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【ニュースの読み方】朝日新聞の中の日韓関係[桜H22/8/25]
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８月２５日の朝日新聞の記事『陛下「韓国と相当なゆかり」』に見られる朝日新聞の歴史認識と、
読者をその価値観に誘導しようとする手法について分析していきます。
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※朝日 8月25日：陛下「韓国と相当なゆかり」
・日本の皇室が日本と韓国の関係を非常に融和的なものとして考えている(？)という見方を提示して、その下の記事で説明をしている。
・日本と韓国の関係が結局(いま問題になっている)「菅談話」に収斂していくような流れ(？)を、この記事は作っている。
・つまり、今上陛下が2001(平成13)年12月23日の天皇誕生日の記者会見で述べられた言葉を引っ張って、
何と「菅談話」にその会見の内容を繋げていく、そういう意図を感じました！これはとんでもない新聞記事だと思います！！
・今上陛下が仰ったのは「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると、続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています。」という言葉。
(これは、翌年に2002年の日韓ワールドカップを控えていた時で、丁度愛子内親王がお生まれになった直後だった。)
・この時、(非常に面白いのは)韓国のメディアが一斉に物凄く反応して、「日本と韓国は繋がってる」「日本の皇室と韓国は繋がってるんだ」と大騒ぎをした。
それで今日に至るまでの9年間、この時の会見の言葉が、何回となく引用されている！
・実は「百済の武寧王の子孫」というのは、もう帰化して何代も経った後の事であって、これをもって小沢一郎がいつも言っているような
「皇室は朝鮮半島からやって来た」とか、そういう歴史的な妄言と結び付ける解説をする人が居るが、とんでもない！！
・むしろ「当時、大和朝廷が百済を支配していた」という学説もあるわけですから、そういう意味では朝鮮半島の南は(前方後円墳も残ってまして)、
まさに、大和朝廷の勢力圏であったという事を逆に伝えている！