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火災、長女救おうと母も？ 中野の民家、２人死亡
2010年11月15日 14時24分
浜本美季子さん（左）、浜本里奈さん
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十四日午前二時四十五分ごろ、東京都中野区南台五の接骨院経営浜本和明さん（５０）方から出火、木造二階建ての二階部分
約八十平方メートルを焼いた。浜本さんの妻美季子さん（４６）と高校二年の長女里奈さん（１７）が救出されたが、里奈さんは
一酸化炭素中毒で間もなく死亡し、美季子さんも全身やけどのため約二十時間後に死亡した。
中野署によると、当時、家族四人が二階で寝ていた。浜本さんは逃げて無事、中学一年の長男（１３）はのどに軽いやけどを負った。
同署の調べに、浜本さんは「妻と一緒に階段を下りて逃げたが、外に出たら妻がいなかった」と話している。
同署は、美季子さんと里奈さんが同じ二階の部屋で見つかったことなどから、美季子さんが里奈さんを助けに行った可能性もあるとみて調べている。
同署によると、長男の部屋が激しく燃えていた。長男は「本を読んでいて寝てしまい、起きたら電気スタンドが倒れて燃えていた」と話しているという。
（東京新聞）
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