09/11/04 00:07:04 mV0wFTGi0
間違えたorz
>>243と>>244が同じ一話ね。
247:本当にあった怖い名無し
09/11/04 00:33:05 LepVCk7vO
何人いるんだw
248:本当にあった怖い名無し
09/11/04 00:50:37 FerqbLg40
>>243-244
Tさん、霊が絡まなきゃただの泥棒だ。 いや、絡んでても泥棒か。
秘蔵って言うくらいだから凄いんだろうけど、どのくらい凄いのか良くわかんないや > DVD
うおおぉぉぉぉ~そりゃ酷ぇよTさんッ! なんて共感できなくて残念。
でも面白かった。
249:本当にあった怖い名無し
09/11/04 01:42:02 mV0wFTGi0
>>247
自分でもびっくりですw
250:本当にあった怖い名無し
09/11/04 02:30:53 juUzKm9g0
ID:mV0wFTGi0 「誰やお前!?なんで(違うID)でるねん!」
ID:5/8El4Ud0 「俺だ。」
ID:mV0wFTGi0 「い…いや!だから誰やねんお前!?」
ID:5/8El4Ud0 「破ァーーー!!」
ID:mV0wFTGi0 のエロDVDコレクションの中から秘蔵の
『メモリアル・コレクション 堤さやか引退記念』のDVDがなくなっていた。
251:本当にあった怖い名無し
09/11/04 08:55:44 GUOmI79+O
そのDVDが欲しい
252:本当にあった怖い名無し
09/11/04 21:52:07 1YAF62tU0
深夜二時ごろ、家に帰る途中で腹が痛くなって、ある公園のトイレで大便をしたんだ。
その公園は昔ホームレスが自殺したって話で、普段は深夜に絶対近づかないんだけど、その日は背に腹は代えられず仕方なく入った。
薄暗くて不気味で、汚れた壁は落書きだらけ、そんな男子トイレで、なんか寒気がするなーとビビりながら無心で用を足したんだ。
出した後で紙がない事に気付いた。
仕方なく、女子トイレからトイレットペーパーを拝借する事にして、一旦ズボンを上げて外に出た。
女子トイレって外からは見えないように作られているから、入口から中は全く見えないんだよね。
中に人がいたら変態になっちゃうから、入口にむけて
「すいませ~ん、すいませ~ん」
って何度か呼びかけて、返事がないのを確認した後、おそるおそる女子トイレを覗きこんだんだ。
すぐに違和感を感じた。
人の呼吸というか、気配があるんだよね、それにじっと見られてる感じがする。
視線を辿ると、奥に個室が2つ見えた。
右は空いてるんだけど、左は閉まってる。だけど、鍵はかかってないんだ。lockのマークになってないのね。
あれ? って首を傾げた。
明らかに人が入ってるよな、て。
中でドアが開かないように押さえているんだ、と。
だけどなんで? 返事をしないのはおかしい。
それに、物音一つたてずに静まりかえってるのがやけに不気味で、中に入るのを躊躇したんだよね。
253:本当にあった怖い名無し
09/11/04 21:52:48 1YAF62tU0
ちょっと考えて、もしかして、中にいた女の人は用を足す途中で、返事するのが恥ずかしかったのかもって思った。
今も音とか聞かれたくなくて、じっとしてるのかもってね。
だから、トイレの傍にあるベンチで座って少し待つ事にしたんだ。
だけど5分くらい待っても誰もでてこない。お尻のうんこも時間が経って気持ち悪い。
決心してまた女子トイレに声をかけたんだ
「すいませ~ん、紙借りても良いですか?」
返事は無かった。おそるおそる再び中を覗いて、びっくりした。
今度は、右のドアが開いて、左のドアが閉まってる。
中の人が移動してるんだよね。そして、開いてる個室には、見えるようにトイレットペーパーが8束くらいつまれてるんだ。
それを見て血がひいて、ゾクッとした。
あっ、中に入れたいんだ、誘い込もうとしてるんだって。
おそらく男子トイレの分のトイレペーパーも全部そこに集めて、取りにくるのを待ち構えてるんだ。って。
それに気付いた恐怖で、つい呆然と立ち尽くしてた。
そしてたら、閉まってる個室の中から、低い、じじいみたいな声が聞こえたんだ。
「紙、あるよ」
って。
254:本当にあった怖い名無し
09/11/04 21:54:31 1YAF62tU0
そしてゆっくりと、閉まってたドアがギィィィィっと開きはじめた。
隙間からは、吊り上がった恐ろしい目がこちらを覗いていた。
直ちに身を翻して、全速力で、逃げ出さなくてはならない。
そんな事分かってる。しかし、腰を抜かしてしまったのか、足が竦んでしまったのか
誰かに掴まれいるみたいに体の自由がきかない。
俺は、既に誘い込まれていたんだ。
少しずつ、少しずつ。何かに引きずられるように、俺の体は開かれたドアに近づいていく。
その分、体は軋み意識は遠のいていく。もういい、もういい。もう早く楽にしてくれ!
そう念じたその時だった。
「おい!」
聞き慣れた声が頭にこだました。懐かしくて力強いバリトンだ。
助けが来たのか?でも一体どこから・・・?
「おいってば!いつまで寝てんだよ!軽めの破ぁっ!!」
目を開くと俺は電特急電車の座席にいて、隣に座った寺生まれのTさんが
面倒くさそうな顔でこちらを見ていた。
全部夢だったのか。長時間の電車移動に疲れて眠ってしまっていたようだ。
なにやら頬の辺りがじんじんと痛むが、とりあえずTさんに何事か聞いてみる。
「もうすぐ静岡だぞ、そっちの窓から富士山見えるんじゃないか」
なんとTさんは、俺が富士山を見逃さないようにと起こしてくれたのだ。
それも、手から気の弾まで打ち出して。
結局、急な大雨で俺達は富士山を見れなかったけど、寺生まれってやっぱりすごい。
鯛飯をパクつきながら、なんとなくそう思った。
255:本当にあった怖い名無し
09/11/05 01:27:34 T4VlZXIUO
破ぁっ!!
256:本当にあった怖い名無し
09/11/05 02:04:42 gL2zyhqr0
軽めの破ぁっ!!
257:本当にあった怖い名無し
09/11/05 07:30:46 dhZ9lXOcO
Tさん可愛いw
258:本当にあった怖い名無し
09/11/05 19:35:21 29HrObbn0
少し前に体験したお話。
夢、だと思うんです…しかし、あまりにも生々しかった。
確か夜中の3時頃だった、はず。いろんなサイトで怖い話を読んでおりましたところ、ある瞬間、PCモニターの上部に「何か黒いもの」があることに気がついたのです。
人の頭。
黒髪の頭がPCモニターの上部から出た状態。
PCモニターの裏側に人の顔があり、裏側から頭を出しているんです。
しかもそれは、少しずつ、少しずつ、上へ上へと上がってきています。
恐怖で体が動かず逃げ出すことが出来ません。前髪が見えてきて、目が見えてきて、そのままの状態で止まりました。
「目は絶対に合わせてはいけない」と感じ、PC画面だけを見てはいたものの
視界には入っています。
声の主はその黒髪の頭でしょう。
「大人になるまで、このことは話しちゃだめだよ?」
少女が、友達と他愛もない約束をする、そんな口調でした。
目が不気味に、細まっていました。きっと笑っていたんですね。
259:本当にあった怖い名無し
09/11/05 19:36:09 29HrObbn0
その瞬間、モニターに人影が映っていることに気づきました。
目の前に生首、背後に人の気配。
私は振り返る事が出来ずに、ただただモニターを凝視するしかありませんでした。
すると、背後の何者かがおもむろに声を発しました。
「大人になるってどういういことだい?二十になればそれで大人か?
それとも夢を捨てることか?」
聞き覚えのある声にびっくりして振り返ると、そこに立っていたのは寺生まれで霊感の強いTさんだったのです。
Tさんはこちらを見ずに、窓の外を眺めていました。
星を探しているように。あるいは何かを思い出しているように。
しばらくTさんに奪われていた視線を元に戻すと、PCの後ろの生首が
いつの間にか消えていました。
なんだかよく分からないけれど、Tさんが助けてくれたようなので
丁寧にお礼を言うと、Tさんは
「俺が大人にしてやろうか?」
などとのたまい、そのまま警察に連れていかれました。
「寺生まれってやっぱりスゴイ」
慣れた様子でパトカーに乗り込むTさんを見て、本当にそう思いました
260:本当にあった怖い名無し
09/11/05 19:44:45 Yi+XrFjoO
Tさんがクマ吉くんで再生された
261:本当にあった怖い名無し
09/11/05 20:28:15 lOhKC3sBO
>>260
誰かと思ってググッたらギャグ漫画日和のよく逮捕される奴か。
一理ある。
262:本当にあった怖い名無し
09/11/05 22:31:37 lq9JR8zDO
社長「今日から我が社に入社することになったマンコさんだ」
社員「ザワザワザワザワザワ…」
社長「じゃあマンコさん。みんなに挨拶して」
マンコ「…く…く波゚ぁ!」
社員「よろしくね!一緒に頑張りましょうね!」
マンコ「く波゚ぁ!」
263:本当にあった怖い名無し
09/11/06 01:53:18 DTO0s9lc0
昔うちの近所に変な自販機があった。
何故か日によってある場所が違い、どこにもない日もあった。
売っているものは「心霊写真」。
10枚位陳列されていて、写りがいいものほど値段が高かった。
漏れは買った事なかったけど。
ある時、ふと興味が湧いてその写真を買ってみようと思った。
夕暮れに染まる例の変な自動販売機。今日はちゃんとある。
小銭を持って何故だかドキドキしながら近づいて行くと、
突然自動販売機が2本の足を生やして立ちあがった!
いや、よく見ると若い男が自動販売機を担いでいたのだった。
「なんだボウズ?今日はもう終わりだぞ」
そう言ってその男はそのまますたすたと歩いて行った。
「また明日な。…破ぁ、こいつを背負って週5で寺との往復はきついぜ。
おまけにさっぱり売れないと来たもんだ。やっぱ寺に持ち込まれた
写真の焼き増しじゃあダメなのかな。
しかし親父の目を盗むのは大変で写真ぐらいしかブツブツ…」
寺生まれっていろいろと大変だな。
後ろ姿を豆粒ぐらいになるまで見送りながら、改めてそう思った。
264:本当にあった怖い名無し
09/11/06 01:58:13 u8UJfOm8O
VIPで自販機が自力で動き回るSS読んだの思い出した
265:本当にあった怖い名無し
09/11/06 02:29:58 WKaJ98WX0
哀愁
266:本当にあった怖い名無し
09/11/09 18:53:16 qLXluR8m0
Tさんに34歳婚活詐欺女を破ァしてもらいたい
267:本当にあった怖い名無し
09/11/10 01:31:06 qAcm6GavO
T「おっとそこまでだ。
男を手玉に取るピザ女、お前には地獄の鬼がお似合いだぜ!!破ぁっ!!!」
268:本当にあった怖い名無し
09/11/10 10:35:52 Ud8/o12S0
Tさんの手が青白く光った。
すると閃光が直径1メートルほどの輪になり回転しながら
あまりのまぶしさに俺は目が
青白い閃光がデブスを貫き肉塊がポップコーンのように飛び散った
269:本当にあった怖い名無し
09/11/10 10:47:08 Ud8/o12S0
スマン訂正します
Tさんの手が青白く光った。
すると閃光が直径1メートルほどの輪になり回転しながらTさんの頭上高くに浮かび上がった
あまりのまぶしさに俺は目がくらんだ
その瞬間、青白い閃光がデブスを貫き肉塊がポップコーンのように飛び散った
「ぎゃぁああぁ」
奇怪な絶叫が響き、都会のビルのあちこちに反響する
野獣のような声だった
女の体からは紫色の煙が立ち上がり
炎につつまれた
270:本当にあった怖い名無し
09/11/13 17:00:12 NOF12C8xO
破ぁ!!
271:本当にあった怖い名無し
09/11/13 17:10:17 zqUaHm6bO
俺「Tー1000初めまして~」
T「破ぁ!!!!!」
俺「ぐはぁΣ( ̄□ ̄)!!!」
272:本当にあった怖い名無し
09/11/13 18:22:10 VSjQ+QNJ0
クリスマス、トムはサンタクロースからのプレゼントを楽しみにしていた。
朝起きるとクリスマスツリーの下にプレゼント箱が3つほどあった。
窓からサンタが中を覗いているのが見える。サンタはニタニタと
笑いながらトムを見ている。トムはニタニタ笑っているサンタを見て少し
不機嫌に思いながらもプレゼントの置いてある所に行った。トムはまず
一つ目のプレゼントを手に取った。サンタは更にニタニタと笑っている。
プレゼントの箱を空けると中から長ズボンが出てきた。トムは少しがっかり
したような表情をしながらも次の箱を手に取った。サンタは腹を抱えて
笑っている。二つ目の箱を開けると中からサッカーボールが出てきた。
トムはますます不機嫌になり、とても腹が立った。
トムは続けて一番大きな最後の箱を開けた。
すると中から自転車が出てきた。サンタは雪の上を転がりまわって笑っている
トムはとうとう耐え切れなくなって泣き出してしまった。
「そこまでだ!」
聞き覚えのある声に振り向くと、そこには寺生まれで霊感の強いTさんの姿が!
「サンタの名を騙るサタンか……だが、もう大丈夫だぜ少年、破ァ!」
Tさんの手から青白い光弾が飛び出し、サンタを消し飛ばした。
「とんだ災難だったな、少年。
あとこれは俺からのプレゼントだ、メリークリスマス」
その言葉を残し、Tさんはどこかへと立ち去って行った。
僕が本当に欲しかったものを残して。
寺生まれってすごい、包茎から脱出した僕の息子を見ながらあらためてそう思った。
273:本当にあった怖い名無し
09/11/14 20:59:22 Tky7aveDO
足
274:本当にあった怖い名無し
09/11/17 18:51:26 mABLzED20
店員「お弁当温めますか?」
男「もう一度触ってみな・・・」
店員「あ、温まっている・・・あれ、お客さん?」
店員「行っちゃったよ、寺生まれってスゴイ」ビクンビクン
275:本当にあった怖い名無し
09/11/17 19:42:31 iVTimfXwO
買わないのか?
276:本当にあった怖い名無し
09/11/19 00:33:26 cDuwtqB90
ある所にとても仲のいい夫婦と彼らの幼い息子の3人家族が住んでいた。
ある時この夫婦が言い争いになって、優しいが短気だった夫は
妻の言い分に激昂し、思わず包丁で妻を刺し殺してしまった。
我に返り青ざめた彼は、台所の床下に穴を掘るとそこに妻の死体を埋めた。
そして息子に「ママは遠いところへ旅に出た」とだけ告げ、近所の人達には
「実家へ帰っている」と嘘をつき、ごまかし通す事にした。
ところがその日からどうも息子の自分を見る目がおかしい。何か言いたそうに
黙ってこちらを見つめてくる。
遂にごまかし切れないと感じたある日、男は食事の席で息子に
「お前に言っておきたい事がある」と言った。
すると男を手で制し、息子がこんなことを聞いてきた。
「パパ、僕もパパに聞きたい事があるんだ。
どうしてパパは、ずっとママをおんぶしているの?」
『愛憎深き故、だ。人間の業なのさ』
「「!?」」
男と息子が振り返ると、ダイニングの入り口に男が立っていた。
あれはそう、寺生まれで霊感の強いTさんだ!
「少年よ、人は、いや漢は時として愛する者を手に掛けて心の中で
血の涙を流すものだ。そう、まるでサウザーやラオウのように…」
男泣きしながら世代的に完全にズレたよく解らない説明を息子にすると
Tさんは男の方に向かって手をかざし「破ァーーー!!」と唱えた。
Tさんの手から青白い光弾のようなものが飛び出し、眩い光の尾を引いて炸裂すると
男を粉みじんに粉砕して跡形もなく消し去った。
「これですべて解決だ。少年よ、幸せにな」
グッとサムアップすると、Tさんはいい笑顔でダイニングの入り口から悠然と去って行った。
あとには(゚Д゚)な顔をした息子と母親の霊だけが残った。
277:本当にあった怖い名無し
09/11/19 07:04:45 UhCtDsuiO
子どもの頃、僕は2階建ての借家にすんでいた。
母親も仕事をしていたので、学校から帰っても自分一人のことが多かった。
ある日、夕方遅く学校から帰ってくると、家の中が暗い。
「おかあさ~ん」と呼ぶと、2階からか小さな声で「はあ~い」と応える声がする。
もういっかい呼ぶとまた「はあ~い」。
自分を呼んでいるような気がして、2階へあがる。
階段をあがったところでまた母を呼ぶと、奥の部屋から「はあ~い」と声がする。
奇妙な胸騒ぎと、いっこくも母に会いたいのとで、奥の部屋へゆっくりと近づいていく。
そのとき、下で玄関を開ける音がする。
母親があわただしく買い物袋をさげて帰ってきた。
「しゅんすけ、帰ってる~?」明るい声で僕を呼んでいる。
僕はすっかり元気を取り戻して、階段を駆け下りていく。
そのとき、ふと奥の部屋に目をやる。
奥のの部屋のドアがキキキとわずかに動いた。
僕は一瞬、ドアのすきまに奇妙なものを見た。
こっちを見ている白い人間の顔だった。
「動くな!!!」
颯爽と謎の人物が白い人間と私の間に躍り出た。
その人は何やらキリストへの祈りの言葉のようなものを唱え、最後に「haaaaaaa!!」と叫けび、M60機関銃をぶっ放した。
すると白い人間はドアもろとも粉々になって消滅した。
僕は恐怖におののきながらもその砕けた様子が硝子細工のように感じられ、
子供心ながらにどきどきしたのであった。
「危なかったな…まさかこんな家に隠れていたとは…奴ら、ベトコンみてえにタチが悪い」
その人は自分のことをTと名乗り、海兵隊上がりのせいで嫌々ながらもこのようなお払いじみたことをしているのだいう。
軍隊上がりってスゴイ、そう思った。
278:本当にあった怖い名無し
09/11/19 07:51:09 yIWtRAvdO
Tさん脱線ぎみw
279:本当にあった怖い名無し
09/11/19 19:35:57 ldIjriSw0
Tさんどこまで行くんだww
280:本当にあった怖い名無し
09/11/20 13:06:03 zmcW9h1uO
戦争は地獄だぜフゥハハハ破ぁーっ!
281:本当にあった怖い名無し
09/11/21 19:45:27 wnBXoHdP0
私が高校生だった頃、隣のクラスに寺生まれで霊感の強い人(通称Tさん)がいて、私は恋心を抱いていた。
一年ほど片想いをしていたが、体育祭の日、Tさんが私に告白をしてきて付き合うことになった。
Tさんは高校でもかなりモテていたが、私みたいな冴えない女と付き合うなんてどうかしてる!と、クラスの人が噂するのをよく耳にした。
私も何度か
『私なんかのどこがいいの?』
と尋ねた。
Tさんは毎回ハニカミながら
『笑顔が好きになった。周りが何を言おうが、俺が好きなんだからいいだろ!』
と言ってくれた。
すごく真っすぐな人だった。
私は昔から自分自身にコンプレックスを持っていた。
『私は不細工で頭も悪い』
それが自分の口癖だった。
Tさんはそんな私に
「でも俺はそんなお前が好きなんだ。自分で悪く言うのはやめろよ。」
と。
私にはとても出来過ぎた人だった。
高校を卒業し、私は電機メーカーに就職、Tさんは大学へ進学した。
Tさんは大学の授業が終わるとしょっちゅう会社の前で私の事を待ってくれていた。
19才のとき、妊娠した。Tさんは周囲の反対(Tさんが大学生だった為)を無視して結婚した。
Tさんは当然、大学を中退。私とTさんの間には元気な女の子が産まれた。
生活費を稼ぐために、Tさんは半年後には実家の寺を継いで家計を助けてくれた。
お金は無かったけど毎日幸せだった。
娘が二歳になって間もなく、Tさんは事故で他界した。邪神と戦った末に相打ちになったそうだ。
私は葬式でも涙が出なかった。Tさんの死を信じられなかった。
282:本当にあった怖い名無し
09/11/21 19:48:21 wnBXoHdP0
それから三年経った。
私は今でもTさんの事を引きずっている。
私なんかと出会わなければTさんは…
私はTさんのお陰で幸せだったけど、Tさんは私のせいで幸せを掴みそこなったんじゃないのか…とか、
生活するために戦いに明け暮れ、Tさんは、Tさんの忘れ形見の娘との会話もあまり無かった。
そのせいか、娘はいつも一人で絵を描いている。
昨日、仕事から帰ると、また娘が何か描いていた。
「それなに?」
愛想なく聞くと娘は
「おとうさん」
と答え、絵を書き続けた。
一瞬、ドキッとした。
「え?おとうさん?…お父さん何してるの?」
と聞き直すと
「今日はオトーサンと神社の境内で遊んだの。」
娘が言った。
私は、娘に聞いた
「どこのお父さん?お友達の?」
娘ははっきりと
「違うよ、灯美(娘)のお父さんだよ。昨日も遊んだの」
と。
娘は続けてこう言った
「美優おとーさん大好き、おとーさんもねぇ、美優とママが大好きなんだよ。」
私は娘を抱き上げ、すぐに神社の境内に走った。
283:本当にあった怖い名無し
09/11/21 19:49:49 wnBXoHdP0
境内に着くと、もちろん、そこにTさんはいなかった。
娘は
「おとーさんはこの神社が大好きなんだって。いつも美優より先に着てるよ。」
その言葉を聞き私は思い出した。この神社は高校時代、よくTさんと立ち寄り、始めてキスしたのもこの公園。
私は、娘の前で号泣した。むせる様に泣いた。
娘はポカーンとしていた。
私は娘を抱きしめ、謝った。
「ごめんね。」と。
Tさんが死んだ事を受け入れられず、多感な年頃の娘の相手もせず、毎日クヨクヨ生きていた自分自身が恥ずかしかった。
Tさんは死んでも、娘の遊び相手になって。
私は死んだTさんにも苦労をかけていた。
284:本当にあった怖い名無し
09/11/21 20:44:24 a8YFUEc1O
(´;ω;`)ウッ
285:本当にあった怖い名無し
09/11/21 21:22:32 8HX6wJvN0
なに、この泣けるTさん・・・・゚・(ノД`)・゚・。
286:本当にあった怖い名無し
09/11/22 14:17:58 gMjcsasc0
邪神とか神社とか細かいツッコミどころを仕込んであるのが憎いw
287:本当にあった怖い名無し
09/11/22 22:18:03 ys3BO/86O
おしゃれイズムにTさんてww
288:本当にあった怖い名無し
09/11/23 00:12:56 ImBNcHf/O
>>287
kwsk
289:本当にあった怖い名無し
09/11/23 12:28:05 oRYWyrB00
ジョバンニは姉と病気の母と、三人で暮らしていました。
父は漁のために北の海に行ったまま消息がわからず、母は病気で家から出られないので
姉とジョバンニは苦しい家計を支えるために、学校に出かける前と帰ってからの朝夕、
毎日のように活版所で活字を拾い、お金を稼ぐ生活をしています。
そのため友だちと遊ぶ時間は無く、学校で勉強が上手くいっていないことや
父が帰ってこないことで、他の子ども達からはよくからかわれていました。
幼なじみのカムパネルラだけは、ジョバンニをからかうことは無かったけれど
仕事が忙しく、もう長い間一緒に遊んでいませんでした。
ある日、母のために牛乳を買いに向かう途中、今日がケンタウル祭りの日である
ことを知ったジョバンニは、カムパネルラを誘って祭りに行こうと思いました。
けれど、街角でばったり会った意地悪な同級生のザネリに辛い言葉を浴びせられ
逃げるようにして町外れの小高い丘に登ったのです。
丘から見える町の灯りは闇の中を、まるで海の底のお宮の景色のようにともり
子ども達の歌う声や口笛、きれぎれの叫び声かすかに聞こえてくるのでした。
しばらく野原の上に寝そべって、遠く星空に思いを馳せていたジョバンニでしたが
ふと気がついてみると、いつの間にか、夜の鉄道の、小さな黄色の電燈のならんだ
車室に、窓から外を見ながら座っていたのです。
290:本当にあった怖い名無し
09/11/23 12:30:31 oRYWyrB00
辺りを見渡すと、ジョバンニのすぐ前の席に、どうも見たことのある子どもが
窓から頭を出して、外を見ているのでした。
それはカムパネルラだったのです。
「ああ、そうだ。僕はカムパネルラと誘い合って旅をしているんだ」
それから、二人で汽車の外から見える天の川の話や汽車の行き先の話をしたていたら、
カムパネルラはポツリと
「誰だって一番善い事をしたら幸いなんだねえ。だから、おっかさんは許して下さると思う」
と言いました。
しばらく汽車が走ると小さな子2人と学生がびしょびしょに濡れながら乗ってきました。
訊けば、氷山にぶつかって沈んだ船に乗っていたと言うのです。
「なんとかして救命ボートにこの子たちを乗せようと思いましたが
ボートまでのところには、まだまだ小さな子ども達や親達がいたのです。
勇気を出して押しのけようかとも思いましたが、そこまでして助けるより
このまま皆で天国に行く方がこの子たちの幸福とも思い、
こうしてこの汽車に乗っているのです」
291:本当にあった怖い名無し
09/11/23 12:32:56 oRYWyrB00
その後も汽車はどんどん進んでいろいろな人と出会い、別れていきました。
汽車はやがて天上の駅に着き、学生と子ども達も降りていき、遂にはカムパネルラと
ジョバンニの2人だけになりました。
ジョバンニはカンパネルラに
「僕たちは、どこまでもどこまでも一緒に行こうね」と言うと
「ああ、きっと行くよ」とカンパネルラは答えました。
でも次の瞬間、カムパネルラは汽車から居なくなり、ジョバンニは夢から覚めました。
夢から覚めたジョバンニは急いで牛乳を受け取りに行き、その後、カンパネルラが船から落ちた
ザネリを助けた後、行方が分からなくなった事を知りました。
カムパネルラがもうひとりで銀河のはずれまで行ってしまったことを感じたジョバンニは
いろいろなことで胸がいっぱいで何も言えず、河原を駆けだしました。
その時です。
「ぷ破ぁっ!!」
ぐったりしたカムパネルラを担いだ、寺生まれのTさんが夜の水面に顔を出したのです。
Tさんはジョバンニにカムパネルラの身体を預けると、やさしい、チェロのような声で話しかけました。
「今回は運良く助かったけど、本当のお別れってのはいつか必ずやってくるんだ。
終着駅は人それぞれ違う。お前はお前の切符をしかっりと持っておくんだよ」
そう言い終わるやいなや、Tさんはジョバンニの手から牛乳を取ると一息に飲み干し、また河に帰っていきました。
帰ってきたカムパネルラと空になった牛乳瓶を見て、ジョバンニは、何とも言えず
うれしいような悲しいような気がするのでした。
292:本当にあった怖い名無し
09/11/23 12:40:51 VDd6Eonv0
ところどころ、「カムパネルラ」が「カンパネルラ」になってるorz
小さい頃に間違って覚えたから、未だにごっちゃになる。
もしまとめに載るようなら直して戴けると幸いです…
293:本当にあった怖い名無し
09/11/23 13:22:37 QVyAIgH80
「しかっり」は直さなくていいのか?
294:本当にあった怖い名無し
09/11/23 19:31:31 XM2X1+0pO
>>288
ゲスト小森純だったんだけど、
元カレの事Tさんつってたww
そんだけ…
295:本当にあった怖い名無し
09/11/23 19:48:41 ImBNcHf/O
>>294
thx、thx
296:本当にあった怖い名無し
09/11/23 19:55:49 XM2X1+0pO
>>295
おk、おk(^p^)g
297:本当にあった怖い名無し
09/11/23 23:42:27 a3MI3BS40
>>291
Tさん、霊的に物事を解決しろよwww
298:本当にあった怖い名無し
09/11/24 14:30:06 LacQOHWYO
チェロのような声で噴いたw
299:本当にあった怖い名無し
09/11/24 20:46:36 NECYni4v0
今年も紅白にヤツが出てくるな…
300:本当にあった怖い名無し
09/11/24 21:48:55 Y1vDd8mTO
あっのっころっは!破ぁ!か…
301:本当にあった怖い名無し
09/11/25 12:13:07 IueggwYd0
Tさんとこの除夜の鐘は鐘の音よりも掛け声の破ァーー!の方がうるさそうだ
302:本当にあった怖い名無し
09/11/26 15:25:44 8vjn7Rkn0
きっと破ァー!!と叫びながら打っているからだ。
・・・青白い光弾で。
303:本当にあった怖い名無し
09/11/27 00:08:27 1J8xncvb0
むしろTさん自身が煩悩の塊っぽいけどなw
304:本当にあった怖い名無し
09/11/27 05:20:57 oieoXoJe0
有り余る煩悩を御してこそ一人前の僧だってばっちゃが言ってた
305:本当にあった怖い名無し
09/12/04 13:09:31 pd/kQj7LO
ほし
306:本当にあった怖い名無し
09/12/05 20:47:13 6k211wch0
の
307:本当にあった怖い名無し
09/12/05 21:01:27 BJGkjOgy0
破ァービー
308:本当にあった怖い名無し
09/12/06 19:27:28 jdwhHazb0
299 本当にあった怖い名無し 2009/09/28(月) 04:45:07 ID:fooGk+L3O
怖い話というか、新しく発見した話を
自分は常々幽霊はいると思っている。っというか広い宇宙、UMA、宇宙人よろしく、まだ確認、発見されてない物なぞ、いくらでもあると考えているからだ。
考えるようになったが正確か。
勿論いまいる空間、空気中にもあるかも知れない
自分の知り合いに寺生まれのT(仮)と言うやつがいる。
彼は日頃からよく、金縛り、ワンピースの女云々、不思議な体験をしていると言っていた。
自分は勿論、彼の語る不思議体験を話半分を聞いていたわけだが…
ある日、彼を含めた知り合い何人かで某滝に行くことになった。
所謂超有名心霊スポット。
季節は秋、深夜2時。
そこに向かう車内、異様なテンションの中で見えると豪語するTにかけられた期待は大きかった。誰も口にはださなかったが。
現地に着くと中々いい雰囲気
かなり肌寒い中、滝の流れる音と草木がすれる音がする。
309:本当にあった怖い名無し
09/12/06 19:28:12 jdwhHazb0
300 本当にあった怖い名無し 2009/09/28(月) 05:04:19 ID:fooGk+L3O
その雰囲気にのまれ全員押し黙っている
「…破っくしょい!」
Tだ。
「風邪でもひいたか?www」
「馬鹿でも風邪ひくのか?ww」
などとみんなTをちゃかす。Tも「あ゛ー」といいながら鼻をすすっている。
それにより若干全員の緊張が緩んだ。
なをも2回、3回とくしゃみをするT。
…4回、5回
中々止まらない
…10回、15回
「おいおい、くしゃみしすぎだろ」
もうかれこれ30分はくしゃみをしている。
結局幽霊も何もみずに帰宅することに。Tのくしゃみは止まらない。
一行はそのまま24時間開いてるファミレスへ入り、今日の感想を言い合う事にする。
別に何もなかったね、などと話していると不意にTが口を開いた。
「いや実際やばかったよ、数えきれないぐらいいっぱいいた。一人ファミレスの入口までついて来てたしw」
310:本当にあった怖い名無し
09/12/06 19:30:27 jdwhHazb0
301 本当にあった怖い名無し 2009/09/28(月) 05:18:08 ID:fooGk+L3O
一同、は?ってなった。
自分「いやいやお前普通だったじゃんw」
T「普通じゃなかったべ?くしゃみいっぱいでたしw」
自分「意味わかんねwくわしく説明しろ!」
T「いや俺幽霊限定なんだけど、近くにいるとくしゃみでるんだよねw」
そういえばファミレスに入ってからはくしゃみをしていない。
しかし俄かには信じられない。
そんな事ってあるのか?と思いながらファミレスをでた瞬間、またTがくしゃみをする。
「まだいたのかー、今日は俺についてくるきだな。うち寺だしまぁいいけどw」
Tは寺についてもまだくしゃみをしていた。
後日Tにあれは本当だったのか聞いてみた。
「うん。なんかアレルギーみたいなものなんだよね。その日の調子によってもかわるけど、大体5m圏内にいるとくしゃみが止まらなくなるw便利だろ?案外幽霊もなんかの物質でできてて、それのアレルギーなのかもなw」
と笑っていた。
311:本当にあった怖い名無し
09/12/07 01:03:02 3/+37f+zO
くしゃみで次々と訳も分からないうちに払われていく霊たちの無念といったら
312:本当にあった怖い名無し
09/12/08 10:09:24 OeIYuQlwO
ないねww
いやでも、何もわからないうちのほうがいいかもしれないねw
313:本当にあった怖い名無し
09/12/09 17:25:52 DYlrpOri0
もう二十年以上も前のことだ。
そのころ僕は、色々と問題を抱えた両親のもとを離れて、Tさんの住む、
田舎の古くて広い家で暮らしていた。
僕は七歳で、Tさんは二十いくつか。ぼくたちは親戚で、それもひどく
遠縁の親戚に当たるのだが、
一緒に暮らしていた―僕が思い出せないころの昔から。
この家には他にも住んでいる人がいた。みんな同じ一族だ。
だが、その人たちは僕らを押さえつけていて、ときには泣かされたりもした
ものだが、僕らの方はだいたいの時、眼中にさえ入れてなかった。
僕らは互いに親友なのだ。Tさんは僕のことを「相棒」と呼ぶのだが、
それは昔、彼の親友だった男の子のことをそう呼んでいたからだ。
その「相棒」の方は、彼がまだ子供だったころに亡くなっていた。
まあ彼は今でも子供みたいなものだが。
何はともあれ、お互い他に友達らしい友達もなく、遊びや勉強、その他の色んなことを
知らない僕らの、一番の楽しみは一年に一度のクリスマスだった。
毎年、十一月の終わりごろのある朝がやってくると、Tさんは台所に立って
「フルーツケーキの季節がきたよ!」と高らかに宣言する。
それから僕らは、懸賞や家の手伝いや、花を売ったりして1年がかりで貯めた
お金をはたき、大量の材料を買い込み、
四日がかりで、31個ものフルーツケーキを焼き上げる。
今まで僕らが出会った人たちや、まだ出会ったことのない人たちのために。
そういった人たちからお返しに送られてくる、一セント葉書や
カリフォルニアやボルネオの消印がついた礼状なんかを見ていると、
僕らはこの空の他には何も見えない台所のずっと彼方にある、
活気に満ちた外の世界に結びつけられたような気持ちになれるのだ。
314:本当にあった怖い名無し
09/12/09 17:26:43 DYlrpOri0
僕らは他のことには滅多にお金を使わなかった。
ただ週に一度、僕が映画を見にいく時以外にはTさんは映画を見た事がなかった。また、見たいとも思わなかった。
「おれはお前の話を聞いてる方がいいんだよ、相棒。
その方が想像をふくらますことができるからね。
それにおれは、あまり目を使い過ぎちゃいけないのさ。
肝心な時に霊や妖気が見えなくなったら困るから。
何より、今見えているものだけでおれはとても充分なんだよ」
待ちに待ったクリスマス。
その年も、僕のTさんへのサプライズプレゼントは手作りの大きな凧だった。
そしてTさんもまた、僕へのプレゼントに立派な凧を作っていてくれたのだ。
ぼくらは朝ご飯も食べず、凧を抱えて近所の牧草地まで走っていく。
それから、クリスマスの広い空に舞い上がった二つの大きな凧を眺めながら
僕らは草の上に横になって蜜柑を食べた。
十二月だというのに太陽の光が暖かく、この上なく幸せな気持ちだ。
Tさんも興奮した様子でぽつりと呟く。
「おれはね、相棒。今日という日を目に焼き付けたまま、
今ここで死んでもかまわないよ」
315:本当にあった怖い名無し
09/12/09 17:29:39 DYlrpOri0
これが僕らがともに過ごした最後のクリスマになった。
人生が僕らの間を裂いてしまう。
わけしり顔の連中が、僕は寄宿舎に入るべきだと決める。
そして軍隊式の獄舎と起床ラッパに支配された冷酷なサマーキャンプを
惨めにたらいまわしにされることになる。
Tさんは一人取り残されて、何をすることもなく台所をうろうろしている。
その後何年かは、11月がくると、彼は独力でフルーツケーキを焼き続ける。
それほど沢山の数ではないけれど、いくつかは焼く。
言うまでもないことだが、僕に「いちばん出来のいいやつ」を送ってくれる。
そしてまた、どの手紙にもちり紙でくるんだ十セント玉が入っている。
「映画を観て、おれにその筋を教えておくれ」
彼はやがて僕と、彼の昔亡くなったもう一人の相棒とを混同し始める。
ベッドから起きあがらない日が増えていく。そして十一月のある朝が訪れる。
木の葉が落ち、鳥の姿も消えた、冬の訪れを告げる朝だ。
しかし彼が起きあがって「フルーツケーキの季節がきたよ!」と
叫ぶことは二度とない。
それからというもの、十二月の特別な日の朝、僕は学校の校庭を歩き、
空に浮かんだ大きな迷い凧を眺めながら「寺生まれってやっぱりすごい」
と、そう思うのだった。
316:本当にあった怖い名無し
09/12/09 20:43:29 TKjV8JGxO
馬鹿やろう……
317:本当にあった怖い名無し
09/12/10 05:08:55 7HPF4skG0
26 :ローカルルール変更議論中@VIP+ :2009/03/24(火) 01:47:20.24 ID:aVKKFp9NO
私の母は昔から体が弱くて、それが理由かは知らないが、
母の作る弁当はお世辞にも華やかとは言えないほど質素で見映えの悪い物ばかりだった。
友達に見られるのが恥ずかしくて、毎日食堂へ行き、お弁当はゴミ箱へ捨てていた。
ある朝母が嬉しそうに「今日は〇〇の大好きな海老入れといたよ」と私に言ってきた。
私は生返事でそのまま学校へ行き、こっそり中身を確認した。
すると確かに海老が入っていたが殻剥きもめちゃくちゃだし、彩りも悪いし、
とても食べられなかった。
家に帰ると母は私に「今日の弁当美味しかった?」としつこく尋ねてきた。
私はその時イライラしていたし、いつもの母の弁当に対する鬱憤も溜っていたので
「破ぁーーーーー!」とついきつく言ってしまった。
そうして、母は光に包まれて消えた。
寺に生まれた事のすごさと、これから待ち受ける戦いの日々を思う。
私は、武者震いを誤魔化すためにタバコをくわえた。
318:本当にあった怖い名無し
09/12/12 15:16:45 GzVAjCls0
225:09/06(土) 00:16 Kd3v2fAOO
静かなマックの店内にて後ろから「シャカシャカシャカバサッッ!」と音がしたら
私の足元にシャカシャカチキン。
3メートル位離れた場所でシャカチシャカチキンの袋のみを持った(゚Д゚)ポカーンの表情のTさん。
更にTさんがポツリと
「これはひどい…」と;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )
477 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/04/02(水) 18:30:52 ID:Kuv8lS+W
>>476
どんだけはりきって振ったのかw
480 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/04/02(水) 19:13:07 ID:M+u6r+Ak
□
(*゚∀゚)彡
□⊂彡
(*゚д゚) ミ●
□⊂彡
(*゚д゚ ) ...●
□⊂
481 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/04/02(水) 19:21:42 ID:WQKpZB6r
>>480
こっちみんなw
319:本当にあった怖い名無し
09/12/13 07:40:19 JFUu9ZMY0
>>318
ワロタ
320:本当にあった怖い名無し
09/12/15 15:42:35 qwElukew0
┌───破ぁ!───┐
│ ↓
- - - - - - - - - - -裏- - - - - - - - - - - -
┌───┐ ┌───┐
│ Tさん ├─除霊→│ 悪霊 │
└───┘ └──┬─┘
↑ │
感謝の気持ち 攻撃
│ ↓
┌─┴────────┐
│ 一般人 │
└─────────┘
321:本当にあった怖い名無し
09/12/15 15:56:12 Dt4wJSOsO
裏ってなんだwww
322:本当にあった怖い名無し
09/12/15 17:17:20 qHflUf0o0
_,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
,r'" `ヽ.
__,,::r'7" ::. ヽ_
゙l | :: ゙) 7
| ヽ`l :: /ノ )
.| ヾミ,l _;;-==ェ;、 ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::) f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ヽ"::::''  ̄´.::;i, i `'' ̄ r';' } | 久々に破ぁ!!
. ゙N l ::. ....:;イ;:' l 、 ,l,フ ノ | こういう無茶を沢山やってた
. |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ. /i l" < のが昔のTさんなんだよな今のTさんは何でも
.| ::゙l ::´~===' '===''` ,il" .|'". | 力でゴリ押しするから困る
.{ ::| 、 :: `::=====::" , il | \________
/ト、 :|. ゙l;: ,i' ,l' ノト、
/ .| \ゝ、゙l;: ,,/;;,ノ;r'" :| \
'" | `''-、`'ー--─'";;-'''" ,| \_
323:本当にあった怖い名無し
09/12/15 23:37:08 J3tCGSYD0
>320
何か「感謝の気持ち」でワロタww
324:本当にあった怖い名無し
09/12/16 01:27:10 LtVJlW5q0
以前、Tさんがデジカメを買って嬉しそうに色々撮ってたけど、そのうちメモリが
いっぱいになったらしくてメカ音痴なTさんは「ねえ、これ写らなくなっちゃっ
たんだけど…」と遠慮気味に相談してきたけど、漏れは面倒くさかったから
「なんだよ、そんなの説明書読めばわかるよ! 忙しいからくだらないこと
で話しかけるなよな!」と罵倒してしまった。
そのTさんが先日亡くなった。
遺品を整理してたら件のデジカメを見つけたので、なんとはなしに撮ったもの
を見てみた。
漏れの背後霊が写っていた。
涙が出た。
325:本当にあった怖い名無し
09/12/17 23:38:37 VnGrC+lK0
>>320
悪霊が何の得もしてないじゃないかw
326:本当にあった怖い名無し
09/12/18 22:30:17 j21i5TVs0
寒い寒い風の吹く、冬の日だった。
お腹がすいて草むらにへたり込んでいた僕に
1匹の猫が声をかけて来た。
「ちいさいな…おまえ、母ちゃんやきょうだいはどうした」
「…わかんない。いつのまにかひとりになってた」
「そうか…。どこか行くあてはあるのか」
「……ううん」
「……」
「……」
「…おい、ちび。包丁はもっているか」
しばらくの沈黙のあと、その猫は僕に言った。
「?」
「もってないのか…なら、これをつかえ」
そう言って彼は、一本の小さい包丁を取り出した。
ちょっと古ぼけてはいたが、それでもきらりと光っていた。
「おれは…もう、つかえないから」
彼は、ちょっと寂しそうにそうつぶやいた。
よく見ると、彼の体はうっすらと透けているように見えた。
「いいか、これからおしえるにんげんのいえへ行け。
そしてこの包丁をだして、今からいうとおりにしゃべるんだ。
しっかりおぼえ「破ァ!!」
声と共にとんできたひかりのたまに彼の姿は掻き消えた。
「しかし、動物霊が刃物を持ち出すかぁ? あぶねえなぁ…」
彼を消した、おおきなにんげんはTさんだった。
「じゃ、あっちに引っ張られないよう、しっかり生きろよ」
Tさんは、僕の頭をぽんぽんと軽くたたくと、去っていった。
もう僕に声をかけてくれる者はだれもいない。
お腹すいた…
327:本当にあった怖い名無し
09/12/19 01:00:07 oezhDhjO0
29 :('A`):05/02/23 02:41:28
TさんがMonday(日曜)をモンデーと発音したとき俺だけ大爆笑して、みんなの冷たい視線を浴びたことあったな
53 :('A`) :05/02/27 03:31:39
>>29
わざわざ日本語訳までつけていただいたのに悪いが、Mondayは月曜だ
328:本当にあった怖い名無し
09/12/20 02:50:55 u2laaCqA0
54 :Temple :05/02/27 04:35:75
>>53 破ぁ!!
55 :('A`) :05/02/27 04:44:41
うわなにをするやm
329:本当にあった怖い名無し
09/12/20 15:25:59 m6+czp/n0
休み時間ヒマだったので、Tさんのパソコンに
「は」→「波」
などを辞書登録しておいた。
幸いまだバレていないようだ
330:本当にあった怖い名無し
09/12/21 13:35:19 yEeK6ysQO
345:12/01(火) 23:37 m3qlzuGsO [sage]
銭湯に行った。あがる前にサウナで一汗かくのが俺の日課だ。
俺が入って1分くらいで、男が1人入って来た。
勝負だ。コイツが出るまで俺は出ない。これも日課だ。
10分経過。相手の男は軽く100キロはありそうなデブだった。
15分経過。滝のような汗を流してるくせに、頑張るじゃないか、デブめ。
18分経過。ついにデブが動いた。今にも倒れそうな程フラフラになりながらサウナを出ていく。
俺の勝ちだ!!俺はサウナルームの真ん中でガッツポーズをとった。
するとその時、出ていこうとしたデブがドアにもたれ掛かるようにして倒れてしまった。
「おい、しっかりしろ!」と言ってそのデブを動かそうとしても重くて、しかも汗で滑って
うまくいかない。このままでは脱水症状でデブも俺も死んでしまう。その時…
「ん、どれどれ。こりゃあ入りすぎで倒れたな。」俺と一緒に入っていた寺生まれのTさんだ。
「Tさん、こいつどかさないと俺ら死んでしまいますよ!」「まあ、そんなに慌てるな。すぐ片付けてやる。破ァァッッ!」
すると、そのデブは空中に浮かび上がり、ドアから離れたのだった!
「すげえ!」
「後は助けを呼んできな。浮かばせたままでデブを運べないことは無いが、かなり疲れるんでな。」
目を覚ますと俺は見慣れない部屋にいた。どこかで見たようなオッサンが覗きこんでくる。
番台にいたオッサンだ。オッサンは言った。「私が点検に行ったら君が倒れてたんだよ。ドアにもたれかかるようにして失神していた」
どうやら熱中症を起こしたらしい。少し頑張り過ぎたか。オッサンはやれやれとばかりに
「君を運ぶのはまったく骨が折れたよ。寺生まれのTさんが君を空中に浮かせてどかせてくれなかったらどうなってたか分からないぞ。今度からは気を付けてくれよ」
俺はオッサンにお礼を言って帰った。寺生まれはすごい。そう思った。
331:本当にあった怖い名無し
09/12/21 14:41:10 /nHt8s110
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< オマエモ破ー
( ) \_________
| | |
(__)_)
332:本当にあった怖い名無し
09/12/22 20:07:57 WndNo9Jb0
Tさん
ぼくは がっこうに いかなくては いけなくなったんだ
Tさん
ぼくらの は!は なんだったのか わかるか
Tさん
きみは たくさんの れいたちを たおしてきた
Tさん
おまえは ぼくのみえないところで にやにや わらってたんだね
Tさん
もう は!は おわりだ ほんとうに おわりだ
Tさん
がっこうにいってくるからさ
Tさん
おまえは すきなひとを は!すればいい
333:本当にあった怖い名無し
09/12/23 09:50:46 G2G+Kh30O
破ぁ?
334:。
09/12/24 12:24:53 kZb3bm7bO
2年ほど前だろうか。僕は彼女に指輪をプレゼントしようと歩きで宝石店に向かっていた。賑やかな通りに出るまで、割と細めの道が続き踏み切りが1つある。
普段は車が多いのだが、やはり特別なものを買うのだから、自分の足で向かいたかった。
踏み切りが目の前に見えてくると、カンカン鳴りはじめたが上機嫌な僕は小走りで駆け抜けようとした。
ガッ!・・・!?突然足に何かが引っ掛かり、転んでしまった。 足元に目をやると両足首が青白い手に捕まれている。
とてつもない力で、とても振りほどけない。まだ電車は見えない。
僕は自由な手を使って向かいで踏切待ちをしている車に向かって必死で手を振った。しかしまるで僕の存在がないものであるかのように気付いてくれない。
今まで数回心霊体験をしたせいで、変に付け狙われる体質になっちまったのか・・・そんなことを心で嘆いている内に左右から電車がやってきた。やはりブレーキをかけるそぶりすらない。
「見えてないのかよ!!」
諦めて死を覚悟した。
すると僕の眼前に大の字に立ちはだかる人が!!寺生まれで霊感の強いTさんだ!上下スウェットのTさんは何か呪文のようなものを小さい声で唱えると両手を左右にビシッと広げ「破っ!」と叫んだ。
すると左右の電車の前に青く光る大きな壁が現れた!僕の足首をつかむ感覚もきえた。壁にぶつかる衝突音もなく電車の勢いがピタリと止まった。するとTさんはため息を吐きながら腰の抜けた僕を抱え上げ、踏切を出た所で再び「破!」と叫んだ。
その途端電車がすごいスピードで通過していった。
「Tさん、なぜここに?」
Tさんは「ダイヤを乱しちまったかな?ハハ」と言いながらジョギングしていった。
その後ろ姿を見て、寺生まれはスゴい。改めてそう思った。
335:本当にあった怖い名無し
09/12/24 12:32:42 Dh6zQTXo0
あの頃は
336:本当にあった怖い名無し
09/12/24 12:40:42 6fnoJoq0O
「ヤツ」の出現まであと一週間…
337:本当にあった怖い名無し
09/12/24 13:41:40 hfTxX7IZO
>>334
こういう正統派はいいな。
338:本当にあった怖い名無し
09/12/24 15:36:39 kZb3bm7bO
>>337
ありがとう!まとめサイト見て笑わせてもらったから、加えてもらえたらと初めて書いてみた
時間は狙ってないよ
339:本当にあった怖い名無し
09/12/25 01:21:29 lo7GPYH50
まとめサイト見てたけど、カムパネルラの命救ったTさんパねえw
340:本当にあった怖い名無し
09/12/25 18:12:46 V0ZM+TimO
まとめサイト管理人の方、乙です。自分のネタが載っていて嬉しかった。
341:本当にあった怖い名無し
09/12/25 22:48:19 8KRlAnBzO
-親子喧嘩-
今回は俺の尊敬する、寺生まれで霊感の強いTさんが冒頭から珍しく登場する。
-二日前-
T「お前さ、俺んち来たことなかったよな?」
俺「はい、何度かお参りには行ってますけど」
T「明日BBQやるから昼に来いよ。それに最近よく憑かれるみたいだから祓いもしてやる」
俺「ありがとうございます、じゃまた明日」
-当日-
俺は約束通りTさんの寺へ向かった。階段を登りきり境内が見えてきた辺りでいきなり人がふっ飛んできた。
この寺生まれで霊感の強いTさんだ!とっさにTさんを抱き止めると
前方からサングラスをかけたコワモテな50台のおじさんが現れた。T「クソ・・親父のやつ」
俺「はいっ!?」
なんとTさんの親父さんだったのだ。親父さんは俺に気付くと
「お客人!BBQちと待ってね!説教してるから!」と言った
父「オラそんなもんか!こいや!」
Tさんは勢いよく走っていく。今までに何度か見た青い光弾が飛びかう。漫画でも見ているようだ
俺なんかに全てを見切れるはずはなかったが、Tさんの放った光弾の1つが親父の頬をかすり、血が流れた
342:本当にあった怖い名無し
09/12/25 22:51:25 8KRlAnBzO
その時だった。大気が震え、大木はざわめき、小鳥が一斉に飛び立ち、親父さんのサングラスが割れた
T「虎を起こしたか・・・」
親父さんは無言のまま首を鳴らす
そして突然叫んだ!!!
「葉ぁっ!」
大木から無数の葉が飛び、Tさんを中心に渦を作る!
「刃いっ!!」
BBQ用の刃物数本がTさん目がけ飛んでいき、シャツの端を貫きTさんごと背後の大木に突き刺さる
身動きが取れなくなったTさんを睨みながら、親父さんは半身になり右の脇腹辺りに両手を構えた
小さな声で呪文か何かを唱えると、親父さんの両手に今まで見たことがない黄金の光弾が見えた
父「破ぁぁぁ・・・」今にもそれが放たれようかとした時
Tさん「参った!」
Tさんの声が響くと、親父さんは構えを解いた。
落ち着いた親父さんに何があったのかを尋ねると、親父さんは
父「イヤ、俺らみたいのは極力人前で力を使っちゃいかんのよ」
「なのにコイツはサーフィンしながら除霊したり、電車を止めたりやりたい放題だから喝を入れたんだよ。すまなかったねお客人」
親父さんはそう言うとやさしい笑顔を初めて見せてくれた。
T「ま、そういうわけだからお前も霊に絡まれないようにしろよな」
俺はそれからお祓いをしてもらったが、2人のバトルでBBQ道具はなくなっていたのは言うまでもない
3人で言ったラーメン屋で、今日起こった信じられない出来事を思い出しながら
寺生まれで片付く話じゃない、そう思った
343:本当にあった怖い名無し
09/12/25 22:55:49 8KRlAnBzO
誤字発見・・・申し訳ないです
344:本当にあった怖い名無し
09/12/26 01:28:55 j+ao6ZxM0
BBQって・・・
肉食うのかよwwwww
345:本当にあった怖い名無し
09/12/26 17:36:13 7U5W6ihpO
これ好きだwww
346:本当にあった怖い名無し
09/12/27 03:15:37 eC9muqkl0
終電が過ぎてしまって困っていた。
「あぁ、どうしよう」そんなことを何度も呟いていた。
ふと気づくと、目の前に黒いスーツを着た男が立っていた。
その男は俺と目が合うと驚いた表情をして俺にこう言った。
「お前さん、この前の・・・」
俺は考えた。見覚えがない人間にそんなこと言われても。
10秒間の沈黙があった。何故か俺はただならぬ危機感を感じていた。
「お前さん、この前の」
男が再びその言葉を口にしたとき、俺は気づいてしまった。
俺はその場を駆け出した。必死に走った。
どこかで「破ァー」という声が聞こえたが、構わず走る。
もう大丈夫だろうと思って後ろを振り向くと男の姿はなかった。
そして、作務衣を着た男が現れて、こう言った。
「大丈夫、あいつは悪霊じゃない。ただの人間だ。
寺生まれの俺が追い払おうとしても、消えなかったのだから」
あの「破ァー」男だ。
俺は呟いた。
「あぁ、どうしよう」
数日後、俺が黒スーツ男に殺されたのは言うまでもない。
結論:寺生まれ男も当てにならない。
347:本当にあった怖い名無し
09/12/31 01:00:27 N+H3sWYaO
俺は久々に嫌な夢を見た
ノコギリを持った男が俺の部屋に立っている・・・
俺は恐怖のあまり動くことが出来ず、ただその男を眺めている。
すると男は突然ノコギリで家の柱を切り出した!
思わず「やめろ!!」と叫ぶ俺
するとゆっくりこちらを振り返る男
その顔は、見るも無残に潰されて顔中に釘が打ち付けてある
「お前もこうなりたいのか?お前もこうなりたいのか?
してやろうか?してやろうか?」
ゆっくり俺に近づく男・・・俺は金縛りにあったように動けず、そして・・・
男のノコギリが俺の顔に・・・
そこで目が覚めた
嫌な夢だ、後味が悪い・・・俺は水を飲もうと立ち上がった
俺の目に飛び込んできたのは、無残にも傷つけられた家の柱!
俺は恐怖で腰を抜かしてしまった、あの男は現実に!!
そして次はホントに俺の顔が刻まれてしまうのではないかと
その日のバイトで、俺は寺生まれで霊感の強いTさんにその夢を相談してみた
しかし、Tさんは「しょせん夢だろ?」と冷たい対応
仕方がなく俺は教会育ちで神父のKさんに相談する事にした
348:本当にあった怖い名無し
09/12/31 01:02:50 N+H3sWYaO
しかしKさんは俺に「大丈夫です、あなたには私と聖なる力が付いています」とだけ言って帰って行った
次の日、不安ながらも朝の早かった俺は床に付いた、そこでまた夢を見た
「つづき、つづき、つづき!つづき!つづき!つづき!」
またあの男だ!!俺は夢の中でKさんの事を信じて必死に恐怖に耐える事しか出来なかった
しかしKさんは一向に現れない・・・男はついに俺にノコギリを振りかざした。
もうおしまいだ!!
そう思った次の瞬間、Kさんが部屋の窓を派手に割って俺の目の前に現れた。
「あいたた…やはり派手なアクションは私向けじゃありませんね」
Kさんに気付いた男は、背を向けた彼の頭目掛けてノコギリを振り下ろした。
「Kさん!危ない!!」
俺がそう叫ぶと、なんとKさんは素手でノコギリを受け止めた。
「神の御加護があらん事を・・・」
Kさんがそう呟くと、男の動きが凍り付いたように静止した
「ア ー メ ン」
Kさんが胸の前で十字を切りながらそう唱えると、男の体はまばゆい光に包まれて跡形も無く吹き飛んだ
Kさんは手に刺さったノコギリを抜いから、血まみれの手を隠すようにしてこちらを向いて微笑んだ。それから俺は夢から目覚めた
その話をTさんに話すと
「全身を吹き飛ばすとは・・・あいつまた強くなりやがったな・・・」Tさんはタバコに火を付けながらそう呟いた。
「困っている人を見捨てるとは、貴方も堕ちたものですね」
どこからともなく現れたKさんがTさんに言った。
「俺だって悪霊払い三昧で忙しいんだよ。それよりお前、その手はどうした?」
「これは・・・料理中にちょっと手を滑らせてしまいまして・・・ね」
寺生まれもスゴイけど、教会育ちもスゴイ、俺は新しい感動を覚えずにはいられなかった。
349:本当にあった怖い名無し
09/12/31 13:33:52 YqKyrvXP0
年の瀬に新キャラ登場かよwww
350:本当にあった怖い名無し
09/12/31 21:31:59 gUjRLmQX0
しかも、早速まとめサイトに追加されてるし!
(管理人さん、乙です!)
351:本当にあった怖い名無し
09/12/31 22:35:05 WmPNayQY0
>>350
URLちょうだい
352:本当にあった怖い名無し
09/12/31 23:26:52 gUjRLmQX0
URLリンク(tsankopike.blog.shinobi.jp)
353:本当にあった怖い名無し
09/12/31 23:48:20 1E63Yjmi0
Tさん、来年もよろしく!
354: 【大吉】 【1911円】
10/01/01 01:20:02 YZz7ghp10
あけおめ!
今年はどんなTさんに会えるでしょうか!
355:本当にあった怖い名無し
10/01/05 05:12:20 Z7k4mQSh0
ルイズ!ルイズ!ルイズ!ルイズぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ルイズルイズルイズぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!ルイズ・フランソワーズたんの桃色ブロンドの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
小説12巻のルイズたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ2期放送されて良かったねルイズたん!あぁあああああ!かわいい!ルイズたん!かわいい!あっああぁああ!
コミック2巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら…
ル イ ズ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ハルケギニアぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のルイズちゃんが僕を見てる?
表紙絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!ルイズちゃんが僕を見てるぞ!挿絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!!
アニメのルイズちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはルイズちゃんがいる!!やったよケティ!!ひとりでできるもん!!!
「破ぁっ!!」
その途端、僕ははっと我に返った。
356:本当にあった怖い名無し
10/01/05 05:14:44 Z7k4mQSh0
僕の手にはコミックが握られており、ルイズたんが笑顔を振りまいていた。
しかし僕は冷静に呟いた。「これは…、絵だ…。」
するとTさんがぼくの肩に手を乗せた。
「さっきのは絵巻物に取り付いて、人の魂を引きこませ、抜け殻にしちまうってぇケチな悪霊さ。
もともとこういう絵には人の心が宿るもんだが、まぁほどほどにするこったな。破っ破っ破」
そう言って、僕が集めたエロラノベをちゃっかり2,3冊持っていったTさんの背中を見て、やっぱり寺生まれはスゴイ、と思った。
357:本当にあった怖い名無し
10/01/05 12:49:10 T3WDfQwT0
Tさんともなると二次元の世界に行ったりもできそうだ
358:本当にあった怖い名無し
10/01/05 20:42:08 AR8fg7rAO
ちょっと転生して寺生まれになってくる
359:本当にあった怖い名無し
10/01/06 22:18:44 iaZUyqlL0 BE:1357265546-2BP(1)
「さあ なけ! ないて ルビーのなみだを ながすんだ!
ごうじょうなやつ! これでもか!」
ピサロ「ロザリー!
き きさまら! ロザリーに なにをしたっ!?」
ロザリー「ピ…サロさ…ま……。 きて…くださったのですね……。
わたしの さいごの わがままを きいてください……。
どうか どうか…… やぼうをすてて この わたしと……。 ぐふっ!」
ピサロ「ロ ロザリー!
…………。
ゆるさんぞ! にんげんどもめ! たとえ わたしが どうなろうとも ひとりのこらず ねだやしに してくれん!」
Tさん「ちょっとまちな!あんた、うらむあいてがまちがってるぜ。それより、そのおじょうさんをみせてみな。」
Tさんはロザリーのしたいにめをやった。
Tさん「ん、ま、これくらいならもんだいないな。ピサロ、すこしはなれてろ・・・はァァァァァァァァーーーーーーッッッ!!」
ロザリーは いきかえった!
Tさん「ひとのふこうをみるとほっとけなくてな・・・よけいなおせわかもしれんが、こうしてやってきたわけだな。」
ピサロ「ザオリクでもロザリーのいのちをとりもどせなかったのに・・・どこのそうりょかぞんじあげないが、かんしゃする。
てらうまれはすごいのだな。」
Tさん「ふふ、まあな。かのじょはだいじにしろよ。それと、こんかいのじけんのくろまくはにんげんじゃないぜ。ゆうしゃ
たちときょうりょくしてかいけつするんだな。あばよ!」
360:1
10/01/11 13:04:44 mu+E9FM10
宵から勢いを増した風は、海獣の飢えに吠ゆるような音をたてて、庫裡、本堂の棟をかすめ、
大地を崩さんばかりの雨は、時々砂礫を投げつけるように戸を叩いた。縁板という縁板、
柱という柱が、啜り泣くような声を発して、家体は宙に浮かんでいるかと思われるほど揺れた。
夏から秋へかけての暴風雨の特徴として、戸内の空気は息詰まるように蒸し暑かった。
その蒸し暑さは一層人の神経をいらだたせて、暴風雨の物凄さを拡大した。
だから、ことし十五になる小坊主の法信が、天井から落ちてくる煤に胆を冷やして、部屋の隅に
ちぢこまっているのも無理はなかった。
「法信!」
隣の部屋から呼んだ和尚の声に、ぴりッと身体をふるわせて、あたかも、恐ろしい夢から覚め
たかのように、彼はその眼を据えた。そうしてしばらくの間、返答することはできなかった。
「法信!」
一層大きな和尚の声が呼んだ。
「は、はい」
「お前、御苦労だが、いつものとおり、本堂の方を見まわって来てくれないか」
言われて彼はぎくりとして身をすくめた。常ならば気楽な二人住まいが、こうした時には
うらめしかった。この恐ろしい暴風雨の時に、どうして一人きり、戸締まりを見に出かけられよう。
「あの、和尚様」
と、彼はやっとのことで、声をしぼり出した。
「なんだ」
「今夜だけは……」
「ははは」
と、和尚の哄笑いする声が聞こえた。
「恐ろしいというのか。よし、それでは、わしもいっしょに行くから、ついて来い」
法信は引きずられるようにして和尚の部屋にはいった。
いつの間に用意したのか、書見していた和尚は、手燭の蝋燭に火を点じて、先に立って本堂の方へ
歩いて行った。五十を越したであろう年輩の、蝋燭の淡い灯によって前下方から照し出された瘠せ顔は
髑髏を思わせるように気味が悪かった。
361:2
10/01/11 13:06:48 mu+E9FM10
本堂にはいると、灯はなびくように揺れて、二人の影は、天井にまで躍り上がった。
空気はどんよりと濁って、あたかも、はてしのない洞穴の中へでも踏みこんだように感ぜられ、
法信は二度と再び、無事では帰れないのではないかという危惧の念をさえ起こすのであった。
正面に安座まします人間大の黒い阿弥陀如来の像は、和尚の差し出した蝋燭の灯に、
一層いかめしく照し出された。和尚が念仏を唱えて、しばらくその前に立ちどまると、金色の仏具は
思い思いに揺れる灯かげを反射した。香炉、燈明皿、燭台、花瓶、木刻金色の蓮華をはじめ、
須弥壇、経机、賽銭箱などの金具が、名の知れぬ昆虫のように輝いて、その数々の仏具の間に、何かしら
恐ろしい怪物、たとえば巨大な蝙蝠が、べったり羽をひろげて隠れているかのように思われ、
法信の股の筋肉は、ひとりでにふるえはじめた。
「恐ろしい風だなあ」
和尚の言葉に法信はどきりとした。
「時に法信」
しばらくの後、和尚は突然あらたまった口調で、法信の方に向き直って言った。
「今夜わしは、阿弥陀様の前で、お前に懺悔をしなければならぬことがある。
幸いこの暴風雨では、誰にきかれる憂いもない。耳をさらえてよく聞いておくれよ」
和尚はその眼をぎろりと輝かして一段声を高めた。
「実はなあ、お前はわしを徳の高い坊主だと思っているかもしれんが、わしは阿弥陀様の前では、
じっとして坐っておれぬくらいの破戒無慚の、犬畜生にも劣る悪人だよ」
「えっ?」
あまりに意外な言葉に法信は思わず叫んで、化石したかのように全身の筋肉をこわばらせ
和尚の顔を穴のあくほどながめた。
「わしはなあ、人を殺した大悪人だ。さあ、驚くのも無理はないが、お前がこの寺に来る前に
雇ってあった良順という小坊主は、あれはわしが殺したのだ」
362:3
10/01/11 13:21:54 mu+E9FM10
「嘘です!嘘です、和尚さま、それは嘘です!どうぞ、そんな恐ろしいことはもう言わないでください」
「いや、本当だよ。阿弥陀様の前で嘘は言わぬ。良順は、表て向きは病気で死んだことになっているが
その実、わしが手をかけて死なせたのだ。それには事情があるのだよ、深い事情があるのだよ。
その事情というのはまことに恥ずかしいことだけれども、これだけはどうしてもお前に聞いてもらわねばならん。
わしは坊主となって四十年、その間、ずいぶん人間の焼けるにおいを嗅いだ。
はじめはあまり心地のよいものではなかったが、だんだん年をとるにしたがって、あのにおいが
たまらなく好きになったのだ。そうしてしまいには、人間の脂肪の焼ける匂いを一日でも嗅がぬ日があると
胸の中が掻きむしりたくなるような、いらいらした気持になって、じっとして坐っていることすらできなくなったのだ。
あさましいことだと思っても、どうにも致し方がない。
魚を焼いても、牛肉を焼いても、その匂いは決してわしを満足させてくれぬ。あの、したまがりの花の毒々しい色を思わせる
ような人肉の焼けるにおいは、とても、ほかのにおいでは真似ができぬ。
お前は、わしがこのあいだ貸してやった雨月物語の青頭巾の話を覚えているだろう。
童児に恋をした坊主が、童児に死なれて悲しさのあまり、その肉を食い尽くし、それからそれに味を覚えて、後には里の人々を
殺しに出たというあの話を。
わしは、ちょうど、あのとおりに人界の鬼となったのだ。そうして、とうとう、そのために、良順を殺すようなことになったのだ。
良順がしばらく病気をしたのを幸いに、わしはひそかに毒をあたえて、首尾よく彼を殺してしまった。
まさか、わしが殺したとは誰も思わないから、ちっとも疑われずに葬式を出した。
しかし、彼が焼かれる前に、彼の肉は、ことごとく、わしのために切りとられたのだ。そうしてそのことは、もとより誰も知るはずがなかったのだ。
それから、わしがその良順の肉をどうしたと思う。さすがにわしもたびたび人を殺すのは厭だから、なるべく長い間、彼の肉の焼けるにおいを嗅ぎたいと
思ったのだよ。そこでいろいろと考えた結果、ふと妙案を思いついたのだ。それはほかでもない、その肉の脂肪から、蝋燭を作ろうと考えたのだ」
363:4
10/01/11 13:23:11 mu+E9FM10
「蝋燭ならば坊主の身として、朝晩それを仏前で燃やしてにおいをかぎ、誰に怪しまれることもない。それに蝋燭にしておけば、かなり長い間楽しむことができる。
こう思って、わしはひそかに手ずから蝋燭を作ったよ。普通の蝋の中へ良順の脂肪をとかしこんで、わしは沢山思いどおりのものを作った。
そうして毎日、わしはもったいなくも、勤行の際に、その蝋燭を燃やして、わしの犬畜生にも劣る慾を満足させておった。時には勤行以外のおりにも
蝋燭を燃やして楽しんだことがある。だが今日まで、仏罰にもあたらず暮らしてきた。思えば恐ろしいことだった。
ところが、法信、わしの作った蝋燭には限りがある。毎日一本ずつ燃やしても一年かかれば三百六十五本なくなる。
だんだん蝋燭がなくなってゆくにつれて、わしは言うに言えぬもどかしさを覚えたよ。
この二、三日、わしはなんともいえぬやるせない心細さを感じてきた。これではなんとかしなければならんと
法信、わしは食べ物も咽喉をとおらぬくらい考え悩んだのだ。
ここにいま燃えているのが、良順の脂肪でつくった蝋燭のおしまいだ。わしは先刻から気が気でないのだ。
法信、わしは良順の代わりがほしくなった。
わしは、法信、お前を殺したくなった」
後ずさりする法信のふるえる腕を、力強く掴み、和尚は続けた。
「逃げようったとてもう駄目だ。この暴風雨は、人を殺すに屈竟の時だ。
泣いたとて、わめいたとて、誰にも聞こえやせん。お前はもう、蛇に見こまれた蛙も同然だ。いさぎよくわしの心を満足させてくれ。
これ、どうかわしの不思議な心をたのしませる蝋燭となってくれ」
364:5
10/01/11 13:28:12 mu+E9FM10
和尚に腕をつかまれた法信は、絶大な恐怖のために、もはや泣き声を立てることすらできず
その場に水飴のようにうずくまってしまった。でも、今が生死のわかれ目と思うと、
その心は最後の頼みの綱を求めて、思わず歎願の言葉となった。
「和尚さま、どうぞ勘弁してくださいませ!
わたしは死にたくありません、どうぞどうぞ、生命をお助けくださいませ」
「ふ、ふ、ふ」
和尚は悪魔の笑いを笑った。その時、暴風雨は一層つよく本堂をゆすぶった。
「これ、この期になって、お前がいくら、なんといっても、わしはもう容赦¥しない。さあ、覚悟をせい!」
こう言ったかと思うと、和尚は腰のあたりに手をやって、ぴかりとするものを取り出した。
「和尚さま、後生です、どうかその刃物だけは、どうか、御免なされてくださいませ! わたしは厭です、殺されては困ります」
この言葉をきくなり、和尚はふり上げた腕をそのまま、静かに下ろした。
「お前はそれほど生命がほしいのか」
「はい」
法信は手を合わせて和尚を拝んだ。
「それでは、お前の生命は助けてやろう。その代わり、わしの言うことをなんでもきくか」
「はい、どんなことでもします」
「きっとだな?」「はい」
「そうならわしの人殺しを手伝ってくれるか」「え?」
「お前を助ければ、その代わりの人を殺さにゃならん。その手伝いをお前はするか」
「そ、そんな恐ろしいこと」「できぬというのか」
「でも」「それならば、いさぎよく殺されるか」
「ああ、和尚さま!」「どうだ」
「ど、どんなことでも致します」「手伝ってくれるか」
「は、はい」「よし、それではこれからすぐに取りかかる」
「え?」「これから人殺しをするのだ」
365:本当にあった怖い名無し
10/01/11 13:55:28 u40zsT6S0
T「ああっ、もうダメッ!!破うあああーーーーっっっ!!!
ぁあ…破ぁ出るっ、破ぁ出ますうっ!!
破ァァッッ!ブボッ!破ァァッッッッッッ!!!!
いやぁぁっ!ぼく、こんなにいっぱい破ぁ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
いやぁぁっ!ぼく、こんなにいっぱいうんこ出してるゥゥッ!
破ァァッッッッッッっっっっ!!!!破ァァッッッッッッォォッッ!!!
ぁあ…破ぁ出るっ、破ぁ出ますうっ!!
破ァァッッッッッッ、破ァァッッッッッッッ、破ァァッッッッッッリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!成仏して、お願いぃぃぃっっっ!!!
破ァァッッッッッッッ!破ァァッッッッッッアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
破ァァッッッッッッアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!アッ、アアッ、除霊ァァァァァァ!!!
ムリムリイッッ!!破ァァッッッッッッッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!破ァァ!!あっ、ああっ、破ァぁぁ!!!成仏してぇっ 」
366:6
10/01/11 13:58:41 mu+E9FM10
「誰を殺すのですか」
法信の問へ返答する代わりに、和尚は殺気に満ちた顔をして、左手で、阿弥陀如来の方を指した。
「それではあの阿弥陀様を?」
「そうではない。あの尊像の後ろには、今、この暴風雨に乗じて、この寺にしのび入った賽銭泥棒がかくれているのだ。
それをお前の身代わりにするのだ。さあ来い」
和尚は立ち上がった。が、法信が立ち上がらぬ前に、そこに異様な光景があらわれた。
阿弥陀如来の後ろから、「破っ!!」という叫び声が聞こえたと同時に、巨大な鼠のような真っ黒な怪物が
青い光弾と共にさッと飛び出したのだ。
法信が、それを覆面の泥棒だと知るには幾秒かの時間を要した。
そしてその幾秒の間に、青い光弾が和尚の右肩を吹き飛ばしていたのだ。
「和尚さま!!」
不思議にもその時恐怖を忘れた法信が、こう叫んで、和尚に駈け寄ると、
和尚はぎゅッと彼の腕を掴み、今までとは似ても似つかぬやさしい顔をして言った。
「法信…勘忍してくれよ。今のわしの話した蝋燭の一件は、あれはわしがとっさの間にこしらえた話だよ。
さっき…わしは阿弥陀様の後ろに、ちらッと動くものを見たので、さては、泥棒がこの暴風雨に乗じて賽銭を盗みに
来たのだと知ったが、うっかりわめいては、先方がどんなことをするかも知れぬと思ったから…
これは策略で追い散らすより外はないと、考えたのだよ…
刀でもふりまわされた日にゃ、二人とも殺されてしまうかもしれないからなあ…」
そう言い残して息絶えた和尚の懐から、ぴかりと光るものが落ちた。
呆然とする法信を余所に、賽銭泥棒はそれを拾い上げて呟いた。
「これは刃物なんかではなく、銀色の扇子だったのか。
成程、恐ろしい時には、物が間違って見える。まんまと騙されたよ」
寺生まれはやっぱり凄い。寺生まれの賽銭泥棒は心からそう思った。
367:本当にあった怖い名無し
10/01/12 07:11:37 cR5nHAdO0
強盗殺人?とでもいうのだろうか・・・汗
368:本当にあった怖い名無し
10/01/13 13:34:26 ZZL77t9lO
死体蝋燭とはまたマニアックなものを・・・
369:本当にあった怖い名無し
10/01/13 17:13:05 4BnL4kcd0
軽くageとくか
370:本当にあった怖い名無し
10/01/13 20:49:02 tcq6dFBA0
破ぁ!
371:Ⅰ
10/01/16 22:04:23 zsesf9t20
Aさんは華のような女性だ。
それも過剰に派手だったり無駄に目立ったりするものではなく、もっと慎ましく
清らかで、ただそこにあるだけで周りを幸せにしてくれる種類の華だ。
この狭くて薄暗くて小汚い教室も、彼女がいれば緩やかで暖かいクリームのような
空気に満たされるのだ。
ところが最近、そのAさんに元気が無い。元々やせ形なのに、更に痩せたように見える。
ゼミも休みがちで、講義中も上の空なことが多い。
彼女はまるで夏の終わりの睡蓮のように、日を増す事に少しずつ萎れていくのだった。
近頃、隣町で若い女性ばかりが襲われるという物騒な事件が多発しているようだし、
彼女の身に何か良くないことがでも起こったのだろうか。
初めのうちはただ心配そうに見ていることしかできなかった僕も、ついには見てられなくなり
なけなしの勇気を振り絞って声をかけることにした。
これを機に親しくなれるかも…という不純な思いも無かったとは言えない。
が、何より僕にとって、彼女の笑顔が見れないということは死活問題なのだ。
「彼が消えちゃったんだ」と彼女は言った。
そりゃそうだ!彼氏くらいいるよなぁ、なんとなく分かってたよ。
…分かってたけどつらいもんはつらい。
それが消えただって?何も言わずに?こんな可愛い娘を残して?
何考えてやがるんだ!無性に腹が立ってきた。
いや、でもそんな甲斐性の無い男、いなくなってよかったよ。
君にそんな悲しい顔させるような奴のことなんか、さっさと忘れた方がいいよ。
などとはとても言えるわけもなくて、訥々と話す彼女の言葉に、相槌を打ち続けることしか
できずにいた。そればかりか、僕は遠慮するAさんを押し切ってまで強引に
「なくしもの探しのエキスパートを紹介する」という約束を取り付けてしまったのだ。
我ながら何たる逆走か。
そんなわけで、僕は久しぶりに寺生まれのTさんに連絡を取ることになったのである。
372:Ⅱ
10/01/16 22:08:47 zsesf9t20
「任せときな、破っと言う間に見つけてやるさ!」
40分遅れで待ち合わせの喫茶店にやってきたTさんは、悪びれる様子もなく
注文したナポリタンを豪快に食べ終えてから、高らかにそう宣言した。
このTさんは寺生まれで霊感が強く、除霊やまじない・霊視などを得意としている
少し変わった先輩だ。
少し変わったトラブルに巻き込まれた時に、男は日本酒一瓶、女は携帯番号を対価
として支払うことで、その類い希な力を貸してくれるというわけだ。
Aさんと、Aさんの番号が書かれたメモ交互に眺めながら、いやらしい顔をしている
Tさんを見ていると、心配事は尽きないが、
とにかく今は彼女の笑顔を取り戻すことが最優先だ。
「あの、そろそろ始めませんか?」と、いつまでもにやけてるTさんを促した。
「うむ、さっさっとやちまうか。頼んでたもの、持ってきてるよね?」
「はい」そう答えてAさんは鞄から数枚の写真と一着のスウェットを取り出して机に置いた。
「彼の写真と、彼が家に泊まりにきた時にいつも着てたものです…これで大丈夫でしょうか?」
おいおい、お泊まりまでしちゃってるのか!そうだよな…付きあってるんだもんな。
写真を見る限り、そんなに男前でもないと思うんだけどなぁ。
などと情けない僻みや嫉みに頭を巡らせている僕をよそにTさんは満足そうに頷いた。
「オーライ、これだけあればばっちりだ。まぁ見てな」
そう言うとTさんは打って変わって真剣な表情になり、机上のスウェットに手をかざし叫んだ。
「映屋ーーーっ!!」
373:Ⅲ
10/01/16 22:13:22 zsesf9t20
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長い沈黙。
どうしたというのか?いつもならすんなり霊視を終わらせて、訊いてもいないことまで
べらべらとまくしたてるTさんが、額に汗を浮かべて固まっている。
僕もAさんもその場から動くことができず、固唾を呑んで見守るしかなかった。
それからどれくらい時間がたったろうか。
ようやく体勢を戻したTさんが煙草に火を付けながら口を開いた。
「すまん。…何も見えん」
「そんな!」僕はソファーから身を乗りだし、声を荒げた。
「どういうことですか!?何も見えないって…」
勇んでTさんを紹介した者として、このまま彼女を手ぶらで帰すわけにはいかない。
しかしTさんは食い下がる僕を遮るように頭を下げた。
「見えんもんは見えん。Aちゃん、申し訳ない」
Tさんに頭を下げられたAさんは、とても恐縮してしまっているし
その余りにも素直な謝りっぷりに、僕ももう何も言えなくなってしまった。
374:Ⅳ
10/01/16 22:18:20 zsesf9t20
何の収穫も無かったにも関わらず、Aさんは丁寧にお礼を言って帰っていった。
本当は駅まで送って行きたかったけれど、こんな状況で道中どんな話をしたらいいのかわからなかったのだ。
「Tさんでも失敗することあるんですね…」
僕はTさんを、そして自分を慰めるように呟いた。が、
Tさんは聞こえているのかいないのか、疲れた顔で紫煙を燻らせているだけだった。
これはTさんにも申し訳ないことをしたかな。それに明日からAさんと会うのがちょっと気まずいよなぁ…。
そんな事をなんとなく考えながら二杯目のコーヒーをすすっていると
Tさんがおもむろに、とんでもない言葉を発した。
「Aちゃんの『彼』な、死んでたわ」
「!!?」僕はコーヒーを吹き出してしまいそうになった。
そういうことだったのか!Tさんにはちゃんと視えていたのだ。悲劇的な結末が。
「…そりゃあ、彼女には言いにくいですよね」
「ん……まあな」と、なんとも歯切れの悪そうに答える思案顔のTさん。
そうなのだ、これを知れば彼女はもっと悲しむ事になる。
既に知ってしまった僕は一体これからどうすればいいのだろうか?どんな顔で彼女に会えばいいのか?
「それじゃ、行くか」僕の逡巡を断ち切るように、Tさんが立ち上がり言った。
いつものような力強さはないけれど、何かを決心したような、よく響く声だ。
「あ、帰ります?…今日はなんか、すいませんでした」
「何言ってんの、お前も来るんだよ」
「え?どこか行くんですか」
まだ頭の整理がついていない僕に、Tさんはまたとんでもない事をさらっと言う。
「え?遺体見に」
375:Ⅴ
10/01/16 22:20:59 zsesf9t20
「ええっ!!今からですか!?って僕も一緒に行くんですか!?」
「当たり前だろ。未発見の死体の場所がわかってるのに、ほっとけないだろうよ。
それにこれはお前が持ってきたヤマだろうが。俺だって本当は気が進まねぇんだよ?
多分もう腐敗始まっちゃってるだろうし。」
腐敗した死体。そんな事を聞かされたら余計に尻込みしてしまう。
でもこの人は、やると決めた事は他人がどれだけ拒んでも必ず実行する男だ。
僕は無駄と知りながらも、一縷の望みを賭けて別の提案をしてみる。
「そ、それならまず警察に連絡した方がいいんじゃないですか?」
「警察に何て説明すんだよ?『○×に死体がある気がするんで捜してみて下さい』
とでも言うのか?何にせよ一度現場には行かなくちゃならんだろ。
それに、タチの悪い自縛霊になってる可能性もあるしな。
経験上、こういうのは早めに対処するに越したことはない」
そう言い終わらないうちに、Tさんはもう僕の鞄を抱えて喫茶店の出口に
向かって歩き出していた。
もう観念するしかない。
僕は残されたレシートを握りしめ、急いでTさんの後を追った。
376:Ⅵ
10/01/16 22:23:31 zsesf9t20
Tさんに連れてこられたのは、僕らの住む街から電車で1時間程度の○×市にある
鬱蒼とした雑木林だった。
そしてその林の奥深く、大きな枯れ杉の下に『彼』は眠っていた。無惨に朽ちかけた姿で。
Tさんによって掘り出された『彼』を見た瞬間、不覚にも、というか案の定というか、
僕は昼に食べたものをすべて土に還してしまった。
そのTさんはといえば、始めの内は顔をしかめて片目だけで発掘作業をしていたものの
今ではもう慣れた様子で死体やその周りをしきりに観察している。
よくやるよ。と思いながらもこわいもの見たさから、もう一度だけ恐る恐る
『彼』の方に目を向けると、土まみれでボロボロの衣服に、かなりの量の
赤黒い染みがついていることに気がついた。
「…これって…血ですか?」
極力平静を装って聞いたつもりだったが、自分の声が震えているのが分かる。
「うん、滅多刺しにされてるよ。ひどいもんだ」
「さ、殺人事件じゃないですか!!」
「まあな。でもそんなもん、こんな人気のない雑木林に埋められてる時点でわかってただろ?」
なんてことだ。彼女の大切な『彼』はただ死んだのではなくて、誰かに殺されて、しかも隠されたのだ!
「それだけじゃない。もっと面倒くさいことになってるぞ」
何がおかしいのかTさんは唇の端を上げ呟いた。
「ここに『こいつ』の霊魂は居ない。…とっくに成仏した、わけないよな。
こんな酷い目にあっといて」
377:Ⅶ
10/01/16 22:27:01 zsesf9t20
「…どいうことです?」
「こういった遺体の場合な、その霊魂は殺された場所か殺した人のところに居る
もんなんだよ。で、ここが殺された場所だ。なのに居ない」
「じゃあ、殺した人のところに行ったんじゃないんですか?」
「それが居なかったんだよ。だからてっきりここに居るのかと思ってた」
「居なかったって、会ったんですか!?Tさんは誰が殺したか分かってるんですか!?」
「まあな。本当何もかも視えてたよ、事件が起きる瞬間もな。寺生まれ舐めんなよ?」
Tさんは少しおどけて「破っ」のポーズをとってみせたが、すぐにまじめな顔に戻って話を続ける。
僕を更に混乱させる。
「それで、近頃この辺を騒がせてる女子大生連続殺人事件、そっちの犯人は多分『こいつ』だわ。
探してるみたいだな、自分を殺した人間を。被害者からしたらとばっちりもいいとこだけど」
「それじゃあ『彼』の霊魂は復讐のために街を彷徨って、自分を殺した人に似た女を殺してるってことですか?
つまり『彼』をこんな目に遭わせたのは、若い女…」
そこまで言って、自分がとても恐ろしい事を言ってしまった気がして口を噤んだ。
これ以上考えてはいけない。何も聞きたくない。でもTさんはそれを許さない。
「お前も流石にもう気づいただろ?誰が『こいつ』を殺したか」
「……見当もつかないです」
「頼むぜ、俺に言わせる気かよ。俺だって本当はこんなこと言いたかないんだ。
今日、俺が霊視してからここに来るまでに会った人物で、尚かつ『こいつ』と関わりのある
若い女性なんて、一人しかいないだろ」
378:Ⅷ
10/01/16 22:30:53 zsesf9t20
「違う!」それは違う。Tさんは間違っている。彼女のはずない。
あんな優しい娘がこんな酷いことをするわけがない!
「もし彼女が犯人なら、言われた通り『彼』の写真や私物を用意するわけないじゃないですか。
偽物を持ってくればよかったんだから!自分の首を絞めるような真似をするなんておかしい!」
「まぁ、俺が本当に霊視出来るなんて思ってなかったんだろうな。
知らない人間い、いきなり霊視してやると言われて、信じる奴の方が珍しいさ」
Tさんは諭すように言って、それからこう締めくくった。
「いや、もしかしたら本当に見つけてほしかったのかもな…」
その後のTさんの行動は迅速そのものだった。
Tさんが一度「破っ!!」と叫ぶと、死体が浮かび上がり、街のどこかを彷徨っていた『彼』の霊魂は消滅し
もう一度「破っ!!」と叫ぶと、死体は警察病院へ、自宅で眠っていたAさんは刑務所へと飛んでいった。
「後半部分は蛇足だったな…この話、もっとコンパクトにまとめられたはずだ」
自分の活躍ぶりを振り返り、反省点まで述べているTさんを見て
寺生まれってやっぱりスゴイ。心からそう思った。
379:本当にあった怖い名無し
10/01/16 22:32:43 ddeja4sWO
飽きんなwwwwwwwwww
380:本当にあった怖い名無し
10/01/16 22:45:17 uwYuaApX0
くそっwwww
最後に持ってきやがったwwwww
381:371
10/01/16 22:56:41 txvXDE4q0
リアルタイムで見てる人がいたとは。
Tさん、いつも最後に出てくるだけだから
早めに登場させようと思ったら収拾つかなくなってしまった。
もう諦めて全部消そうかと思ったけど
土壇場でTさんの「破っ!!」に救われたぜ。
382:本当にあった怖い名無し
10/01/17 22:08:57 lnyH1pfe0
久々に正統派かと思ったらいつも通りじゃねえかwwwwwwww
383:本当にあった怖い名無し
10/01/19 14:39:24 bIiJBSSC0
12月30日
A「最近、Tの奴付き合い悪いんだが…忙しいのか?」
B「なんだA、知らんのか?」
A「何が?」
B「T、最強の宿敵がいるらしくて、そいつの出現までに仕事を片付けたいらしい」
B「そんなに強い相手なんか?」
A「ああ…」
俺達はTの親友だ。奴とは小学校からの付き合いだ。
年末になると、酒かっくらって遊び呆けるんだが…去年辺りから年末は付き合いが悪くなりやがった。
A「その…最強のライバル…って、誰や?お前、知ってんのか?」
B「ああ…お前も知ってるはずだ。だが、教えてもらうより、自分で調べた方が面白いぜ」
Bはクックックッと肩で笑っていた。こいつがこういう笑い方した時は、かなり面白い展開なんだろう。
384:本当にあった怖い名無し
10/01/19 14:42:38 bIiJBSSC0
12月31日
俺は色々調べてみたんだが、イマイチTのライバルってのがわからない。ただ協会生まれのKって奴より凄いらしい。
年越し蕎麦を食いに、Bがやって来た。後ろには疲労困憊のTとKもいた。
A「おいおいT…それにあんたKか?Tから話は聞いてるが…二人共、大丈夫か?」
まさに、精根尽き果てた感じだった。衣服もボロボロ泥だらけ。
T「破…腹減った…早く食わせてくれ…」
俺は素早く年越し蕎麦を作ることにした。
Bがテレビを点ける。年越しはやはり紅白歌合戦だろう。
それを見ながらTが呟いた。
T「これで奴も、手も足も出せまい…」
K「私達が嫌々ながら協力してまで、全国行脚してまで片付けてきたのから、あんな奴に出る幕はない筈です」
KがTに同意していた。ってか、なんでこの二人が協力してんだ?Bの話では、ライバル関係らしいのに。
年越し蕎麦を食い、紅白歌合戦も順調に消化され…遂にその時がきた!
385:本当にあった怖い名無し
10/01/19 14:43:58 bIiJBSSC0
テレビには某巨大女性歌手が登場し、歌い始めた。
W『あの頃は~破っ!』
そのフレーズと共に、手から光弾が放たれ、カメラへと突進してきた!
俺はまさか!と思ったよ。
Tの最強のライバルって…Wなのか!
光弾は、テレビから飛び出し、TとKの肩越しの何かに当たって消えた。
TとKは、勿論目で追っていたさ!
二人とも怒りで震えていた。
T「…くそっ!またやられた!」
K「疲れ切った私達が憑かれていたとは…盲点でした」
T「修行のやり直しか…来年こそ、貴様に負けん!W、覚えてろよ!」
その後、暴飲暴食で暴れまくり我が家を破壊し尽くしたのは言うまでもなく…T生まれとは友達止めた方がいいかもしれん…元旦から壊れた家見て思ったね…
B「…俺、存在感ないんだけと…orz」
386:本当にあった怖い名無し
10/01/19 19:28:39 Q9ShDwPf0
一人暮らしをしている大学生の男がいた
男が住んでいるのはごく普通のアパートだが、たまにおかしなことが起こった。
大学から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がするのだ。
最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた、流石に気味が悪くなってきた男は大学の友人に相談した。
男が「もしかして…ストーカーかな?警察に言うのが一番良いと思うけど…
警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…どうしよ……。」
と困っていると、友人は「…じゃあ大学に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、
もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたらそのテープもって警察に行けば良いじゃん、
不法侵入してるわけだからさすがに警察も動いてくれるだろ。」
と具体的な解決策を提示してくれた、やはり持つべきは友!これは良い案だ!と思った男は
早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま大学へ行った。
大学から帰ってきた男は焦った、久々に部屋に違和感がある、
「これは期待出来る、マジにストーカー写ってるかも…」と思いながらビデオの録画を止め、再生した。
しばらくは何も写らなかった。
しかし夕方になると、知らない寺生まれが包丁を持って部屋に入ってきたのだ。
「…!!!!!!」ビビった男はすぐに友人に電話をかけた、
「ヤッベー!写ってる写ってるストーカー写ってる!!!!」と若干興奮気味に伝え、
それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。
「ゴミ箱漁ってるよぉ…」「今度は服の匂い嗅いでる…キメェ!!」今までコイツは何回も来ていたのかと思うと
男は背筋が凍る思いだった。「これで警察も動いてくれるなぁ」と少しホッとしてると、画面の中の女は押入れに入った。
「うっわ…押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこない……」などと友人と喋っていると、また誰かが部屋に入ってきた。
男は言葉を詰まらせた。
部屋に入って来たのは自分だった。
そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める。
そこでビデオは終わっていた。
387:本当にあった怖い名無し
10/01/20 17:09:04 vndfzIvr0
URLリンク(tera-tsan.net)
URLリンク(tsankopike.blog.shinobi.jp)
URLリンク(signalzigzag.blog59.fc2.com)
(寺生まれのTさんまとめ)
URLリンク(blog.livedoor.jp)
(コピペの中にTさん入れて台無しにするスレまとめ)
URLリンク(waranote.blog76.fc2.com)
URLリンク(narusoku.blog44.fc2.com)
(怖い話をTさんによって解決するスレまとめ)
388:本当にあった怖い名無し
10/01/20 21:24:10 XMHYhT940
386>>なぜ寺生まれと分かったしww
389:本当にあった怖い名無し
10/01/23 17:04:52 Rke/28tr0
これは小さい頃、秋田にある祖母の実家に帰省した時の事である。
年に一度のお盆にしか訪れる事のない祖母の家に着いた僕は、
早速大はしゃぎで兄と外に遊びに行った。
都会とは違い、空気が断然うまい。
僕は、爽やかな風を浴びながら、兄と田んぼの周りを駆け回った。
そして、日が登りきり、真昼に差し掛かった頃、ピタリと風か止んだ。
と思ったら、気持ち悪いぐらいの生緩い風が吹いてきた。
僕は、『ただでさえ暑いのに、何でこんな暖かい風が吹いてくるんだよ!』と、
さっきの爽快感を奪われた事で少し機嫌悪そうに言い放った。
すると、兄は、さっきから別な方向を見ている。
その方向には案山子がある。
『あの案山子がどうしたの?』と兄に聞くと、
兄は『いや、その向こうだ』と言って、ますます目を凝らして見ている。
僕も気になり、田んぼのずっと向こうをジーッと見た。
すると、確かに見える。
何だ…あれは。
遠くからだからよく分からないが、人ぐらいの大きさの白い物体が、くねくねと動いている。
しかも周りには田んぼがあるだけ。
近くに人がいるわけでもない。
390:本当にあった怖い名無し
10/01/23 17:10:38 Rke/28tr0
僕は一瞬奇妙に感じたが、ひとまずこう解釈した。
『あれ、新種の案山子じゃない?きっと!今まで動く案山子なんか無かった
から、農家の人か誰かが考えたんだ!多分さっきから吹いてる風で動いてるんだよ!』
兄は、僕のズバリ的確な解釈に納得した表情だったが、その表情は一瞬で消えた。
風がピタリと止んだのだ。
しかし例の白い物体は相変わらずくねくねと動いている。
兄は『おい…まだ動いてるぞ…あれは一体何なんだ?』と驚いた口調で言い、気になって
しょうがなかったのか、兄は家に戻り、双眼鏡を持って再び現場にきた。
兄は、少々ワクワクした様子で、『最初俺が見てみるから、お前は少し待ってろよー!』と言い、
はりきって双眼鏡を覗いた。
すると、急に兄の顔に変化が生じた。
みるみる真っ青になっていき、冷や汗をだくだく流して、
ついには持ってる双眼鏡を落とした。
391:本当にあった怖い名無し
10/01/23 17:11:27 Rke/28tr0
僕は、兄の変貌ぶりを恐れながらも、兄に聞いてみた。
『何だったの?』
兄はゆっくり答えた。
『わカらナいホうガいイ……』
すでに兄の声では無かった。
兄はそのままヒタヒタと家に戻っていった。
僕は、すぐさま兄を真っ青にしたあの白い物体を見てやろうと
落ちてる双眼鏡を拾い、恐る恐る兄が見ていた方角にレンズを向け、
そして驚愕した。
田んぼの向こうでゆらめくもの、それは白いカッターシャツを着たTさんだったのだ。
あの寺生まれで霊感の強いTさんが、狂ったように笑いながら、くねくね、くねくねと乱舞していたのだ。
人間とは思えない程なめらかな腰使い、がむしゃらながらも確かなキレのあるステップ。
そして満開の笑顔、ほとばしる汗・・・
それは初期衝動としか言いようのない、どんなジャンルにも属さない
オンリーワンのダンススタイル。
なまめまかしく蠢く指の一本一本までもが、何かを表現しているようだ。
夕日というミラーボールに彩られ、人生というダンスホールで
いつまでも踊り続けるTさんを見ながら
寺生まれはやっぱりスゴイ、心からそう思った。
392:本当にあった怖い名無し
10/01/23 17:23:32 9fq4K5jm0
喪主 「これですか、新しい省エネ霊柩車というのは」
Tさん 「はい。さようでございます」
喪主 「どこがいままでと違うんです?」
Tさん 「はい。ホトケさまを焼きながら、そのエネルギーで走るんです」
393:本当にあった怖い名無し
10/01/23 21:00:48 Tqsg07nR0
>>392
普通は燃やす方にエネルギー使うんだが、
それができてしまうのが寺生まれのTさんなんだよな。
394:本当にあった怖い名無し
10/01/25 02:07:21 DOsFJoog0
火葬なんて青白い炎で一瞬で終わりそうだな
395:本当にあった怖い名無し
10/01/27 15:27:42 APwvEOxx0
May 16, 1998
昨日、このしろから逃げ出そとしたけんきゅういんが一人、射さつされた、て はなしだ。
夜、からだ中 かゆい。
胸のにく かきむし たら 肉がくさり落ちやがた。
いったいおれ どうな て
May 19, 1998
やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの、いぬのエサ くう
May 21, 1998
かゆいかゆい スコット きた
ひどいかおなんで ころし
うまかっ です。
May 22, 1998
今日、寺生まれと名乗る男が現れた。
「へっ、Tウィルスってのか。俺もTってんだ。」
なんて言って、奴が光弾を打ってきて、研究所も俺も元通りになっちまった。
JAPANの寺生まれってスゲェ…、俺はそう思ったね。
396:本当にあった怖い名無し
10/01/27 18:35:26 BSVlgZKbO
坂東さんのモノマネのうまい芸人は数人いる。有名所で言えば、コージー冨田や松村邦洋がそれに当たるだろう
俺の好きな芸人にも上手い芸人がいる
年明けによくやるお笑いの生放送を見ていると、彼は出てきた
自衛隊のように整列さ、順番に番号を声に出していくあのネタだ
「どこに坂東エージがいるでしょ~か」
「1、2、3、4、5、6、7」
・・・!!いたいた!7番だ。本当に似てるなぁと笑いかけた瞬間
「破ち」
・・・!?まさか寺生まれのあの人がいるはずがない。あの人は俺がテレビの話題を出すたび
「テレビなんて所詮は点の集合体」と吐いて捨てるほどだからだ
気をせいだと続けて見ていると、なんと坂東さんご本人の登場だ
・・が、どうにも様子がおかしい
顔面蒼白で俯き、ぶつぶつと呟いている。司会や観覧席も静まり返ったが、芸人だけがいち早く駆け寄った。恐らくは気分を害したと心配したのだろう
嫌な予感はしていたが、芸人が走り寄ったその時に事は起こった
突然坂東さんが芸人に向けて腐った生卵をぶつけたのだ
ゆで卵ではない、生卵だ。これは尋常な出来事ではない
慌ててスタッフ数名が押さえつけに駆け寄るが凄まじい剛力で投げ飛ばされていく!柔道の試合であっても、人が数メートルも投げ飛ばされるなどという光景はお目にかかれないはずだ。
すると突然カメラが床のみを映す形になってしまった。どうやら投げ飛ばされたスタッフがカメラにぶつかったようだ。
怯える人々の声、坂東さんの奇声、幾百もの卵が割れる音が耳をつく
坂東さんの表情や剛力、それは霊的な何かかと思い、咄嗟に電話を手に取った
「・・Tさんに!」震える手でリダイヤルを探していた時だった
「ファンでした」
397:本当にあった怖い名無し
10/01/27 19:04:35 BSVlgZKbO
その会場でただ1人、誰かが落ち着いた声を発した。倒れたカメラの端に、下駄を履いた人の足が映り込んだのだ
途端に現場を映すカメラは5カメに切り替わり、全体が映される!
「間違いない!Tさんだ!」
テレビを意識してか「鼻メガネ」を装着してはいるものの、見覚えのある下駄に俺は確信した!
「投げてこいよ」
坂東さんがゆっくりと振り向き、標的はTさん(寺生まれの)に向けられたようだ
一瞬の出来事だった
坂東さんが凄まじい速さで卵を投げつける!
Tさんはすかさず呪文のようなものを唱えると握りこぶしを前に縦に並べて構え、「破ぁっ!」
て叫ぶとT3さんの両手に青く光る棒状の光が!
「破ぁぁああ!」
卵を芯で捉えた瞬間、卵から邪気のような紫の煙が弾け飛ぶ!
次に白い煙をもくもくとあげながら打ち返した瞬間
殻が綺麗に弾け飛んだ!
見事なゆで卵となった打球はホップしながら坂東の口元へうねりながら飛んでいく!
俺「いっけぇぇええ!!」
「・・うまい」
みるみるうちに坂東さんの顔色は良くなり、正気に戻っていく
「ぼかぁ一体・・・」 しかし既にTさんは姿を消していた
番組終了予定まであと数十秒、司会が慌てて謝罪し、番組は終了した
当然その後、鼻メガネの男はインターネットで話題を独占したが、ついにはマスコミまでも見つけることは出来なかったそうだ
俺はそんな「時の人」と知り合いなのを自慢気に思えた
そして何故鼻メガネ?とあの光景を思い出しコーヒーを吹いた
398:本当にあった怖い名無し
10/01/27 19:08:37 BSVlgZKbO
急いでやったので、誤字とかありました・・・すみませんが脳内変換お願いします
399:本当にあった怖い名無し
10/02/03 16:13:13 BV13c/8S0
破age!
400:400
10/02/03 23:52:05 vDTmGL860
400
401:本当にあった怖い名無し
10/02/04 19:00:58 yip/jRl30
まとめに元ネタのリンクも付けてほしいというのはやはり贅沢か。
大体は洒落怖からの改変?
402:本当にあった怖い名無し
10/02/04 19:28:55 wfozHe0Z0
>>401
それは流石に無理じゃないかね。
洒落怖だけならまだしも、他のサイトとかも考えると色々めんどくさいことがありそう。
初期は洒落怖の改変が多かったと思うけど、今はあそこも壊滅状態だしなぁ…。
403:本当にあった怖い名無し
10/02/04 19:37:15 yip/jRl30
やっぱきついか
たまに元ネタが気になるときがあるんだよね。
まぁ文章コピペしてググればいいんだけど。
404:本当にあった怖い名無し
10/02/08 23:02:17 yVpJqR9m0
俺の住んでいる市の街はずれに昔、閉鎖した植物園があった。
当時高校生でDQN入ってた俺は、カッコつける為に彼女と一緒に肝試しに行った。
深夜2時を回る頃、俺と彼女は敷地へ忍び込んだ。
正門は鎖と南京錠でびくともしなかったが、脇にある通用口は既に壊されて度々人の出入りがあるようだ。
ここは個人で運営していた小さな植物園で自宅と併設になっている。
その道では高名な植物学者だか何だかとその奥さんが細々と経営してたらしいが、ある時旦那が
トチ狂って正気の沙汰とは思えない生命工学に走り、いろいろとヤバい研究の果てに
最終的には奥さんを殺して自殺してしまったとか何とか。
そういうわけでこの廃墟は市内では有名な肝試しスポットになっていて、酷い時は何組ものDQNが
中で小競り合いまでしてるという話だ。だがどういう訳か今日は人が立ち入ってる様子はない。
構わず玄関の割れたが明日の隙間から中に入ると、中は手入れの放棄された鬱蒼とした密林になっていた。
「おいおい、たった数年でこんなになるワケ?」
「なんか変な実験してたって話だよね。そのせいじゃない?」
「やっぱ死んだ学者がマッドサイエンティストだったって本当なんじゃん?」
最初は全然怖くなくてハイテンションに話してた俺達だが、次第にそれはわざとらしいカラ元気の
セリフへと変わっていった。周囲の暗闇の中から、明らかに人ではない者の気配を感じる。
だが俺も彼女も解っていてもそれを口にできなかった。言えばそいつ等が飛びかかってくるように思え、
その為に必死で怖くないフリを装ったのだ。
「あっ沼じゃんこれ?」
「わーホントだ!魚でもいるんかな?」
「いそうだよねー、何のために飼ってたんだろう」
「実験の為じゃね?」
「だとしたらここのキ○ガイ学者、半魚人かカッパでも
生み出してたりしてな、ぎゃはは!」
「…!」
言った瞬間俺も彼女もしまった、と思った。周囲の気配が殺気に変わり、それがどんどん強くなっていく。
俺達は精いっぱい強がって軽口を叩くうちについ核心に触れてしまったのだ。
405:本当にあった怖い名無し
10/02/08 23:03:19 yVpJqR9m0
次の瞬間、茂みから数個の影が飛び出し彼女に掴みかかった。
そのまま彼女を抱えあげると、影は彼女の切り裂くような悲鳴と共に走り去った。
気づくと、それとは別の影が俺の前に2体。
漏れ入る月明かりが照らすと、それは紛れもない異形の者、巨大なキノコに顔と手足の付いた化け物、
そしてカッパとしか言いようのない醜いクリーチャーだった。
それだけじゃない、背後の木から大蛇のように鎌首を持持ち上げたあれは、花弁の中心に
牙をもった口のある、最早植物とは呼べない狂気の実験体のなれの果てだった。
声を出す事も逃げる事も出来ずに、瞬く間に壁際に追いつめられた。
人食い花の花弁から生臭い息を吹きかけられ、失禁するとともに俺は死を覚悟した。
「そこまでだ」
不意に後方から人の声、続いて「破あ!」の声と共に突き出した手から赤い炎の弾が飛び出し、
化け物どもを焼き尽くした。
そこには派手な原色の服を着た、ヒゲ面の男が立っていた。
「大丈夫か?ちょっと仕事で立ち寄ったらただならぬ雰囲気を感じてな」
俺は男にすがりつくと、彼女が化け物にさらわれた事を泣きながら訴えた。
「よし解った、お前は早くここを出ろ。俺と弟が必ず助け出してやる。
なあに、この手の化け物には慣れてるんでね」
そう言うと彼は俺の手に何かを握らせた。
「こいつを持って玄関まで走れ。いいか、周囲に化け物がいてもこいつがあれば奴らは
お前には手出しできない。だが効果は数十秒だけだ。だから止まらずに走れ、いいな?」
手に握らされた欠片はまるで星のように輝いていた。俺は泣きながら頷くと、彼にお礼を言って名前を聞いた。
「名乗る程の物じゃない、ただの配管工さ。おっと時間だ」
それだけ言うと、彼は人間業とは思えないような軽やかなジャンプで高い塀を超え、その向こうにある
旗のポールに捉まるとするすると降りて行った。
それに呼応するかのように、空には6発の花火が打ち上がり、
─そしてその明かりの下を見ると、出番を奪われ、唇を噛みしめながら
恨めしそうな顔で涙を流す寺生まれのTさんの姿があった。
406:本当にあった怖い名無し
10/02/08 23:56:08 qo7Si5gH0
_
┷┓(´・ω・) ←Tさん
/ヽ
>
407:本当にあった怖い名無し
10/02/11 21:14:33 CpldMsye0
配管工のMさんwwwwww
ってかこれはwww
408:本当にあった怖い名無し
10/02/11 22:32:18 E1vctO7h0
兄貴一人で来たのか?
409:本当にあった怖い名無し
10/02/12 23:37:13 z17ZXeCQ0
分かると思うけど
さらった奴、キノコみたいな奴=K
河童=N
人食い花=P
渡された物=S
410:本当にあった怖い名無し
10/02/13 09:21:58 0cnYstyD0
小学生のときのこと。
バレンタインデーの日の朝、母親がニッコリと笑いながら、「もしチョコをもらったらこの中に入れて帰りなさい」と言って、紙袋を俺に見せた。
俺は「どうせもらえないからいいよ」と母親に言ったが、「Tちゃん(俺の名前)はカッコいいからたくさんもらえるよ!」と言って自信ありげに俺に紙袋を持たせたので、俺は紙袋を持って登校することにした。
やっぱりチョコは一つももらえなかった。
下校時、俺は母親からもらった紙袋を無駄にしてはいけないと思い、家に帰るまでに道端に落ちていた怨霊を破ぁして、紙袋に入れて帰った。
家に帰り着くと、玄関先で母親が笑顔で出迎えてくれた。俺は「もらえなかったよ」と言って、怨霊の入った紙袋を母親に見せた。
すると母親は、「Tちゃんはエラいね。いつかチョコもらえると思うよ」と言うと、涙をポロポロと流し始めた。
俺もその姿を見て泣いてしまった。
それから約20年が経つ。
俺はいまだにチョコをもらったことがない。
母親は数年前に破ぁした。
411:本当にあった怖い名無し
10/02/13 22:19:07 nnJliAjv0
破ぁっておまwwww
412:本当にあった怖い名無し
10/02/17 12:46:27 7U3zUXWR0
母親すら波ぁしちまうのかよwwwww
413:本当にあった怖い名無し
10/02/17 13:35:37 voQkTsKh0
そろそろ最下層なのでage
414:本当にあった怖い名無し
10/02/22 12:46:37 B2wCYcEHO
捕手
415:1
10/02/27 20:13:28 faj2cxwk0
47 本当にあった怖い名無し [] 2010/02/22(月) 16:53:53 ID:0VeJrv2L0 Be:
昨日の夢です。 場所は小学校の校舎
懐かしい気持ちいっぱいで中を散策していると、
急にチャイムの音が聞こえました。
キーンコーン カーンコーン
ふと廊下の左側にある窓ガラスに映る自分を見てみると、
女の子を肩車している。重さというか肩車をしている感じさえしない
その女の子は黄色い帽子を目深くかぶって、赤いスカートをはいている。
私はまったく恐怖心を感じずそのまま歩く。
歩くたびに窓ガラスに映る女の子が、まるでパラパラ漫画を見るように
上体を動かしていく。どんどん揺れるスピードがはやくなって高速で頭が
ぶれていく。頭がとれるんじゃなかろうかってくらいにブンブン、ブンブンと。
さすがに気持ち悪くなってきて、来た道を戻ろうと、振り返ろうとしたら
両頬をガシっと両手でつかまれ顔を動かす事ができない。
焦りだす私を尻目に ピンポンパンポーン 校内アナウンスが流れた
「次は何町に住むAさん(私の名前)に決まりました。おめでとうございます。
Aさんの頭がなくなるまでもう少しの辛抱ですよ。」
もう訳が分からず私は廊下を進みます。
右手にある教室に明かりがついているので中を覗き見ると子供たちが
楽しそうに大人たちの手足を切り落としているところでした。
のこぎりを引く女の子。ナイフを突き刺し、千切りとろうと悪戦苦闘する
男の子。私は声を出さないよう吐き気を我慢し走り出しました。
416:2
10/02/27 20:16:04 faj2cxwk0
「Aさんの足がなくなりました。」 アナウンスが流れます。
と同時に目の前が明るくなり私は教室の中にいました。
「次はこれだね。」
男の子が呟き私の足にのこぎりをあてます。
もう無我夢中で男の子を突き飛ばした私は教室を飛び出しました。
その途中に、いくつか教室があったのですが見る余裕もなく、
出口であろうと思われる運動場へでる扉を探しました。
必死に走っている途中廊下の窓ガラスに映る私の頭の上には女の子が楽しそうに頭を振り続けています。
「Aさん Aさん 何何町に住むAさん。今は図工の時間ですよ。」
アナウンスが流れました。 必死走る私の10m先に扉が見えます。
片方の扉が開きかけ、外の明かりがみえました。
たすかったぁ 安堵感がこみ上げ私は扉を開けました。
頭頭頭頭頭 子供子供子供子供子供 頭と子供
女の子が大事そうに男の頭を抱きかかえています。
もう一人の子は地面においた頭の上に逆さまになって倒立しています。
おでことおでこをくっつけている男の子もいます。
キーンコーン カーンコーン チャイムが鳴り響きます。
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ
一斉に子供たちが振り返ります。墨色の袈裟を脱ごうとしている、寺生まれのTさんが、そこにはいました。
「袈裟をマジックテープにしてよかったぜ。亡者に引かれずに済んだ」
上半身をあらわにしたTさんは、腕に力をこめると青白い光を発射しました。
「無害な霊を操り、領土を広げるチンケな悪霊め! 破ァ!」
それはカーブを描きながら、放送室に向かっていきます。
「子供に悪い遊びを教えちゃいけないぜ。子供を守るのは大人の役目だ」
放送室が崩壊すると、子供たちはほのかな人魂になって空へ向かいました。
Tさんは、子供の霊に「今時マジックテープかっこわるい」といわれ、「破ァーッ!」と光弾を発していました。
寺生まれってスゴイ。改めて時代遅れだと思いました。