10/08/02 23:07:35 goPl9zsR
>>536
サヨクの反米と保守の反米は反米という点で共通している。
しかし似ているようで中身はまったく違う。
これがわからずに保守反米だったプログが民主支持に走るのをいくつかみてきている。
残念な結果であるがプログ主の認識が表面的で保守の深い理解が足らなかったせいである。
反米というか米国に対する態度は保守の間でも温度差があり議論が分かれるところである。
(保守反米と保守親米の対立)
こんなところにも日本の戦後の保守思想の未熟さが表れていて、保守の内輪もめが絶えない。
しかし、戦後本当の保守政権は一度たりとしてできなかったし、世間では保守は右翼として白い目
でみられていたので、しかたない側面もある。
保守思想の深化・成熟はこれからすこしずつすすめていく課題である。
ただあまりゆっくりとしてはいられない。時間はそれほどない。
保守の態度として、反米にも親米にも偏らない。
日本が自前で防衛ができる体制ができるまでは米国の軍事力を必要とする。
経済的にも友好な関係を続けるべきであるが、かといって米国の国益のため
だけに日本が利用されないように心して付き合うべきである。
特アに対しては、経済的に国益にかなうなら、友好な経済関係を続けるべきであるが、
外交的には、妥当な要求なら受け入れるが、理不尽なことには断固としてつっぱね、
言うべきことは主張し引き下がらない。
概して特アにはビジネスライクで深く中には立ち入らない割り切った関係を続けるのがよいだろう。