10/07/04 01:53:09 vUZTZ6ei0
>>313のつづき
ふいに唇を吸われた。ええええ?
両手で顔を挟んで、無理やりキスする感じ。
「んー。んふふふっ」
時折唇を離してはいたずらっぽくそう笑いながら、何度もキスをしてきた。あ、やば、気持ちいいかも。
怖いの?夢なの?誰なの?もう正直よくわからないので考えることをやめ、この際思いっきり快楽に身を委ねて楽しむことにした。
相変わらず彼女の姿は見えない。けど触感だけがやたらリアルだ。俺の体に脚を絡ませ、手は体中をなで回す。どうやら素足にホットパンツ、上はタンクトップで、、の、のーぶらでいらっしゃる。なんてことだ。ありがたすぎる。
もう好きにしてくれと思ってしまった。唇を重ねながら彼女の両手が、俺の頬から首筋にするりとおりた。そして、指先に力が入った。あ、しまった!
首を締め上げられた。非常にまずいことになった。ここでこいつに魂を渡すにはサービスが足りなすぎるしとか考えて、うーん、どうしたらいい?そうだ、集中だ。集中しろ。
おっぱいだ。
俺は上腕部に当たるおっぱいに全神経を集中させ…
ダメだった。
「ぐ、、が、、」何とか声が出た。出せた。
「ふ、、ふ、ざ、、けるなっ!」最後の「けるな」は相当大きな声が出たと思う。
深夜に近所迷惑も甚だしい。だがおかげで呪縛が解けた。
急いで枕元のライトを点け、時計を見たら午前3時だった。