10/10/26 14:59:38 IKfB2lW20
パパが憎いと言って呪詛を掛けようとしている金髪白人の美人姉妹が見えた。
他にも人を恨み、呪い殺そうとしている世界中の人々の姿が見えた。
かくいう私も久しぶりに訪れた中学校で、一年教室の本棚にあった「呪詛呪文集」が気になり
その本を開いているところだった。前の頁はまだ簡単そうな呪詛方法に思えたが、
後ろの頁に行くほど呪文も長くなり複雑で難しいものになっていくのを感じた。
パラパラと適当に頁をめくっていた時、その瞬間人を呪っていた世界中の者達が
一瞬の内に腐り、ミイラ化し、灰塵に帰す姿が見え、本をめくっていただけの私も例外ではなかったらしく
同じように死んだ。死ぬ瞬間に「ヘイト!ダド!」などと父親に向かって、刃物を振り回していた白人姉妹も
一瞬で塵になり、死ぬ光景が見えた。
しかし、その後まるで時が戻ったかのように七歳くらいの幼い姿になった姉妹が
リビングルームで無邪気に遊んでいるのが見えた。姉妹は自分達が幼くなった、
時が戻ったかのようであることをお互いに理解しているようで、微笑みあっていた。