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【ヒキガエル】
ヒキガエルはガマとも呼ばれています。
カエルとしては比較的乾燥に強く、成体になってからは交尾と産卵の時期を除いては基本的に水に入りません。
皮膚の毒腺から、いわゆるガマの油と呼ばれる毒液を出します。
この毒があるためにヒキガエルを捕食する生き物はほとんどいないようです。
ただ 本能的に毒を察知するのではなく 学習で身に付くらしく
ヒキガエルを食べた野犬やタヌキが死亡する例もあるようです。
日本に住む【ニホンヒキガエル】(日本蟇蛙、Bufo japonicus)は、数種の亜種が混在し
人為的な分布の乱れがあります。
行動範囲は狭く、民家の庭等に住みつくこともあり、都会で見かけることも少なくありません。
形態や有毒性から敬遠せず、愛らしい彼らを可愛がってあげましょう。
生息数は減少していますが、害虫を捕食する頼もしい奴らです。