10/09/25 00:55:02 w2JXGTWa0
用水路を挟み、玄関まで小さなはしが掛かっている古い一軒家に、
有吉と夫婦として住んでいた。
現実と一緒なのは私が妊娠している事と、娘。
有吉と私の間の子供として何の違和感もなく親子として
過ごしている。
用水路が増水して、布団を何かで高くして眠っていた。
目が覚めて、私は大学に行かなければいけないのだけれど、
妊娠している事による様々な漠然とした不安があり、
気分が重く優れない。
有吉はそんな私の気持ちを察し、何も言わずにきゅうっと
抱きしめてきた。
びっくりしたけれど、有吉の背中に手を回してみると、
不安が安堵へと変わり、体から力が抜け、涙が出てきた。
有吉は「何も心配しなくて大丈夫ってわかった?」
と言ってすっと奥の部屋に行ってしまった。
大学に行くと、新学期第1日目の講義で、イルカの生態
についての講義だった。
友達とおしゃべりばかりしていて、
教室から出ると目の前に用水路で娘と有吉が大きな錦鯉を
捕まえていた。
きれいだな~と思っていたら目が覚めた。