/ \
/ ⌒ ⌒ \ 何言ってんだこいつ
/ (●) (●) \
| 、" ゙)(__人__)" ) ___________
\ 。` ⌒゚:j´ ,/ j゙~~| | | |
__/ \ |__| | | |
| | / , \n|| | | >>402 |
| | / / r. ( こ) | | |
| | | ⌒ ーnnn |\ (⊆ソ .|_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
>>402
/ ̄ ̄ ̄ \
/ :::::\:::/\
/ 。<一>:::::<ー>。
| .:::。゚~(__人__)~゚j もう許してください・・・
\、 ゜ ` ⌒´,;/゜
/ ⌒ヽ゚ '"'"´(;゚ 。
/ ,_ \ \/\ \
と___)_ヽ_つ_;_ヾ_つ.;._
404:本当にあった怖い名無し
10/09/10 22:50:10 7hES27RRO
ウニに投下されるくらいならこのまま不毛なレスで終わらせたいと
八割方の住人が言ってますが
405:本当にあった怖い名無し
10/09/10 23:09:34 qco08pus0
たてたから
もうこれでオシマイにして。
406:本当にあった怖い名無し
10/09/10 23:18:26 oOHCbdKX0
やっぱ荒らしは自演してんだな
407:本当にあった怖い名無し
10/09/10 23:27:41 4LJ2U7LI0
ついでに赤緑とメリーさんのスレも立てろ
408:本当にあった怖い名無し
10/09/11 00:15:44 MTuJGGTJ0
赤緑スレはいいかもな
誰か頼んだ
409:本当にあった怖い名無し
10/09/11 01:25:47 K+QYF1bz0
じゃあもうこのスレいらないね
410:本当にあった怖い名無し
10/09/11 06:07:23 nrWJrR1nO
何勝手なこと言ってんだ!今までずぅっと基地街(暗黙の了解)にイラつき殺意を抱きながらもここのスレを読んでうには勿論赤緑が投下するの生きる楽しみの一つと受け止めてるのに、
邪魔するんならおまえが死ねよ死ね死ね死ね!!
411:本当にあった怖い名無し
10/09/11 06:26:24 K+QYF1bz0
まぁ俺は嫌味で言ってるんだが
412:本当にあった怖い名無し
10/09/11 07:22:21 nrWJrR1nO
>>荒らしたりつべこべ云う皆様へ
お願いだから私の楽しみを奪わないで
奪わないで。そうっとしておいて。
私は赤緑の投稿もうにの投稿もその他の投稿も
楽しみにして生きているんです。
お願いです。お願いします。お願いします。
413:本当にあった怖い名無し
10/09/11 15:03:08 OFVpSKgd0
違う意味で怖いじゃん
414:本当にあった怖い名無し
10/09/11 16:53:34 aqJ1vl4YO
専用スレできたんだからそこ行けばいいだけじゃん
あとはウニに投下してくれるように祈れよ
415:本当にあった怖い名無し
10/09/11 19:05:14 JWfq38Zg0
>>414
あなた建てたひと?
416:本当にあった怖い名無し
10/09/11 20:09:07 aqJ1vl4YO
はい
誉めてもらおうなんて思ってませんよ
てへっ
417:本当にあった怖い名無し
10/09/11 21:10:17 JWfq38Zg0
そうか、おぼえておくよ
418:本当にあった怖い名無し
10/09/11 21:29:40 xU0WYnVk0
>>406
また言ってやがる
どこで「やっぱり」と確信したのか言ってみろ
419:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:05:27 nnZn6mBw0
ウニ来ないなぁ…
まぁ、たぶんまた来週って言ってたわけだから確実に来るとは限らないけども…
420:デス・デイ・パーティ ◆oJUBn2VTGE
10/09/12 00:06:19 eR8sQKUR0
大学一回生の冬。俺は当時参加していた地元系のオカルトフォーラムの集まりに呼ばれた。いや、正確には見逃していたのかそのオフ会の情報を知らず、家でぼーっとしていたところに電話がかかってきたのだ。
「来ないのか」
京介というハンドルネームの先輩からのありがたい呼び出しだった。俺は慌てて身支度をして家を飛び出す。時間は夜八時。向かった先はcoloさんというそのフォーラムの中心的人物のマンションで、これまでも何度か彼女の部屋でオフ会が開かれたことがあった。
ドアを開けると、もうかなり盛り上がっている空気が押し寄せてくる。
「お、キタ。キタよ。はやく。こい。はーやーく」
みかっちさんという女性がかなりのテンションでこちらに手を振っている。部屋の中にはすでに五人の人間がいて、それぞれジュースをテーブルに並べたり、壁にキラキラしたモールをかけたりしていた。
そしてテーブルの真ん中にはいかにもお誕生日会でございますという風体のケーキが鎮座していて、そのホワイトクリームの表面にはチョコレートソースで「colo」と書いてあるのだ。
なんだ。coloさんの誕生日パーティなのか。いつもは降霊会なんておどろおどろしいことをしているオフ会なのに、今日はずいぶん可愛らしいな。と思ったが、やがてこの人たちを甘く見ていたことを思い知ることになる。
用意されていたローソクがケーキの上に立てられて行くのをcoloさんは一番近い席でじーっと見ている。あいかわらずよく分からない表情だ。嬉しそうにしてればいいのに。
やがてローソクをすべて並べ終え、「じゃあ始めよっか」というみかっちさんの一言で部屋の電気が消された。
暗くなった部屋の中で、真ん中のテーブルのあたりに水滴のような形の光が仄かに揺れている。無意識に数えた。ひとつふたつみっつ……
あれ? 目を擦る。ゆらゆらとしている火の数が、何度数えてもおかしい。十六個しかないのだ。coloさんは同じ大学の三回生で、その誕生日なのだから二十一個より少ないということはないはずだ。
よく見ると真ん中に一つだけ大きなローソクがあるから、もしかしてそれが十歳分とか五歳分なのかも知れないが、それでも数が合わない。五歳分だとしても十五足す五で、二十歳にしかならない。
六歳分? そんな半端な数にするだろうか。
考えていると、歌が始まってしまった。以下、聞いたまま記す。
421:デス・デイ・パーティ ◆oJUBn2VTGE
10/09/12 00:09:45 JDXpPZZg0
はっぴですでいつーゆう
はっぴですでいつーゆう
はっぴでーすでいでぃあcoloちゃん
はっぴでーすでいつーゆう
は? なんだそれ。「ハッピー・デス・デイ・トゥー・ユウ」だって?
俺は混乱する。誰かのクスクスという忍び笑いが聞こえる。
「け、消して。coloちゃん。ローソク。消して」
みかっちさんが吹き出しそうになるのをこらえながら言う。
「うん」という声がして、coloさんが真ん中の大きなローソクの火に息を吹きかける。フッと一つの火だけが消える。
わずかな静寂の後、「おめでとー」という声が重なってパチパチという拍手が響いた。そして電気がつけられる。
「デス・デイ、おめでとう。あと十五年!」
みかっちさんがそう言ったあと、お腹を抱えて笑い出した。
ケーキの上には火のついたままのローソクがまだ十五個残っている。なにがなんだか分からない俺は、ずっと硬直していた。
説明を聞くところによると、どうやらこういうことらしい。
coloさんは異常にカンが鋭い女性で、それはほとんど未来予知と言っていいようなレベルに達しているのだが、本人いわく危険度の高い情報ほど基本的には早期に知ることが出来るのだそうだ。
野良猫を撫でようとして引っ掻かれる時には二日前に。カラスに頭を突っつかれるときには三日前に、という具合だ。どうして彼女がカラスに頭を突っつかれなければならないのかよく分からないが、とにかくそういうことらしい。
そんな彼女にとって危険度マックスの情報とは、つまり自分の「死」である。彼女はその日時をすでに知っているというのだ。
それがバース・デイならぬデス・デイであり、今日十六個目のローソクの火が消えたといことは余命があと十六年を切ったということなのだろう。
なぜそんな日を祝うのか理解に苦しむが、親しい友人たちを呼んでデス・デイ・パーティを開くというのが昔からの慣習になっているのだそうだ。
祝えねーよ。
六等分に切り分けられるケーキを見ながら、そう突っ込みたくて仕方がなかった。
422:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:10:26 lThC3LX30
わ~い
423:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:11:24 nnZn6mBw0
デス・デイ・パーティーだと!!?!?!?!?
424:デス・デイ・パーティ ◆oJUBn2VTGE
10/09/12 00:12:32 JDXpPZZg0
デス・デイ・パーティという恐ろしげな名前とは裏腹に楽しく場は進み、coloさんの手料理やケーキで腹を満たしつつ、「わたしも寿命しりたーい」などというみかっちさんの不謹慎な発言に「本当に知りたいの」というcoloさんの静かな答えが返り、
「あ、うそ」と黙り込んだりということもありながら、とうとう宴もたけなわというころになった。
「はい、じゃあこれからゲームをしましょう」
coloさんがそう言って手を叩いた。みんなが注目する。
「えーと。みんな、今日はわたしのデス・デイをお祝いしてくれてありがとう。そのお返しにスリリングなゲームを用意しました。とっても危ないゲームだけど、きっとみんなならクリアできるよ」
みかっちさん、京介さん、沢田さんという女性陣に、俺、山下さんという男性陣の合わせて五人がそれぞれ顔を見合わせる。
「これから問題を出すから良く聞いてね」
俺たちの目の前でcoloさんが白い紙を取り出し、マジックペンで数字を書き始めた。
X=1-1+1-1+1-1+1-1+1-1+1-1+ ……
なんだろう。1の間にマイナスとプラスが交互に入っている単純な数式だ。最後の点々はこれがずっと続くという意味か。
「この永遠に続く数式の解が実は三つあるの。その解Xを三つとも答えてね。ただし、一つでも間違えたらアウト。答えはみんなで相談して代表者が答えてね」
三つ? 三種類も解があるのか? 単純そうに見えて難しい問題なのかも知れない。
数式を覗き込みながらそう考えてると、coloさんがとんでもないことを付け加えた。
「もし答えられなかったら罰ゲームに、さっきみなさんが食べたケーキ。あれに下剤を入れちゃうよ」
はあ? 全員目を剥いた。意味が分からない。もう食べ終わったケーキに今から下剤を?
なんの冗談かと笑おうとした瞬間、以前体験した恐ろしい記憶が蘇ってきた。
種類の違うお札の入った箱を選べというゲームなのだが、coloさんが俺の選択をあらかじめ予知しているというのだ。結局現在進行形の行為が、過去に遡って影響を与えるという事象の不可解さに怖じ気づいた俺は白旗をあげてしまった。
そのゲームと同じ構造だというのか。
もしこの問題を答えられなかったら、その結果を予知した過去のcoloさんがケーキにこっそり下剤を仕込むということか。すでにケーキは食べ終わっているというのに!
425:デス・デイ・パーティ ◆oJUBn2VTGE
10/09/12 00:16:40 JDXpPZZg0
味は? 変ではなかったか? 口に残ったケーキの余韻を確かめようとするが、やたらスパイシーだったチキンのおかげで完全に消えてしまっている。
「ちょっと、冗談でしょ。入れたの? 入れなかったの?」とみかっちさんが詰め寄る。他のみんなも真剣な表情に変わった。きっと多かれ少なかれ箱の時の俺と同じような経験をしているのだろう。
「答えたら面白くないじゃない。無理に喋らせようとしたら、失格ね」
ハッとしたようにみかっちさんが手を引く。
なんてこった。とんでもない事態だ。さっきまでの楽しいパーティはどこに行ってしまったのか。当事者のcoloさんは無表情で、なにを考えているのか分からない。
「はい、じゃあ、紙とえんぴつを支給します。頑張ってね」
配られたものを眺めながら、五人は「やるしかないのか」という顔になっていた。
「恨むわよcoloちゃん」というみかっちさんの言葉に、「スリルがあった方が楽しいでしょう」という脳天気な答えが返る。
そしてゲームが始まった。
とりあえず、無限に続くという部分に惑わされてはいけない。式を紙に書き出してからそう考える。単純化するのだ。
高校時代、数学の成績は酷かったが、ここは俺とみかっちさんの現役大学生コンビが頑張るしかない。そう思ってみかっちさんを見ると、沢田さんと二人で「最後がプラス1で終わるのかマイナス1で終わるのか」という論争をしている。いや、終わらないから。
みかっちさんを見限った俺は一人でやるしかないと気合いを入れた。山下さんも一応紙に向かっているが、あまり自信がなさそうだ。京介さんは初めからやる気がなく、煙草を吸いにベランダに出ていってしまった。
とりあえず俺は式を括弧で括り、単純化することにした。そうすると一つめの答えはすぐに見つかった。
X=(1-1)+ (1-1)+ (1-1)+ (1-1)+ (1-1)+ (1-1)+ (1-1)+ ……
X=0 + 0 + 0 + 0 + 0 + 0 + 0 + ……
ゼロを永遠に足し続けるわけだから、Xは0だ。まず一つ。
次は少し難しかった。あれこれいじってみて、ようやくそれらしい形になった。
X=1-(1-1+1-1+1-1+1-1+1-1+1-1+ ……)
X=1-((1-1)+ (1-1)+ (1-1)+ (1-1)+ (1-1)+ (1-1)+ (1-1)+ ……))
永遠の数式の最後を括弧で閉じるのが少し気になったが、多分これが正解だ。大括弧の中が一つめと同じ形になったので、あとは簡単。
426:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:16:43 9vtEuQi70
紫煙わっふる
427:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:20:34 nnZn6mBw0
支援
428:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:22:06 +RFBetFrO
支援
429:sage
10/09/12 00:23:05 2FgiuNPC0
うれしいよぅ…ないちゃう
430:デス・デイ・パーティ ◆oJUBn2VTGE
10/09/12 00:23:28 JDXpPZZg0
X=1-(0 + 0 + 0 + 0 + 0 + 0 + 0 + ……)
X=1-0
答えはX=1。これで二つめだ。
とんとんと二つめまで辿り着いたので案外簡単じゃないかと安堵したのだが、ここからが難問だった。
どういじっても、どう括弧で括っても一つめか二つめの形の亜種にしかならず、結局0か1かという答えになってしまうのだ。頭がこんがらがってきた俺は、これまでのパターンをみんなに見せて確認してもらった。
「おい、少年。すごいじゃん。さすが学生」とみかっちさんが褒めてくれたが、あなた俺と同じ大学でしょう。それにやってみて思ったが、これは数学というよりパズルだ。
京介さんが戻ってきてから、俺は全員に同意を得て代表としてとりあえずここまでの答えをcoloさんに告げた。
「0と1ね。正解! あと一つ」
「なにかヒントはないですか」と頼んでみたが、「ない」と実につれない。仕方がないので、全員で知恵を寄せ合い、いろいろ考えてみる。しかし括弧での括り方なんてそれほど多くのパターンはなく、似たような形になるばかりで、どうあがいても0か1かになるのだった。
「発想の転換が必要」と宣言して、みかっちさんが書き出した式も結局なにも変わらなかったし、「他二つが0と1なんだから、その前後じゃないか」ということで、「2かマイナス1」という答えが直感派の間で主流になったりしたが、
裏付けが取れないためGOサインが出ないのであった。
発想の転換が必要だ。その言葉を十回くらい聞いたが、なんの足しにもならなかった。書いた紙が散乱し、下剤の恐怖と戦いながら、殺伐とした空気を吸って吐いて俺たちは考え続けた。
ふと顔を上げるとcoloさんが椅子に座ったまま退屈そうに足をぶらぶらしている。まずいな。そろそろ答えないと。
そんな停滞する場を打開し、答えを導き出したのは意外な人物だった。 手持ちぶさたのcoloさんが腕時計を覗き込んだ瞬間だ。
「わかった」
そんな言葉が部屋に響いた。全員の視線が集まる先にはみかっちさんがいた。「うそ」と沢田さんが言ったが、みかっちさんは人差し指を左右に振って「あたし天才かも」と目を瞑る。
「いい? 発想の転換が必要だったのよ。答えから言うわね。意外や意外、三つめのXの正体はに……」
そこまで言い掛けたみかっちさんの口を誰かの手が塞いだ。疾風のように動いた人物は京介さんだった。
431:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:24:43 nnZn6mBw0
>>429落ち着けwww
432:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:25:41 DCOkge8t0
わあい
433:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:29:00 X8inYZlEO
うれしすぎる…支援
434:デス・デイ・パーティ ◆oJUBn2VTGE
10/09/12 00:32:29 JDXpPZZg0
「バカ。勝手に答えるな」
真剣な顔でみかっちさんの抵抗を力ずくで抑える。そして矢継ぎ早に指示を飛ばす。
「解けたぞ。ヒントは時計だ。沢田さん、coloの口を塞げ」
え? とみんな唖然とする中で、沢田さんが条件反射的にcoloさんの口を塞ぎにかかった。「ちょっと、なに」抵抗するcoloさんの手を俺も一緒になって押さえつける。
京介さんの方はみかっちさんが大人しくなったところで手を離し、部屋にあったタオルを手に取ると押さえつけられているcoloさんの口を覆った。猿ぐつわだ。
「ふぁいふぅおぉ」
突然の暴挙にcoloさんが戸惑いながら訴える。
「これは予知してなかったか? 焦点になっている答えに関わる部分以外は捉えられていないようだな。無理に喋らせようとしたら失格だと言ったが、喋らせないのはかまわないはずだ」
京介さんはゆったりした動きでcoloさんの前に両手を組んで立ちはだかった。
「おまえの予知が本物という前提で話す。いいか。問題は、解Xを三つ答えろという内容だ。一つでも間違えたらアウト。つまりさっきこのバカが答えてしまっていたら失格だったということだ。
そしてその結果を予知したおまえは過去のケーキを用意した時点で中に下剤を仕込む。それでこれから私たちは地獄の苦しみという展開だ。行為が終了しているにも関わらず下剤が入っていたかどうか、食べた後にも分からないのがこのゲームのミソなわけだが……」
京介さんはみんなで綺麗に平らげたケーキの空箱を指さす。
「ミスをしたな。おまえはこのゲームの制限時間を決めていない」
俺はその言葉にハッとした。そうだ。その通りだ。
435:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:32:36 zu2oHq7jO
支援!
436:デス・デイ・パーティ ◆oJUBn2VTGE
10/09/12 00:35:57 JDXpPZZg0
「私たちはこれから、『最後の三つめをなかなか答えない』という行動に出る。するとなにが起こるか。分かるな。下剤が効いてくるはずの時間を超過するんだ。何ごともなくその時間が過ぎたら、下剤は入れられていなかったということ。
もし仮に腹が痛み出したら、下剤は入っていたということになるが、私たちはなにもミスをしていない。間違えてもいない、制限時間もない、無理に喋らせようとしていない。そして、腹が痛み出したら未来永劫、絶対に三つめを誰一人答えないことを宣言する。
にも関わらず下剤を入れていたとしたら、これはアンフェアだ。入れられる理由なんてないのだから、論理によって成り立つゲームの根底を崩してしまう。ここまでは私の理屈だ。だが、おまえは今、『それは確かにアンフェアだ』と思ってしまった」
京介さんの力強い言葉につられ、俺も、他のみんなも頷いてしまった。coloさんは表情を引っ込めて反応もしなかった。
「口を塞がれ、これからルールを追加することも出来ないおまえは、結局下剤を入れられない。こちらの勝ちだ」
見事な勝ち名乗りだった。俺たちは感心して思わず手を叩いた。すごい。これこそが発想の転換だ。coloさんの頭ががっくりと落ちた。観念したらしい。これからなにが起こるか理解できたようだ。
下剤が入っていなかったと俺たちが確信できるまで、拘束されるのだ。筆記等によるルール追加もできないように、部屋にあった布類で縛り上げる。その作業は女性陣が行ったのであるが、なんだかいけないものを見ているような気がしてドキドキする。
椅子に座ったまま身体の自由を奪われたcoloさんの目に涙が浮かんだのが見えた。やばい。可哀想になってきた。自業自得なのに。
「で、下剤ってどのくらいで効くの」
みかっちさんの言葉に部屋の中がシーンとする。
たぶん、四、五時間というファジーなところで意見が落ち着き、念のために六、七時間くらい余裕をみることにし、なんだかんだで結局朝まで宴が開かれることになった。
パーティの主役であるcoloさんの目の前で、俺たちは語り合い笑い合いふざけあい、語り合った。
coloさんにメソメソと泣かれたらどうしようと思ったが、変な格好のままあっさりと本人は寝てしまい、俺たちは心おきなく時間をつぶすことができた。
437:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:37:04 X8inYZlEO
おおお、俺今日バース・デーなんだ すげぇプレゼントだ支援!
438:デス・デイ・パーティ ラスト ◆oJUBn2VTGE
10/09/12 00:39:52 JDXpPZZg0
後から考えると、とっとと解散するとか、「もうやめよう」と言ってcoloさんと休戦条約を締結するとか、下剤の箱やレシートがあるかどうか探すとか色々やり方があったような気もするし、どうしてcoloさんはこの展開を予知できなかったのかとか、
京介さんの未来予知に関する考え方にも多少の疑問点もあったが、その時の俺たちはそういう細かいことを抜きにして楽しい時間を過ごすことに全力を尽くし、変な角度からの青春をとにかく謳歌していたのだった。
この混沌としたデス・デイ・パーティの顛末に付け加えることが一つ。
夜中の十二時を回ろうかというころ、電話が鳴った。携帯ではなく、coloさんの自宅の電話だ。
眠っているcoloさんをちらりと見てから、京介さんが受話器を取る。
「はい」
相手と二こと三こと会話を交わしてから受話器を置く。そしてcoloさんのところへ行って、肩を叩いた。ゆっくりと彼女は目を開く。
「あの変態から電話。『おめでとう』。以上」
そして京介さんはまたみんなの輪に戻っていく。
俺はそのやりとりを見ていて、なんだか不思議な気持ちになった。はっぴですでいつーゆうと言われても、まったく嬉しそうな様子を見せなかったcoloさんが、初めてニコッと笑ったのだ。
また目を瞑り、眠りにつこうとする彼女を見ながら、俺はふと今日はcoloさんの本当の誕生日だったのかも知れない、と思った。
「ちょっと、あたし、合ってたじゃない!」
腹を痛めることもなく無事に迎えた次の朝、coloさんの拘束を解いて解散となったとき、みかっちさんが叫んだ。出題者であるcoloさんから三つめの答えの説明があったのだ。
X=1-(1-1+1-1+1-1+1-1+1-1+1-1+ ……)
このとき、右項の括弧内は最初の式である、
X=1-1+1-1+1-1+1-1+1-1+1-1+ …… の右項と等しくなるため、
X=1-X
2X=1
X=1/2
となるのだそうだ。ほんとかよ。
「にぶんのいちって、言おうとしたのに。あたし算数得意なんだから」
算数というあたりが信用できなかったが、そういうことにしてあげた。
439:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:43:00 nnZn6mBw0
乙です!!!
440:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:44:26 DCOkge8t0
乙!
441:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:48:18 X8inYZlEO
ウニありがとう! 乙!
442:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:48:22 YsJnyspJi
この残暑の日々が楽しくなりました。ありがとうごさいます。
乙です!
443:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:52:26 zzyz8NfWO
ウニさん乙です!
ドキドキしながら待ってた甲斐があったー。
ずっと気になってたデス・デイ・パーティーが読めてめっちゃ嬉しいです。
444:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:52:54 74Sz/umKO
ウニちゃんありがとう~。今からじっくり読みます。
最近、毎週末wktkだよ♪
445:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:53:05 9VRYMYqVO
ウニさん乙です!これから読みます~
446:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:56:05 BYg8uRTti
ウニ乙!
くそ、師匠は罪な男だよな...
447:本当にあった怖い名無し
10/09/12 00:59:41 9vtEuQi70
ウニ乙!
ありがとう
448:本当にあった怖い名無し
10/09/12 01:06:45 lThC3LX30
ウニさん、お疲れさま~♪
それから>>437 おたおめ~
449:本当にあった怖い名無し
10/09/12 01:20:03 a1OGOwWZ0
ウニさん、ありがとう!
またよろしくお願いします。
450:本当にあった怖い名無し
10/09/12 01:59:07 tPpyuE7n0
デス・デイ・パーティーだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
451:本当にあった怖い名無し
10/09/12 11:22:53 25nFzU+R0
ウニ乙☆
452:本当にあった怖い名無し
10/09/12 11:44:46 dt1YIe4+0
うわあああああデス・デイ・パーティーってずっと気になってたけどネットのどこ探しても見つからなくて
読みたくて読みたくて仕方なかったやつだよおおおお
ウニ氏ここ最近の連投マジ乙!
ありがとう
453:本当にあった怖い名無し
10/09/12 19:18:37 KV+OvPk20
だからなんでこっちにばかり投下するんだよ?
せっかくファンが専用スレ立ててくれてるのになんで無視するかなあ
454:本当にあった怖い名無し
10/09/12 19:27:56 KV+OvPk20
「なぁ、そろそろ帰ってもいいんじゃないか」
結局今日は体調不良を理由に会社を休んだ。
まんざら嘘というわけでもないのだが。
「えー なんでそう帰そうとするのよー
彼女居ないんでしょ?もちょっといいじゃなーい」
横綱にうりうりされる。いかん。このままでは寄り切られる。
「だいたい、メリーさんて何しに来るんだよ!」
「まぁデリヘルじゃないからこういうのは稀だけどねー」
「くっ・・・ちくしょー!もういいから帰れよ!」
半泣きになりながら叫ぶ。もう恥もクソもない。
「何よー!言われなくたって帰るわよ!バーカ!バーカ!童貞!」
「うるせー!肥満体!メタボリックシンドローム!」
バタン!
あんなメリーさんでも、いざ居なくなると寂しいな・・。
・・・! いかんいかん! 感傷に浸ってたらひょっこり戻ってきそうだ。
455:本当にあった怖い名無し
10/09/12 19:28:40 KV+OvPk20
はぁ・・・それにしても、とんだ災難だった。
一人の人間の一生のうち、メリーさんが来る確立ってどのくらいなんだろう。
某メリーさんスレを読みながら考える。
もしかして、俺の一生でやっと来たメリーさんがアレで、
そしてもう2度と来ないんじゃないだろうか。
そう考えると物凄く人生が暗く思えてきた。涙も出てきた。
「はぁ・・・メリーさん来ないかなあ、可愛いの」
デッデケデケデケ
「ん? 上司からか・・・明日は出ますって言っとくか・・・もしもし」
「もしもし?私メリーさん」
「え、あ、ちょう(またキタ━(゚∀゚)━!!!)」
「今、あなたの家の前に居るの」
頭の中にふと黒い記憶が蘇る。
もしかしてアイツじゃないのか。声は違うようだけど・・・
無言で玄関まで歩いてドアスコープを覗いてみる。
「あれ・・・」
そこには確かに携帯を持っているメリーさんが居た。
今度は・・・可憐な美少女だ。
「お待ちしておりました」 ガチャッ
「えっ!? ビックリした・・・えと・・・おじゃまします・・・」
神はもう一度チャンスをくれた。 今度こそ、今度こそ
あの忌まわしい記憶を振り払って俺にもバラ色のメリーさんライフが訪れる。はず。
~まともなメリーさんが来ない 第2話~
456:本当にあった怖い名無し
10/09/12 19:32:55 KV+OvPk20
彼女を丁重に部屋に迎え入れる。
ふいにベッドの上が大変な事になってるのに気が付いた。
「あ、あ、あ、あ、えーと、ちらかっててごめんね、エヘヘ・・・」
「いえ、私こそ急に来てしまってごめんなさい・・・」
望むところです。
「ま、まぁ座って・・・お茶でも出そうか・・・」
「あ、えと・・・はい・・・お願いします・・・」
彼女はちょこんと可愛らしく座って僕を見ている。
これ。これですよ。これを待ってた。
「はい、どうぞ」
「ありがとうございます」
お茶を出して対面に座る。
「あの・・・いきなり来て申し訳ないんだけど、ひとつ謝らなきゃいけないことがあって・・・」
「え?」
「あの・・・メリーさんルールっていうのがあってね」
その単語を聞いた瞬間目眩が起こり倒れかける
「わっ!だ、大丈夫!?」
「あ、あぁ大丈夫・・・ちょっと寝てないだけさ・・・
んでアレだろ?一晩帰っちゃいけないってルールなんでしょ」
「え、えぇそうなの。 ・・・知ってるの?」
そう。知ってる。 また目眩が起きそうになった。
・・・それにしてもそんなルールがあるなんてスレには書いてなかった。
最近出来たのだろうか。
「ちょ、ちょっといろいろあってね・・・まぁ狭いけどゆっくりしていってもらえたら・・・」
「いろいろありがとう」
好感触。 横綱もこの為の予行演習だと思えばよかったのかもしれない。
457:本当にあった怖い名無し
10/09/12 19:33:46 KV+OvPk20
「もし寝るんなら、ちょっと今ちらかってるけどベッド使っていいから・・・」
不意に口走ってしまったが、ヘンな意味に取られないだろうかと不安になる。
妙にガッツくことに抵抗がなくなっててやっぱりマイナスだったかも・・・
「あ、ありがと・・・でも出来たらね、朝までお話したいな」
「へ?お話?」
何をガックリしてるんだ俺は。
「うん。私ね、絵を描くのが好きなの。
だからあなたにも描いた絵を見てもらいたいし、
あなたが今まで見た美しい風景のお話なんてしてもらえたら
きっとこれからまたいい絵が描けるな、なんて
・・・あっごめんなさい・・・私のことばっかり喋っちゃって・・・」
いいんです。 大好きです。
「いや、全然いいよ! 俺も、絵は好きだよ」
「ほんとう?」
彼女の表情がぱっと明るくなる。カワイイ。
458:本当にあった怖い名無し
10/09/12 19:37:29 dtFG2t2vP
もう来ないっていったんだから来るなよ。>メリー
じゃなければあぼーんするからコテつけてくれ。
459:本当にあった怖い名無し
10/09/12 19:48:52 KV+OvPk20
それから朝まで絵の話をした。
彼女が書いたイタリアのなんたら川の風景画とか
中世の偉大な画家の話とかうんたらかんたら
まず絵が好きだってのがウソなので話を合わせるのに苦労したが
ロンドンがフランスの首都だとか言ってしまっても
彼女は笑ってくれた。
ヨーロッパの知識なんてセリエAにベッカムが居るとかしか知らない。
「あら、もうこんな時間・・・」
「ほんとだ 早いね」
物凄く長く感じたがでも彼女の笑顔を見てるのが楽しかったので苦にはならなかった。
「もう帰らなきゃ・・・」
「え、もう帰っちゃうの?」
「えぇ・・・あ、そうだ。そういえば私今度個展を開く事になってね」
彼女は鞄の中をゴソゴソし始めた。
「はい、これ」
手渡されたのは、1枚のチケット
「初めての個展なんだけど、昔お世話になった先生がよくしてくれてね、
街中で開けることになって・・・なったんだけど、緊張しちゃって・・・
もしよかったら、見に来てくれない?
460:本当にあった怖い名無し
10/09/12 19:49:53 KV+OvPk20
あなたが居てくれたら、安心・・・する・・・から」
「いいいい行くよ!きっと行く!」
むしろガードマンになる勢いで一日君を守るよ。
「ほんと!? ありがとう!」
嬉しそうに笑いながら両手で僕の手を握る。
彼女の手はやわらかくてあったかい。
「へへ・・・お安い御用さ・・・」
俺マジイケメン。
「それじゃあ、会場で待ってるから。約束よ!」
「あぁ、楽しみにしてるから!」
僕らは指きりげんまんをして別れた。
待っててくれメリー。 僕が君の個展を成功させてあげるよ。
461:本当にあった怖い名無し
10/09/12 19:52:01 KV+OvPk20
個展当日 ・・・開場4時間前。
流石に早く来すぎた。
もし準備してたら手伝ってあげようと思ったのだが
準備はどうも昨日終わってるらしく今日は開場を待つのみだ。
そりゃそうか・・・
デッデケデケデケ
「もしもし」
「もしもし、私。」
「あぁ、おはよう」
不意に肩をぽんぽんと叩かれる
「うわっ!ビックリした!」
「ウフフフw もしかしたらあなたかな、って思ったら、やっぱり」
どうしよう。早く来すぎて恥ずかしいのだが。
「えっと、その・・・準備してたら手伝おうかなー・・・なんてね・・・w」
「ありがと。 今は中でスタッフが休憩してるから、よかったら一緒にコーヒーでもどう?」
願ったりかなったりだ。 少し眠くてコーヒーはありがたい。
「あぁ、そうするよ」
僕らは施錠されているビルの裏口地下駐車場から入って
5階の個展準備室に入った。
462:本当にあった怖い名無し
10/09/12 19:52:54 KV+OvPk20
「し、失礼します・・・」
「やあ、よく来てくれたね、君がメリーの話してた」
初老の男性がにこやかに歩いてくる。
俺の話?
「あ、あぁそうか、君は知らないのか。まぁコーヒーをどうぞ」
「いただきます」
パイプ椅子に座り、コーヒーを受け取る。
「この人が、私が話してた先生」
「どうも、初めまして。」
「初めまして。」
そういえば絵を描きそうな顔をしている。
「実はね、私も・・・その、「メリーさん」の一族なんだよ」
ボフッ! コーヒーを少し噴出してしまった。
「あ、あぁすまない急にこんな話をしてしまって」
「いえ、いえ、いいんです。なんとなく聞いた事ありますから。
男性のメリーさんもいらっしゃるって。」
ソースは2ch。
「うん。実はそうなんだ。 そして私は彼女に絵を教えてね、
我々が人間の世界に、都市伝説としてではなく、一人一人の人間として
受け入れてもらえるようにとこの個展を開いてみたんだ」
「へぇ、そうなんですか どうりでメリーさんの話も熱がこもってました」
彼女が照れている
463:本当にあった怖い名無し
10/09/12 19:53:49 KV+OvPk20
「・・・でも、何でまたメリーさんが」
「まぁそれなんだがね、恐らく普通のやり方では、芸術レベルの高い昨今では
そうウケないだろうと、残念ながら考えた。
そこでまずは都市伝説の通り電話で現れて、個展に誘ってみることにしたんだ。
まさかメリーさんが、個展に招待しに来るなんて思わないだろう?」
「え、それじゃあ結構回ったんです?」
「そうだな、彼女だけじゃないが営業ということでここ数週間いくらか」
営業だったのか・・・またまたガックリする。
だが彼女らの夢を応援するというのも悪くないんじゃないか。
気が付くと開場10分前になっていた。
「よし、そろそろ開場の準備するぞメリー」
「はい、先生」
「僕も何か手伝います」
二人が入り口の方へ歩き出したので慌てて後を追った。
464:本当にあった怖い名無し
10/09/12 19:55:36 KV+OvPk20
大通りから少し入った雑居ビルが会場ということもあり、
ちらほらと客が入ってくる。
メリーと先生は、客に絵の解説をする為に忙しく回っている。
僕はというとすっかりスタッフ気分だ。
お客の誘導から売れた後の棚に次の絵を持っていく手伝いをしたりしている。
「ふぅ、少し休むかな」
昼前になり、することも無くなったので休憩することにした。
会場内で座ってるのもマズいので、準備室の袖口の目立たないところに引っ込んだ。
「はぁー メリーも頑張ってるな~ ・・・ん?」
何やら後ろの方でひそひそ話が聞こえる。
悪いと解っていながら聴いてしまう。
「・・・それで、どうだ 成績は」
「まずまずといったところですね、今はだいたい8割、残りの客もまぁ大丈夫でしょう」
「そうか、後は・・・あの手伝ってる奴だけだな」
「彼は最後まで残ってるでしょうから、・・・まぁとっておきを」
「フフ、そうだな」
なんだろう。恐らく俺の事だろうけどとっておきって。
465:本当にあった怖い名無し
10/09/12 19:57:02 KV+OvPk20
「あれー、こんなところに居たんですか?」
不意にカーテンをめくられてドキっとする
「あ、目立たないところに居た方がいいかなって・・・w ははは」
「えと、申し訳ないんだけど、予想以上に絵が売れたんで、
早めに切り上げることにしたんです」
この個展は個展とは銘打っているが今後の活動の為に展示即売会も併せている
なので、絵がなくなれば当然おひらきというわけだ。
「あ、ああそうなの。 よかったね、好評で」
「えぇ。 それで、一日手伝ってもらったお礼がしたいんだけど」
「お礼?」
「うん。 スタッフルームで待ってるわ。」
キタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!
疲れて座ってた足腰に力が急に湧き出る。
一日頑張った甲斐があったというものだ。
僕はスタッフルームに向かった。
466:本当にあった怖い名無し
10/09/12 20:11:02 KV+OvPk20
「失礼しまー・・・あれ?」
スタッフルームのドアを開けると、電気がついていなかった。
真っ暗ではないのだが、薄暗くてよく見えない。
「誰も居ないのかな・・・?」
カチャッ
不意に電気が付く。 眩しさを手で遮りながら部屋を見渡すと、
スタッフ全員と、先生と、メリーが居た。
そして部屋の中央には何か布を被った大きな物がある。
「お疲れ様ー」
一斉に声をかけられる。僕はまだ眩しさに慣れている途中だ。
「お、お疲れ様です。」
「今日は一日手伝ってくれてありがとう。
それでね、先生と相談したんだけど、次の個展はスイスでやることになったの。」
「そ、そっか・・・すごいね、世界を廻って・・・」
「うん・・・だけどこんなによくしてくれたあなたと別れるのが寂しくって」
嬉しい事言ってくれるじゃ(ry
「それでね、私の描いた最新作をあなたに・・・」
メリーが布をひっぱると、昨日さんざん話していた
「メリーさん」というタイトルの少女の絵が姿を現した。
どこか寂しげで、物憂げだが、美しい少女の絵だ。
467:本当にあった怖い名無し
10/09/12 20:12:45 KV+OvPk20
「これを・・・僕に・・・」
「ゴホン」
咄嗟に先生の咳払い。
「あー、それでね、メリーの今後の活動の為に、君に協力してもらいたんだ。」
「協力?」
「あぁ、この絵を買って貰えないだろうか。」
「・・・いくらするんですか?」
「最新作の絵でね、各方面でも注目を集めている。
今の市場価格は100万円だ」
「ちょ、ちょっと待ってください、俺そんな金ないんですけど・・・」
「あぁ、君にはよくしてもらったし、特別に半分私が持つ。これでどうだろう
それでも高く感じるかもしれないが、今後メリーが成功すれば
価格はもっと上がるだろう。 投資と思いたまえ」
・・・マズい。なんかマズい。
「あの・・・すいません俺無理です・・・」
言った瞬間、メリーは青ざめて、顔を覆い隠してしまった。
スタッフもざわつき始める。
「き、君、いくらなんでもそれは・・・」
「へ?」
「彼女の絵はまだ公には出回ってないとはいえ絵画界では期待の新星として注目されている。
この会場に展示してあった絵だってウン十万はくだらない。
その中から特別珠玉の絵を破格の値段で譲ろうというのだぞ」
「え、ちょちょ、ちょっと待ってください」
わかった。こいつらエウリアンだ。
468:本当にあった怖い名無し
10/09/12 20:14:26 KV+OvPk20
室内を見渡す。 ドアは2つあるがキッチリガードされており脱出は容易ではなさそうだ。
気が付くのがあんまり遅すぎたが、気が付いた以上もうここに居る必要は無い。
「さぁ、契約書はこれだ。拇印を押してくれればそれでいい。」
知るか。 もはや絵のことなんてどうでもいい。
メリーが冷ややかな視線をこちらに向けている。
少し惜しい気もするが、彼女の優しさは営業だったのだ。
何も期待することはない。
「ちょっと、ゆっくり見させてもらえますか?」
俺はそう呟くと、絵の近くにゆっくりと寄った。
そして次の瞬間―額縁を両手で掴むと思いっきり振り上げた
「な、何をする!」
先生が慌てて叫ぶ。ちらと扉を見るとガード役も少し慌てている。チャンスだ。
「うおおおおお!!!」
眼を向けていた方とは反対のドアにいきなり走り出し、ガード役に絵を投げつける
「うわっ!」
ひるんだ隙にドアを開け、しゃにむに走った。
「おい、追え!早く!」
後ろからバタバタと走ってくる音がする。
ビルの構造はよくわからないが、とにかく階段を下りて・・・速く・・・!
「待てっ!」
意外に追っ手の脚が速く、入り口までもう少しというところで追いつかれそうになる
くそっ! ここで捕まったら終わりだ!
469:本当にあった怖い名無し
10/09/12 20:15:30 KV+OvPk20
ドンッ!
ビルを飛び出してすぐ、でかい女にぶち当たった。
「いてて・・・すいません・・・」
「アンタ、こんなとこで何してんの?」
「え・・・? あ!」
服が違ったので解らなかったが、そこに居たのは紛れも無く横綱・・・いや
救いのメリーさんだ。
「な、俺を助けてくれ!」
「は?意味わかんねーし」
首を傾げる彼女の背後に隠れると、追っ手が3人立ちはだかった
「そいつを渡せ」
彼女の背中にしがみつきながらふと考えたが、あの時の追い出し方を思うと
今突き出されてもしょうがないな・・・ 俺はだんだん諦めムードになってきた。
470:本当にあった怖い名無し
10/09/12 20:20:19 KV+OvPk20
ドンッ!
ビルを飛び出してすぐ、でかい女にぶち当たった。
「いてて・・・すいません・・・」
「アンタ、こんなとこで何してんの?」
「え・・・? あ!」
服が違ったので解らなかったが、そこに居たのは紛れも無く横綱・・・いや
救いのメリーさんだ。
「な、俺を助けてくれ!」
「は?意味わかんねーし」
首を傾げる彼女の背後に隠れると、追っ手が3人立ちはだかった
「そいつを渡せ」
彼女の背中にしがみつきながらふと考えたが、あの時の追い出し方を思うと
今突き出されてもしょうがないな・・・ 俺はだんだん諦めムードになってきた。
471:本当にあった怖い名無し
10/09/12 20:21:30 KV+OvPk20
「ダーリンに何すんのよ!ボケ!」
一瞬、ごっつい腕が振り払われたかと思うと、追っ手は派手にふっとんで、
地面に叩きつけられた。
「すげえ! さすが横綱は違うな!」
「あ?」
「いや、なんでもないです・・・」
「ったくもう・・・あれ?あいつらいねーんだけど」
「ほんとだ」
気が付くと、倒れていた追っ手は姿を消していた。
「そいやなんであんた追っかけられてたわけ?」
「まぁ、話すと長くなるんだけどね」
無理やり腕を組まされて半ば宙吊りになりつつ俺は答えた
「エウリアンに捕まっちゃってさ・・・」
「プッ!だっせー! やっぱ童貞じゃんww」
まさかそのエウリアンもメリーさんだとは口が裂けても言えない。
「あんたの事だからメリーさんが来たと思ったらエウリアンだったりしてね」
・・・バレてる。
「あ、もうここからは一人で帰れるよ・・・今日はありがと」
「素直に感謝なんて珍しくね? まぁいいわ。楽しかったから。バイバイ!」
こんなに彼女を頼もしく思った事も無かったなと、一人部屋に戻る。
今日は散々な一日だった。 とっとと寝てしまおう・・・
472:本当にあった怖い名無し
10/09/12 20:24:21 KV+OvPk20
デッデケデケデケ
背筋が凍ったかと思った。
すっかり存在を忘れていた携帯がズボンの中で急に鳴り始めた。
「ん?カーチャン? はぁ・・・なんだろ・・・もしもし」
「もしもし・・・私メリーさん・・・今会場に居るの」
「・・・!」
悪夢はまだ終わってなかったようだ。
「どうして逃げたの?」 プチッ
震える手で携帯の電源を落とす。
デッデケデケデケ
「・・・!?」
電源は入っていない。なのに携帯が鳴っている。
・・・そうだ、出なければいい。出なければ・・・
ガチャッ
「もしもし・・・私メリーさん・・・今会場のビルの裏に居るの・・・」
勝手に通話モードになっている。
473:本当にあった怖い名無し
10/09/12 20:41:41 KV+OvPk20
気づくのが遅かったと思ったときには既にもう遅すぎたのだ。
何故メリーさんがエウリアンを、ではない。
メリーさんだから、エウリアンをしていたのだ。
「今からあなたのお家に行くから・・・私の絵を持って・・・」
どうしよう、たぶん彼女はこのまま俺の家に直行してくる。
恐らく、信じられないようなスピードで。
さらに、思い出したくない事も思い出した。
先生もメリーさんの一族と言った。
とすれば、スタッフや追っ手の連中も恐らくそうなのだろう。
敵は一人ではないのだ。
俺がメリーさんから逃げた先に現れてもおかしくない。
一体どうすれば・・・
474:本当にあった怖い名無し
10/09/12 20:43:15 KV+OvPk20
メリーさんから逃げる そんな事は今まで考えた事も無かった。
ただ、メリーさんがウチに来てくれたらそれでいいと思っていた。
今は違う。
本題に戻る。 メリーさんから逃げるにはどうしたらいいんだろうか
電話がかかってくる度にある程度の距離を移動しているようだが
その距離には制限がなさそうだ。
だんだんと間隔が短くなって最後は後ろに居る、というお約束。
・・・ダメだ。少し考えてみたが逃げる方法を思いつかない。
今はとにかくここを離れよう。
やるだけのことをやるしかない。
今さっき帰ってきたばかりな気がする玄関に座り、靴紐を硬く結ぶ。
これからしばらく走り続けるんだ。そう言い聞かせると自然に力が入る。
475:本当にあった怖い名無し
10/09/12 20:48:50 KV+OvPk20
デッデケデケデケ
携帯が鳴る。
もう半ば諦めて着信ボタンを押す。
「・・・もしもし、私メリーさん。今あなたの部屋の前に着いたわ」
「・・・」
「また、開けてくれると嬉しいのだけど」
俺は無言で立ち上がった。
無論、開ける為ではない。
音を立てないようにドアに近づくと、ドアスコープを覗き込む。
・・・居た。 彼女は何か大きなもの・・・恐らくあの絵だろう。
布に包んだ絵を抱えて立っている。
大きな帽子を被っていて顔はよく見えない。
「居るんでしょう?そこに」
ふいに携帯から彼女の声が聞こえて震えた。
メリーさんの口元がにやりと笑う。
ピッ!
俺は乱暴に携帯の電源を落とした。
ダメだ。こちら側から逃げ出すのは得策ではない。
476:本当にあった怖い名無し
10/09/12 20:49:44 KV+OvPk20
静かに踵を返すと、土足のまま部屋の方へ、そしてベランダへ出る。
俺の部屋はアパートの2階で、裏手は空き地になっている。
飛び降りようと思えばいけそうだが・・・
ドン ドン ドン
ドアを激しく叩き始めた。
迷っているヒマはない。 しばらくこの部屋には戻れないかもな・・・
「っつあ!」
ほとんど無意識に部屋から飛び降りた。
着地はイメージしてたよりずっとかっこ悪くかつ痛かった。
「っでぇ・・・なんこれ・・・」
477:本当にあった怖い名無し
10/09/12 20:51:15 KV+OvPk20
足がズキズキ痛む。
それでも、とにかく立ってここから逃げ出さなければ。
痛む足を引きずり、立ち上がる
その瞬間、足に力が入らなくなり俺は前のめりに倒れた。
「まさか・・・」
足首をさすってみる。 ズキズキとした痛みがさらに強まる。
そして変な方向に曲がっているのを見て・・・絶望した。
脱出の第一歩でいきなりしくじってしまった。
華麗な逃走劇とはならず、ここで終わりのようだ。
「立てる?手、貸そうか?」
不意に差し出される白い手。 そちらに手を伸ばしかけたとき・・・
「うわっ!」
手首を掴まれそうになって慌ててひっこめた。
「もう、惜しいなぁ 拇印さえ押してくれたらそれでいいのに」
彼女のもう片方の手には朱肉なのかスタンプケースのような物が見えた。
478:本当にあった怖い名無し
10/09/12 20:51:53 KV+OvPk20
「誰が買うか! ふざけんな!」
地面にへたり込んだまま怒鳴る。だが無駄な抵抗だと自分が一番理解している。
「めんどくせぇ」
後ろから男の声がしたかと思うと左腕を強引に持ち上げられた
「がっ!痛ぇ! くっそ離せ!」
抵抗を試みてみるも右腕ももう一人の男に掴まれて身動きが取れない
「ホラ、諦めて楽になれや」
手首をつかまれ、スタンプケースに押し付けられる。
「ふざけんな! ここ、こんなの違法だ!」
「そうね。でも返品も訴訟も一切受け付けないわ。ふふっ」
もうダメだ。 俺のだらしなく垂れ下がった手首は契約書の方に伸ばされている
50万、いやそこには100万と書いてある。
この年でそんな金払えるはずもない。
しかし訴えたところで、恐らく彼女らは姿を消しているだろう。
どだい、勝ち目の無い戦いだったんだ。
ひっかかった俺がバカだった。
メリーさんに来てもらいたかった俺がバカだった。
「もういい加減懲りた?」
突然目の前から妖艶な声が聞こえた
~メリーさん派遣会社 第3話~
479:本当にあった怖い名無し
10/09/12 21:02:05 Gsjfhu+e0
>>420-438
480:本当にあった怖い名無し
10/09/12 21:24:05 TPwderyL0
イカ臭さが最高潮になりました
481:本当にあった怖い名無し
10/09/12 21:40:25 XWoo2j7K0
>>453
馬鹿かお前
その専用スレが容量過多で落ちて迷惑をかけないように
ウニが気を使ってこっちに投下してるんだろうが
482:本当にあった怖い名無し
10/09/12 23:21:31 +RFBetFrO
ていうかいくら人気が出ても専用スレを使う、なんて特別に隔離してやる必要もない。
シリーズものならシリーズものスレに投稿するのがまっとうなやり方だろう
容量を気にするならたまにしか投稿しないウニより なんとかさんが自重しればいいんじゃないかな
483:本当にあった怖い名無し
10/09/12 23:32:41 eI9wpkoF0
ウニが専用スレに投下するようになったら、もうそれって、こっちが隔離されたようなもんだよ
484:本当にあった怖い名無し
10/09/12 23:37:09 Id3XSiJ70
憎い!
このスレが!
お前らが!
赤緑が!ウニが!枯野が忍が憎い!!
俺はお前らとこのスレを絶対に許さない!
byメリーさん
んでメリーさんはなんでこのスレを憎んでいるのでせうか?
まあどうでもいいか!
ウニ乙!
485:本当にあった怖い名無し
10/09/13 00:44:09 w8Few6YL0
遅れ馳せながら、ウニ乙!!
486:本当にあった怖い名無し
10/09/13 00:44:32 fM2Qs+JN0
>>458
ぱっと見の1レスだけでも分かるような文体だし、IDでサクッと消せばいいんでない?
487:本当にあった怖い名無し
10/09/13 01:49:38 Y6Mh5ZqX0
忍の人、どうなったのかなぁ…
488:本当にあった怖い名無し
10/09/13 16:41:04 5Aq9qLR60
コテトリは無いけど「メリーさん」をNG登録しとけばスッキリするんだな
容量潰しに関しては、迅速なスレ立てとコピペで対応するんだな
489:本当にあった怖い名無し
10/09/13 17:37:13 mh4WpPGvO
メリーさん、もうコピペ止めるって言ったの信じてたのに><
490:本当にあった怖い名無し
10/09/13 20:22:17 tKkOL4nIO
ウニというやつの底は知れた
もう興味なくなったから荒らさないよ
491:本当にあった怖い名無し
10/09/13 21:37:54 /VaqEJwh0
ゴミを分別するのにどんだけ時間かかってるんだよ、カス
492:本当にあった怖い名無し
10/09/13 23:20:14 KDvnpOHY0
前スレでコテつけて書き殴ってた者だけど、続きあるけど、いる?
ウニさん戻ってきたし、もういいかな。
493:本当にあった怖い名無し
10/09/13 23:55:48 +3Jp8fQ/0
うん、もういいです。
494:本当にあった怖い名無し
10/09/14 00:03:13 KDvnpOHY0
おk
明日まで一応反応見てみるわ。
あとブログにまとめました。興味があったら検索してくり。
495:本当にあった怖い名無し
10/09/14 01:05:18 x0oQfDq50
赤緑スタイルで投下するって言ってた人だよね?
続きがあるなら読みたい
496:本当にあった怖い名無し
10/09/14 03:30:46 i5E0whp/O
おいばかやめろ
>>492のように構ってオーラ出す奴はろくなのがいないってわかってんだろ…
次の台詞はこうだ
需要あるみたいなんで投下します
自己責任で以下略
497:本当にあった怖い名無し
10/09/14 05:34:29 Lh2JxDVeO
別にいいじゃん。
メリーより100000000000000000000000000000倍マシ!
嘉門!!タツオ!
498:本当にあった怖い名無し
10/09/14 06:53:07 d3y9SmTE0
>>496
別にいいんじゃない? てかそういうスレだし。
499:本当にあった怖い名無し
10/09/14 09:32:08 mK/jCbX30
メリー以外来いや!
500:本当にあった怖い名無し
10/09/14 14:35:10 u+6TVE290
500
501:本当にあった怖い名無し
10/09/14 19:11:52 JHOBvTqp0
>>496
これからブログとか携帯サイトに活動先を移すとしても、
一応このスレで書き始めたわけだから
あいさつくらいしとくのが礼儀かな、と思ったわけです。
「師匠」の名前も借りてるわけだし。
心配しなくてもそのうち出て行きますよ。
コテも変えないのでNG登録しているならそのままでおk。
よっしゃ。
需要あるみたいなんで投下します
自己責任で以下略
502:本当にあった怖い名無し
10/09/14 19:28:06 NEmtfgR50
おお、誰かと思ったらウニじゃない師匠の方か
それ先に言ってよw
スレに沿ってるし問題ないよ
503:本当にあった怖い名無し
10/09/14 20:49:20 I8A8izYnO
ここらで師匠も交えて真剣に話し合おうじゃないか。
なぜウニはここまで嫌われるのか。
をさ。
504:本当にあった怖い名無し
10/09/14 21:11:22 kEgpweAz0
>>503
お前らのウニへの嫉妬だろ
ウニの作品面白いし
人気あるからどうしても目立つし
いつまで粘着してるんだよみっともない
好きに投稿させとけよ
505:本当にあった怖い名無し
10/09/14 21:20:38 I8A8izYnO
ネタどろウニにお題を提供しよう。
お題は
ウーパールーパー
この生き物の特徴は手(足)が短く陸上では動けない。
おまけに鰓呼吸だから声が出ないんだよ。
どうよ。
506:本当にあった怖い名無し
10/09/14 21:44:13 mlCuowUE0
>>505 おたんこナス
507:本当にあった怖い名無し
10/09/14 21:48:07 +nT+6X4x0
臭いレス多いね!
508:本当にあった怖い名無し
10/09/14 22:09:58 i5E0whp/O
>>501
下手だろうと何だろうと全く構わないんだけどお前のような構ってちゃんだけはほんとウザい。
物のを書く奴は読んで欲しいから書くんだよ。
いる?とかどんだけ大物だっつのw
509:本当にあった怖い名無し
10/09/14 23:13:58 CGHkAB0v0
>>501
いちいちお伺い立てて投稿するのはどうも馴れ合いの匂いがする
よって内容の良し悪しに関わらず印象や評価は総じて低くなる
・・・と、考える人もいるから気をつけな
投稿したいなら何も言わずビシッと投稿、くらいの方が好感は持てる
510:本当にあった怖い名無し
10/09/14 23:24:05 f+skg4ym0
ウーパールーパーは誰でも参加していいの?
511:本当にあった怖い名無し
10/09/15 00:10:14 LEQ01lLxO
まああれだ、
どんなに礼儀正しくしてもつまんない話はつまんないよ
読んで欲しいなら何も言わずに投下するんだな
ここはそういう所だってある程度居る奴なら分かるはず。
話が面白いかどうかも分からないのに
勇気が出ない奴を励ましてやったり催促したりなんて面倒な事するくらいなら「じゃあ投下しなくていいよ」って感じだ
プロの物書きじゃないんだからさ
512:本当にあった怖い名無し
10/09/15 00:25:46 NRqoFAp00
まあウニ以外は誰が来ても儲に叩かれる訳だけど
513:本当にあった怖い名無し
10/09/15 00:42:05 UOLkkvj/0
結論。誰が書いても叩く奴は出るので書きたきゃ書けばいい
514:本当にあった怖い名無し
10/09/15 09:11:20 w/AtEG0rO
そしてスレは落ちていくのであった…
515: ◆vMX7No9XKtZK
10/09/15 12:41:30 PNC1TGAs0
すいません。急な呼び出しがあって、でかけてました。
↑見苦しかったですね、説明した方がいいかなと思ったんですが…。気にしないで下さい。
自己責任で読んで下さい。警告したので始めます。
"亜利鎖と魔鎖美"
私は一流ゴーストハンターの亜利鎖(ありさ)。
今日は、山の中にある呪われた廃病院跡を探査しに来ている。
ここは市内で有名な心霊スポットで
ネット上では先月「鬼」が出たという噂もある。
実はこれは秘密なのだが
私の所属先で、ゴーストハンターギルドである
幽楽商会(ゆーらしょうかい)からの探査依頼なのだ。
依頼によると、ここは特殊な場所で
夜よりも昼のほうが霊が出易いとのことなので
あえて幽霊の出易い時間帯を選んできた。
今は、午後2時ちょうどだ。
柵のこじ開けられた所を潜り
雑草が生え放題の敷地に入ると
日が照っているのにブルッと寒気がした。
はっ、ヤバイ!
私の右手である"魔眼手"(まがす)が
今日も血に飢えて猛り狂っている。
「ぐうぅ、右手よ沈まれぇ…!!」
私の全霊力を使って無理やり押さえ込まれ
ピクピクと痙攣する右手を
左腕で押さえ込みながら、私は病院に入れそうな所を探す。
516: ◆vMX7No9XKtZK
10/09/15 12:43:25 PNC1TGAs0
まずは1階病室の窓から侵入を試みたが、どこも開いていなかったので諦めた。
気落ちして帰ろうとしていると、正面玄関が開いていることに気付く。
くっ、私としては珍しいミスだ。
だが、一流ゴーストハンターはこんなことで落ち込まないのだ。
正面玄関から堂々と入る。
鬼でも幽霊でも、来るなら来ればいい、
戦闘態勢を取りながら、私は廃病院の階段を上がっていく。
2階のA204、ここだ。
これが今回の依頼の場所だ。
私の上司である上級幽撃師(と書いて"マスター"と読むのだ)によると
ここで死んだ、子供の患者が残していった
"おもちゃの缶詰"が呪われているので、確保して欲しいとのことだった。
窓際の薄汚れたベットの横にある棚に
窓からの日差しに照らされて、キラキラ輝くブリキの箱を発見する。
あった、これだ。よし、これで任務は半分完了だ。
私は、溢れ出る達成感を
「全任務完了までは気が抜けない」ときつく戒めて
素早く病院から脱出し、
門の近くに止めておいた自転車で山道を降っていく。
あとはマスターの元に、このブリキの箱を届けるだけだ。
517: ◆vMX7No9XKtZK
10/09/15 12:44:43 PNC1TGAs0
マスターとは、ネットのオカルトサイトで知り合ったのだが
同じ市内に住んでいることを知ったのをきっかけに、
黒魔術や、日本の神霊などについて等
メールのやり取りをしている内に親しくなり
私が会いたいと言って、市内のファミレスで会ったのだ。
「いやぁ…まさかこんなに若い子とは、たまげたなあ…」
マスターもなかなか若かったが
こんなに霊力がある私が、さらに若いのをマスターは驚いたのだろう。
その時にかなり困った顔をしていたマスターに頼み込んで
私はむりやり弟子にしてもらったのだ。
しかし、それももう1ヶ月半も前の遠い昔の話だ。
ふふふ、その後数々の任務を達成した私は、
マスターから絶大な信頼を得ることに成功して
一流ゴーストハンターの称号も貰い、
さらに先日、幽楽商会の"本拠地"の場所を教えてもらったばかりだ。
そんなことを思い出しながら、自転車で町中を走り抜けていると
その本拠地にたどりつく。
…なんだか今にも潰れそうな古臭い木造の建物だ…。
一言で言ったら、"昭和"って感じだろうか。
そう言えばマスターが言っていた。
見た目は小汚い古物屋だが、それは偽装だと。
中には最新設備の秘密基地があるはずなのだ。
よしっ、久しぶりにマスターに会いに行こう。
最近はマスターも忙しいらしく、一緒に依頼をこなすことも少なくなったのだ…。
意を決して、ガラガラと軋む引き戸を開けて入った。
「マスター!例の場所探査してきました!!」
518: ◆vMX7No9XKtZK
10/09/15 12:50:11 PNC1TGAs0
「あれ、マスターは?」
頭にタオルをまいてマスクをした、背の高いお兄さんが
薄汚れた棚をはたいている所だった。
驚いた顔で
「えっ…?いや、ここ、俺の店なんすけど…」
「えっ…マスターはここが幽楽商会の本拠地だって言ったんです。
早くマスターに連絡してください」
「…ちょっと待って、少し考えるから」
そのお兄さんは暫く腕組をしたあと、
閃いたっ!という顔をして、腕をポンッと叩き、マスターの特徴を尋ねてきた。
「…という感じの顔で、背は普通くらいです」
「…Aの野郎…コロス…」
怖い顔で、何事かボソボソ呟いたあとに
「ところでお嬢ちゃん、よく考えたら今日って平日だよね…
見たところ中学生くらいだけど、学校には行ってるの?」
「行ってません。みんな…本当の私が分からないから人ばかりだから」
「それは、もったいないなぁ…」
お兄さん、私の"冥界への道"(ロードトゥプルートゥ)に
それ以上踏み込まないで下さい。血を見ますよ。
いきなりお兄さんが、商品の中から丸めてある長いポスターを抜き取って
私の頭を叩き出した。
「ちょ、何するんですか!止めてくださいよ!
私の"魔眼手"が黙ってませんよ!」
私の警告にも関わらずお兄さんはポカポカとポスターで
私の頭を叩き続けた。
519: ◆vMX7No9XKtZK
10/09/15 12:52:15 PNC1TGAs0
「ちょっと止めてください!ぐうぅぅぅ右手よ。沈まれぇぇぇ」
お兄さんは指を刺してケタケタと笑った後、ポスターで叩くのを止めた。
どうやら私の霊力に恐れをなしたらしい。
半分笑ったままで、お兄さんは話し出した。
「黙っていたが、君のマスターは用事があって今日は来れない。
しかし、少し楽しませてもらった代わりに、これを貸してあげよう」
ぽーん、と私に紫色のブレスレットを投げてよこす。
落としそうになりながらも、なんとかキャッチする。
「それを"利き腕の逆につける"と面白いことが起こるから、家に帰ったら試してごらん」
途惑っている私を、入り口から押し出しながら
お兄さんは笑顔で「飽きたら、返しにおいで~」
と言い、ピシャッと店の扉を閉められた。
私はよくわからない展開に呆然としながら、自転車を押してそのまま家に帰った。
その夜のことだ。
私は左手に付けてある、昼間に貰った紫色のブレスレットを
眺めながらため息をついていた。
さっきからずっと身につけているが、面白いことは何一つ起きない。
騙されたのかもしれない…。
「はあ、どうしたら…みんな、私の本当の力を分かってくれるんだろう」
とりあえず何もする気が起きなかったので、いつものように愚痴を言いながら
お気に入りのゴスロリ風の黒ワンピを着て、姿見に映った全身を眺めていると
"私には分かるよ…"
と、どこからか声が聞こえた。
部屋の中を見回していると視線の端で、
姿見の中に映った私の姿が変わっていくことに気付いた。
次第に輪郭や色が歪み、鏡全体が光ったかと思うと
そこには、私と同じものを着て、私そっくりな金髪、碧眼の少女が立っていた。
520: ◆vMX7No9XKtZK
10/09/15 12:55:19 PNC1TGAs0
鏡の中から声が聞こえる。
"私、いま名前が無いのよ。名前を付けてよ"
「どういうことなの…」
つい弱音が口をついてでる。一流ゴーストハンターとしてはあってはならないことだ。
"…驚いたのならごめんなさい。貴女がつけているブレスレットの精みたいなものよ
それより…早く名前をちょうだい…"
とっさに
ま…さ…み……魔鎖美(まさみ)という名前が思い浮かんだ。
それを告げると、女の子は少し不満そうな顔をして
"もう少し、イケてるのは無いの?…ほら、アリスとかスカーレット、モモみたいの"
「いや…私は魔鎖美がいいと思うんだけど…」
女の子はため息を吐いて言った。
"しょうがないわねぇ…じゃあ魔鎖美でいいわ。貴女、名前は?"
「私は亜利鎖。親からつけて貰った名前は捨てたの」
女の子はヒューと軽く口笛を吹きながら
"反抗期ってやつね。誰にでもあるものよ。
私こう見えても長生きだから、何なら話聞こうか?"
と、いきなり鏡から抜け出てきた。
「ああ、私は貴女以外には普通は見えないから心配しないで、
あと飲み食いも必要ないから、食費もかからないわ」
そう言いながら、いつの間にか手元に持っていたリモコンを操作してテレビ番組をザッピングしながら
どこからか持ってきた座布団に座ってリラックスしだした。
「へぇ~、最近はこういうのが流行ってるのね。まともに出てくるの10年ぶりだからねぇ…。
ああ、そうそう貴女そっくりなのも、お約束みたいなもんだから
私って自分の姿が無いのよ、だから外に出る時は持ち主の形を借りるの」
かなり驚いたが、これも一流ゴーストハンターである私の霊力が招いたことなのだろう。
せっかくなので一晩かけて色々な悩みを聞いてもらった。
魔鎖美はずいぶん経験豊富なお姉さんらしく
たくさんアドバイスをしてくれて、励ましてもくれた。
521: ◆vMX7No9XKtZK
10/09/15 12:57:35 PNC1TGAs0
次の日、揺さぶられて目を開けると、目の前に魔鎖美が居た。
昨日のことは夢ではなかったらしい。
時計を見たらまだ午前7時だった。
学校にいかない私はこの時間はいつも眠っているのだ。
魔鎖美は満面の笑みで
「行こうよ、学校に行こう。私がついてるから大丈夫だよ」
言いながら用意していたらしい制服に、まだ半分寝ている私を着替えさせた。
どこからか、教科書の詰まったカバンも持ってくる。
そのまま私の背中を押しながら、廊下を出てキッチンに向かわせた。
この時間はいつも両親は帰ってきていないか
夜勤明けで寝ているので、朝食はいつも自分で作るのだが、
食卓に入った私は目を見張った。
焼きあがったパンと目玉焼き、ミルクの入った暖かいコーヒーが
すでに用意されていたのだ。
「うふふ、私にかかればこんなもんよ。さあ食べて食べて」
得意気に魔鎖美は言い、食べることを促した。
美味しい…。そう言えば、他人の作ったご飯なんて何年も食べてなかったかもしれない。
やる気になった私は2ヶ月ぶりに学校に行くことにした。
「じゃ、私は一旦消えるけど、ブレスレットさえ付けておけば、いつでも呼べるから」
登校のお膳立てを全て済まして満足顔の魔鎖美は、笑顔で手を振りながら消えた。
意気込んで玄関に綺麗に揃えられていた靴を履き、力強く登校して
校門を潜るまでは良かったのだが、そこで急に力が抜けた感じがした。
敷地内に入ると、何だか笑われている気がしたのだ。
「気のせいだ」と我慢して靴箱に靴を入れ、自分のクラスの前までは何とかたどり着いたが
それは教室の戸を開けると現実のものになった。
静かだったクラスがいきなり騒がしくなる。
522: ◆vMX7No9XKtZK
10/09/15 12:59:29 PNC1TGAs0
「ねー、アレ見てよ」
「うわっ、キモッ」
「よく生きてたね。私だったら恥ずかしくて自殺してるわ」
何人かの女子たちが、私にわざと聞こえるようにクスクスと笑いながら話している
意地悪な男子が耳元で囁いてくる。
「中二病乙wwww」
涙目で机に突っ伏しながら
何だ…いつもと同じじゃない…はあ、学校なんて来なければ良かった…。
それもこれも2ヶ月前に授業中に悪魔召還の呪文を唱えて、失敗したせいだ…。
本の通りにやったのに、何で上手くいかなかったんだろう、
欲張って蝿の王(ベルゼブブ)召還しようとしたのがいけなかったのかな…。
と後悔していた。ふと人の気配がして
突っ伏したまま、顔を上げると
魔鎖美が立っていた。
「私はどうしたらいい?」
穏やかな声で問いかけられる、少し考えてから呟いた。
「…平和な学校生活が欲しい…」
「分かった」
そのまま突っ伏していると、背後でギャッという悲鳴が上がった。
どうやら私の背中から、花瓶の水をかけようとしていた男子の顔に
魔鎖美が思いっきりグーパンチを当てたようだ。
尻餅をついた男子は魔鎖美の姿が見えないらしく、何が起こったのか理解できない表情をしている。
そのまま魔鎖美は教室中を駆け回り
私に嫌味を言っていた子たちの顔を叩いてまわり、足をかけて転ばし
その子たちのカバンや筆記用具などを次々に窓から投げ捨てていった。
教室は大混乱を起こし、他のクラスの生徒も見に来た。
そのまま数分間魔鎖美は暴れまわり
騒ぎを聞いて先生たちが駆けつけてきたところで
ピタッと止めて、何食わぬ顔でクラスメイト達を擦り抜けて私の前に帰ってきた。
「また、何かあったら言って」
そう言って目の前で消えた。
523: ◆vMX7No9XKtZK
10/09/15 13:03:30 PNC1TGAs0
その後クラスメイトたちは、私にかまうどころでは無かったらしく
ずっとみんなさっきの話をしていた。
クラスメイトには誰も魔鎖美が見えてなかったようで、
給食時間の頃には「ポルターガイスト現象」ということで意見が一致していた。
ちなみにあれだけ暴れまわったにも関わらず、傷跡が残るような怪我人は一人も居なかったようだ。
どうしてもっと激しくやらなかったのかな。と思っていると
「だって原因は貴女にもありそうだし、子供にそこまでするのはかわいそうじゃない」
という魔鎖美の声がどこからか聞こえた。
その後も時々、それでもちょっかいをかけようとする子は居たが
その度に、どこかから見えないビンタが飛んできていたので
下校時刻の頃には、私に手を出そうとする子は一人も居なくなっていた。
次の日教室に入ると、皆の目が昨日とは変わっていた。
私を何か怖いものでも見るように避けるのだ。
みんな何となく、昨日のポルターガイストの原因が私であることを理解したようだ。
最初のうちは「とうとう皆にも本当の私の力が分かったんだ!」と鼻高々だったのだが
怖がられて避けられ続けていると、そのうち何だか寂しくなってきた。
これが私の求めていたものだろうか…。
昼休みに、また涙目で机に突っ伏していると
魔鎖美が目の前に出てきた。
「どうやら、友達が必要なようね」
私は涙目で頷いた。
「ふぅ…思春期は複雑だわ。じゃ、放課後まで我慢しなさい。何とかしたげる」
授業が終わって教室を出ると、魔鎖美が待っていた。
手を引かれて、旧校舎の最上階である3階に連れて行かれる。
使用されていない教室の前を通り抜けて、突き当りまで来ると
古臭い木の看板に
汚い字で"オカルト研究会"と書かれているものが立てかけられていた。
知らなかった…うちの学校にこんな部活があったんだ。
「さあ、さあ」
と背中を押す魔鎖美に促されながら、教室の戸を開ける。