10/03/13 08:02:48 TKcetTjo0
前スレの続きでもう一つ妄想。
昔、甲州街道の共同溝に仕事で入ったのだが、一つ驚いたことがあった。
溝内に入ったのは有楽町線麹町駅近くの出入口で、
皇居が目と鼻の先にあることもあって、昼休みなんかに街宣車がけたたましく通りすぎたりしていた。
共同溝は甲州街道に併設されていて、半蔵門の交差点下にも共同溝は建設されている。・
この甲州街道併設の共同溝が皇居へつながっていることはおそらく現場に入った人間しかしらない。
麹町の入り口から半蔵門へ向かって歩いていくと、暗証番号方式でロックされている扉があった。
歩測から計算してその場所は半蔵門の真下付近ではないかと想像できた。
残念ながら、誰も扉を開ける暗証番号を知らなかった。
皇居につながるであろう共同溝の先にはいけなかった。
だがロマンを感じるのには十分であった。
共同溝は作業員とて簡単に入れるものではない。
出入口のグレージングは専用の鍵を毎朝国交省の出張所に借りにいかなければいけないし、
階段を下っていくと、もう一つ施錠された扉があり、そこは作業員カードをセンサーにタッチして解錠する仕組みになっている。
タッチセンサーは神奈川、千葉の共同溝にはない。東京の共同溝はとかく厳重に管理されている。
甲州街道に併設された共同溝。半蔵門の交差点の先には皇居がある。
半蔵門は江戸城の抜け穴の番人である服部半蔵が由来である。
もしや甲州街道併設の共同溝は実は皇居(江戸城)の抜け穴の一つを改修して建設されたのではないか。
そう思うのもロマンである。
不思議なことに溝内には担当JVの区画ごとに施主、工事を請け負った建設会社、竣工年月日などが
明記されたパネルが側壁に張られている。
そこにある施主は帝都高速度交通営団-現東京メトロである。
甲州街道併設の共同溝と帝都高速度交通営団の関わりについていつか研究してみたいと思う。