10/09/17 15:50:30 TchRiK76
> 天河1号は6千のインテルのプロセッサーと5千のATIのグラフィックアクセレレータを
使用し、100m2ほどの大きさ、重量155トンになる。理論的には全てのチップがフル稼働
し、1,206.2テラフロップで計算する。これは、世界で第三位の計算速度になる。
#スパコンってこんなにでかいんだっけ?
> しかし。。実際に稼動させると、563.1テラフロップでしか計算できず、要は半分の
能力は生かせていないことが解った。効率レベルは46.7%に過ぎず、中国国内で最も
非効率なスーパーコンピュータであり、当然世界の上位500のスパコン機関の中でも
最悪である。
世界最速のIBMのロードランナーの計算速度は1,105テラフラップで効率性は
75.8%。ドイツのジュゲンは天河より50%早く、効率性は82.3%だ。新華社やCCTVは、
このスパコンの実性能には触れずドイツを抜き、アメリカに迫っているという報道をした。
結局の所、CPUを山ほど入れて最大の物を作っても、チップ間の同期を取る事がで
きなかったという事で、それには技術もアイデアもいるのに、今の中国にはそれが無い。
アメリカやドイツの科学者とは遥かにかけ離れており、天河の性能がそれを示すことに
なった、との中国の科学者のコメントがあります。
政府は大量の資金や人的資源をつぎ込んでスパコンの開発を行っていますが、
ローエンド製品は中国製でも、ハイエンドは全て外国性が使われています。だから、
中国製で高性能のものを使っても需要は無く、中国製スパコンは供給過剰になって
いるのが現状です。上海のスーパーコンピュータセンターにダウニン 5000Aという
中国で2番目に高性能なスパコンが設置されていますが、国産飛行機の風洞実験に
使われるくらいだそうです。
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