10/07/07 11:01:39 /JWkBkJPO
知人の親父さんが地元FM局に勤めてて、ある番組を担当していた。
若い女性二人がパーソナリティのバラエティっぽい夜の生放送で、学生に人気がある番組だった。
ある夏、心霊企画で怖い話や体験談を募集した所、いつもより多くのFAXが来た。
届いたFAXをスタッフが選別していると、奇妙なFAXがあった。
大きな文字で「え」としか書かれてない。
面白がって放送で紹介したが、そのFAXが他にも届いていた事にスタッフは気付いた。
届いた順番に並べると
「え」「み」「こ」「ろ」
パーソナリティの一人はエミ(仮名)という名前。
幸い続きの文字が届く事なく番組は終了した。
二人にはもちろん黙っていた。
数日後、エミが行方不明になったと知らせがあった。
警察にFAXの事を伝えると、小声である事を教えてくれた。
「実はエミさんの部屋の壁に血液で『した』と書かれていたんです」
失踪したのか、既にこの世にいないのかは未だに不明だそうです。