10/08/22 21:52:43 un9NrVXi0
『八宗綱要』はこんな問答で始まるわ
問う 仏教に幾ばくの門有りや
答う 薄伽(ぼぎゃ)の教法に、総じて無量の門あり
且(しば)らく大途(だいず)を挙(ぐる)に、則ち8万4千門なり
問い:仏教にはどれぐらい多くの法門(法に入る為の入り口)があるのか
答え:仏の教えの全てを挙げれば、数限りない法門があるが、人の機根(ものに
触発されて生ずる可能性)によって、8万4千の法門があると言う
道はいろいろあるんだから、『自分は自分』で進めばいいのに、形にのみ拘る人は
それが出来ないで、すぐに、自分の選んだ道の自慢をし、違う道を行く人を貶めて
嘲笑うわ
「他の道」が認められないのね
道にしっかり住するのはいいことだけど、本当に気の毒なことよ
昔、キリスト教系のカルトに嵌った知り合いに、キリストが湖面を歩いて渡った奇跡の
話は、実はお釈迦様が尼連禅河を歩いて渡った話のパクリだって教えてあげたら
恐ろしく発狂したし、マントラ・マンセーな知り合いに、サンスクリットがインドの公用語に
なったのはおおよそ4世紀が始まって少し行った頃だったっていったらリスカされたし
宗教に嵌っちゃダメね
宗教は人が幸せになるために利用するもので、人が利用されるものじゃないでしょう