10/09/16 10:17:23 /Z/0kE2a0
8月9日11時2分にシャッター 原爆投下時刻の写真展
2010年9月16日
若杉さんが撮影した今年8月9日午前11時2分の長崎市浜町のアーケード街
URLリンク(www.asahi.com)
鐘を鳴らす幼稚園児たち
URLリンク(www.asahi.com)
長崎に原爆が落とされた時刻に合わせてシャッターを切った「8月9日11時2分の写真展」が18~26日、
長崎市平野町の長崎原爆資料館で開かれる。長崎市の写真家、若杉鏡心さん(63)が「長崎にとって忘れられない日を
振り返るきっかけをつくりたい」と、インターネットのコミュニティーサイトで呼びかけ、全国から約80点が寄せられた。
写真展は2009年に続いて2回目。作品数は1回目の13点を大幅に上回った。商店街や居酒屋、老人ホームなどが
写されている。「戦後65年がたち、日本はこんなに豊かになったという犠牲者へのメッセージでもある」と、若杉さんは話す。
若杉さん自身は今年、長崎市浜町のアーケード街を撮影した。通り行く人の中、1人の中年の女性が立ち止まって
手を合わせていた。「昔は原爆投下時刻になると、港から追悼の汽笛が鳴り響いていた。最近は黙祷(もくとう)する人も少なくなった」
応募者は福岡県在住者が最も多い25点。長崎県は2番目の21点だった。若杉さんは「『原爆』や『被爆者』という言葉に
慣れた人が増え、逆に関心を失っているのかもしれない」と考えている。
写真展は29日~10月5日に同市浜町の浜屋ステップギャラリーで、10月13~17日には同市出島町の県美術館運河
ギャラリーでも開かれる。いずれも入場無料。
URLリンク(mytown.asahi.com)