10/08/28 03:10:33 c537rHim0
これも後から聞いた話なのですが、
昔村の田んぼの害虫を食べてくれる神様がいたそうです。
その神様は村の人々にとても崇拝されており、村人は毎月感謝と畏敬のしるしとしてお供え物を捧げていたそうです。
しかしある日、村人の一人がその神様に腐った食べ物を捧げたそうです。
その村人は自分の田んぼが獣に荒らされ、その腹いせに神様にそのような事をしてしまいました。
神様が人を呪うようになったのは、それからだそうです。
人を狂わせていく神様に困った人たちは、村に修験者達を招き、神様を鎮める事をお願いしました。
しかし、神様の怨念は強く修験者たちには手に負えませんでした。
そこで修験者たちは、その神様をある家に閉じ込め、そこから出られなくするよう結界を貼ったそうです。
その家は、神様に腐った食べ物を捧げた村人の家でした。
そして神様は現在に至るまでその家に閉じ込められているのだそうです。
私が体験した話は以上です。