10/09/27 01:15:14 iYZ2Pvjv0
先日「欲望する機械」「器官なき身体」について教えてくれと書き込みした者です。
スレ主様、お返事が遅れ大変申し訳ございませんでした。
九戸政実を引き合いに出しての「欲望」についてのご説明、非常に明快で
ドゥルーズ＆ガタリの言う「欲望」のエッセンスがよく理解できた気がします
（気がしているだけかもしれませんが・・・汗）。
ドゥルーズ＆ガタリは精神分析に批判的であったと聞いていますし
実際アンチ・オイディプスというタイトル自体もそれを示していますが、
やはり根底ではフロイトの欲望観を引き継いでいるのですね。
スレ主様のレスを一読した時に真っ先にジャック・ラカンの
「欲望を諦めるな」という言葉が思い浮かんだ事にも納得がいきます。
ラカンがこう言っている時の「欲望」も、やはりフロイトあるいは
ドゥルーズ＆ガタリ的な反社会的な欲望を意味していますよね。
マルクス、ニーチェ、フロイトと言えば、
いずれも現代思想の源流と見なされている思想家たちですよね。
ドゥルーズ＆ガタリの思想をより深く味わうためにも、
スレ主様のアドバイスに従いましてこれらの思想家たちの著作にも
少しずつ手を広げていきたいと思います。
また何かありましたら、お世話になることもあるかもしれません。
その際にはまたよろしくお願いいたします。
今回はありがとうございました。