11/05/24 20:09:48.49 mI/B5ezfO
242 ：不思議田 ◆a672FT2OJM ：2011/03/27(日) 23:31:43.99 ID:EQeEvRgZO
連載大河小説『もしもし地蔵』
不死鳥のごとく第8回
(あらすじ)悪性のウィルスにとりつかれた井上は…
すがりつくように薬局のドアにもたれる井上。
すきまから店員の会話がもれてくる。
「あ、もしもし。東京都選挙管理委員会ですか。
ああ、うん。一人立候補者出したいんだよね。
水嶋ヒロっていうんだけど。
本人ね、最近政治に興味あるんだって。
でね、『やるんならさあ、一国一城の主だよね』とか言うわけ
。
それで調べたら、オタクんとこがあるじゃん。
今ヒロはかなり流れきちゃってるからさあ、オタクも損な話じ
ゃないでしょ。
例の本のこと知らないわけじゃないよね？
あとはやっぱコレの話だよね。うん。
単刀直入にいこうよ、オタクはいくら欲しいわけ。
あ？供託金？そんなん、こないだの文学賞で浮いた2000万があ
るよ。
それでいくらなんだよ、欲しいのは。
あ？政治団体？『ポプラ社』って書いておいてよ。」
薬が手に入りそうもないことは明白だった。
井上はよろよろと、街へ出ていった。（続く）
411:ハ‘ -‘ル ◆hFrkHPammA
11/05/24 20:14:04.95 mI/B5ezfO
252 ：不思議田 ◆a672FT2OJM ：2011/03/29(火) 17:50:27.07 ID:G2FeEobvO
心の友>>244、246、247、248たちに捧ぐ連載大河小説『もしもし地蔵』第９回
(あらすじ)薬局を出た井上は…
よろめくように、井上は｢全日本総合病院｣の扉を開けた。
｢ここは診療してくれるのかい？ﾝﾑﾌﾌ｣
｢うん…やってるといえばやってるな、ﾎﾟｳ｣…
受付の奥から、誰かが答えた。
｢どんな病気だ？｣
｢悪性ウイルスでねｺﾉﾔﾛｰ｣
｢ﾎﾟｳ…それなら病院に来るまでもないな。まずは食事だ｣
受付から細長い手が伸び、円錐形の包を差し出した。
｢ｼﾞｬｲｱﾝﾄｶﾌﾟﾘｺだ…これを食べろﾎﾟｳ。あとはｼﾞｬｲｱﾝﾄｺｰﾝを食べれば間違いないﾎﾟｳ…｣
｢ありがたい｣
｢後は適度な運動だな。サイクリングがいいな。ｻｲｯｸﾘﾝｸﾞｻｲｯｸﾘﾝｸﾞﾔｯﾎ～ｳﾔｯﾎ～ｳ｣
井上は、みるみるアゴが縮むのを感じた。
(続く)
412:ハ‘ -‘ル ◆hFrkHPammA
11/05/24 20:16:49.04 mI/B5ezfO
287 ：不思議田 ◆a672FT2OJM ：2011/04/08(金) 02:41:45.13 ID:jbnBugbaO
連載大河小説『もしもし地蔵』第十回
(あらすじ)井上は病院で悪性ウィルスの駆除に成功するのだった
その頃、公民館では秘密の会合が佳境を迎えていた。
長老が重い口を開いた。
｢それでは決をとる。
『人生に必要なもの』
1位 タイミング
2位 おっぱい
３位 おかしのホームラン王・ナボナ
以上意義はないか｣
｢意義あり｣
元老の1人が立ち上がった。
｢おかしのホームラン王・ナボナは選外でよい。
私は３位に『新日本プロレス』を推したい｣
｢それはなぜか｣
｢先日、私は水道橋の『闘魂ショップ』に訪れました。
十年、恥ずかしくて人前では着られないシャツばかり売っていた店内には、
今やブランドとコラボしたこジャレたグッズが置かれていました。
そんなスカした店内で、ひときわ輝いていたのが、古色蒼然たるライオンマークの
『ワールドプロレスリング』トレーナーだったのです。
私は大切なモノを教わりました｣
重苦しい雰囲気の中で、長老は口を開いた。
｢意義を認める｣
そんな中、気になるのは井上だがー。(続く)
413:本当にあった怖い名無し
11/05/24 20:20:33.40 mI/B5ezfQ
バイさる避け
414:ハ‘ -‘ル ◆hFrkHPammA
11/05/24 20:24:32.73 mI/B5ezfO
288 ：不思議田 ◆a672FT2OJM ：2011/04/08(金) 02:47:23.29 ID:jbnBugbaO
(お詫びと訂正)
連載大河小説『もしもし地蔵』第十回において、
｢異議｣と表記すべき箇所を｢意義｣としていました。
読者の皆様に謝罪するとともに、全裸でモンキーダンスを踊ります。
バナナは昨日100円で買ったのがあるからそれを食べようと思います。
306 ：不思議田 ◆a672FT2OJM ：2011/04/13(水) 19:28:20.72 ID:QWsdf7seO
一糸まとわぬ裸体となり、ダイソーで買った蝶ネクタイをちんぼこにつけてみた。
たたならぬ革命の予感。
連載大河小説『もしもし地蔵』第11回
(あらすじ)会議が進む中、井上はー
バーで葉巻をくゆらす井上に、男が近づいた。
｢すごい情報がある。買わないか｣
｢どんな情報か｣
｢石原慎太郎の思想が右寄りなことは知っているだろう｣
｢ああ｣
｢でもちんぼこは左寄りなんだ｣
｢たしかにすごい情報だ。して、いくらだ｣
｢30円だ｣
｢いりません｣
｢ちぇっ｣
そこへつむじ風のように切り込んでくる男がいた。
(続く)
415:ハ‘ -‘ル ◆hFrkHPammA
11/05/24 20:27:08.57 mI/B5ezfO
325 ：不思議田 ◆a672FT2OJM ：2011/04/17(日) 18:29:22.50 ID:3YzxFnRaO
連載大河小説『もしもし地蔵』第12回
(あらすじ)バーでくつろぐ井上の前に、男が…
それは、大仁田厚(長崎県知事候補)だった。
｢ｵｲｵｲｵｲｵｲ!井上さんよお、この俺の、この俺の、この俺の話を聞いてくれんかのお｣
｢聞きましょう｣
｢先日、東京駅で中央線ホームに行くために、エスカレータに乗ったんじゃ｣
横で、大仁田(長崎県知事候補)の良き理解者である真鍋アナが頷く。
｢俺がふと見上げると、1人の女子高生が上にいた。そのスカートの中がちらっと…｣
大仁田(長崎県知事候補)の良き理解者、真鍋アナが沈痛な顔でうなづく。
｢ところが!その女子高生は、短パンだったんじゃあ！それなのに、それなのに、｣
大仁田の額のキズから血が吹き出す。
｢ワシは勃起してしまったんじゃﾌｧｲﾔｰ！FMWは絶対につぶさん！｣
｢大仁田さん｣
真鍋の肩を借り、大仁田(長崎県知事候補)は出ていった。
(続く)
416:ハ‘ -‘ル ◆hFrkHPammA
11/05/24 20:29:40.80 mI/B5ezfO
336 ：不思議田 ◆a672FT2OJM ：2011/04/19(火) 16:14:24.22 ID:9x/rQZgRO
連載大河小説『もしもし地蔵』悪魔の第13回
(あらすじ)引き続きバーにしけこむ井上は…
｢井上さん、私もワンミニッツよろしいか｣
マスターが突然声を上げた。
よく見ると、ミスタージャイアンツその人であった。
｢私はねえ井上さん、試合中ずっとサードを守ってきたんですよ。何故かわかるぅ？｣
｢陰謀ですね？｣
井上の返答に、大きくうなづくミスター。
｢そうなんだ。あいつらはいつでもサードを盗もうとしてくる。
いつもプロ球団のユニフォームで変装して。
三塁コーチや塁審もみんなグルなんだ。
奴らはレティクル座β星から私の三塁ベースを盗むためにやってきたんだ。
球団内にも敵はいた。
ワンちゃんの打法を見たかね？
あんな重力に逆らった打ち方するのは、宇宙人の証拠なんだよ。
そして江川、あいつも怪しいな。
やっこさん、私が中三日で登板させようとしたらこう言ったね。
『一昨日、北海道まで不動産物件を見に行ってたんで風邪ぎみなんです』
いやあ、実は母星に帰って私のベースを奪う陰謀を巡らしていたに違いないよ。
あと桑田、奴も…｣
｢父さん!｣
首の太い男が乱入し、ミスターを羽交い締めにした。
｢さあ帰りましょう、介護士にお風呂に入れてもらう時間なんだから｣
(続く)
417:ハ‘ -‘ル ◆hFrkHPammA
11/05/24 20:32:02.32 mI/B5ezfO
360 ：不思議田 ◆a672FT2OJM ：2011/04/24(日) 16:20:42.69 ID:HxYzkctqO
オカ板の｢人間革命｣を目指す連載大河小説『もしもし地蔵』第14回
(あらすじ)引き続きバーでしゃれこむ井上は…
ふと目をやると、隣のイスに日記帳が落ちている。
表紙には汚い字で｢ダルビッシュ有｣と書いてあった。
｢七月八日。
負けて家に帰ってくると、ソファーでサエコが腹を出して寝ていた。
メシも作らずに、なんて女だ。
怒髪天に達した私は、毒針エルボードロップからサンセットフリップをお見舞いした。
そして引き起こすと三冠パワーボムを狙ったが、ウラカン・ラナで切り返してきた。
そこで急所パンチでうずくまったところを
シャイニングウィザード三連発withプロレスラブポーズで沈め、
デルフィンクラッチで仕留めた。
サエコは離婚すると言った。
私は｢来いｺﾉﾔﾛｰ、お前がそのつもりならいつでも挑戦を受けてやるぜ｣と言った｣日記はそこで終わっていた。
(続く)
418:ハル ◆hFrkHPammA
11/05/24 20:34:18.19 mI/B5ezfO
ﾂﾂﾞｷﾏﾀﾞｰ? 川‘ -‘川っ/凵⌒☆ﾁﾝﾁﾝ
419:呑呑 ◆d005eGRaX2
11/05/25 00:09:25.06 ezCQeuEM0
不思議田の『もしもし地蔵』を読んで 田中康夫の「なんクリ」を思い出した
理由はまだ無い
420:本当にあった怖い名無し
11/05/25 23:47:57.48 kby1aKHd0
何これ面白い
421:本当にあった怖い名無し
11/05/29 16:00:48.06 WUxMnEZz0
ほす
422:呑呑 ◆d005eGRaX2
11/06/02 09:59:56.59 J3aWpRaJ0
57 ：本当にあった怖い名無し：2011/02/11(金) 18:00:41 ID:P/dSu16k0
昨夜今日の午後三時に大地震が起きると夢のお告げがあった。
しかし何も起こらなかった。おかしいなぁ・・・
信じようと、信じまいとー
※ちょうど一ヶ月前という所に「味」がある
423:ハ‘ -‘ル ◆hFrkHPammA
11/06/03 21:27:41.34 uyTe8jvAQ
内田裕也？
URLﾘﾝｸ(www.meiwasuisan.com)
424:本当にあった怖い名無し
11/06/03 21:43:25.19 2ocHPZS00
>>422
これマジ？
>>423
ちょｗｗｗｗ
425:まいうー ◆UpjAF8DCJS/j
11/06/03 21:48:32.74 2xHnng2pO
ノーコメント
426:山本ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ監督 ◆Z.2D3iVVHs
11/06/14 02:19:59.23 /61s3j0bO
88:鯨海院呑呑斎◆d005eGRaX2 06/13(月) 23:05 JBc4K4Ot0
話がそれてしまった オレは「公衆便所の清掃員」に腹を立てている訳ではない
「公衆便所の清掃員」なら職務として「汚れた便所」を 綺麗に掃除しなくてはならない。
しかし、オレが心から欲する女子便所に散らばる陰毛や使用済生理用品という「お宝」採取を邪魔される事に対する
恨み･つらみ･嫉み
を赤裸々にぶつけるなら聞く耳を持つ『悪魔』も居るであろう
このまま半端な正義感を振りかざすなら 『呪詛の方法』としては陳腐過ぎて効き目は無い
まさに呪いの言葉なら『悪魔』に読んで貰う事を腐心しなければならないのだ
427:ハ‘ -‘ル ◆hFrkHPammA
11/06/20 08:09:28.79 tvyrdD1KQ
2 ：山本ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ監督 ◆Z.2D3iVVHs ：2011/06/19(日) 23:17:06.79 ID:KB232IxKO
そのババア オレニクレヨ
ｵﾚﾆｸﾚﾖ
3 ：本当にあった怖い名無し：2011/06/19(日) 23:27:59.62 ID:L/bpJXLA0
>>2
オレニクってなんだ？
428:ハル ◆hFrkHPammA
11/06/26 10:49:57.49 QMT5wK43Q
∠.￣~＼／
/ 【】【】【】
｜ ｌ*‘ -‘ｌ そろそろ圧縮が来る予感
ヽ ￣￣つｘ
／ し─Ｊ
429:本当にあった怖い名無し
11/07/04 12:17:10.04 2am7PgJ70
URLﾘﾝｸ(kaleido11.blog111.fc2.com)
430:ハ ﾟ - ﾟル ◆hFrkHPammA
11/07/09 13:29:46.70 FtMeQfFaQ
川‘ -‘川
／ ￣::ヽ （ っ¶っ¶ _ ,r─- ､
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ヽ､_/ :::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ノ
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（ ,.‐''~ ﾜｰ {:::::'￣:::::::::::}＼＼::人 ｺﾞｰ
（..::;ノ )ﾉ__. ＿ ヽ_::）r ´|｀（ ノ＼＼} 丿ヽ丿ヽﾉヽ
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＿|田|_|ﾛﾛ|_| ﾛﾛ|＿|田|.|ﾛﾛ|_| ﾛﾛ|＿（.:;;.;;丶 丿ｿ 从
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