10/08/21 01:41:11 qpomu/830
蛇な・・・
自分、自宅出産で生まれたんだが
生まれたときに何やら真っ黒な皮膚で生まれたそうだ。
しかし自分を取り上げた年配の産婆が平然として
大丈夫よ、と言って産湯で洗うと黒い薄皮が剥けて
普通の赤ちゃんの肌色が出てきたらしい。
だが、その後もやたら皮膚が剥けてへその緒がとれなかった。
産婆さんはへその緒が取れるまで責任があるそうで
ある日突然、母に「明日夜明けとともに生卵をひとつ用意して
黄身だけを奥さんが飲んで残りの白身で
赤ちゃんを洗ってください」と言われたそうだ。
訳がわからなかったが母がその通りにしたら
私の皮膚のズルズルするのが止まったそうだ。
間もなくへその緒もとれた。(1か月もかかった)
良好な経過を聞いた産婆さんが言うには
なんでも自宅のあった場所は昔置屋(?)だったそうで
「巳ぃさん」と言って蛇を信仰していたらしい。
さらに祖母が熱心な某宗教信者で
「巳ぃさん」にしてみれば自分の頭の上に違うものを乗っけて
信仰かけてる状態になってた。
蛇ってやたら脱皮するでしょ、自分を主張してなさるのよ、
巳ぃさん、すごい不愉快だったんだろうと思うと語ってくれたそうだ。
その人、若いころは某病院で婦長まで務めた方で
結構先端の医療の現場にいた人なんだが
出産ってたまにこういうことがあるんですよとポツリとこぼしたそうだ。
まあ、いまだに自分は皮膚が薄いわけだが。