09/09/05 10:40:50 g1e6XyEz0
お前はTさんの何なんだよ
74:本当にあった怖い名無し
09/09/05 11:42:25 Pdyq+j0a0
このスレ読んでからTさんは安永航一郎の絵のでしかイメージできなくなった。
しかもぴちぴちタンクトップに短パンですね毛モモ毛を惜しみなくさらし、さらにはマスクをかぶって(デストロイヤーみたいなやつ)腕を胸前で組んで大口開けて「破ァーーッ破ッ破ッ破ァッ!!」って近所迷惑な大声で笑ってるの。
75:本当にあった怖い名無し
09/09/05 13:04:05 qu4u7ZFdO
>>72-73
ワロタ
76:本当にあった怖い名無し
09/09/05 13:34:25 2FcDIxJm0
一人暮らしをしている大学生の男がいた。
男が住んでいるのはごく普通のアパートだが、たまにおかしなことが起こった。
大学から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がするのだ。
最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた、流石に気味が悪くなってきた男は大学の友人に相談した。
男が「もしかして…ストーカーかな?警察に言うのが一番良いと思うけど…
警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…どうしよ……。」
と困っていると、友人は「…じゃあ大学に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、
もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたらそのテープもって警察に行けば良いじゃん、
不法侵入してるわけだからさすがに警察も動いてくれるだろ。」
と具体的な解決策を提示してくれた、やはり持つべきは友!これは良い案だ!と思った男は
早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま大学へ行った。
大学から帰ってきた男は焦った、何者かが争ったように、部屋中がひどい有様になっていたのだ
「これは期待出来る、マジにストーカー写ってるかも…」と思いながらビデオの録画を止め、再生した。
77:本当にあった怖い名無し
09/09/05 13:35:53 2FcDIxJm0
しばらくは何も写らなかった。
しかし夕方になると、知らない女が包丁を持って部屋に入ってきた。
「…!!!!!!」ビビった男はすぐに友人に電話をかけた、
「ヤッベー!写ってる写ってるストーカー写ってる!!!!」と若干興奮気味に伝え、
それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。
「ゴミ箱漁ってるよぉ…」「今度は服の匂い嗅いでる…キメェ!!」今までコイツは何回も来ていたのかと思うと
男は背筋が凍る思いだった。「これで警察も動いてくれるなぁ」と少しホッとしてると、画面の中の女は押入れに入った。
「うっわ…押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこない……」などと友人と喋っていると、また誰かが部屋に入ってきた。
男は言葉を詰まらせた。
部屋に入って来たのは寺生まれで霊感の強いTさんだった。
Tさんは押入れに歩み寄り襖を開けると、中に居た女を引きずり出して窓から放り投げた!
そしてあろうことか、箪笥や机の中を物色し始めたのだ!
あまりの出来事に友人と話すことさえ忘れていると、鍵を開ける音がして自分が入ってきた。
Tさんは慌てて押入れの中に逃げ込んだ。
そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める。
そこでビデオは終わ『破ぁ!!!』
突然背後から頬を掠めて青白い光弾が飛び出し、ビデオデッキを粉々に打ち砕いた!
振り返ると冷や汗をかいたTさんが押入れから這い出し、
「し、心霊写真の一種だ。こういう現象が起きるんだよ。うん、問題ない問題ない」と言い残して去っていった。
寺生まれってスゴイ。110番しながらそう思った。
78:本当にあった怖い名無し
09/09/05 13:46:42 35G7BOZ0O
おお、久々に正統派か!
↓
Tさんきたー!
↓
ありがとうTさん!一件落着だね!
↓
Tさん…?
↓
Tさん……
79:本当にあった怖い名無し
09/09/05 13:50:52 2FcDIxJm0
>>79
お前のIDってスゴイ。改めてそう思った
80:本当にあった怖い名無し
09/09/05 14:56:21 KiTYhUtgO
寺で生まれたときからずっと猫を飼っていて、その猫、もうお婆ちゃんといってもいい歳だった。
俺はちっちゃい頃から喘息がひどくてよく入院をしていた。
小学生の頃、喘息の発作で入院し、病室で夢を見た。夢の中でそのおばあちゃん猫が語りかけてきた。
「Tちゃん、苦しいかい?私はいまから遠くにいくから、Tちゃんの苦しみも持って言ってあげるね…波ぁ!」
おばあちゃん猫の肉球から青白い閃光が放たれたと思うと俺は気を失った。
目が覚めて親に聞いたら、そのおばあちゃん猫は昨夜、静かに死んだらしい。
それからは喘息は良くなって、発作がでることもなくなった。猫が本当にもっていってくれたんだ…。
そして俺は不浄なものを見ることができるようになった。おばあちゃん猫が俺を助けてくれたように、俺も世のため人のために不浄なものを浄化していくと決めた。
81:本当にあった怖い名無し
09/09/05 15:26:45 UQHtAfer0
猫に湧いたダニや抜け毛が原因だったのでは…
82:本当にあった怖い名無し
09/09/05 17:21:58 mHqDnX/n0
Tにゃん現る
83:本当にあった怖い名無し
09/09/05 18:28:17 vXnv20B90
>>74
酢堂玉金だな
84:本当にあった怖い名無し
09/09/05 20:45:37 NWP2k8Ea0
…人類滅亡のシナリオは、ある日唐突に始まった…。
いつもの様に深夜番組を見ていたらニュース速報が入った。
~米国政府はハッブル宇宙望遠鏡により地球に迫る大質量隕石の存在を確認したと発表~。…それが第一報だった。
正直俺はハァ?と思った。その時はその隕石がどれだけヤバイのか全く分からなかった。しかしその20分後にテレビが次々に特番に切り替わりそのまま通常番組に戻る事は無かった。
番組はどれも同じような情報を繰り返していた。
隕石の直径は27㎞以上であると観測され、恐竜を絶滅させた隕石の2~3倍の大きさ。
この大きさだと人類の持つ全ての軍事兵器を用いても衝突を回避出来ない。
衝突後の衝撃波や津波、地震や噴火などの災害も予測されていた。
隕石は異常な速さで地球に接近しておりその分ダメージも莫大なものとなる。
そして一体なぜ人類は今までこの隕石の存在に気付かなかったか…などであった。
スーパーコンピューターの計算によると隕石がインド洋上で地球に衝突するまでわずか93日と言う事だった。
各国の政府は次々に空港閉鎖を宣言した。
その一方で全ての国の軍事機密が共有され、あらゆる国のミサイルがアメリカを中心とした国連の指揮下に入った。北朝鮮でさえノリノリでこれに参加した。
全世界協議が開かれる中、各国の兵器の最終調整が進み、遂に全人類の期待が寄せられる中、世界中の軍事兵器が隕石に向けて一斉に火を吹いた。
…しかし、結局隕石の接近を食い止める事は出来なかった。
更に時間が経つと海外では暴動も起きているらしかった。その映像はネット動画では見られたがテレビでは報道されなかった。
日本は電気ガス水道などのライフラインも確保され続け、いさぎよく覚悟を決めた国民の意識も穏やかで他国に比べ平和だった。
隕石がいよいよ近づくとテレビでは人類の歴史を振り返る番組や自然の風景が流れたりした、そしてとうとうアマチュアの天体観測家が望遠鏡で隕石の姿を確認するまでになった。
隕石はライブカメラでも中継され続けていたが俺も望遠鏡を使って自分の目でそれを見てみたくなって夜中の大学に忍び込む事にした。
ゼミの教授の研究室に大きな望遠鏡がある事を知っていたからだ。
85:本当にあった怖い名無し
09/09/05 20:47:21 NWP2k8Ea0
大学の正門に近づくと山梨ナンバーの軽トラが一台ハザードを点滅させて止まっていた。
「誰かに見られたらさすがにヤバいよな…」と思って運転席を覗くとそこにいたのは寺生まれで霊感の強いT先輩だった。
「よぉ、遅かったじゃねえか。待ってたんだぜ。」Tさんは笑顔でタバコをくわえたまま運転席から身を乗り出してこう言った。
俺はTさんと一緒に望遠鏡を盗み出し中央道を山梨に向かった。高速を走りながらTさんと取りとめのない会話が続いた。Tさんとこんなに話すのは初めてだった。
無精ヒゲを生やしたTさんの頬は以前より痩せて見えた「Tさんと会うの物凄い久し振りだけど、どうしてたんですか?」と聞いてみた。
Tさんはタバコの煙を吐きながら「ああ、山に籠もって色々やってたんだけどな。今回はマジでヤバかったよ…何回も死にかけた。だけどおかげで今の俺は、物凄げぇぞ」Tさんは真顔でそう言うとチラリと俺を見た。
「そう言えば俺が夜中に大学に侵入するのも知ってたみたいだけど…」
「ああ、知ろうと思えば何でも分かるよ」Tさんはくわえ煙草のままで笑っていた。
話しによるとTさんは山から降りて動けなかった所を山梨の農家に救われたらしく、地球の危機を知ったのも3日前だと言っていた。
「だからこの軽トラも俺んじゃねえんだよ。」
「でもちょうど良かったろ?都会じゃ星も見えないし、俺も山梨でトラック返すんだから」
Tさんと話しているともうすぐ地球が壊滅する事がウソのように思えた。
86:本当にあった怖い名無し
09/09/05 20:48:32 NWP2k8Ea0
目的地の山に着くと俺は望遠鏡をセットして大分苦労した後にようやく問題の隕石を捉える事ができた。
望遠鏡のフレームの中でプルプルと小さく震えているその薄暗い塊が人類を滅ぼすだなんて俺にはとても信じられなかった。
望遠鏡を覗き込んだTさんはまるで子供の様にはしゃいでいた。
「よく楽しめますね。みんな死んじまうんですよ…」俺は何だか急にやるせなくなってそう言った。
Tさんは顔を上げると楽しそうにこう言った「何だお前、まだそんな事言ってるのかよ…これ覗いてみろ? 面白いのが見れるから」ワザと眉間にシワを寄せてそう言うと望遠鏡を指差した。
俺は言われた通り覗いて見たが別に何の変化もなかった。
その時、物凄いパワーがTさんの方向に流れて行く気配が感じられた。…地震?
屋外にいるのに大地が大きく揺れているのが分かった。“ゴゴゴォ”と言う激しい地鳴りと共にせっかく捉えた隕石の姿も望遠鏡の視界から外にはみ出す程大きく揺れていた。一体何が起きているのか検討もつかなかったが俺は恐ろしくて顔を上げる事も出来なかった。
ふと大地の鳴動が止まって隕石が再びフレームの中心に収まった…次の瞬間。
「破ぁ~っ!!」
望遠鏡の中の隕石に白い光弾が突き刺さるのが見えると画面全体が真っ白になった。「うぉっ!」っと俺は思わず声を出した。
…再び虫の声が聞こえ望遠鏡が宇宙の暗闇を映し出した時、隕石の姿はもうどこにも無かった。
まるで何事も無かっかの様にタバコに火を付けるTさんの横顔を見ながら
寺生まれってスゴい 改めてそう思った。
87:本当にあった怖い名無し
09/09/05 21:46:22 qu4u7ZFdO
感動した
88:本当にあった怖い名無し
09/09/05 21:50:04 2FcDIxJm0
※BGM エアロスミス
89:本当にあった怖い名無し
09/09/05 21:51:10 EHbLMCIj0
>74
>83
どうすんだよ!もう玉金でしか脳内再生されないじゃないか!ww
色黒で足癖の悪い霊とか出るといいよな。
90:1/2
09/09/05 23:00:34 ZD5sZfzm0
友人に裏切られ、全財産を失い、荒れた暮らしで体を壊し、
不治の病に冒され、ひとり寂しく死の床についている男がいた。
ある夜、突然、その男の目の前に妖精が現れた。
「どんな願い事でも構いませんので、あなたが叶えたい事を3つ言ってください」
光り輝く妖精は、微笑を浮かべながら言った。
男は妖精を見て、少し考えてからこう答えた。
「友情と財産と健康が欲しいです」
「友情と財産と健康ですね。具体的には、どのような?」
妖精はさらに詳しく尋ねた。
「私を裏切った友人が、私に謝罪をしに来て、昔のような付き合いに戻りたいです。
世界一の大金持ちになれるだけの財産が欲しいです。
一生病気や怪我で苦しむことなく、この世の誰よりも長生きしたいです」
男はため息をつきながら答えた。
「分かりました。神様にそう伝えます」
「あのう……」
男は躊躇いがちに妖精に声をかけた。
「何でしょうか?」
妖精は不思議そうに首を傾げた。
「いえ……、何でもありません」
「それでは、これで失礼させていただきます」
「はい……」
「あ、それから、つまらないものですが、これはご協力の品です」
妖精はアンケート用紙を鞄に仕舞うと、ボールペンを男に差し出した。
91:2/2
09/09/05 23:03:19 ZD5sZfzm0
そのときだった。
「破アァッー!」
窓ガラスをぶち破って青白い光弾が飛び込んできた。
光弾は妖精の頭をぶち抜いた。
男が悲鳴を上げていると、窓から寺生まれで霊感の強いTさんが侵入してきた。
「危ないところだったな。
あのボールペンを受け取っていたら、
願い事を叶えてもらう代わりに魂を吸い取られて、
植物状態のまま永遠に生き続けるところだったぞ」
Tさんは優しい表情で、ベッドに横たわる男を見下ろした。
それから数日後。
男は死んだが、妖精が現れたときのような孤独に苛まれることはなかった。
なぜなら、男は人生の最後に、最高の友人を手に入れたからだ。
寺生まれってスゴイ。男は安らかな表情を浮かべながらそう思った。
92:本当にあった怖い名無し
09/09/05 23:17:58 1ZqPTOJS0
>>92
破ぁ!!
93:本当にあった怖い名無し
09/09/06 02:39:38 RlUz8CY+O
俺はこういうTさんを待っていた
最近はいいTさんばかりでいいね
94:本当にあった怖い名無し
09/09/06 05:28:42 OT6HIkUc0
妖精さんカワイソス
95:本当にあった怖い名無し
09/09/06 16:11:02 bFBMe/4E0
92はアンカミスなの?
96:本当にあった怖い名無し
09/09/06 17:34:53 BZdXRBAU0
店員「当店のポイントカードはお餅でしょうか」
ぼく「えっ」
店員「当店のポイントカードはお餅ですか」
ぼく「いえしりません」
店員「えっ」
ぼく「えっ」
店員「まだお餅になってないということでしょうか」
ぼく「えっ」
店員「えっ」
ぼく「変化するってことですか」
店員「なにがですか」
ぼく「カードが」
店員「ああ使い続けていただければランクがあがって
カードが変わりますよ」
ぼく「そうなんだすごい」
店員「ではお作りいたしましょうか無料ですよ」
ぼく「くさったりしませんか」
店員「えっ」
ぼく「えっ」
店員「ああ期限のことなら最後に使ってから一年間使わないときれます」
ぼく「なにそれこわい」
店員「ちょくちょく来ていただければ無期限と同じですよ」
ぼく「なにそれもこわい」
店員「えっ」
ぼく「えっ」
別の店員「ポイントカード破ァッー!お持ちでしょうか」
ぼく「持ってません」
別の店員「ではお作りしますね」
ぼく「なにそれスゴイ」
97:本当にあった怖い名無し
09/09/07 21:38:19 sn7d+hc60
これの元ネタって何?
98:本当にあった怖い名無し
09/09/07 22:29:02 iFT+jOBJ0
甘いあめ屋の香りが漂うとまたこの季節が来たのかと思う。
となりの部屋では母が髪に塗る赤い水あめを練っている。
ことの始まりは3年前僕の姉は自分の命を引き換えにかつて恋人だった男を呪ってしまった。
いや、正しくは彼女の命と僕らの家族の運命と引き換えにして。
ここは宇治の地、一年中茶を蒸す香りで里は満たされる。
あめで髪を練る、川に浸かる、そして生成りになりその後とある儀式を得て人は正式な鬼になれる。 「早くやれよ」
迎えの小鬼が僕の耳元に生暖かい息を吹きかけささやきかけてきた。
僕は彼らの姿は母と違って見えない。 そして彼らのことをゴキブリと同等程度に嫌っている。
準備が整うと母は暴れる僕の喉に包丁を突き立て 冷やし飴の味のする感覚を鈍らせる毒を流し込み、腹に飴の入っていた熱い鉄鍋を押し当てる。
毎年のことだけど止めて欲しいと声の出なくなった喉で喘ぐ。
燃えるような痛みと熱さ、感覚がにぶくなっても逃げれない誤魔化せない。
母さんも皮膚がどろどろに爛れて溶けているじゃないか、飴が熱いよ。
頭皮からは 髪の焼けるチリチリとした嫌な感覚とにおいが立ち込める。
僕の髪に緋色の飴を塗り立て固めて2本のツノを編み、その後僕は川に浸され記憶を失う。
翌朝の新聞には姉の恋人の血縁者の変死事件の記事が乗る。
今年で三年目、何時もの事なんだ。
「復讐は血族全てを消すまで続くんだよ」
見えない存在の声がする。 でも人類みな兄弟っていうだろ、血族って何処までを指すんだろう。
しかも姉は自殺した時、腹には命を宿していた。なのに僕は母が飴を練る日が来ることを拒むことが出来ない。
「鬼神の手先となって魂を集める呪われし血族め!!」
背後からの声に振り向くと、そこには寺生まれで霊感の強いTさんの姿が!
「破ぁ!!」
Tさんは小鬼たちに狙いを定めると、掌から青白い光弾を発射して鬼達を手当たり次第に消していった!!
あっという間に鬼達を一掃したTさんは、
「茶を買いに来てみれば・・・危ない所だったな。あと一年遅かったらお前も鬼神と化していたぞ」と残して去っていった。
寺生まれってスゴイ。どこか釈然としない気持ちを抱きながらそう思った。
99:本当にあった怖い名無し
09/09/07 22:45:51 KxQl3ypaO
>>98
とかく不条理な世の理も、Tさんは清らかな水と共に流し去ったのであった。
100:本当にあった怖い名無し
09/09/07 23:06:08 iFT+jOBJ0
2年ほど前の話。
その日友達に誘われて行きたくもない合コンに誘われた。
始めはあまり乗り気じゃ無かったのだが、目の前に座っていた女が可愛かったので、次第に調子に乗り始めた。
1次会終了後、その女を口説き落とし、なんとかホテルに連れて行くことに成功。
女が先にシャワーを浴び、次に俺。
シャワーから出ると部屋の電気が消えていた。
相手がよく見える方が好きなのだが、まあいいやと思い行為を始めた。
その女のフェ○がやたらとすごい!
フェ○でイったことはないのだが、思わずイってしまった。
行為が終わった後、その女が笑った顔を見て驚いた。
歯が一本も無い!
「慌てることはないぜ」
突然バスルームからバスタオル一枚の姿で寺生まれで霊感の強いTさんが出てきたので、
俺と彼女は驚愕のあまりベッドから転げ落ちそうになった。
Tさんは彼女に近づくと、「歯ぁ!!」と叫びながら思い切り張り手を喰らわせた!!
すると彼女の口から青白い閃光が漏れ出し、光が収まった時には彼女の歯が全部元通りになっていた!
「上手くいくかどうかわからなかったが、成功したようだな。報酬代わりと言っちゃ何だが、俺も混ぜてくれよ」
Tさんは煙草に火を点けながら3Pの提案を持ちかけてきたが、
俺はそんな気分ではなくなってしまったので早々に部屋を去った。
寺生まれって医者要らずだ。一人家路を辿りながらそう思った。
101:本当にあった怖い名無し
09/09/07 23:11:09 Rt9uSX7R0
寺生まれって以外と貧乏クジ、改めてそう思った
102:本当にあった怖い名無し
09/09/07 23:27:28 0uH8L7Ix0
勿体無い。自分だったらTさんと夢の3Pをするのに。
103:本当にあった怖い名無し
09/09/08 00:07:14 xcb4GM2S0
ある有名な心霊スポットへ、深夜に車で行ってみた。
トンネルを抜けると、そこが有名な心霊スポット。
と、そこに目の前にふっと女の人の白い影が。
あ! と思った次の瞬間、女の人は『破ァ!』の気合と共に飛んできた青白い光の塊に吹き飛ばされた。
道路脇に寺生まれで霊感の強いTさんが立っていて、朗らかに笑っている。
何だったんだ!?と混乱しつつ目線を前に戻すと、目の前は崖。
ガードレールが壊れていて、止める物がないまま車は落ちた。
白い影が光弾に吹き飛ばされたのに気を取られさえしなければ、
影が出てきた時点で俺はブレーキを踏んでいたんじゃなかろうか…
「あの幽霊は助けようとしてくれてたのかも」
そう思って、Tさんを恨む事にした。
104:本当にあった怖い名無し
09/09/08 14:05:24 VNiNtiJHO
Tさんって女だったりして
105:本当にあった怖い名無し
09/09/08 16:15:28 fGPY17QNO
こんなイカ臭い女が居るか
106:その1
09/09/10 01:54:05 fhlpOEYw0
マユミという名の女子高生が学校に向かって歩いていました。
いつもと同じ時間に、いつもの道をいつもと同じ速さで歩いていく。
すると、ふと目の前に同じ学校の制服が見えた。近づいていくと、それは同じクラスの生徒で、
しかもいつもいじめられている女の子だ。クラス全員が彼女をイジメていた。
先生もイジメを知りながらも見て見ぬふりをしていた。
女子校なので、結構エグイことをする。無視をする時もあれば、
使用済みの生理用品を机の上に置いたりなんてこともあった。
マユミちゃんも、特に彼女を憎らしいと思ったことはなかったが、
自分だけイジメをしないわけにもいかず、周りにあわせて、
無視やひどいことを言ったりしたりしていた。
だんだん近づいていくと、いじめられっこの彼女がとっても嬉しそうな顔をしているのが見えた。
幸せそうな笑顔で飛び跳ねている。
マユミちゃんは、その姿を不思議に思いながらも彼女のすぐ近くまで来た。
彼女はマンホールの上で跳ねていた。とっても幸せそうな顔をして、
なぜか「九、九、九…」と言っている。
「何してるの?」尋ねてみた。
しかし、彼女は返事をせずに「九、九、九…」といいながら跳ねている。
「無視してんじゃないよ」今度は口調を強めて言った。
しかし、彼女は返事をしないで、相変わらず同じことを続けている。
今まで、特別に彼女を憎らしく思っていなかったが、嬉しそうに、
しかも自分を無視したことで、何か急にとてつもなく強い感情が湧き起こってきた。
しかし、それを抑え込んで、「なんで、そんなことしてんのよ?」もう一度尋ねた。
それでも、彼女は何も聞こえないみたいに嬉しそうに跳ねている。
ここにきて、マユミちゃんの中で今までと違った感情が生まれた。
107:その2
09/09/10 01:56:17 fhlpOEYw0
ひょっとしたら‘マンホールの上で数字を言いながら跳ねる’ということは
とっても楽しいことではないのか、そんなことを思った。
バカらしいとは考えつつも、微かにそんな思いが頭の中をよぎった。
複雑な思いに戸惑いを感じながらも、
とにかくマンホールの上で楽しそうに跳ねる彼女の邪魔をしたくなった。
いじめられっこの彼女がなんでこんな楽しそうにしているの、なにか納得できない、
そんな感情に身を任せ「ちょっと退きなさい。私がやるから」そう言って、
強引に彼女を押しのけ、マンホールの上に立った。
足をわずかに曲げ、すこし腰を低くしてから思いっきり上に跳びあがる。
その瞬間、となりに押しのけられた彼女がすばやく渾身の力でマンホールの蓋を取った。
「破ぁーーーーー!!」
穴の中から放たれた巨大な青白い光弾によって、マユミちゃんはすごい勢いで
真っ直ぐ空に打ち上げられていった。
遥か上空でキラリとひと輝きして、そのまま星になったマユミちゃん。
「周囲の雰囲気につい流されて始めたいじめでも、続けていればやがて心は魔性に取り憑かれる。
俺が払ったのはマユミちゃん、そんな君の心に巣食う魔性だったんだ。君は本当は優しい子の筈だ。
これを機にイジメは、ってあれ?マユミちゃん?」
マンホールの穴の中からする声が「マユミちゃんどこにいるの?」と続けている所に
いじめられていた彼女は上から蓋を閉めて、
「寺生まれって、凄い…」
とっても幸せそうな顔で改めてそうつぶやいた。
108:本当にあった怖い名無し
09/09/10 02:02:16 fhlpOEYw0
改変してるとどうしてももとの文章に付け足す形になるから
どんどん長くなっていくんだよな( ´д`)
ここってよく送信しようとすると「改行多いぞゴルァ!」って
怒られるんだけど、どのぐらいが目安なんですか(´・ω・`)
109:本当にあった怖い名無し
09/09/10 07:24:13 dwDyrGkBO
これぐらいなら全然いいと思うよ、乙
110:本当にあった怖い名無し
09/09/10 10:00:00 zi1aQAdqO
jane使えば?
111:本当にあった怖い名無し
09/09/10 15:01:20 lCQA6DVn0
板によって違うけど、オカルト板では、
改行は32文字まで。
文字数は、全角で1024字までだよ。
ただし、改行をするときにも1文字分加算されるから注意。
専用ブラウザ(初心者にはJaneがお勧め)を使えばレスが楽になるよ。
112:本当にあった怖い名無し
09/09/11 20:58:53 ebcFgzpF0
「改行は三十二文字まで」じゃなくて「改行は三十二行まで」だろ?
113:本当にあった怖い名無し
09/09/11 21:02:54 ebcFgzpF0
妹「お風呂上がったからはいっていいよー」
兄「ほーい、さてと…ってげげっ!?お前なんつー格好してんだよ!」
妹「別にいいじゃない、家族なんだし、だって暑いんだもん」
兄「おまえオッパイが見えそうじゃないか!下なんてパンティ丸見えだぞ!」
妹「はぁ?なに焦ってんの?ばっかみたいお兄ちゃん」
兄「っつーか若い女がそんなかっこで歩き回るとか!早く着替えろ」
妹「あれー?まさかお兄ちゃん、あたしのハダカみて興奮しちゃったの?w嘘でしょーっ?www」
兄「そっ…そんなことあるわけないだろ!」
妹「ふふふ…お兄ちゃんエッチしたこと無いんでしょ?」
兄「…そんなの言えるかっ!!」
妹「図星だーっwねえ、あたしでよかったら…初めての人になってあげてもいいよ」
兄「ぷっwwなんだそれ?どこのエロゲーだよwwからかうんじゃねえってのwwww」
妹「からかってなんかないもん…”がばっ!”ほら、お兄ちゃんオッパイだよ
お兄ちゃんが夢まで見たオッパイ…好きにしていいんだよ…アソコだって…」
兄「本当にいいのか…?」
妹「来て…お兄ちゃん…あたしをめちゃくちゃにして!」
兄「ジャイ子…」
T「破アァァァッーー!」
俺「ちょwwTさんwwww何やってんすかw」
T「俺のときめきを返せ!」
俺「だからって、人んちのパソコン壊さないでくださいよwww
寺生まれって意外と純情だwwwwww俺は改めてそう思ったwwwwwwwww」
114:本当にあった怖い名無し
09/09/11 22:14:32 fiZyXnTI0
最後の一行も「俺」が喋った台詞になってる。
115:本当にあった怖い名無し
09/09/11 22:16:10 UrbX+wpe0
だがそれもいい
116:本当にあった怖い名無し
09/09/12 01:04:07 iAL7yQMK0
俺は磯釣りを楽しむ為にこの無人島にやって来た。
島に民家は一軒も無いのでここに来るには内地の民宿に泊まって船で渡してもらうしか無かった。
だが困った事があった。渡し船が出るのは朝の8時で午後の4時には迎えが来る。
俺は夜明け前には釣りの準備を済ませ日没まで釣っていたかったのである。
その事を民宿の親父に頼むと突然不機嫌になりこう言った「ダメだ。あの島は夜の間はせぶりしゅうのもんだ。人間は近づいちゃなんねえ。」 それ以上は話にならなかった。
そこで俺は午前2時半に黙って小型ボートに乗り込み一人でこの島に渡って来た。
少し早過ぎたようだ。誰もいない島で波の音を聞きながら寝転がって夜空を眺めていた。
その時である。遠くから何十人もの男女の叫び声や悲鳴のようなものが聞こえた。
俺は全身の血液が凍りつく思いで起き上がった。海を見るとなんとそこには数十体の死体が浮かんでいたのだ。
膝がガクガクと震えるのが分かった。そして次に信じられない光景を目にした。
海に浮かんでいた死体達が次々と立ち上がり波に揺られながら海の上を歩いてこちらに向かって来たのである。
俺は恐怖のあまり、顔面が冷たくなりそこから逃げようとした。
117:本当にあった怖い名無し
09/09/12 01:05:24 iAL7yQMK0
だが手遅れだった。既に背後を別の亡霊達に取り囲まれていたのである。
数十メートル離れた所で、ある者は昔の着物を着ており、ある者は軍服やスーツ姿だった。彼らは皆ズブ濡れだった。子供を抱いた女もいた。
彼らはその場にうずくまったり、様々な方向を向いたまま青い顔を伏せて立ち尽くしていた。
遠くで鳴り続けた叫び声が急に大きくなると、そいつらも皆一斉にこちらに向けて近づいて来た。
俺はもうダメだと思った。その時である。
「この島は夜に来ちゃダメなんだよ。そう言われただろう。」見るとそこには寺生まれで霊感の強いTさがいた。
Tさんはそいつらに手のひらを向けると 「破! 破!」と次々に打ち抜いて行った。そしてTさんに打ち抜かれた者達は光の玉になってフワフワと天に登って行った。
Tさんが全て片付け終わった頃に、海の向こうから太陽が登って来た。
朝焼けの中でタバコを吸うTさんを見て、寺生まれってスゴい 改めてそう思った。
118:本当にあった怖い名無し
09/09/12 19:08:08 wAuqleO10
>116-117
おぉ!久し振りに(?)正統派で恰好良いTさん登場だ!(゚∀゚)
119:本当にあった怖い名無し
09/09/13 19:46:51 eisGba0E0
久しぶりすぎてなんでか違和感がw
120:自由が丘
09/09/13 20:20:20 nDB0c8ToO
(笑)(笑)
東横線
121:108
09/09/13 22:38:19 78IiuZkD0
>>109-112
答えてもらったのに放置しててすみません。
普段はほとんどROMで書き込みなんてめったにしないもので…
専ブラだと改行の制限ないんですね、ありがとうございます!
専ブラはむかし導入したっきりのギコナビをバージョンアップして
つかってみました。
スレ違いなのでこのへんで。また何かかけたら書き込みます。
122:本当にあった怖い名無し
09/09/14 18:52:39 LllNB7id0
これは、私が恵子ちゃんから聞いた話です。
父は、物心ついたときにはもういませんでした
母は、女でひとつで私を育ててくれました。
そんな母が死ぬ間際、私にくれた物があった
それはお守り、母は、「本当に辛いときになったら、それをあけるんだよ」といって渡してくれた
私はそれをずっと肌身離さず持ちつづけました。
数年たって、友人達にその話をしたらその場で開けようという話になりました。
私も最初は断ったんだけど、「母の死後からだいぶ経っているのでそろそろ良いかな…」
という気持ちもあったので結局開ける事になりました。
お守りの布袋を開けてみると
そこには、一枚の紙
母の震えた字で「恵子、死ね」という文字が書かれていました。
「くだらねぇ、冗談だな。妖怪変化!」
そういうとTさんは紙に手を押し当て
「破ぁ!」と叫んだ。
「長い事使われていない物は妖怪に変わっちまうことがあるんだ、ほら、紙を見てみな。」
文字は変わっていた。そこには
『恵子、幸せになるんだよ。』
恵子は声を挙げて泣いた。
「紙のご加護があらん事を、っと、このセリフは二度目だったな(笑)」
とだけ残して帰っていった。寺生まれってスゴイ、改めてそう思った。
123:本当にあった怖い名無し
09/09/14 23:03:05 RMfcrS3cO
寺生まれの癖にカミのご加護なんて言っちゃっていいのかね
まぁTさんだし仕方ないか
124:本当にあった怖い名無し
09/09/14 23:34:09 9nP6M+6J0
Tさんには神も仏もセットでついてくるよ!(゚∀゚)
125:cabal ◆7wFNFALoLk
09/09/14 23:38:10 48Mvg00B0
26 :水先案名無い人 :2007/07/19(木) 12:28
962 名無し物書き@推敲中?:2007/07/18(水) 20:40:50
「豚カツの食えない生活なんて!俺はいすらむをやめるぞー!」
と叫んで出て行ったトルコ人がさっき泣きながら帰ってきた。
神道に改宗しようとして神社に行ったら、神主さんに徳のあるお話をしてもらったらしい。
「日本の神様は、よその神様も他国のお友達みたいに思ってるから、
改宗とかカリカリしなくて大丈夫だよ、ゆっくり考えておいで」(意訳)
みたいなことを言われて感動したとか。
俺の部屋の神棚(簡易セット)にイスラム式お祈りを捧げている。
確かに八百万の神だからいいのかもしれんが、それを神主さんが言っちゃっていいのだろうか。
そして一神教が感動しちゃっていいのだろうか。ちょっと面白い。
126:本当にあった怖い名無し
09/09/15 01:37:57 7WMpyxKwO
>>123
それは「坊主には髪ないだろ」ってのと「神じゃなくて仏だろ」をかけてるのかい?
え?ほっとけってかwwww
127:本当にあった怖い名無し
09/09/15 04:17:25 VXnqa/Jc0
そういえば寺生まれってだけで仏教徒とは一度も言われてないな
「豚カツの食えない生活なんて!俺はぶでぃずむをやめるぞー!」
と叫んで出て行ったTさんがさっき泣きながら帰ってきた。
神道に改宗しようとして神社に行ったら、神主さんに徳のあるお話をしてもらったらしい。
「日本の神様は、よその神様も他国のお友達みたいに思ってるから、
改宗とかカリカリしなくて大丈夫だよ、ゆっくり考えておいで」(意訳)
みたいなことを言われて感動したとか。
俺の部屋の神棚(簡易セット)に仏教式お祈りを捧げている。
確かに八百万の神だからいいのかもしれんが、それを神主さんが言っちゃっていいのだろうか。
そして寺生まれが感動しちゃっていいのだろうか。ちょっとすごい。
128:本当にあった怖い名無し
09/09/18 10:39:43 F50stdaeO
次回生まれてくるときは寺の子になりたい
129:本当にあった怖い名無し
09/09/18 19:12:25 jl/lmR1Z0
何となく上げてみますねTさん。
130:本当にあった怖い名無し
09/09/18 19:17:31 HnvRqZXV0
まぁ…寺の話じゃないんだがそれに近いからいいか
鳩山由起夫が幸夫人と墓参りしてたニュースを見たのは一週間くらい前だっただろうか…
そのとき彼はおもむろに拍手を打った
『???えええぇぇぇぇっっ???』
俺のまわりに誰もいなかっただけなんだけど彼の家は神道なのね
131:本当にあった怖い名無し
09/09/18 20:20:28 TFh/Zk/MO
なんかのコピペじゃないなら日本語で頼む
132:本当にあった怖い名無し
09/09/18 21:11:13 oWNTuQdS0
hage(坊主的な意味で)
133:本当にあった怖い名無し
09/09/21 12:05:37 8URZXN4YO
破ぁ
134:本当にあった怖い名無し
09/09/21 13:05:28 JpwZFzNJO
破アッーーーーーーーー!!
135:本当にあった怖い名無し
09/09/21 13:42:53 U1DKC6Rx0
ネタ切れですTさん。助けて~!(つд`)
136:本当にあった怖い名無し
09/09/21 20:17:40 OKN0Yy45O
破ァ?たまには自分で何とかしろよ
137:本当にあった怖い名無し
09/09/22 17:50:29 yQucQB6AO
石皮ァッ!
138:本当にあった怖い名無し
09/09/22 20:01:52 K/zmfWPo0
3 :名無し募集中。。。:2009/02/20(金) 18:48:51.70 0
Tさんが死んでからもう1年。
Tさんは今も破!ってしてくれているのかな?
Tさんは、僕の生まれて初めて出来た相棒だった。
すごく嬉しくて、幸せだったなあ。
突然、白血病だって医者に宣告されてから、Tさんは病室で日に日に弱っていった。
「病院ってひまだねえ」って笑うTさんを見て、僕はいつも泣いていたんだ。
Tさんの為に、僕の小汚いノートパソコンをあげたら、君はすごく喜んでくれたよね。
ネットをするようになったTさんがいつも見ていたサイト、それが「2チャンネル」だった。
ある日Tさんはいつものように、笑いながら言った。
「ほら、見て今日も破ァ!出来たよ。」
「あまりパソコンばっかいじってると身体に障るよ」
なんて僕が注意すると、
「ごめんねえ。 でもね、これ見てよ。
ほら、この3破のひと、2破あ!なんて言っちゃってさぁ、ふふ」
僕は黙っていた。Tさんがすごく楽しそうで、僕は何も言えなかった。
「ほらみて、この3破のひと、変な絵文字使ってくやしぃ~!だって。
かわいいねえ。 ふふ。」
僕はまだ黙っていた。笑うTさんを見て、どうしようもなく悲しくなった。
「憶えててくれるかなあ」 Tさんがふと言った。
「…この3のひと、俺がいなくなっても、あの時変な奴に2をとられたんだよなー
なんて、憶えててくれないかなあ……無理かな……憶えてて、ほしいなぁ……」
それから数ヶ月後、Tさんは家族と僕に見守れながら息を引き取った。
Tさんはもうこの世に居ない、なのに僕は今F5を連続でクリックしている。
Tさんの事を、3破のひとが忘れないように、いつまでも、いつまでも忘れないように。
天国にいるTさんと一緒に、今ここに刻み込む
2 ゲ ッ ト
139:本当にあった怖い名無し
09/09/22 20:34:10 7Ip/b6dx0
そこは「2破あ!」だろう・・・
140:本当にあった怖い名無し
09/09/22 22:35:06 wAMCrsUP0
>138
全然泣けなくて逆に泣けた・゚・(ノД`)・゚・。
141:元ネタ:宮大工 その4
09/09/22 23:43:01 KElby8Eu0
ある日、俺の後に弟子入りして才覚を発揮し、一年ほど前に独立した弟弟子のJが顔を見せた。
「兄さん、ご無沙汰してました」「おう、Jか!元気に仕事してるか?」
「ええ、お陰さまで。兄さんも相変わらず良い仕事してるそうで、噂は良く聞きますよ。」
「よせやい。弟弟子のおめぇの方が先に一本立ちしといて歯ぁ浮くような世辞を言うない。」
「あれ?なんでお世辞って解ったんですか?」「このヤロウ!そういう事言いやがるのはその口かぁ!」
久しぶりの掛け合いだ。俺もJも大笑いしながら再会を喜んだ。
で、どうしたと用件を聞くと、俺と親方に相談あると言う。
親方は法事で出かけているので、出直すか上がって待ってろ言うと、ヤツはおカミさんに土産を渡して挨拶し、一度帰っていった。
夕方過ぎに親方が帰って来るのを見計らったように、一升瓶を提げてJもやってきた。
一通りの挨拶が済んだ後、「で、親方と俺に相談ってのはなんなんだい?」俺は気になっていた事を口に出した。
「はあ...それなんですが...」Jにしては妙にまだるっこしい。また、その尋常ではない雰囲気を俺も親方も感じ取った。
「言ってみねえ。黙ってちゃ解らねえだろが」親方が急かす。
「はい。実は...実は、Z神社の奥宮の修繕を引き受けてしまいまして...」
「「なにっ!」」俺と親方の声がハモッた。「おめぇ...そいつぁ...」俺は滲み出る脂汗を感じながら呻いた。
「あの、Z神社かぃ?間違げぇねえんだな...?」親方でさえ、声が上ずっている。
「一体どういうワケなんでぇ...」親方が手拭で汗を拭う。もう寒い時期だというのに、俺も上着を脱いだ。
Z神社。蛇神様を奉っている小さな神社で現在では神主は居らず、近くにある寺の管理下に置かれている。
そして、その寺の息子はこの界隈の寺社やその関係者を牛耳っているとまことしやかに噂されている強力な祟り神だ。
この、通称「寺生まれで霊感の強いTさん」には恐ろしい伝説が有る。
~~ そして、まとめサイトへと続く ~~
142:本当にあった怖い名無し
09/09/22 23:53:39 VpHd5H4+0
なに・・・!?続くのか・・・!!
143:本当にあった怖い名無し
09/09/23 10:59:22 gNBFnfGF0
>>142
恐ろしい伝説=まとめサイトの逸話
ってことで完結してるんじゃね?
144:本当にあった怖い名無し
09/09/23 22:26:16 /NCNthQbO
>>135
面白いぞ。頑張れ。
145:規制解除記念あげ
09/09/23 23:44:08 n8e4NQVB0
もうずいぶんと昔。まだ小学生だったころ。
教室で昼休みの終わりを待っていたら、いつもは私に冷たい担任の先生が血相を変えてやってきた。
「○○くん、落ち着いて聞いてね。お母さんが仕事先で倒れたの。すぐ帰る用意をして職員室へ行きなさい」
驚いてランドセルに手当たり次第に物をつめて職員室に向かった。
校長先生がいた。
「お父さん、いまトイレに行かれているから、すぐに一緒に病院に行きなさい」
校長先生もおちつかない様子で、しきりに腕時計を見ていた。
「あの…先生…」
言わないといけない。
「うちにおとうさんはいないんですけど…」
母子家庭だった。
大騒ぎになった。
その時─
「よう、遅くなって悪かったな、固くてなかなか出なかったんだ(笑)」
空気を読まないセリフと同時に男が引き戸を開けて職員室に入ってきた。
「!あんた!あんた一体誰なんだ!!?どうも父親にしては若いと思ったんだ!」
興奮した校長が男にそう怒鳴りつけたが男は平然としていて動じる様子もない。
彼こそは、寺生まれで霊感の強いTさんだった。
「破ぁ、実は本当は俺はこの子の父親の霊の知り合…いや、お母さんの親戚です。
急いでたんで、父親を名乗った方が早いと思いましてねえ」
Tさんは呆気に取られている校長を尻目に、背の低い私の前にしゃがんでにっこり笑った。
「飲み明かして昼まで寝てたら、夢で君のお父さんの霊から頼まれてな。
妻が悪い霊の霊障で危ない、助けてくれってね。
お母さんの事は大丈夫、俺が何とかしてみせるよ。さ、行こうか」
寺生まれって凄い、私はTさんと手を繋いで下校しながら改めてそう思った。
146:本当にあった怖い名無し
09/09/24 00:15:31 2mBkY8af0
「固くてなかなか出なかった」なんて言ってる奴と手を繋いで下校する!?
なんかヤダw
147:本当にあった怖い名無し
09/09/24 08:33:43 I+sxAAv20
学校寄らずに直接行けよ!
148:本当にあった怖い名無し
09/09/24 19:17:58 q1w9QWRa0
>145の小学生が女子だったらTさんの行動も理解できるんだけどなぁ~。
149:本当にあった怖い名無し
09/09/25 00:17:53 UKulSSAK0
どうも父親にしては若いと思った男は、やっぱり父親ではありませんでした。
その男は「本当は母親の親戚で、父親を名乗った方が早いと思った」と嘘をついた弁解をしています。
この男に生徒を預けますか? Y/N
学校はその男が本当に親戚かどうか確認できるまで、生徒を連れて行かせたりしないと思う…
150:本当にあった怖い名無し
09/09/27 02:40:48 7XEwAlU7O
固いのか(笑)
151:本当にあった怖い名無し
09/09/27 02:46:40 7Yuz3uTg0
この季節のどこが寒い時期なんだよw
お前の文が寒いよオヤジwww
152:本当にあった怖い名無し
09/09/27 07:50:02 lstgUYmcO
誤爆霊にでも取り憑かれたのかい?
「破ぁ!!」してもらおうか
153:本当にあった怖い名無し
09/09/27 11:05:24 KcfegPkVO
オヤジとゆとりの攻防は見苦しいから早く消滅して欲しい
154:1
09/09/27 17:54:38 M8Eyd9CgO
近所の丘の上に女子短期大学があって、そこの校舎から少し離れた小さな林の中に、
ピアノの練習のための小さな建物がポツンとあって、その建物の前に白塗りの綺麗な
木製のベンチがあって、前からいいベンチだなあと思っていた俺は、弟と二人して夏
休み中のある夜中に重たい思いして盗んで来た。
うちは小さな貸しビルをやっていて、最上階に住んでいたんだけど、狭いながらも
屋上があって、その屋上に白いベンチを置いて、夜中にそこに座ってビール飲んだり
煙草をふかしたりして、何となくいい気持ちになったりしていた。
155:2
09/09/27 17:56:30 M8Eyd9CgO
うちの母親はちょっと霊感みたいなものがあって、ある晩のこと、家族でメシを食っ
ていると、いきなり「誰か屋上にいる」と言いだして、それで、見に行ってみても誰
もいない。
そんなことが何回かあって、足音が聞こえるだの線香臭いだの、不気味な事ばかり言
うから、あのベンチに何かいわくでもあるのかと聞き込み調査をしたら、その短大の
すぐそばに住んでいる弟の友達から、あのベンチに足をかけてかたわらの木で首を吊
った女子学生がいた、という話を聞いた。
156:3
09/09/27 17:59:13 M8Eyd9CgO
それは、やっっぱりちょっとヤバイということになって、早速、また弟と重いなあ。
などと文句を言いながら、夏の終わりの夜中、丘の上にある短大への坂道をベンチを
運んで登っていると、もう夜中の2時頃だったというのに、白いワンピースを着た女が
坂道を下って来る。
弟と俺は何となく立ち止まって、ベンチを下ろし、女の方を見てみると、その女は手に
ロープのようなものをぶら下げていた。
それを見た瞬間、俺は弟に「逃げろ!」と叫んで、一目散に坂道を走り、逃げた。
足の速かった弟は、俺を抜かして、もの凄い勢いで逃げて行った。
157:4
09/09/27 18:01:59 M8Eyd9CgO
「待ってくれ~」と言いながら俺も懸命に走った。
が、ころんでしまった。痛てっ、と、起きあがろうとしたが、膝に力が入らない。
ころがるようにしてアスファルトの路面に打ちつけた頭を抱えるようにしながら、
見ちゃだめだと思いつつも、後ろを向くと、カーブしている道路の端の方に置き去
りになっているベンチに、その女は座って、こちらを見ていた。
眼が合ったような気がした。
全てを諦めかけたその時、ふと、どこか聴き覚えのあるメロディが聴こえてきた。
158:5
09/09/27 18:03:36 M8Eyd9CgO
~Well billy rapped all night about his suicide
How he kick it in the head when he was twenty-five
Speed jive dont want to stay alive. When youre twenty-five~
Mott The hoopleの往年の名曲、"All The Young Dudes"だ。誰かが俺の後ろでこの
懐かしいバラードを口ずさんでいるのだ。
「誰でもいい…助けてくれ!」藁にも縋る想いで振り返った俺の視線のその先に、
寺生まれのTさんはいた。
159:6
09/09/27 18:07:06 M8Eyd9CgO
「And wendys stealing clothes from marks and sparks. And freedys got spots
from ripping off the stars from his face~
って、なにじろじろ見てんだ!夜の散歩中に歌ってたら悪いかよ!
こういう時は見て見ないフリをするのがマナーだろうが!んーっ破ぁっ!!」
どのくらい時間がたっていたのか、俺は弟と母親に起こされた。
俺があまり遅いので、母を起こして、弟が迎えに来てくれたわけだ。
160:8
09/09/27 18:08:47 M8Eyd9CgO
うちは母子家庭だったからというわけでもないけど、家族3人、まあ仲がいい方だった
から、母親は文句も言わず、「さあ帰るよ」と言っただけだった。
見るのもイヤだったから、弟にベンチにまだ女は座っているか?と聞くと、弟は
「もう、いない」と言った。
次の日病院に行くと、肘にヒビが入っているということで、ギブスされた。
後頭部にはれがあり、脳震とうを起こしたらしいということで、レントゲンも撮られた。
まあ、そんなことはどうでもイイが、あのベンチは林の裏にあるぼろ寺の境内に、
今でもある。
161:本当にあった怖い名無し
09/09/27 18:11:52 M8Eyd9CgO
規制に巻き込まれたのかパソコンから書き込めなかったから
転送して携帯で書き込もうと思ったら、俺の携帯512文字
までしか文章が入らなかった…。
めんどくさいは細切れで読みにくいはで、やらなきゃよかったぜ。
162:本当にあった怖い名無し
09/09/27 18:29:15 G+W2u6p/O
乙カレー
163:本当にあった怖い名無し
09/09/27 23:22:53 bQIXwNdg0
乙ですー
今夜は寝ないといけないので、明日仕事終わったら読ませてもらいますー(゚∀゚)
164:本当にあった怖い名無し
09/09/28 16:30:43 CxYrPOX+0
ある日、いつも通り愛車に乗って山道をドライブしに行った時の事だ
山道では珍しくもないくねくねした道、僕はそこを風を切って車を走らせるのが好きだ
そこで、バックミラーに高速で動く物が見えた、覗いてみると、なんとそれはもの凄い速度で走ってくるおばあちゃんだった!
おばあちゃんはたちまち僕の車の横につき、そのまま追い抜こうとしている!
そこで、後ろから声が聞こえた。
「やれやれ、しかたねえな、どれ、俺にハンドルを貸してみろ」
後部座席を見ると、そこには寺生まれで霊感の強いTさんがいた!
「さて、ばあちゃん、俺と勝負だ!付いてこれるかな?」
そして始まる峠最速決定戦!Tさんとばあちゃんは数十分にも渡りデッドヒートを繰り広げた
そして、落石事故が多い箇所が近づいてきたとき、ばあちゃんを狙ったかのように頭上から岩が落ちてきたのだ
まさかの事態に仰天して、腰を抜かすばあちゃん!
「チッ、仕方ねぇ!破ぁ!」
Tさんの手から発射された光弾が一撃で岩を粉砕した
涙を流して、自分の負けを認めたおばあちゃんを見て、寺生まれってすごい、僕は改めてそう思った・・・
Tさん初めて書いたんだが・・・だめだなこりゃ、だれか改良してくれ
165:本当にあった怖い名無し
09/09/28 22:19:33 vuJkXWtk0
>>164
B級っぽさも出てるし、まさかのオチも面白かった。
そのままでも俺はかなり好きだ。
166:本当にあった怖い名無し
09/09/29 00:15:35 ZX64mx0NO
>>165と同じく
167:本当にあった怖い名無し
09/09/29 00:48:13 3REfQMQV0
>>149
ネタにマジレs(ry
というのも無粋だからまぁ、
俺たちの敬愛して止まないTさんの言葉の説得力は想像を絶するほどの代物なんだよきっと!
168:本当にあった怖い名無し
09/09/29 12:59:55 zh+iKn0cO
説得力というか以前ダメな母親を洗脳してたからな
169:稲川淳二 つける足音
09/09/29 20:12:09 Lz44Xa/d0
この、お坊さんの妹さんって人もいろんな体験してるんですよね。
自分のそのお寺ってのは、かなり、こう木がいっぱいあって、夜は薄気味悪いくらいに鬱蒼としていて、外からの音も聞こえなくなっちゃうんですよ。
ところが、やっぱお寺のお嬢さんですから、色々と式典だ何だ祭事があったりすると、そう言う準備をしなきゃなんなくて、結構忙しいんだそうです。
で、遅くになっちゃって、自分の家に帰ろうと思って、道を歩いてきたんですよ。カッコカッコカッコ歩いてきた。
そん時に、お? なんかついてくるような気がしたってんですよ。ひたひたひたひた。
や、でも気にすることないと思って、またカッコカッコカッコ歩いてきた。確かにひたひたする。うっすらと声がするってんですよ。子供のような声が。
えぇー、子供の声がこんな時間にどうしてなんだろうな? ま、聞こえてもおかしい事はないけどなーって思って。
そうしたらこれが、赤んぼの笑うような泣くようなあの声があるじゃないですか、うゃやや、ややや。あの声だってんですよ。
やだ、これ。だって、家から聞こえてない。今自分が歩いてきたこの道の後ろから聞こえてくるってんですよ。それも自分が立ち止まったら、確実に近づいてくるって言うんですよ。
道ですよ? お寺さんの。
うゃやや、ややや、やややって。やだやだやだって、思ったら、うゃやや、ややや、やややって。
それで、後、たったったって歩いたんだけど動けない、なんか気持ち悪い。
うゃやや、ややや、やややって。
うそだー、どうしてこんな所にいるんだーと思ったら、うゃやや、ややや、やややって言うから、ひょいっと後向いたらばもごもごもごもご黒い物がだんだん自分に近づいてくるんです。
もごもごもごもごもごってだんだん近づいてくる。
何だー! と思った。
Tさんがはいはいしてたんだそうですよ。うゃやや、ややや、やや。赤んぼの泣き真似しながら自分の方に向かって。
あまりの事態に凍り付いて動けない、あーやだーこんな兄貴やだーと思ったら、自分の首のとこめがけて、ぴょーんと飛びついてきたそうです。
次の瞬間、彼女、Tさんの顔面にカウンターパンチ入れて、そのまま地面に叩きつけたって言ってました。
「稲川さん、いい歳してあんな悪ふざけができるアレって何なんでしょうね?」って、彼女、涙ぐんでましたよ。えぇ…
170:本当にあった怖い名無し
09/09/29 22:42:52 0MDm0ty8O
>>169
Tさんなにやってんすかwww
171:本当にあった怖い名無し
09/09/30 00:46:27 K55DQjPUO
寺ワロスwww
172:本当にあった怖い名無し
09/10/01 01:21:46 qCl9S0DSO
妹は物理攻撃なんだなw
173:本当にあった怖い名無し
09/10/01 21:42:44 d6lRmmGb0
この間、池袋でボーリングしてたら、ピンが立ってる後ろ(玉が飲み込まれていく方)から、黒い影がずるーっ!!て這い出してきた。
順番待ちしてた僕は驚いて固まってたんだけど、周り見たら他の人は気付かない様子。
しかもずっと見てたら一人、また一人と影が這い出してき続けて、結局6人ぐらい出て来た。
こっちに来たりすることはなく、6人並んだ後に、床に溶ける様に消えて行こうとした。
「破ぁーーーーー!!」
気合の入った掛け声とともに隣のレーンの客が豪快にボールを投げた。
振り返ってみると、それはまさしくリストギアを手に嵌め、マイシューズ・マイウェアに身を包みマイボールを投げたばかりの、
寺生まれで霊感の強いTさんがキメポーズで微動だにしない姿だった。
投げられた16ポンドのボールは青白い光を纏って光弾と化し、ピンをなぎ倒してなお威力を弱めないまま
黒い影の潜んだ辺りに激突した。
眩い閃光が辺りを包み、それがおさまると先程の黒い影達は解けるようにゆっくりと白い光に包まれていった。
モニタにはチカチカと「Turkey!」の表示。
片手で煙草に火をつけ、紫煙を吐き出すとTさんは俺に向かって微笑んで言った。
「奴らは人の賑わう場所に惹かれてやって来ただけだ。寂しかっただけなのさ。
だから早く次の生を受けられるように、ちょっとだけ手伝ってやったって訳だ」
少しはにかみなが煙草をふかすTさんを見て、寺生まれって凄い、あらたm
店員「ちょっとお客さん!ココ禁煙ですよ!!」
174:本当にあった怖い名無し
09/10/02 01:15:10 FP1qlAj/O
おー、素晴らしい
これ元ネタとかあんのかな
175:本当にあった怖い名無し
09/10/04 12:12:36 xJMjQ1G30
こんな夜更けに、闇と風の中に馬を走らせるのは誰だろう。
それは父と子だ。
父は怯える子をひしと抱きかかえている。
父「息子よ、なぜ顔を隠すのだ」
子「お父さんには魔王が見えないの。かんむりをかぶって、長い衣を着ている…」
父「あれはたなびく霧だ…」
魔王「かわいい坊や、一緒においで。Yo,party time!」
魔王の娘「パーティターイ!」
子「ボンバヘッ!(ボンバヘッ!)ボンバヘッ!(オトーサーン!)燃っえっだっすっよーなー!あっつい魔王!」
父「Oh,Year!」
魔王「ボッ、ボッ、ボンバヘ!ボッボッボンバヘ!」
子「ボンバヘッ!(ボンバヘッ!)ボンバヘッ!(オトーサン!)無っ茶っしってっ知ったー!ホントの魔王ー!」
父「get down!」
魔王「Everytime wont you!何時でもFound you!逢いたいおもーいーが~ぁ~!」
子「ボンバヘッ!(ボンバヘッ!)ボンバヘッ!(オトーサン!)魔王が僕を見つけてKiss you!今夜も熱くなるー!」
父はぎょっとして、体を全力で踊らせ歌った。子供を両腕に抱え、やっとの思いで歌い終えた…
腕に抱えられた子はすでに「破ぁ!」
という叫びと共に現れたのは、寺生まれで霊感の強いTさんだった!
その叫びと共に放たれた光弾によって、魔王は光の粒となって消えていった・・・
Tさん「小さな子供って奴は、悪い物に狙われやすいし、大人よりそういうのに敏感なんだ、ちゃんと信じて守ってやらなきゃ駄目だぜ」
そういって、朝日と共に去ってゆくTさんをみて、寺生まれって凄い、僕は改めてそう思った・・・
176:本当にあった怖い名無し
09/10/04 13:03:39 WfoipTnCO
>>175
カオスwwwww
177:本当にあった怖い名無し
09/10/04 21:35:49 iksV+z87O
>>175
珍しくTさんが一番まともwww
178:本当にあった怖い名無し
09/10/05 00:33:47 YwQjkiMp0
それでも台詞と状況がいまいち合ってないところがやっぱりTさんだぜ
179:本当にあった怖い名無し
09/10/05 20:43:32 gCAmh3HY0
魔王が僕を見つけてKiss you! に吹イタww
180:本当にあった怖い名無し
09/10/05 20:51:33 NqMMkUXG0
電車の中で尻を触られた
私はありったけの勇気を振り絞り
その手をガッチリ掴んで
「この人チカンですっ!!」
高々と掲げた私の手には一本の大根が握られていた
満員の乗客の視線が全て大根と私に注がれている
自分の顔がみるみる紅潮していくのがわかる
数秒とも数時間とも思える沈黙の後
私の背後にいた男がいきなり大きな声を上げた
「疲れた会社員達の目は騙せても、寺生まれの目はごまかせんぞ!
大根に憑いた淫魔め、破ぁっ!!」
その刹那、なんと男の手から青白い球体が発せられ、大根を吹き飛ばした
私を含めた乗客全員が呆気にとられるなか
「まん・いん電車って響き、なんだかエロいよな」
そうはにかみながら、次の駅で降りていった男性が
私をかばってくれたのだという事に気づくのにしばらく
時間がかかった
寺生まれってやっぱりスゴイ
車内の床に転がった、下半分に切れ目が入り
きれいに股割れになった大根を見てそう思った
181:本当にあった怖い名無し
09/10/05 23:15:13 VQUv9OYcO
破動弾見ただけで寺生まれって見破るこいつは何者だよ
182:本当にあった怖い名無し
09/10/05 23:20:44 Tk5Pf5BVO
>>181
本人が寺生まれって言ってる
183:本当にあった怖い名無し
09/10/05 23:47:14 VQUv9OYcO
どのタイミングでだよ…
184:本当にあった怖い名無し
09/10/06 00:14:45 6ITvbiacO
え?あれ?俺がおかしいのか?
見えてないはずものが見えてるのか
185:本当にあった怖い名無し
09/10/06 00:19:52 z8sxE4Q80
>>183
> 「疲れた会社員達の目は騙せても、寺生まれの目はごまかせんぞ!
よく嫁
186:本当にあった怖い名無し
09/10/06 00:28:41 6ITvbiacO
>>185
よかった。あまりにもスッパリ否定されるもんだから
その文章が見えてるの俺だけかと思ったよ。
187:本当にあった怖い名無し
09/10/06 01:40:33 1p0OZl0NO
ワロタwww
188:本当にあった怖い名無し
09/10/06 11:53:09 MQHTE5weO
お前面白いな
189:本当にあった怖い名無し
09/10/07 19:38:50 xN2pz/7L0
642 名前:Mr.名無しさん[] 投稿日:2009/04/12(日) 06:26:51
ちょっとヘンな話ですが聞いてもらえますか?
長くなりますが
648 名前:Mr.名無しさん[sage] 投稿日:2009/04/12(日) 07:13:56
毒男ですのでw日曜はいつも暇なんです。
その日は富岡八幡宮の骨董市に行きました。
骨董は正直よく分からないんですが古いモノが大好きで
よく行くんです。まぁ骨董市というよりガラクタ市ですが・・
目に留まったのが木彫の狐でした。
もうボロボロになってて真っ黒で・・
その時、なんでそんなものが気になったのかわかりません。
手にとって見ていると・・どうしても欲しくなりました。
お幾らですか?と聞くと
これは江戸初期はあるから・・6万円だって言うんです。
結局5万円で買いました。
190:本当にあった怖い名無し
09/10/07 19:39:34 xN2pz/7L0
649 名前:Mr.名無しさん[] 投稿日:2009/04/12(日) 07:20:16
家に帰ってきてから後悔しました。
なけなしの5万円です。
でもまぁいいや・・と思って木彫りの狐を窓際の飾り棚に置きました。
その日の夜です。
夜中にふと目が覚めました。
ベッドの横の床ににスポットライト?のように円形に光があたっていました。
寝ぼけていましたので・・おや?!とは思いましたがベッドの中からみていますと
その光の中に20cmぐらいの着物を着た子供がいるんです。
強い光じゃなくてなんかぼんやり・・まるで月の光です。
少し青白いんです。
その光の中で子供が鞠で遊んでいます。
おかっぱ頭で鞠を叩いてるんですが、鞠はよく弾まないし
自分の足の先に当たって転がっていったりして
続きます
191:本当にあった怖い名無し
09/10/07 19:40:45 xN2pz/7L0
650 名前:Mr.名無しさん[] 投稿日:2009/04/12(日) 07:28:51
全然上手くないんです。
怖いとか全く思いませんでした。ベットから見ていました。
子供が後ろを向いたとき、吹き出しそうになりました。
丈の短い着物の裾からしっぽがぴょんと出ていたんです。
もうなんか嬉しくなってきて見ていたその時
ピンポーン!ピンポーン!
呼び鈴が鳴りました。
小さい子供は一瞬で消え去ってしまいました。
こんな夜中に?カギを開けるとそこに居たのは寺生れのTさんでした。
Tさんはそのまま土足で私の部屋に入ってきて
飾り棚に向って「破ぁーーーーー!!」と叫びました。
木彫の狐は一瞬でバラバラにはじけ飛びました。
「危ないところだったな・・礼には及ばんぜ」
そういってTさんは帰っていきました。
寺生れはスゴイ・・
三年経った今でも私はTさんを恨んでいます。
192:本当にあった怖い名無し
09/10/07 22:29:37 KQcEyoHt0
もしかして…緑風荘の座敷童子もTさんが…
193:本当にあった怖い名無し
09/10/07 23:20:04 RZlDzvS20
緑風荘全焼:「座敷わらしが現れる」旅館で人気、関係者らショック /岩手
二戸署や二戸消防署によると、同日午後8時ごろ同旅館のボイラー室から出火し、
木造平屋建ての母屋と木造2階建ての別棟計延べ約2600平方メートルなどを焼き、約7時間15分後鎮火した。
従業員や宿泊客らによると、座敷わらしが現れるとして人気の「槐(えんじゅ)の間」に泊まっていた団体客14人のうち1人が、
浴場のボイラー付近から入浴中の座敷童子に襲いかかった。
従業員らが消火器で消そうとしたが、青白い炎は一気に広がったという。
男性従業員は「(浴室にいた)座敷童子に悪意はないのに、男性に注意するのが遅れた。男性の手からボンボン火が出て、手がつけられなかった」と振り返る。
別棟の2階客室に泊まっていた横浜市南区、財務省職員、遠藤周作さん(28)は仮眠中、「破ぁ!」という叫び声で気付いたという。
「男は扉を開けると、隣室の女性を抱き上げダクトを伝って逃げた。寺生まれって凄い」と興奮気味に語った。
194:本当にあった怖い名無し
09/10/09 01:19:39 +KU96xHQ0
>>193
いったいTさんに何があったんだw
195:本当にあった怖い名無し
09/10/10 00:01:18 qSGdF8gjO
Tさん…なんてことを…
196:本当にあった怖い名無し
09/10/10 01:24:27 oA2hifcK0
>>189-191
改変すんじゃねぇよw
元ネタ一級品じゃねの??>オカ板的に
197:本当にあった怖い名無し
09/10/11 18:21:53 ywNOfQEsO
オカ板≠Tさんスレ
198:本当にあった怖い名無し
09/10/14 08:53:00 IHObgvTqO
吉野家で見た光景。
店に入ると小ピザな中年男が店員にクレームつけてた。
理由はわからないけど、店員Aが「すいません」と何度も平謝り。
店は結構込んでるのに、手が空いているのは店員Bのみ。
店内には小ピザの罵声と恫喝が響く。
それが5分、10分と続いた。
そしたら客Aが小ピザに注意「バイトくん謝ってんだし、それ以上あるなら本部に言えば?」
小ピザは客にも食って掛かる「俺は客だぞ、失礼だなお前!」
客A「こっちも客だ、あんたうるさいんだよ」
そのときちょっといかつい系の客T登場「ホントウルセーんだよ!波ぁ!」
客Tの手から放たれた青白い光が小ピザに当たったかと思った時、小ピザは一瞬顔を歪ませとフッと消えた。
店員も客もポカーン。
その時、店員Bが「あ!あの客も居ない!食い逃げだ!」と叫んだが、あのいかつい客Tが満足げな表情で自転車をこいで走り去るのを見逃さなかった。
199:本当にあった怖い名無し
09/10/14 18:55:49 SmSo/X310
>>198
小ピザは、Tさんの式神…
200:本当にあった怖い名無し
09/10/14 21:43:08 iT4PwFQz0
200ゲトw
Tさんはしょっちゅう警察行ってるから
食い逃げなんてへっちゃらなのさ!!
201:本当にあった怖い名無し
09/10/15 00:24:25 wH36Phis0
警官「またお前か」
某T「破ァ、すんません」
202:本当にあった怖い名無し
09/10/15 12:12:31 AFXRYCtA0
Tさんは国と結構なつながりがあって少々の罪なら許されてるとかだったり
203:本当にあった怖い名無し
09/10/15 13:29:32 Opf96O6S0
オイこそが 203高地へと~
204:本当にあった怖い名無し
09/10/18 17:38:27 246z/sIWO
>>198
それ最早Tさんじゃない…
205:本当にあった怖い名無し
09/10/19 16:09:59 uKVbUGYnO
某スポットにて
死霊 「なぁ」
悪霊 「うん」
死霊 「・・・・・・」
悪霊 「・・・・・・」
死霊 「ぶっちゃけ暇じゃね?」
悪霊 「・・・・・・」
死霊 「・・・・・・」
死霊 「死ぬなよ」
悪霊 「死んでるよ」
悪霊 「・・・・・・」
死霊 「おい」
悪霊 「うん」
死霊 「なんか地縛霊の野郎写真に写りすぎじゃね?」
悪霊 「気のせいじゃね」
死霊 「気のせいか」
悪霊 「・・・・・・」
死霊 「首なしのおっさん、笑いすぎじゃね?」
悪霊 「・・・・・・」
死霊 「・・・・・・」
206:本当にあった怖い名無し
09/10/19 16:11:40 uKVbUGYnO
悪霊 「・・・・・・」
死霊 「やっべ、座敷わらしのアニキ、凸隊に特攻しちゃったよ」
悪霊 「すげー」
死霊 「・・・・・・」
悪霊 「・・・・・・」
死霊 「おい」
悪霊 「うん」
死霊 「なんか来た」
悪霊 「まじで」
死霊 「斜めからものすごい勢いで寺生まれのTさんが来た」
Tさん「波ぁ!!」
死霊 「――」
悪霊 「もうだめかもわからんね」
207:本当にあった怖い名無し
09/10/19 21:03:50 ii10Mbsg0
夜に自室の2Fで一人で本読んでたときのこと。
実家は立てた場所が悪いのか、ラップ現象が耐えんかった。
自分は単に家鳴りだと思ってたんだが、その日はポスターが鳴ったのでおかしいなぁと思っていた。
そのうち外で階段を上ってくる足音がして、兄貴が帰ってきたんだと思った。
けど、階段の足音がいつまで経っても止まない。
さすがに3分も経たないうちに不振に思ってドアを開けて外に顔をだした。
階段には困った顔をした見知らぬお姉さんが立っていた。
「あ、○○さん(兄貴)いますか?」
自分はとっさに、ああ兄貴の彼女かなと思って、「まだ帰ってないですよ」と告げた。
「そうなんですか」と途端にお姉さんはしょんぼりした顔になって階段を引き返していった。
また兄貴は変な人と付き合ってるなーと部屋に引き返したんだが、ふと気づいた。
兄貴、出張中で帰ってくるの二週間先なんだよ。
彼女だったらそれくらい知ってるはずじゃないか?
どうして自分はそれまで兄貴が出張なのを忘れてたんだ?
「帰ってくるまで、待たせてもらってもいいですか?」
背後から声がして、気づいたら朝だった。
目が覚めてから、あれは夢だったのかなーと思ったら、携帯に兄貴から連絡があった。
出たら、幼馴染が亡くなったから、焼香だけでも換わりに行ってくれないかって連絡だった。
(今思うと変な話だって思うんだけど)仕方なく制服着て、頼まれた住所に行った。
208:本当にあった怖い名無し
09/10/19 21:04:33 ii10Mbsg0
普通、お通夜のある家って、近くになると看板とか立ってるはずなのに、それがなくておかしいなと思った。
住所の家まで来ても、受付も何もなくて、兄貴が住所を間違えたんだと思って携帯をだしたとこで、玄関から出てきたおばさんに声をかけられた。
「○○くん(兄貴)?」
「あ、○○の弟です」
と答えると、○○くんはもう学生じゃないものね、と笑っておばさんは家に招き入れてくれた。
聞くと亡くなった幼馴染の家には違いないんだが、亡くなってもう5年経ってて、葬式には兄貴も参列したという。
仏壇に手を合わさせてもらったけど、写真は見たことない男の人だった。
どういうことなのかと思って、おばさんと少し話をしていたら、母親から電話が入った。
兄貴が出張先で事故に巻き込まれたという連絡だった。
おばさんに挨拶そこそこに飛び出して、母親との待ち合わせ場所の駅で落ち合って
そのまま兄貴の出張先に向かった。
思ったより早くついたけど、兄貴は乗用車の中に閉じ込められてて救出が遅れたらしく、生死の境を彷徨ってた。
医者にも覚悟してくださいって言われた。
母親を支えながら廊下のベンチに座ってる間、なんか変な足音に気づいた。
まだ明るいうちだったから、病院の待合なんて人いっぱいるから、足音なんて普通なんだけど、何故だかその足音だけ変なんだよ。
そのうち聞きなれた音だからって気づいた。実家の階段を上る音だって。
目の前に、家でみたお姉さんがいた。
「まだかなまだかなまだかな」
と繰り返し呟くお姉さんをみて、こいつが原因だととっさに思った。
自分はそいつを睨み付けて「どっかいけ!」と心で呟いた。
そしたら声がやんで女の目だけがぐるん、て動いてこっちをみた。
顔がぜんぜんうごいてないのに、眼球だけ、ぐるん、て。
さすがにここで、とんでもない相手をしていると気づいて背筋が凍った。
209:本当にあった怖い名無し
09/10/19 21:05:18 ii10Mbsg0
どうしたらいいのかわからず、しばらく女とにらみ合ってた。
そしたらまた、とんとんとん、て別の足音がしてそっちに視線を向けたら、次に女に視線を戻したときには女の姿はなかった。
どうしたんだろうと思ったら、今度は目の前に兄貴と同じ年くらいの男の人が立ってた。
「あいつに、苦労かけるな馬鹿野郎っていっといて」
というと、コブシでとんとんと二回、自分の頭をこついて笑った。
亡くなった、兄貴の同級生の顔だった。
一体何が起こっているかわからず、しばらく呆然とその人の顔を眺めてた。
そしたらまた、破っ!、て別の足音がしてそっちに視線を向けたら、次にその人に視線を戻したときには彼の姿はなかった。
どうしたんだろうと思ったら、今度は目の前に寺生まれで霊感の強いTさんが立ってた。
「大丈夫だったか?今のはかなり強い情念を持った霊のようだったぞ。
だけどまぁ安心しろ。二度と出れないように、俺がきっちり瞑府送りしておいた」
そう言うと、Tさんはこちらの言葉は何も聞かず足早に去っていった。
兄貴は無事目を覚ました。
あとで聞いたら、兄貴は自分に電話をしていなかった。
着信履歴みたら、確か兄貴から電話があった記録がなくなっていた。
自分が体験した不思議なことを話たら、兄貴は泣いた。
210:本当にあった怖い名無し
09/10/20 14:22:51 KTo/EPY3O
Tさんが華麗にスルーされているw
211:本当にあった怖い名無し
09/10/20 15:40:03 lJuaYHFz0
ヨーロッパのとある国に留学してた時の話を
留学したてで言葉もままなら無い頃、よく日本人の友達を家に呼んで飲んでたんだ。
俺の家は、屋根裏で大き目の丸窓から地下鉄の出口が見える。
エスカレーターがだけでモロに出口専用なのだが、怖いのはたまに夜中過ぎに意味も
なく動き始めること。
夜中なもんだから車どおりもなく、音が良く響いて「ブーン」ってなるんだがこれが
怖い。たまに丸窓から覗いて確かめるんだがこれが誰もいない。
まぁそんなことがたまに起こる程度だった。
ところがある週末、いつものように友達を呼んで飲もうと思い、一番仲の良い画学生
に連絡をした。今ちょうど別の友達と飲んでたらしく、家に来るとのこと。
一時間ほどして、そいつが来たわけだが連れはなんと可愛い女の子。
俺は「羨ましい」と思ったのを良く覚えている。
で、その3人で飲み始め芸術や最近のこの町のことを語ったりしてた。
(俺は美術史の学生だった)
12時を過ぎ終電が無くなり、治安もあまり良くない場所なのでいつものように
「泊まってけ」と言ってまた再び飲みだした。
丸窓の傍でタバコを吸っている俺の友達が「エスカレーター動いてるぜ」と。
時計を見たら2時過ぎ。「またか」と思い「たまにあんだよ」と説明した。
すると連れの女の子が興味をもったらしく「どれどれ」とその丸窓を覗いて
「本当だ」となんだかはしゃいでいた。
俺は俺で酒を飲みながら「独りでそれがあると怖い」だのと、
あーでもない、こーでもないと話していた。実はその娘のことが気に入りだしてた
わけだが。
212:本当にあった怖い名無し
09/10/20 15:42:51 lJuaYHFz0
しばらく覗いている彼女がふと「誰かいるよ。」と言って俺を呼んだ。
「まさかぁ。」酔っ払いかなんかだろうと隣から覗くと誰もいない。
「いないじゃん」そういって彼女を見ると「いないねぇ」と俺の友達も
「誰もいるわけ無い」と言ってタバコをふかしていた。
俺はトイレに行き、友達はタバコを吸い終わり部屋で飲み始めた。
ところがずーっと覗いている彼女が、いきなり「あっ!」と小さく叫んだから
二人ともびっくりして「どうしたん?」と聞くと、
「二人出てきたよ。お母さんと子供かな」
「んな馬鹿な」と思い、覗いてみるがやっぱりいない。
「いねーじゃんか」「そういう冗談好きなのか?」「こえーから止めてくれ」
だの散々愚痴った挙句、俺は眠くなったのでそのまま寝てしまった。
翌朝(むしろ昼近くだった)起きると、俺の友達は眠りこけてたが、
彼女がいない。まぁ始発か朝方にでも帰ったのだろうと思い、
気にはかけなかった。が、別の意味で気にはなってたのでその夜電話した。
電話して昨日どうしたのか聞いてみると「寝れなかったから朝方早めに帰った」
とのこと。やっぱそうかぃと思い、どうでもいいような事を一通り話し、
なんとなく今度二人で遊ぼうと約束した。
電話を切ろうとした時、「エスカレーターさ」と話してきた。
なんであんなエスカレーターの話を引っ張るのか?その時は
不思議で仕方なかったが「今日も動くかもなぁ」と冗談交じりで話すと
「今度動いてもあまり覗かないほうがいいよ、見付かるよ」と
彼女が低い声で言った。あまりに低い声で言うものだったから、
その時は「マジで俺はびびりだから、そういうのは止めてくれ」と
ちょっと本気で頼んだことを覚えている。
で、それから3日後、二人で会うことになり、その日は彼女の家に
お邪魔した。俺は料理が出来るので(彼女が料理がまったく出来ない)
俺が夕食を用意して二人で乾杯をした。
213:本当にあった怖い名無し
09/10/20 15:48:22 lJuaYHFz0
それ以来、俺は彼女と付き合うようになった。
友達は偉く無関心で「あっそ、おめでと」ぐらいしか言わず
それからもよく家に来て飲んでたのを覚えている。
ところが、その交際もあまり続かなかった。
付き合い始めたのが、1月か2月だったから、半年程度。
理由はいきなり彼女が日本に帰国したからだ。
帰る間際には相当痩せこけていたのを覚えている、その時は
「やっぱり俺がいても寂しかったのかなぁ」などと
俺を捨てて帰国した理由を考えていた。
帰国前の二週間ほどは殆ど会ってもらえなかった。
おかげで別れもろくに言えず、今も少し引きずっている。
ただ余りに逃げるように帰ったので、俺は相当荒れた。
まぁその画学生の友達と「女なんかどうでもいい」だの
「あんな身勝手な奴だと思わなかった」だの愚痴りまくっていた。
友達は殆どうなずくだけであまり何も言わなかったのを覚えている。
それから半年して、ちょうど一昨年の今頃、
それから別の国のアート学校にさらに留学したその友人からメールが来た。
「彼女が入院した。」
なんでも怪我とかじゃなくて精神的なものらしい。
たしかに付き合ってた頃も結構不思議な子で、金縛りや、独り言は
日常茶飯事で、年中うなされたりひどいと叫んだりしてたのは覚えていた。
ただそこまで酷いとは思っていなかったのでかなりショックを受けた。
その時は日本に帰って様子だけでも見に行くべきかと思ったが、
悲しいもので、学校の単位的にも金銭的にも日本に帰ることは
出来なかった。
214:本当にあった怖い名無し
09/10/20 15:50:52 lJuaYHFz0
それから半年して、夏休みに一時帰国することがあったので、
そのついでに彼女の実家の広島まで行ってみた。
(俺は東京なので、交通費がかなりきつかった。)
住所を頼りに実家を訪問した。どうも様子がおかしいなと
彼女の実家の前で思ったことを覚えている。と言うのも、
なんて説明したらいいか分からんが、なんか色がくすんでた気がした。
インターホンを鳴らすと、彼女の母親が出てきた。
俺を一目見ると、「あなた、○○さん!」と、ほぼ叫んでた。
いきなり叫ばれたのでびびったが、やっぱりその時も変だと思った。
家に入れてもらい居間に通され、彼女の容態を聞こうと思ったとき、
愕然とした。
仏壇に彼女の大きな写真が、そして線香が焚かれていた。
俺はマジで混乱して、どういうことか把握できなかったから
「どうしたんですか!」と叫んだ、叫んですぐさま思ったのは、
「自殺したんだろう」
案の定、入院先から逃げ出してとある雑居ビルから飛び降りたらしい。
その時のことは、正直俺も記憶が今でもあやふやだ。ショックだったし
なにより、やり直すつもりでそれなりの覚悟をしてたからだ。
理由を彼女の母親に尋ねるも、病院に入院していたこともあり、
精神的なものだとしか聞かされなかった。
結局、日も限られていて、墓参りをした次の日には東京に戻り、
その一週間後にはまた自分の留学先に戻った。
留学先の自分の屋根裏のアパートに戻ると、手紙が届いていた。
なんと彼女からだった。正直、生まれて一番びびったかもしれない。
215:本当にあった怖い名無し
09/10/20 15:52:34 lJuaYHFz0
封筒を開けると、酷いものだった。錯乱していた。辛うじて内容は
つかめたが、本当に荒れた字だった。
わたしはしぬ。あれからずっとおいまわされてる。
げんじつにもゆめにもずっと、あのおとと、あのふたりがついてくる。
読める範囲で理解できた言葉はそれだけだった。ただ、デッサンが同封
されており、なんてことは無い俺のアパートの丸窓だった。
俺はあまり泣かないほうだが、この時ばかりは泣いた。
15年ほど前にオヤジが死んだときも泣いたが、それ以上に泣いた。
それを機に、急遽帰国して今に至るわけだが。
帰国する前に、他国へ留学した画学生の国に遊びに行った。
相変わらず飄々としていたが、起こったことをすべて話すと
「黙っていたことがある」といって語り始めた。
なんでも彼女が、俺の家に初めて来て以来、ずっと変な親子に付きまとわ
れていたと言うこと。
なんとなくは予想していたが、当時は、本当にそんなことがあるとは思いも
しなかった。思えば、付き合った半年、後にも先にも彼女はその一度しか家
に泊まっていなかった。
俺にそれを黙っていたのは彼女の思いやりらしく、その画学生の友人も
約束を守り続けていたらしい。
216:本当にあった怖い名無し
09/10/20 15:53:25 lJuaYHFz0
そしてそれを聞かされあと、俺は留学を取りやめ帰国することを打ち明けた。
すると、「実はもう一つ黙っていたことがある」といい
「その親子の霊は、俺がさっさと祓ってやったんだよ」
そう続けた。「言ってなかったっけな?俺の実家寺なんだ」
そうも言った。いきなり言われたもんだから、信じれなかったが
「そしたら彼女にすごい感謝されちゃってさ」
「それ以来、お前に内緒でちょくちょく会ってたんだ」
「と言うか、ぶっちゃっけ付きあってた・・・でも」
そう言うと、いきなり怖い顔して俺にこう言った
「心までは救えなかったんだ」
帰国のための荷物を手っ取り早くまとめ、飛行機のチケットを手配し、
逃げるようにして日本に帰ってくるわけだが、
帰る前に、彼女との思い出の場所やらなんやらを一通り巡った。
その国での最後の夜に、ちょうど2時過ぎ頃、彼女が丸窓を覗いた頃、
エスカレーターがブーンと鳴り始めた。
俺は覗いた。しかもずっとそのエスカレーターが止まるまで見続けた。
そこには悲しげな眼でこちらを見つめる、彼女がいた。
217:本当にあった怖い名無し
09/10/20 20:44:30 Fh2hGjDCO
泣いた
218:本当にあった怖い名無し
09/10/21 15:57:45 nnz31id2O
好きな話だがTさんドコー
219:本当にあった怖い名無し
09/10/21 18:35:33 maB+kClc0
>218
よかった。Tさんが見えなかったのは俺だけじゃなかったんだな。
220:本当にあった怖い名無し
09/10/21 21:36:44 e63xn9cD0
画学生の友人がTさんじゃないの?
221:本当にあった怖い名無し
09/10/22 01:59:35 kC2DHiob0
10年前、サイパンに旦那と旅行に行きホテルで旦那は買い物・私は入浴してた。
真昼間に入浴し、ゆったりした外国の風呂で女王様気分を味わうつもりだったのに
泡風呂で体を沈めて5分もしないうちに浴室の壁からザッ!ザッ!ザッ!と
映画シーンで軍人さんが集団行進する軍靴音がしてきた。
泡の中で硬直する私・・・耳の錯覚だよね♪真昼間に幽霊は出るわけないじゃ。
否定しながらカラ鼻歌の声も震えてきた。
浴室中の壁という壁、鏡の方からも行進足音はドンドン近づいてくて
ゾンビ軍人の幽霊が壁をぶち割るんじゃないかと・・・・
スッポンポンのカール・ルイスのダッシュに匹敵する0.8秒?で
ベッドに潜りこみました。
かなり広い部屋だったので 真 昼 間でも部屋の電気は全て付けてました。
薄い毛布の繊維の隙間から部屋中の様子が透けて見えます。
と ブッ! ブッ! ドアの非常灯が音をたてて消えました。
そして又人ブッ!ブッ!とベッドから遠くの電球が音をたてて消えてくのです。
ベットスタンドの電気が消えた瞬間、横に薄っすら透けた軍人さんが立っているのが
解りました。
上目使って顔を見る事は恐怖でできずベッド横をみるだけで精一杯でした。
ドロドロだったどうしよう~~
軍人さんの革靴の踵をガツンと合わせた音が聞え、
敬礼しているような感じを受けました。
その瞬間、怖さと共にスゴイ悲しみを・・・チョット今思い出して泣いてます。
222:本当にあった怖い名無し
09/10/22 02:00:54 kC2DHiob0
その時です。
浴室の洗面台の下の扉を蹴り開けて、男が部屋に駆け込んで来たのです。
「ご先祖さん達よ、あんたらの悲しみ、苦しみは理解する。
だがこんな所まで出てきちゃいけないぜ」
恐る恐る毛布のすそをまくって様子を窺うと、なんとその男は
あの、寺生まれで霊感の強いTさんだったのです。
「彷徨える魂を導くのは俺達の役目、さぁもう安らかに眠るんだ」
語り掛けるようにそうつぶやくと、Tさんは軍人達の霊目掛けて
「破ぁーーーー!!」と両手を突き出したのです。
掌から放たれた青白い光弾はまばゆい光となって部屋に広がり、
それがおさまると部屋は元通り、しんと静まり返りました。
毛布から首だけ出して事の顛末を見守っていた私に向き直ると
「もう大丈夫ですよ奥さん。さ、心置きなく入浴の続きをどうぞ」
そう言ってTさんはもといた洗面台の下へと戻って行って中から扉を閉めました。
私は浴室の扉を閉め、側にあったスタンドでつっかい棒をして
逃げられなくするとフロントから警察を呼んで貰いました。
ちょうど戻って来た旦那と共に「寺生まれって凄い…」
改めてそう話し合いました。
223:本当にあった怖い名無し
09/10/24 22:05:01 wswxE5/c0
部屋の電気消して、歌番組を見てるとき、金縛りにあったんですよ。
若手歌手の音痴な歌を聴いてるときに、全く身動き出来なくなったんですね。
背筋にも悪寒が走るくらい、室内の空気がとてつもなく重くなり・・・
自分の背後の壁から、何かが迫ってる気配がしたんです。
(こりゃ、ヤヴァイ・・・)
でも、金縛りで動けない。
その時、どこからともなく颯爽とTさんが現れたんです!!
(これが噂のTさんか!助かったかも!!)
「そこまでだ!低俗霊め!」
Tさんがその腕から光弾を放とうとした、まさにその時。
『あの頃は~♪ 破!!』
某有名巨大女性歌手の歌と共に、TVから光弾が飛んできて、背後の霊に激突したんです!!!
低俗霊は木っ端微塵にw
Tさん、唖然としてましたよ・・・口をあんぐり開けて・・・
そして一言。
「ちくしょー!!この男女歌手め!!!俺の仕事の邪魔しやがって!!」
Tさん、右手で涙を拭いながら走り去っていきました。
寺生まれって変に凄い・・・ライバル視された某歌手も凄い・・・って心底思いましたね。
224:本当にあった怖い名無し
09/10/24 23:20:20 b2JOBI1gO
ちょwwあっこさんwwww
225:本当にあった怖い名無し
09/10/24 23:26:32 Y688dPilO
最強のライバルが登場…
本人の強さも含め、テレビによる全国一斉砲撃…
どうなるTさん!
ついに新章突入!
君も、あの鐘をならせ!
226:本当にあった怖い名無し
09/10/25 01:31:30 0nEIr9tZO
友達と二人で夜道を歩いたいた時なんですけど、その日は部活で遅くなって、近道をしたんです。
その近道…っていうのが、墓地を抜けるんです。
一人だととても怖いんですけど、友達と二人だったから『ま、いっか』みたいな感じで。
墓地の半ばに来た頃、なんだか急に重苦しくなっちゃって…
友達も「嫌な感じ」と泣きそうに…
その時、物音がしたんです!二人して抱き合って、腰が抜けちゃって、その場に座り込んじゃって、泣きじゃくってました。
凄く怖かったんです。
暫くすると、その辺の墓石から無数の人魂の様な物が、私達を取り囲む様に迫って来ました。
もうどうしていいかわからない。ここで死ぬのかなぁ…なんて、色々な想いが頭をよぎりました。
その時、友達のカバンの中から、けたたましい男勝りの笑い声が、墓地一帯に木霊したんです!
「あーっ破っ破っ破!あーっ破っ破っ破!」
笑い声と共に、純白の光が、まがまがしい人魂に向かって放たれました!
そういえば部活の時、景品が当たったと某巨大女性歌手の人形を持ってきて見せてくれたんです。
カバンから取り出すと、のたうち回りながら光弾を放ち続けてました。
やがて、人魂は消え去り、私達は助かったんです!
今度は嬉しくて泣きました。
すると…近くの木の陰から、男の人が泣きながら怒り顔で飛び出してきました。その人は、憎しげに人形を睨みつけ…
「破っ!破っ!破っ!…」
と青い光を腕から出して、人形を打ち続けました。
「!…何するんですか!」
私は怒りながら文句を言いました。
「…貴様のせいで!貴様のせいで、女子高生と仲良くなるチャンスを無くしたじゃないか!潰してやる!破っ!破っ!破っ!」
人形は粉々にされてしまいました。
寺生まれって酷い…本当に憎らしく思いました。
227:本当にあった怖い名無し
09/10/25 02:04:45 0nEIr9tZO
友達とカラオケに行ったんだ♪
寺生まれなんだけど、そんなのはどうでもいいらしくて、凄くはじけたんだよねo(^-^)o
途中からその友達のお兄さんも参加したんだ(*^-^)b
友達が『あの鐘を鳴らすのはあなた』を歌い始めた途端に、お兄さんの表情が一変してさぁ(-.-;)
「こいつ…こんな所まで俺の邪魔をする気か…」
とかなんとか呟いてるんよ(?_?)
友達は素知らぬ顔で歌い続けてるんだけどさぁ…お兄さんはみるみるうちに真っ赤になって、プルプル震えてる訳よ(((゜д゜;)))
歌が佳境に差し掛かった頃、突然お兄さんが暴れ出したの。もぅビックリしたわぁ( ̄□ ̄;)!!
「破ぁーーーーーっ!」
ってデカい声で怒鳴ったかと思うと、手から青白い光弾出してさ、カラオケマシンぶっ壊しちゃった\(゜□゜)/
気持ち良く歌ってた友達は、お兄さんの暴挙にブチ切れちゃってf^_^;
「何さらすんじゃ!このクソ兄貴!!」
「うるさい!お前がくだらん歌手の歌なんざ歌うからだろうが!」
って具合で兄妹喧嘩始めちゃったのよ(T_T)
ただの喧嘩なら可愛いんだけど、二人して光弾撃ちまくるもんだから、カラオケ屋が壊れる壊れる…Y(>_<、)Y
私は二人をほっといて、そそくさと退散させてもらったの(/_;)/~~
寺生まれの兄妹ってほんとバカねぇ…入れ替わり突入する機動隊を横目に、そう思ったわ……(-.-)zzZ
228:本当にあった怖い名無し
09/10/25 02:22:30 ufzn8Xa4O
なんとかの日記だろ?
229:本当にあった怖い名無し
09/10/25 05:13:47 gVtKWYk+O
群馬県の田舎の方である一家が心中したそうです。
それから数ヵ月後、その家が壊されることになりました。
その時、東京の大学の「オカルト研究会」みたいなサークルに所属する学生が
壊される前にその家を見物しに行こう、ということになりました。男2人女2人の4人で。行ってみるとその家は壊されかけでした。いろいろなモノが散乱しています。ビデオを撮りながら「お邪魔しまーす」。
「ここが台所ですね」「トイレ借りていいですか」
・・・ふざけてる内に片方の女の子が怖くなってしまったので帰る事にしました。
「お邪魔しました~」ここでビデオも撮るのをやめ、車に乗り込みました。
帰りの車の中でもう一人の女の子が
「この指輪拾ってきちゃった。記念に部室に置いとこーよ!」
後日。
男のアパートでビデオを見ることにしました。
「お邪魔しまーす」「いらっしゃい」
聞こえないはずの声が聞こええ4人は互いを見つめあいました。
「ここが台所ですね」「はい」
「トイレ借りていいですか」「どうぞ」
「お邪魔しました~」
「待て」
沈黙してしまった4人。その時、全員の携帯が一斉に鳴り出しました。
一瞬パニックになりましたが落ち着きを取り戻し全員電話に出てみました。
男2人の携帯はいずれも無言電話。怖がりの女の子も無言電話。
指輪を拾った子の携帯からは
「指輪返して・・・・・」
T『破ァ!!!!』
「ぐっ・・・指・・・輪・・・」
T『その指輪は人間が持っているべきものじゃない。俺に出来るのはここまでだ』
こうして彼らの、指輪を捨てる旅が始まったのです。
230:本当にあった怖い名無し
09/10/25 06:35:51 c+H1YgepO
朝からワロタ
みんなすごいなw
231:本当にあった怖い名無し
09/10/25 23:58:24 la9MQLA+0
Tさんは神出鬼没なのと共に、初見の一般人でも
もはや名の知らぬ人がいないほどの全国区なのかw
232:本当にあった怖い名無し
09/10/26 14:18:06 YxZWgq6u0
431 :おさかなくわえた名無しさん:2007/09/04(火) 16:00:23 ID:DnYdB0Ku
友人3人と料理好きの友人R子宅に遊びに行ったら、青菜入りのグラタンを作ってくれた。
おいしいね、とパクパクやっていたら、友人の一人N美が「あー、小エビも入ってる。
私小エビ好きなんだー」とエビっぽいものをパクリ。
するとR子が「え……?私エビなんか入れてないよ?」と不思議そうに言った。
じゃあ今のは?と思っていたらN美がごそごそやって「え?嘘でしょ、ほらもう一匹いた」
とまた小エビをスプーンの上にのせて見せてくれた。
加熱されて丸まった、小エビサイズの芋虫でした。
「破ぁ!!」
次の瞬間、食器棚から寺生まれで霊感の強いTさんが飛び出した!!
Tさんは目にも留まらぬ早業で二人に強烈な手刀をお見舞いすると、
グラタンの皿を引っ掴んで窓の外に放り投げた!
一仕事終えたTさんは、呆然とする私に向き直ると
「本来なら君も記憶を失くしてもらうんだが……。
君みたいな美少女を殴るのは、あまりに忍びないぜ」
と言い残して玄関から出て行った。
泡を噴いて気絶している友人達を見て、寺生まれって凄い、改めてそう思った。
233:本当にあった怖い名無し
09/10/26 23:07:17 ligJrD8y0
霊感と関係ないよTさんwww
234:本当にあった怖い名無し
09/10/27 19:08:19 VU3VfdVi0
ここは江戸の奉行所。今、お白洲では奉行の裁きが行われているのであった。
「では義介、先日、一本桜にて異形の者を退けたのは自分であり、
結果、襲われていた大黒屋一行を救ったのも自分である。と、そう申すか」
「その通りにございます」
「しかし、大黒屋親子と共に怪異におうた丁稚の佐吉は、
自分達を助けてくれたのは『寺生まれで霊感の強いTさん』なる者だった。
そう述べておるが、どうじゃ?」
「大黒屋のご主人は私を『化物退治してくれた人』だと認めて下さいました。
年端の行かない小僧さんの言う事です。人が光の塊を撃ち出したとか、何か思い違いをしてるんだと思います。
他愛ない勘違いなら良いのですが、人様を礼金を騙し取る詐欺師呼ばわりして、あげくにこのありさまでございましょう?
私の疑いが晴れましたら、小僧さんにはきつくお灸をすえてやって下さい。」
「大黒屋は己が娘を庇う為に異形の者へ背を向けており、誰が祓ったかは見ておらん。
その場に居た者で、一部始終を見ておったのは佐吉のみだが、それでもシラを切るか」
「お言葉ですがお奉行様、子供の言うことのみで断を下すとはあまりにも乱暴に過ぎると言うもの。
私に罪があると仰るなら、きちんとした証拠をご用意頂きとうございますな」
「ほう、きちんとした証拠とな…」
「ええ、そうですとも。その丁稚が言う『光の塊を放って怪異を祓った、寺生まれで霊感の強いTさん』
とやらを、ここに連れてきてもらおうじゃありませんか」
「その者がおれば、罪を認めると申すのだな?」
「はい、そんな奴が本当に居るなら、私は礼金をちょろまかそうとしたケチな詐欺師で結構でございます」
「おう義介、俺は今はこうやって侍をやってるが、元々は寺生まれなんだよ。
で、T山だからTとだけ名乗ってたら、町の連中は俺をTさんと呼ぶようになった」
「えっ?」
「でもって、それなりに強い霊感ってのも持っててな… 破ッ!」
後日、江戸の町に『狐火を使う妖怪が奉行を喰い殺して入れ替わり、お裁きをしている』と、うわさが流れたという。
235:本当にあった怖い名無し
09/10/28 02:23:27 4bi+LeqiO
妖怪扱いwww
236:本当にあった怖い名無し
09/10/28 14:30:22 q5s8qnSCO
今日、TXの柏の破ァキャンパス駅で
Tさん見かけたよ。
237:本当にあった怖い名無し
09/10/28 21:55:12 I/ilKID50
友達と二人で話してたら、久しぶりに心霊写真を撮ってみたいと誰かが言い出したので、
近くの山道に惨殺事件があってからも未だに取り壊されず残されてた民家があるので夜中に行ってみた。
玄関から居間、風呂場とトイレ、キッチンに父親の部屋、階段から二階へ行き、
子供部屋からベランダ、母親の部屋、階段を降りて一階へ。
最後に家をバックに一人ずつ。片っ端から写真撮って帰った。
んで今日。出来上がった写真を見て俺達は驚いた。
何も写ってないのだ。
もちろん俺達は普通に写ってる。霊的な物が何も写ってなかったのだ。
「・・おかしくね?」
「もう成仏しちゃったとか、じゃねぇかな?」
「やっぱそうなのかな。じゃあ、あそこ行ってももう心霊写真撮れないって事か。無駄だったなぁ」
「そうでもないよ。行く途中に結構周りから孤立してる民家、一軒あるから。次はそこ行こうぜ」
「おぉ!マジで?そこも廃墟?」
「んな訳ねぇじゃん。普通に人住んでたよ。今日の夜行こうぜ」
「おっけ、分かった。今の内に適当に準備しとくわ」
「待て」
後ろから掛けられた声にハッとして振り返ると、柱の陰から男が現れた。
ここは雑居ビルの使われていない最上階フロア。用もなく誰かがやってくる事はない筈だ。
「やはりお前らか」
現れた男は大股でこちらにやってくる。
238:本当にあった怖い名無し
09/10/28 21:56:31 I/ilKID50
その男は、がっしりした長身で僅かに浅黒く日焼けし、伸び放題の肩までの黒髪と無精ヒゲで
一見して軽薄な最近の若者風だったが、その眼光は鋭かった。
「…誰だお前は…どうやってここが解った?」
「惨殺事件のあった山道の民家から、霊体の残滓を辿って調べていたのさ。
成仏できずに苦しんでいる霊に頼まれたんでね」
「!!するとあの家で心霊写真が撮れなくなったのは…!?」
「あぁ、うちの寺で手厚く弔って俺が成仏させた。そして彼等にお前達の事を聞いたのさ」
俺たちの目の前に仁王立ちになった男は静かに、しかし怒りも露わに俺達を睨みつけた。
「お前達のしてきた事は決して許される事じゃあない」
そう言うと男は左右の掌を俺達にかざす。
咄嗟に飛び退いて身をかわす俺達だったが男は素早かった。
「無駄だ悪鬼ども!おのれの業を贖え!!破ぁ~~~!!!!」
両手から放たれた二つの青白い光弾が俺と友人の胸を貫く。
刹那、醜い獣の顔をした煙のようなものが俺達の体から引剥がされ、
弾き飛ばされて苦悶の顔を見せて消滅した。
俺と友人は魂でも抜かれたようにぽかんと口をあけてその場にへたり込んだ。
片手で煙草に火を付けると、男は窓から外の様子を窺うように背を向けた。
遠くでパトカーのサイレンが鳴っている。
「お前達に憑いていたモノは消滅した」
「お、俺達は一体…」
「…お前らは邪悪な存在に操られていたのさ」
「じゃあ俺達のしてきた事は…」
「奴らに唆されてした事だ、だがな…」
239:本当にあった怖い名無し
09/10/28 21:57:40 I/ilKID50
「だが責任の一端はお前達にもある」
「!?」
「お前達はな、奴らに魅入られたのさ。奴らは取り憑く相手を選ぶ。
お前達の邪な心が奴らを呼び寄せたんだ」
「そんな…じゃあ俺達は…やっぱりこの手で…」
こちらを振り返り俺達を憐みの目で見つめると、男はやるせなさそうに、ゆっくりと煙草の煙を吐いた。
「…警察の偉いさんに…俺の親父の知り合いがいてな、親父づてに事情は話してある。
悪鬼は祓った。今度はお前達が贖う番だ。
お前達に真摯に償う気持ちがあれば罪はそんなに重くはならないだろう。」
やがてパトカーがビルの真下に停まり、刑事と数名の警察官に促されて俺達は大人しく捕まった。
連れて行かれる前に後ろを振り返ると、男はまだ窓際に佇んでいた。
「あの…ありがとうございました」
振り向きもせず、片手を挙げて応える男に深く一礼すると俺達は再び歩き出す。
そうして部屋を出る間際の俺達の背に、呟くように男が声を掛けた。
「悔い改めろよ…俺にだって、祓えないものはあるんだ…人の心、とかな」
ハッとして振り向くと、相変わらず向こうを向いてはいるが、その拳は何かに耐えるように固く握られ、
背中はまるで泣いているかのようだった。
その背中に再度深々とお辞儀をすると、寺生まれって凄い、溢れ出す涙を拭いながら俺はそう思った。
240:本当にあった怖い名無し
09/10/28 22:24:12 Tnmb/TmdO
これはいいTさん
241:本当にあった怖い名無し
09/11/03 02:11:11 qoaBAWLdO
下がりすぎage
242:本当にあった怖い名無し
09/11/03 02:44:14 z1jgHUfs0
破ァ!
243:本当にあった怖い名無し
09/11/04 00:03:17 mV0wFTGi0
俺が大学生の頃の話。
学校の近くの寮に住んでた俺はある日の朝、電話の音で目覚めた。
受話器をとると、
「誰やお前!?なんででるねん!」の声。
ちなみに俺は大阪在住。学校も大阪。
びっくりして何か言いかえそうとしたら、既に電話は切れていた。
で、変な電話だなあと思いつつも起床して学校へ行った。
夕方
その日はサークルの飲み会があって、皆とバス停で待ち合わせ。
しかし誰もこない。
携帯電話を持ってない俺は誰とも連絡がとれず、家の留守電に
何かメッセージが入ってないか確認しようと思い、公衆電話から家にかけてみた。
すると、受話器をとる音が。
誰も居ないはずなのに。
驚いた俺は
「誰やお前!?なんででるねん!」
「俺だ。」
俺は受話器を取られた時以上に驚愕した。
244:本当にあった怖い名無し
09/11/04 00:04:20 5/8El4Ud0
「い…いや!だから誰やねんお前!?」
「すまんな、勝手に上がらせて貰った。俺はここから歩いて5分の…ちょっと待て」
受話器の向こうからは激しい戦闘音が聞こえ、やがて
「破ァーーー!!」という声と共に
何か光弾のようなものが炸裂する音が聞こえ、そして静かになった。
「…あぁ、悪い。俺はここから歩いて5分程の所の寺のTってもんだが」
「実はうちで除霊してた壷からタチの悪い悪霊が飛び出して
この部屋に逃げ込んだんだ」
「だが安心しろ、たった今そいつは俺が仕留めた。部屋が少しばかり
散らかっちまったな、片付けておくから勘弁してくれ、じゃあな」
一方的にそれだけ言うと、電話は切れてしまった。
慌てて寮に戻ると部屋の中は何かと争った跡と、散らかった物を適当に
隅に寄せた跡があり、とても片付けたとは言えないぐらい雑然としていた。
ブツクサ言いながら整理していると、押入れの襖が開けられ、
そこに物を適当に詰め込みかけの状態で放置されていた。
嫌な予感がして中を調べると、奥の段ボールが物色されており、
俺のエロDVDコレクションの中から秘蔵の
『メモリアル・コレクション 堤さやか引退記念』のDVDがなくなっていた。
245:本当にあった怖い名無し
09/11/04 00:06:02 5/8El4Ud0
なぜかIDが変わっとるが>>233と>>244は同じ一話ですじゃ。
246:本当にあった怖い名無し
09/11/04 00:07:04 mV0wFTGi0
間違えたorz
>>243と>>244が同じ一話ね。
247:本当にあった怖い名無し
09/11/04 00:33:05 LepVCk7vO
何人いるんだw
248:本当にあった怖い名無し
09/11/04 00:50:37 FerqbLg40
>>243-244
Tさん、霊が絡まなきゃただの泥棒だ。 いや、絡んでても泥棒か。
秘蔵って言うくらいだから凄いんだろうけど、どのくらい凄いのか良くわかんないや > DVD
うおおぉぉぉぉ~そりゃ酷ぇよTさんッ! なんて共感できなくて残念。
でも面白かった。
249:本当にあった怖い名無し
09/11/04 01:42:02 mV0wFTGi0
>>247
自分でもびっくりですw
250:本当にあった怖い名無し
09/11/04 02:30:53 juUzKm9g0
ID:mV0wFTGi0 「誰やお前!?なんで(違うID)でるねん!」
ID:5/8El4Ud0 「俺だ。」
ID:mV0wFTGi0 「い…いや!だから誰やねんお前!?」
ID:5/8El4Ud0 「破ァーーー!!」
ID:mV0wFTGi0 のエロDVDコレクションの中から秘蔵の
『メモリアル・コレクション 堤さやか引退記念』のDVDがなくなっていた。
251:本当にあった怖い名無し
09/11/04 08:55:44 GUOmI79+O
そのDVDが欲しい
252:本当にあった怖い名無し
09/11/04 21:52:07 1YAF62tU0
深夜二時ごろ、家に帰る途中で腹が痛くなって、ある公園のトイレで大便をしたんだ。
その公園は昔ホームレスが自殺したって話で、普段は深夜に絶対近づかないんだけど、その日は背に腹は代えられず仕方なく入った。
薄暗くて不気味で、汚れた壁は落書きだらけ、そんな男子トイレで、なんか寒気がするなーとビビりながら無心で用を足したんだ。
出した後で紙がない事に気付いた。
仕方なく、女子トイレからトイレットペーパーを拝借する事にして、一旦ズボンを上げて外に出た。
女子トイレって外からは見えないように作られているから、入口から中は全く見えないんだよね。
中に人がいたら変態になっちゃうから、入口にむけて
「すいませ~ん、すいませ~ん」
って何度か呼びかけて、返事がないのを確認した後、おそるおそる女子トイレを覗きこんだんだ。
すぐに違和感を感じた。
人の呼吸というか、気配があるんだよね、それにじっと見られてる感じがする。
視線を辿ると、奥に個室が2つ見えた。
右は空いてるんだけど、左は閉まってる。だけど、鍵はかかってないんだ。lockのマークになってないのね。
あれ? って首を傾げた。
明らかに人が入ってるよな、て。
中でドアが開かないように押さえているんだ、と。
だけどなんで? 返事をしないのはおかしい。
それに、物音一つたてずに静まりかえってるのがやけに不気味で、中に入るのを躊躇したんだよね。
253:本当にあった怖い名無し
09/11/04 21:52:48 1YAF62tU0
ちょっと考えて、もしかして、中にいた女の人は用を足す途中で、返事するのが恥ずかしかったのかもって思った。
今も音とか聞かれたくなくて、じっとしてるのかもってね。
だから、トイレの傍にあるベンチで座って少し待つ事にしたんだ。
だけど5分くらい待っても誰もでてこない。お尻のうんこも時間が経って気持ち悪い。
決心してまた女子トイレに声をかけたんだ
「すいませ~ん、紙借りても良いですか?」
返事は無かった。おそるおそる再び中を覗いて、びっくりした。
今度は、右のドアが開いて、左のドアが閉まってる。
中の人が移動してるんだよね。そして、開いてる個室には、見えるようにトイレットペーパーが8束くらいつまれてるんだ。
それを見て血がひいて、ゾクッとした。
あっ、中に入れたいんだ、誘い込もうとしてるんだって。
おそらく男子トイレの分のトイレペーパーも全部そこに集めて、取りにくるのを待ち構えてるんだ。って。
それに気付いた恐怖で、つい呆然と立ち尽くしてた。
そしてたら、閉まってる個室の中から、低い、じじいみたいな声が聞こえたんだ。
「紙、あるよ」
って。
254:本当にあった怖い名無し
09/11/04 21:54:31 1YAF62tU0
そしてゆっくりと、閉まってたドアがギィィィィっと開きはじめた。
隙間からは、吊り上がった恐ろしい目がこちらを覗いていた。
直ちに身を翻して、全速力で、逃げ出さなくてはならない。
そんな事分かってる。しかし、腰を抜かしてしまったのか、足が竦んでしまったのか
誰かに掴まれいるみたいに体の自由がきかない。
俺は、既に誘い込まれていたんだ。
少しずつ、少しずつ。何かに引きずられるように、俺の体は開かれたドアに近づいていく。
その分、体は軋み意識は遠のいていく。もういい、もういい。もう早く楽にしてくれ!
そう念じたその時だった。
「おい!」
聞き慣れた声が頭にこだました。懐かしくて力強いバリトンだ。
助けが来たのか?でも一体どこから・・・?
「おいってば!いつまで寝てんだよ!軽めの破ぁっ!!」
目を開くと俺は電特急電車の座席にいて、隣に座った寺生まれのTさんが
面倒くさそうな顔でこちらを見ていた。
全部夢だったのか。長時間の電車移動に疲れて眠ってしまっていたようだ。
なにやら頬の辺りがじんじんと痛むが、とりあえずTさんに何事か聞いてみる。
「もうすぐ静岡だぞ、そっちの窓から富士山見えるんじゃないか」
なんとTさんは、俺が富士山を見逃さないようにと起こしてくれたのだ。
それも、手から気の弾まで打ち出して。
結局、急な大雨で俺達は富士山を見れなかったけど、寺生まれってやっぱりすごい。
鯛飯をパクつきながら、なんとなくそう思った。
255:本当にあった怖い名無し
09/11/05 01:27:34 T4VlZXIUO
破ぁっ!!
256:本当にあった怖い名無し
09/11/05 02:04:42 gL2zyhqr0
軽めの破ぁっ!!
257:本当にあった怖い名無し
09/11/05 07:30:46 dhZ9lXOcO
Tさん可愛いw
258:本当にあった怖い名無し
09/11/05 19:35:21 29HrObbn0
少し前に体験したお話。
夢、だと思うんです…しかし、あまりにも生々しかった。
確か夜中の3時頃だった、はず。いろんなサイトで怖い話を読んでおりましたところ、ある瞬間、PCモニターの上部に「何か黒いもの」があることに気がついたのです。
人の頭。
黒髪の頭がPCモニターの上部から出た状態。
PCモニターの裏側に人の顔があり、裏側から頭を出しているんです。
しかもそれは、少しずつ、少しずつ、上へ上へと上がってきています。
恐怖で体が動かず逃げ出すことが出来ません。前髪が見えてきて、目が見えてきて、そのままの状態で止まりました。
「目は絶対に合わせてはいけない」と感じ、PC画面だけを見てはいたものの
視界には入っています。
声の主はその黒髪の頭でしょう。
「大人になるまで、このことは話しちゃだめだよ?」
少女が、友達と他愛もない約束をする、そんな口調でした。
目が不気味に、細まっていました。きっと笑っていたんですね。
259:本当にあった怖い名無し
09/11/05 19:36:09 29HrObbn0
その瞬間、モニターに人影が映っていることに気づきました。
目の前に生首、背後に人の気配。
私は振り返る事が出来ずに、ただただモニターを凝視するしかありませんでした。
すると、背後の何者かがおもむろに声を発しました。
「大人になるってどういういことだい?二十になればそれで大人か?
それとも夢を捨てることか?」
聞き覚えのある声にびっくりして振り返ると、そこに立っていたのは寺生まれで霊感の強いTさんだったのです。
Tさんはこちらを見ずに、窓の外を眺めていました。
星を探しているように。あるいは何かを思い出しているように。
しばらくTさんに奪われていた視線を元に戻すと、PCの後ろの生首が
いつの間にか消えていました。
なんだかよく分からないけれど、Tさんが助けてくれたようなので
丁寧にお礼を言うと、Tさんは
「俺が大人にしてやろうか?」
などとのたまい、そのまま警察に連れていかれました。
「寺生まれってやっぱりスゴイ」
慣れた様子でパトカーに乗り込むTさんを見て、本当にそう思いました
260:本当にあった怖い名無し
09/11/05 19:44:45 Yi+XrFjoO
Tさんがクマ吉くんで再生された
261:本当にあった怖い名無し
09/11/05 20:28:15 lOhKC3sBO
>>260
誰かと思ってググッたらギャグ漫画日和のよく逮捕される奴か。
一理ある。
262:本当にあった怖い名無し
09/11/05 22:31:37 lq9JR8zDO
社長「今日から我が社に入社することになったマンコさんだ」
社員「ザワザワザワザワザワ…」
社長「じゃあマンコさん。みんなに挨拶して」
マンコ「…く…く波゚ぁ!」
社員「よろしくね!一緒に頑張りましょうね!」
マンコ「く波゚ぁ!」
263:本当にあった怖い名無し
09/11/06 01:53:18 DTO0s9lc0
昔うちの近所に変な自販機があった。
何故か日によってある場所が違い、どこにもない日もあった。
売っているものは「心霊写真」。
10枚位陳列されていて、写りがいいものほど値段が高かった。
漏れは買った事なかったけど。
ある時、ふと興味が湧いてその写真を買ってみようと思った。
夕暮れに染まる例の変な自動販売機。今日はちゃんとある。
小銭を持って何故だかドキドキしながら近づいて行くと、
突然自動販売機が2本の足を生やして立ちあがった!
いや、よく見ると若い男が自動販売機を担いでいたのだった。
「なんだボウズ?今日はもう終わりだぞ」
そう言ってその男はそのまますたすたと歩いて行った。
「また明日な。…破ぁ、こいつを背負って週5で寺との往復はきついぜ。
おまけにさっぱり売れないと来たもんだ。やっぱ寺に持ち込まれた
写真の焼き増しじゃあダメなのかな。
しかし親父の目を盗むのは大変で写真ぐらいしかブツブツ…」
寺生まれっていろいろと大変だな。
後ろ姿を豆粒ぐらいになるまで見送りながら、改めてそう思った。
264:本当にあった怖い名無し
09/11/06 01:58:13 u8UJfOm8O
VIPで自販機が自力で動き回るSS読んだの思い出した
265:本当にあった怖い名無し
09/11/06 02:29:58 WKaJ98WX0
哀愁
266:本当にあった怖い名無し
09/11/09 18:53:16 qLXluR8m0
Tさんに34歳婚活詐欺女を破ァしてもらいたい
267:本当にあった怖い名無し
09/11/10 01:31:06 qAcm6GavO
T「おっとそこまでだ。
男を手玉に取るピザ女、お前には地獄の鬼がお似合いだぜ!!破ぁっ!!!」
268:本当にあった怖い名無し
09/11/10 10:35:52 Ud8/o12S0
Tさんの手が青白く光った。
すると閃光が直径1メートルほどの輪になり回転しながら
あまりのまぶしさに俺は目が
青白い閃光がデブスを貫き肉塊がポップコーンのように飛び散った