10/06/11 21:25:55 c5y2rZ8x0
一年以上前に、某スレに書いたお話。某スレにはすれちだったようだったので、
今度はこちらに。
我が家に一冊の古ぼけた日記が残っている。紙は色あせて、あちらこちらがぼ
ろぼろになっており、下手に触ると今にも崩れてしまいそうだ。
その日記の1月2日に、こんな夢が書いてある。
「富士山の上を飛んでいたら、どこからか声が聞こえてきた。次の子は男の子
だよ。名前は○×(カタカナで書かれている)だよ。」
前後の日付には、正月の料理がどうのこうの、親戚がどうのこうのって書かれ
ているのだが、その日だけなぜか夢の話だけだ。
そして、その年の初冬、俺が産まれた。勿論、名前は○×だ。(勿論漢字ね。)
性別なんて50%の確率で当たるし、単なる声が聞こえただけなんだが、
その日記は我が家の宝として大切に仕舞われている。
大した予言では無いが、俺の代でも大切にしようと思っている。