11/01/21 23:39:19 20XHOQDn0
時空の歪みかどうかはわからないが自分が子供のころの話。
俺が子供の頃、押入れの横にベットがあってそこで姉と二人で寝ていた。
そして自分しか会えない友達がいた。
それは夜中も押入れをそっと開けると
奥の方が小窓のようになっていてその先は竹やぶになっている。
そこには前髪がパッツンの自分と同じくらいと思われる(当時5歳
着物に見える物を着た女の子が立っている。
もちろん普通なら姉を起こして騒ぐだろうと思われると思う。
しかし何故か「人に言ってはいけない」と思ったんだ。
その子はボールの様な物をリフティングをするように蹴って見せてくれたり
ずっと微笑みかけてくれたり。手を振ってくれたり。
俺はその子と夜会う事をすごく楽しみにしていた。
そしていつも俺はあっちに行こうとするんだが。
行こうとするとその女の子は首を振って嫌がるんだ
多分、当時の俺はその女の子に恋をしていたんだと思う。
まぁ子供の妄想なのかもしれないが、妙にリアルで。
26歳になった今でも表情などすべて思い出せる。
ある日突然その子は竹やぶに来なくなってしまい。
その数日後に竹やぶも見えなくなった。
その日は泣いた記憶がある。何に泣いているかわからない家族は困っただろう
これは何だったんだろう・・・