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聖書が成立した過程をよく考えてみると、まずそこに聖書があってそこから
教会が生まれたのではなく、イエスを信じる人の群れ、すなわち教会が生まれ
そこから聖書が紡ぎ出されていったわけです。はじめは口伝で受け継がれていた
キリスト教信仰が、長い時間をかけて文書化され、今の聖書の原型となりました。
しかしまた、それらの文書を通してさらに多くのクリスチャンが生み出され
壮大な教会が形成されてきた事も考えると、これは鶏と卵のようなもので、
どちらがどちらに先んじるというわけでもなく、いわば聖書と教会は
セットで考えられるべきものなのです。