11/01/06 04:10:52 XxEYWdL60
日用品の揃うホームセンターで知り合いや友達と一緒にいた。
自分はなぜか、友達の家族と携帯で延々と話している。話に気を取られているうちに自分のいる場所が、
ホームセンタ→文房具屋→コンビニへと変化していた。一緒にいる仲間たちが店をでるようなので
電話を切って外にでた。季節は春か夏なのだろうか。暖かく、空も晴れて気持ちの良い天気だった。
みんなで田圃の脇の道路を歩きながら目的地へ向かった。その長閑な景色を見て、都会も結構田舎みたいな
ところあるんだなぁ、とちょっと見下すかのように心の中で呟いてみた。
歩いていると見えてきたのは豪邸だった。気温が高いからか、大きな窓という窓がすべて開け放たれていた。
その不用心なほどの解放感は、家主の心の豊かさ、余裕を表しているかのようでとても魅力的だった。
家の奥には家主と思われるご老人が、椅子に腰掛けお茶をすすっている姿が見えた。
仲間が言うには、この家を通るのが目的地への最短ルートらしい。主人を横目にそっと家に上がり込む。
家の主人は動じることなく静かにお茶を飲んでいたが、「野生動物がいるので、注意して通ってくれ」と一言。