10/01/16 21:21:29 eRNPz5C50
うちの小学校、古いくせに怖い話とか怪談が一つもなかった。
というか、誰も知らなかった。みんなでよく
「うちの学校怖い話って聞かないよな」「作っちゃおうかｗ」みたいに話してた。
ある日、クラスメイトのＡとＢが放課後に
「さっき変な目に遭った」みたいなことを言ったので、皆で何なに？と聞いたら
掃除の帰りに２人が廊下を歩いていると、ある教室（理科室かなんかだったと思う）の前に差し掛かった時
背後でトン！と、軽い何かが落下してきたような音がしたそうだ。
何だと思って振り向くと、民族衣装来たような、小さな人形？が落ちていたそうだ。
歩いている時には何もなかったし、まるで天井から落ちてきたようだったらしい。
勿論天井に穴なんか空いてない。２人は一目散に逃げてきた、というのだ。
当然の如く、数人で見に行こうって話になった。
２人が変な体験をしたという教室の前に行ったけど、やっぱり何もなかった。
ところが、その人形の落ちていた（らしい）辺りに、太さ数ミリくらいの茶色い細長いものが数本落ちてた。
ＡがＢに「これ、あの人形の髪に似てる！」とか言いやがり、一気に怖くなって全員でダッシュで逃げた。
今思えば、人形の髪とやらは多分ホウキの毛が抜けたもんだったと思うんだが（正にあれだったｗ）
ＡもＢもどちらかというと優等生で、みんなをだまして喜ぶタイプではなかったんだよな。
というか、創立１３０年も経過してて怖い話が何もない学校が一番オカルト。