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※『メディア症候群 なぜ日本人は騙されているのか?』
・著 者…西村幸祐
・発行所…総和社
・定 価…1575円(税込)
※朝日 10月6日:抵抗官僚、更迭も辞さず 前原外相、強硬姿勢を誇示
・10月5日に海外特派員協会で行なわれた前原外務大臣の記者会見の模様の記事。
・外務官僚の従来の外交方針とは違った前原外務大臣が「毅然とした方針を貫く」。そういう政治主導を行っているというような記事になっているわけですが、
この記者会見、けっこう長い会見だったんですが、ここにずっと参加していてもし記事を書くのであれば、本当はこのような記事にはならない!
・これも一種の「メディアの情報の作り方」であって、私はこの時、質問をしました。 「貴方は外務大臣として、日本の広報外交の責任者でもある。そういう立場で考えたとき、
「10月2日に行なわれた反尖閣・反中国の都内で行なわれたデモ」が、海外のメディアでは報道されていたにもかかわらず、
日本のメディアでは全く報道されなかったことについて、広報外交の責任者(外務大臣)として、どのように考えますか?」
「これは政府の圧力ではないか?という噂もありますが、どうですか?」と。
・前原外務大臣の答えは、「日本は言論の自由が認められている国であって、各メディアがそれぞれ報道したい事を報道しているんです。」
つまり、勇ましい「政治主導」を外務省の中で貫く姿とは全く逆の、官僚答弁に終始した非常にだらしなくて情けない前原外務大臣の姿しか
感じることは出来なかった!(世界中のメディアの人間は、そういった前原外務大臣の「実態」をおそらく感じ取ったと思います!)
※「10.2尖閣デモ」に関して、
やはり①日本のメディアの勉強不足があるのと同時に②「閉ざされた空間にいる」ということに気が付かない社会部の記者がいっぱい居れば、
こういうデモが行なわれる事にアンテナも張っていないだろうし、たとえ情報が寄せられても、取材に行こうという気にもならない。
その結果、こういうみっともない、世界中のメディアが報道して、しかもサーチナ(Searchina)というシナのネットメディアが何回もちゃんと報道している
という非常に倒錯した現実!