10/11/22 19:00:38 h0y3ZoRk0
ふと、林の中のでかい木に何かでかいものがぶら下がっているのが見えた。
懐中電灯で照らしてみると、どうやら人間らしい。
車から降りて近づいてみると、案の定、人間だった。しかも、間違いなくBだった。
それでAはBの家族と警察に電話をかけて、来てもらったと。
ご家族を待っている間、頭の中が真っ白で、呆然とBを見つめていたとか。
そして、諸々が一旦終わった深夜2時ころ、Aは俺に電話をかけてきた。
Aは死にそうな声で、「Bは自殺してた。山の中で」と。
パニック状態とかではなく、ただただ真っ白な感じだった。
俺も本当に頭の中が真っ白で、しばらく言葉が出なかった。
Aは、どうやら俺が見た夢というのがすごい引っかかったそうで。
大学時代、何度かAとBで山に泊りで遊びに行っていて、
すごい楽しい思い出があるということだった。
(俺は、そんな話を聞いた覚えがあるなあ、という程度だった)
そのときは真夏で、とても暑い時期だったので、
俺が見た夢というのはおそらく関連があるのだなあと思った。
Bは欝だったが仕事も休めず、どうしようもなかったらしい。
彼女もいたんだがしばらく会っておらず、全て1人で抱えていたようで…。
その後。Bのご家族は精神的に不安定になり、治るまで2年かかった。
Aは1年半近く、原因不明の首の痛みがあった。
Bの自殺のことは、つい最近まで普通に話せなくて、
自殺はほんとうに周りを巻き込むものだな、と実感しました。
駄文な長文読んでいただいてすいません。